ここでは実際に映画「ブレイクアウト」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ブレイクアウト・・・2つ星
原 題: TRESPASS
製作年: 2011年
製作国: アメリカ
出演者: ニコラス・ケイジ ニコール・キッドマン キャム・ギガンデット
: ベン・メンデルソン リアナ・リベラト ジョーダナ・スパイロ
: ダッシュ・ミホク エミリー・ミード ニコ・トルトレッラ
監 督: ジョエル・シューマカー
製 作: アーウィン・ウィンクラー デヴィッド・ウィンクラー レネ・ベッソン
脚 本: カール・ガイジュセク
これが初顔合わせとなるオスカー俳優、ニコラス・ケイジとニコール・キッドマンの豪華共演で贈るサスペンス。監督は「フォーン・ブース」「オペラ座の怪人」のジョエル・シューマカー。妻と反抗期の娘と豪邸に暮らすダイヤモンド・ディーラーのカイル。ある日、武装した強盗一味が家に押し入ってくる。そして妻を助けたければ金庫を開けろとカイルに迫る。しかし、そんな絶体絶命の状況にもかかわらず、なぜか解錠することを頑なに拒み続けるカイルだったが…。 (TSUTAYA online より引用)
感想/レビュー
有名な俳優が出演していたのでなんとなく見てみた作品になります。
率直な感想はいまいちな作品でした。
面白いと感じる部分がほとんどありませんでした。
よっぽど時間がある人なら見てもいいのではないでしょうか。
出演者にはゴースト・ライダーシリーズのニコラス・ケイジ、ペーパーボーイ 真夏の引力などに出演にしているニコール・キッドマン、トワイライトシリーズなどに出演しているキャム・ギガンデット、プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ 宿命やジャッキー・コーガンなどに出演しているベン・メンデルソン、世界にひとつのプレイブックやアイ・アム・レジェンドなどに出演しているダッシュ・ミホクなどが起用されていました。
出演者が少なかったので安上がりな映画だなぁと思いました。
ブレイクアウト予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は豪邸に住む一家の元に強盗が押し寄せるというもの。
カイル(ニコラス・ケイジ)は宝石の取引をする腕利きの営業マンであった。
仕事が成功し妻のサラ(ニコール・キッドマン)と娘のエイヴリー(リアナ・リベラト)とともに豪邸に住んでいた。
しかし最近は妻ともうまくいっておらず、娘も何かと反抗するようになっていた。
エイヴリーは友達のパーティーに参加したかったがカイルとサラから反対されていたため、家のセキュリティーを自分で解除し親に黙ってパーティーへ行ってしまう。
少し経ってカイルの家に警察と名乗る男たちがやってくる。
男たちを招き入れたカイルだったが、その男たちは強盗で家にあるダイヤモンドやお金を狙っていた。
カイルとサラは銃を突きつけられ、死にたくなかったら金庫を開けろと言われる。
しかしカイルはかたくなに金庫を開けるのを拒否した。
そこへパーティーに嫌気がさしてエイヴリーが帰ってくる。
状況が飲み込めていないエイヴリーはすぐにつかまってしまう。
強盗たちはもともと仲間ではないようで、時折仲間内で意見の食い違いが起きてしまう。
しかもなぜか強盗の一人はサラとエイヴリーをかばうようなセリフを言う。
追いつめられたカイルは仕方なく金庫を開けることに。
しかし金庫の中には何も入っていなかった。
さらにカイルは現金も全く持っていないという。
実はカイルはずいぶん前に会社をリストラされており、今は個人的にダイヤモンドの売買の仲介をしているだけであった。
豪邸を建てるのに巨額の資金が必要だったため、会社をクビになっているカイルには残っているのは借金だけだったのだ。
カイルはサラをかばう強盗犯にサラと娘だけは助けてくれと頼む。
その強盗犯は家のセキュリティーシステムを取り付けるために毎日のようにやってきていた従業員であった。
その従業員は精神病を患っており、サラが自分に気があると思い込んでおり、サラに無理やり迫っていたのであった。
しかしサラはその男を拒絶していたものの、無理やりキスされた場面が防犯カメラに写っており、カイルもその映像を見てしまっていたのである。
そのためカイルはサラは強盗犯たちと共犯であると思っていたのである。
サラは確かに犯人の一人を知っていたものの、決して共犯ではなかった。
強盗犯たちはダイヤモンドが家に無いとわかると、他の宝石を探し始めるが宝石は全て偽物であった。
お金に困ったカイルが全て売っていたのである。
金が全くないとわかると強盗犯たちはカイルらを殺そうとする。
しかしここでエイヴリーがお金がある場所を知っていると言いだす。
そこはパーティー会場で見た男の親が持っていた金庫であった。
エイヴリーは強盗犯の一人と車で会場へ向かったが、途中でわざと事故を起こして強盗犯から逃げることに成功する。
そのまま家に戻り家族を助けようとするが、あっけなく捕まってしまう。
カイルが娘を助けようとして強盗犯と争った際に離れにある物置小屋の壁に激突してしまう。
なんとそこから大量のお金が出てきたのである。
カイルはなんとか銀行に差し押さえられないように現金を絶対に見つからない場所に隠していたのである。
カイルは強盗にとられるぐらいならと家に火をつけた。
火はあっという間に燃え広がり、強盗犯もろとも全て燃え去ってしまった。
こうして事件は収束を見たのである。
という感じです。
強盗たちのいかにもできの悪い3流の芝居を見ていると、ホントに残念だと思わざるをえませんでした。
本当に面白くなかったです。
せっかく時間を費やして映画を見るなら他の作品を見ることをおすすめします。
以上ブレイクアウトのあらすじと感想でした。