ここでは実際に映画「華麗なるギャツビー」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
華麗なるギャツビー・・・2つ星
原 題: THE GREAT GATSBY
製作年: 2013
製作国: アメリカ
出演者: レオナルド・ディカプリオ トビー・マグワイア キャリー・マリガン
: ジョエル・エドガートン アイラ・フィッシャー ジェイソン・クラーク
: アデレイド・クレメンス エリザベス・デビッキ アミターブ・バッチャン
: カラン・マッコーリフ ジェマ・ワード
監 督: バズ・ラーマン
製 作: バズ・ラーマン キャサリン・マーティン
脚 本: バズ・ラーマン グレイグ・ピアーズ
原 作: F・スコット・フィッツジェラルド
F・スコット・フィッツジェラルドの1925年の小説『グレート・ギャツビー』を原作としており、バズ・ラーマンが監督・脚本を務めている。出演はレオナルド・ディカプリオ、トビー・マグワイア、キャリー・マリガン、ジョエル・エドガートン、アイラ・フィッシャー、ジェイソン・クラークら豪華キャスト。ニック(トビー・マグワイア)の隣の家には誰もが目を見張るような豪邸が建っていた。しかし主との面識はなく、噂で話を聞くばかりであった。そんなある日、突然パーティーの招待状が届きパーティーに参加するのであったが・・・。
感想/レビュー
CMなどを見ても何が面白そうなのか全くわかりませんでしたが、CMでやるぐらいだからどこか見どころはあるんだろうと思ってみてみた作品です。
率直な感想は、見た時間がもったいなかった、でした。
ただのラブストーリーは自分の肌には合わないことがよくわかりました。
まあただのラブストーリーではありませんでしたが。
いろいろドロドロな感じになっていましたし。
みたい人は止めませんが、あえて時間を割いてみるほどの映画でもなかったです。
出演者にはジャンゴ・繋がれざる者やインセプションなどに出演したレオナルド・ディカプリオ、スパイダーマンシリーズのトビー・マグワイア、ドライヴやSHAMEなどに出演しているキャリー・マリガン、ゼロ・ダーク・サーティなどに出演しているジョエル・エドガートン、グランド・イリュージョンなどに出演しているアイラ・フィッシャー、ホワイトハウス・ダウンなどに出演しているジェイソン・クラーク、サイレントヒル: リベレーション3Dなどに出演しているアデレイド・クレメンスなどが起用されていました。
分かる人にはわかる超豪華俳優陣でしたね。
若手もちらほら出ていましたし、それだけに内容が残念な作品でした。
華麗なるギャツビー予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は謎の大富豪が1人の女性を求めるというもの。
ニック(トビー・マグワイア)にはトム・ブキャナン(ジョエル・エドガートン)という良家のいとこがおり、その妻であるデイジー(キャリー・マリガン)とも仲良くやっていました。
しかし夫婦仲は良くなく、トムには愛人がいる始末。
ニックはトムに無理やり連れられて愛人の元へ行ったこともあった。
そんなある日、連れられて行った先でギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)という男が毎日のようにパーティーを開いていると耳に入ります。
ニックはギャツビーという男が隣に住んでいることは知っていましたが、面識はありませんでした。
するとある日突然ギャツビーからパーティーへの招待状が届きます。
パーティーに参加したニックはいろいろな人に話を聞きますが、誰もギャツビーにあったことはありませんでした。
しかしそんな時、不意に若い男が声をかけてきます。
その男こそがギャツビーでした。
謎だらけの男であるギャツビーにニックは興味を示します。
ギャツビーはニックに明日でかけるから付いてこないかと誘い、ニックは興味深々で付いていきます。
後日、車を運転するギャツビーから自分の経歴について教えてもらいます。
お金持ちの家に生まれたとかオックスフォード大学を出ているとか戦争に参加して英雄になったとか、どれも胡散臭い話でどこからどこまでが真実なのかニックにはわかりませんでした。
目的地に着くとマイヤー・ウルフシャイム(アミターブ・バッチャン)という謎の男が待っており、その男からもギャツビーの経歴について話を聞きます。
それはギャツビー自身が話していたものと全く同じでしたが、ニックには真実であるかどうかわかりませんでした。
その後ギャツビーはニックにデイジーを誘ってお茶会を開いてくれるように頼みます。
実はギャツビーの狙いははじめからデイジーにあったのです。
なんとギャツビーとデイジーは5年も前に1度あっており、2人は愛し合っていました。
しかしギャツビーが戦争に行き、帰ってきたときにはデイジーには婚約者がおり、結婚してしまっていたのです。
ギャツビーはニックを利用し偶然を装ってデイジーとの再会を果たそうとしていたのです。
友の頼みならばとニックはお茶会をセッティングします。
そしてデイジーとギャツビーは再会を果たし、デイジーはギャツビーに溺れていくことになります。
そしてついにギャツビーはトムの元を訪れ、デイジーに自分と生きていくと宣言させようとします。
しかしなかなかその言葉が口にできないデイジーは、その場の空気に耐えきれず街に繰り出そうと提案します。
皆で街へ行った折、ギャツビーはなんとかデイジーにトムと別れて自分と生きていくと言ってくれと頼みますが、デイジーはなかなか口にできません。
そんな時、ギャツビーの経歴を調べていたトムからギャツビーの驚くべき真実が明かされるのです。
それはギャツビーはもともと貧しい家に育ち、今こうしてお金を持っているのはギャングとつるんで悪いことをしているからだと言います。
常に冷静だったギャツビーもこれには感情をあらわにしてしまいます。
その姿を見たデイジーはひどく動揺してしまいます。
その場で解散となった一同は、車で戻ることに。
しかしその途中でギャツビーとデイジーが乗る車で事故が起こってしまいます。
トムの愛人が突然車に飛び出してきて、よけることができずにそのまま轢いてしまったのです。
彼女は即死し、トムの証言から車に乗っていたのはギャツビーであると言ってしまいます。
しかし実際に車を運転していたのはデイジーの方だったのです。
しかしこれが世間に出ることはなく、ギャツビーは愛人の夫に銃で撃たれ殺されてしまいます。
こうしてギャツビーは愛人を殺した犯人とされ、これまでのこともあり死んでから大バッシングを受けることとなります。
しかしニックには全ての真実が分かっていたのです。
ギャツビーの葬式の時、ニックはデイジーに来るように言いますが、結局ギャツビーは誰にも見送られることなく埋葬されてしまうのでした。
こうして全ての真実が伏せられたまま、ギャツビーという男の一生は終わるのでした。
という感じです。
ラブストーリー好きには良いのかもしれませんが、自分にはただ退屈な映画でした。
有名な俳優がたくさん出ていただけに残念な作品でしたね。
よっぽど時間がある方でないとおすすめはできませんが、どーしてもという人はあえて止めません。
見た後で後悔しないようにしてくださいね。
以上が華麗なるギャツビーのあらすじと感想でした。