ここでは実際に映画「ブロークンシティ」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ブロークンシティ・・・2つ星
原 題: BROKEN CITY
製作年: 2012年
製作国: アメリカ
出演者: マーク・ウォールバーグ ラッセル・クロウ キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
: ジェフリー・ライト バリー・ペッパー アロナ・タル
: ナタリー・マルティネス カイル・チャンドラー
監 督: アレン・ヒューズ
製 作: ランドール・エメット
脚 本: ブライアン・タッカー
マーク・ウォールバーグ、ラッセル・クロウ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの豪華共演で贈る政治サスペンス。市長選を巡る巨大な陰謀に巻き込まれた私立探偵の運命を描く。監督はこれまではヒューズ兄弟として「フロム・ヘル」「ザ・ウォーカー」などを手がけ、本作が初の単独演出となるアレン・ヒューズ。市長選を目前に控えたニューヨーク。元刑事の私立探偵ビリー・タガートは現市長のホステラーに呼び出され、妻キャサリンの浮気調査を依頼される。ところが調べを進めると、キャサリンの浮気相手はホステラーの対立候補の選挙参謀アンドリュースと判明する。キャサリンからは単なる浮気調査のはずがないと忠告されるビリーだったが…。 (TSUTAYA online より引用)
感想/レビュー
最近マーク・ウォールバーグがかなりきているので、彼が出演する作品を結構見ています。
今回の作品もその中のひとつです。
共演者も結構豪華だったので期待していたのですが、正直な感想は今一つでした。
盛り上がる場面がなく、終始暗い雰囲気で見ていて疲れました。
加えていろいろな人物の名前が出てきて全てを把握しきれない。
少なくとも私には向いてない映画でした。
出演者にはトランスフォーマー ロストエイジやローン・サバイバーなどに出演しているマーク・ウォールバーグ、ロビン・フッドやレ・ミゼラブルなどに出演しているラッセル・クロウ、オーシャンズ12やREDリターンズなどに出演しているキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ハンガー・ゲーム2などに出演しているジェフリー・ライト、トゥルー・グリットやローン・レンジャーなどに出演しているバリー・ペッパー、この作品が出世作となりそうなアロナ・タル、エンド・オブ・ウォッチなどに出演しているナタリー・マルティネス、ウルフ・オブ・ウォールストリートなどに出演しているカイル・チャンドラーなどが起用されていました。
わかる人にはわかるなかなかの豪華俳優陣ですね。
ブロークンシティ予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
いまいちだったのでわりとはしょって書きますがあしからず。
警官であるビリー・タガート(マーク・ウォールバーグ)はある男の殺害容疑で法廷に出廷していた。
強姦殺人を犯しながら無罪となった男を殺してしまったためである。
しかしビリーのこの行動は正当防衛とみなされ無罪放免となった。
だが裁判が終わってすぐに上司であるコリン・フェアバンクス(ジェフリー・ライト)に呼び出され、その場にはニューヨーク市長のニコラス・ホステラー(ラッセル・クロウ)も同席していた。
用件はビリーに辞職を願い出るものだった。
ビリーは無罪放免になったものの、発言の一部には嘘が含まれており、それを覆す証拠が見つかったというのである。
それが明るみに出ればビリーは間違いなく有罪になってしまうため辞職を勧めたのであった。
ビリーは警官であることをあきらめざるを得なかった。
7年後、ビリーは私立探偵として活動していた。
ただ、支払いを後払いにしていたため未払いが多く、たった一人の従業員であるケイティ(アロナ・タル)にも給料を払えていなかった。
そんな時、ホステラーから連絡が来る。
ビリーに妻の浮気調査を依頼するためであった。
前金で2万5千ドルで成功したら更に2万5千ドルという報酬だったため、ビリーは安請負をしてしまう。
ビリーは早速妻のキャサリン・ホステラー(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)の調査を開始する。
そして度重なる調査の結果、相手は市長選挙で争っているジャック・ヴァリアント(バリー・ペッパー)の右腕であるポール・アンドリュース(カイル・チャンドラー)であることが分かる。
調査を続けるビリーはある時、ホステラーの資金集めのパーティーに呼ばれる。
そこでなんとホステラー夫人に呼び出される。
ホステラー夫人はビリーにこれはただの浮気調査ではないため、手を引くように警告するがビリーは受け入れなかった。
だがこの時ビリーと会っていたことがホステラーにばれてしまい、自分の足を引っ張るようなまねはするなと警告される。
その後、ホステラーに呼び出されたビリーは浮気の裏がとれていなかったため、もう少し待ってほしいとホステラーに頼むが、ホステラーはコレで十分だと言い仕事は終わった。
しかしその夜事件が起きてしまう。
なんとホステラー夫人の浮気相手であるアンドリュースは何者かに殺されてしまうのである。
ただビリーには犯人が分かっていた。
ビリーは再びホステラー夫人に会い、自分をはめたホステラーに復讐することを誓う。
ビリーはなぜアンドリュースが殺されたのかを綿密に調べることに。
ホステラーは市長になるためのマニフェストとして、ボストンビレッジの再開発の案を出していた。
巨大なレジャー施設にするというものだったのだ。
しかしその実態はボストンビレッジを安く買い上げ、表向きは支援者だが裏でつながっている会社に売りさばき、高層タワーを建てる計画だったのである。
アンドリュースはそのことを知っており、それ阻止するためにその計画の証拠となる契約書を手に入れようとしていたのである。
もしこれが手に入ればホステラーが再び市長になるのは不可能だったのである。
アンドリュースはその契約書をホステラーの支援者で、ボストンビレッジを安く買おうとしているサム・ランカスター(グリフィン・ダン)の息子であるトッド・ランカスター(ジェームズ・ランソン)からもらう手筈となっていた。
*サムはホステラーの最大の支援者であるが、息子のトッドは対立相手のヴァリアントの右腕であるアンドリュースの友人で、親子で支援している相手が違ったのである。
何度も危ない橋を渡りながらトッドが契約書を持っていることを突き止めたビリーは、トッドから契約書を受け取りそれを元にホステラーを市長の座から追い落とすことに。
しかしホステラーのもとを訪れたビリーにつきつけられたのは、7年前の自らは無罪となった殺人事件だった。
ビリーは正当防衛で射殺したとなっているが、それを覆す映像が残されていたのである。
ホステラーがビリーに仕事を依頼したのはもしもの時のために、ビリーを脅して証拠を隠滅するためであったのだ。
しかしホステラーの思惑通りにはいかず、ビリーは自らも裁かれる覚悟でホステラーの不正の証拠を明らかにしたのである。
こうして市長の座を巡る争いに幕が閉じられ、ビリーは自らが犯した罪を償うのであった。
という感じです。
なぜビリーが殺人を犯したのかという背景ははしょってますので、興味がある方はご覧になるかコメントください。
お答えしますので。
ただあまりおすすめはしませんが・・・。
以上がブロークンシティのあらすじと感想でした。