ここでは実際に映画「ラスト・リベンジ」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ラスト・リベンジの評価・・・2つ星
原 題: Dying of the Light
製作年: 2014年
製作国: アメリカ
出演者: ニコラス・ケイジ アントン・イェルチン アレクサンダー・カリム イレーヌ・ジャコブ
監 督: ポール・シュレイダー
製 作: スコット・クレイトン ゲイリー・A・ハーシュ デヴィッド・グロビック トッド・ウィリアムズ
脚 本: ポール・シュレイダー
ニコラス・ケイジ主演のサスペンス・アクション。引退を勧告された伝説的CIA捜査官が、死んだと思われた仇敵の生存を知り、自らの健康不安と戦いながら復讐へと立ち向かう姿を描く。共演にアントン・イェルチン。監督は「タクシードライバー」「レイジング・ブル」の脚本家ポール・シュレイダー。CIAのベテラン捜査官エヴァン・レイク。現役続投に意欲を見せる彼だったが、上司から引退を勧告されてしまう。そんな時、22年前にレイクを監禁・拷問した憎きテロリスト、モハメド・バニールが生存していることを突き止める。その矢先、レイクは末期的な認知症と診断されてしまう。記憶と健康の不安を抱えながらも、宿敵バニールへの復讐を遂げるべく、彼が潜伏するケニアへと向かうレイクだったが…。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
ニコラス・ケイジはわりと好きな方の俳優なので取りあえず見てみました。
率直な感想は面白くなかったです。
なんだか見ていてせつない気持ちになりました。
ただ27歳という若さでこの世を去ってしまったアントン・イェルチンを見ることができたのはよかったと思います。
今後彼が見れなくなるのは残念でなりませんね。
出演者にはレフト・ビハインドなどに出演しているニコラス・ケイジ、スタートレックシリーズなどに出演している今は亡きアントン・イェルチン、ふたりのベロニカなどに出演しているイレーヌ・ジャコブらが起用されていました。
アントン・イェルチンは好きな俳優だったので非常に残念でしたね。
ラスト・リベンジ予告編動画(これからみようと思っている方に)
*人気がないため日本語字幕が付いている物がない模様
以下からはネタばれになりますので注意してください。
CIAの凄腕エージェントであるエヴァン・レイク(ニコラス・ケイジ)ある任務中にモハメド・バニール(アレクサンダー・カリム)に捕まり拷問を受けるが、決して仲間の情報を漏らすことはなかった。
22年後、エヴァンは数々の賞をもらいCIAでも伝説的な人物となっていたが引退も考える年になっていた。
だがエヴァンは今は死んだとされるモハメド・バニールが今も生きて潜んでいると考え、やり残したことを終えるために現役復帰を願っていた。
だがエヴァンは認知症を患っており、時々感情が抑えられないこともあった。
上官には隠して病院に通っていたもののそれもばれてしまい、CIAのパスも取り上げられてしまう。
そんなエヴァンにミルトン(アントン・イェルチン)だけはこれまでと変わりなく接していた。
ミルトンはある運び屋の持っていたファイルから特殊な薬品のデータが残っているのを見つける。
その薬品とはバニールの父親がかかっていたサラセミアという遺伝性の病気の治療薬であり、その病気はバニールにも遺伝していると思われた。
その薬品を運んでいた男はケニア人であり、バニールもケニア人だったのだ。
これによりバニールがケニアで病気の治療を行うために薬を手配しているのだと考えたエヴァンはCIAをクビになっていながらバニールと決着をつけるためにケニアに飛ぶことに。
情報を持ってきたミルトンはエヴァンの病気のことを知って彼に協力することに。
2人は運び屋に薬を処方していた医者を特定し、ジャーナリストでかつての知り合いであるミシェル・ズバレイン(イレーヌ・ジャコブ)に協力を要請し医者に近づいた。
医者は家族を人質に取られているといい、更に運び屋が消息不明になったことからケニアに来いと言われていると話した。
病院を出た後、バニールの使いが医者に接触してくる。
エヴァンは医者が受け取った旅券などを回収し、ミルトンは使いの男の後を追い、首を切って殺した。
ケニアへのルートを確保したエヴァンは医者になり済ましバニールに近づく作戦を立てる。
ケニアにつくとガイドに連れられエヴァンはバニールのところへ連れて行かれた。
バニールに会うと自分が医者でないことを明かすと、バニールも22年前に拷問を行ったエヴァンであることに気が付く。
エヴァンはいくつかの問答を行うとすっかり弱ってしまったバニールを殺す気にもなれずその場を後にする。
ホテルに戻ったエヴァンはミルトンと散歩を行い今後について話し合っていたが、ここでバニールの部下がやってきて発砲してくる。
ミルトンは銃弾を浴びてしまい、エヴァンは敵を皆殺しにしたのち再びバニールの元へ向かった。
幸いミルトンは命に別条はなかった。
バニールの元へ着いたエヴァンはバニールに殴りかかり、バニールも最後の抵抗を見せるが、結局エヴァンの手によって殺される。
その帰り道、やり残したことに満足したのか病気のせいなのか、エヴァンは対向車に突っ込み命を落とす。
エヴァンの本当のやり残しは何だったのか?
決着は2人の死によってついたのだった。
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・・・という感じです。
非常に短くなってしまいましたが、本当に面白くなかったのでこれで勘弁してください。
ニコラス・ケイジが認知症にかかるって話が何だかとってもリアルで切なかったですね。
まあもう52歳でベテランの域に達しているので仕方ないと言えば仕方ありませんが。
よほど時間が余っている方以外は見るのをお勧めできませんね。
どうしてもアントン・イェルチンが見たいという方だけどうぞ。
まあアントン・イェルチンが見たいならオッド・トーマスとか見た方がいいと思いますけど。
以上がラスト・リベンジの感想とレビューでした。