海外ドラマ「The Musketeers/マスケティアーズ 三銃士」第七話『A Rebellious Woman/美しき反抗者』を見ての評価と感想を書いています。
日本では2016年の4月から「マスケティアーズ パリの四銃士」というタイトルでNHKで放送されています。
ちなみに私が見ているのもNHKで放送されているものです。
マスケティアーズ パリの四銃士では1話~10話までがSeason1で11話~20話までがSeason2となっています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season1 登場人物/キャスト
ダルタニアン → ルーク・パスカリーノ
アトス → トム・バーク
アラミス → サンティアゴ・カブレラ
ポルトス → ハワード・チャールズ
トレヴィル → ヒューゴ・スピアー
リシュリュー枢機卿 → ピーター・カパルディ
ミレディ → メイミー・マッコイ
コンスタンス → タムラ・カリ
ルイ13世 → ライアン・ゲイジ
アンヌ王妃 → アレクサンドラ・ダウリング
女性伯爵ニノンは若い女性の教育に力を注いでいた。ある日、彼女の教え子が、女性が教育を受けられるように王妃に嘆願しようと、国王のパレードに飛び込んで命をおとす。その直後、一緒にパレードにきていた友人も姿を消してしまう。2人ともニノンのサロンに通っていたことから、アトスたちが調査に乗り出す。 (NHK Onlineより引用)
The Musketeers/マスケティアーズ 三銃士 Season1動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason1の第七話『A Rebellious Woman/美しき反抗者』のネタばれになりますので注意してください。
ルイ13世とアンヌ王妃を乗せた馬車が市街地を走ることになり多くの人間が一目見たいと集まった。
その中にはコンスタンスや友達のテレーゼやフルールの姿もあったのだが、何を思ったのかテレーゼが突如馬車に飛び乗ろうとし不幸にも死んでしまったのである。
どうやらアンヌ王妃に書状を渡したかったようでその手には紙が握られていた。
その紙には女性に教育を受けさせる権利を与えてほしいと書いてあった。
コンスタンスはテレーゼがそのようなことをするとは思ってもおらずフルールに知っていたか聞こうとするも彼女はその場から立ち去っていた。
同時刻、セスティーニ神父が知り合いである枢機卿を訪ねてくる。
だが泥棒にあいカバンを取られてしまい、アトス達が後を追うも逃げられてしまう。
神父は鞄はもういいと言い枢機卿に会いに行った。
死んだテレーゼはニノン・ド・ラロック女伯爵の開くサロンでいろいろなことを学んでいた。
ラロック女伯爵は今の時代には珍しく女の教育が必要であると唱える人物であり多くの人間を集めては勉強会を開いていた。
枢機卿に呼び出されたラロック女伯爵はテレーゼが持っていた手紙を書いたのは自分だと言い、アンヌ王妃なら受け取ってくださるだろうと思い書いたのだという。
アンヌ王妃はよきにはからうと約束しその場を後にした。
枢機卿は海軍を刷新するには金が必要だが国庫にはそれがないことを悩んでいた。
そこでラロック女伯爵の財産を巻き上げることを思いつく。
枢機卿はミレディにラロック女伯爵のサロンに潜入できるか尋ね、ラ・シャペル夫人として面識があると答えた。
枢機卿はラロック女伯爵から全財産を巻き上げられるよう策をこうじろとミレディに指示した。
ダルタニアンとポルトスはフルールのことを心配するコンスタンスの元へやってくる。
コンスタンスはフルールとはラロック女伯爵のサロンで知り合ったと説明した。
読み書きを教える程度のサロンならそこらへんにもあるがラロック女伯爵のサロンはギリシャ語、ラテン語、星のことも教えており異常だという。
一方、枢機卿を訪れたセスティーニ神父はフランスがカトリックと対立するプロテスタントのスウェーデンと協定を結ぶことを教皇が不満に思っていると枢機卿に伝える。
ただ教皇は枢機卿のことを自身の後継者候補として目をかけており、セスティーニ神父は教皇からだと言い聖アントニオの膝の骨を渡した。
そのころ、アトス達はトレヴィルからの命令でフルールを探すためにラロック女伯爵のサロンを訪れていた。
アトスは建物の中にフルールがいないか探したいと言ったがラロック女伯爵が許可しない。
だがラロック女伯爵はアトスを気にいったようで、部屋を見せてくれるがどこにもフルールはいない。
ラロック女伯爵はアトスと別れる前に突然キスをしてくる。
どうやら本当にアトスにほれ込んでしまったようである。
アトスはラロック女伯爵と食事をする約束をしサロンを後にした。
その後ラロック女伯爵と合流したアトスは食事に行く前にモルグへ行きテレーゼの遺体を見せた。
この時偶然アトスはセスティーニ神父に強盗を働いた男の遺体も発見し、神父のカバンを見つける。
その後2人は食事に行こうとするが、親衛隊がサロンを家探ししているのを発見する。
必死に止めようとするアトスとアラミスだったが秘密の部屋からフルールが見つかってしまいどうしようもなくなってしまう。
またラロック女伯爵は誘拐の罪で逮捕されてしまう。
枢機卿はセスティーニ神父から次の教皇として期待されていると言われ、実績を残すには異端をあぶり出すのが一番だと言われていた。
そこで枢機卿はラロック女伯爵を魔女裁判にかけることに。
伯爵のことを心配するアラミスはかつて王妃からもらった十字架を神の御加護があるようにと伯爵に渡した。
その後裁判が開かれフルールが証言台に立った。
フルールは学問を教えてもらったこと以外は何もないと言ったが、その次に証言台になったラ・シャペル夫人ことミレディが伯爵を貶める証言をしてしまう。
もちろん全てうそだったがこれは枢機卿の指示だった。
証言をしているのがミレディであることに気が付いたアトスは取り乱し全てうそだと言ったが聞き入れてもらえない。
この証言によりラロック女伯爵は死刑を言い渡されるが、ルイ13世の指示により自ら罪を認めない限り有罪とはしないことになる。
枢機卿はすぐにラロック女伯爵を独房に入れるよう指示したが、ここで枢機卿が突然苦しみ出し倒れてしまう。
アラミスの診断により枢機卿は毒を盛られていることが分かる。
アラミスはすぐに枢機卿に毒を吐きださせたが、助かるかどうかはまだ分からなかった。
その後ラロック女伯爵の牢にミレディがやってくる。
ミレディは罪を認めなければサロンに通っている娘が死ぬことになると伯爵を脅した。
これにより伯爵は罪を認めざるをえなくなり、ラロック女伯爵の火あぶりが決定した。
一方、アトス達はセスティーニ神父のカバンの中身を調べようとモルグに足を運んだ。
アトス達はそこで管理人から犯人たちが死んだ時の様子が枢機卿が倒れた時の症状と同じものだと聞かされる。
アラミスが口を匂ってみると毒の臭いがした。
カバンの中身を確かめると中には毒が入っていたと思われる瓶が見つかった。
今回の毒殺事件の犯人がセスティーニ神父であることが判明し、アトス達は急いで神父を探した。
すると神父は枢機卿の部屋に行き彼を殺そうとする。
枢機卿は神父にナイフで刺される前に隠していたナイフを使って逆に神父を刺した。
そこへ駆けつけたアトス達が神父を銃撃し、なんとか枢機卿は守られた。
そのころ、火あぶりが決定したラロック女伯爵の刑が実行されようとしていた。
アトスは助けた枢機卿に火あぶりにしなくてもラロック女伯爵の財産を巻き上げる方法はあると言い火あぶりをやめるよう嘆願する。
これにより刑は中止になり、わずかな財産を残してラロック女伯爵は国から追放になる。
ラロック女伯爵はアラミスからもらっていた十字架を彼に返し、アトスに別れを告げて国を去って行った。
アラミスは通路で王妃と会い、アラミスに渡した十字架を彼女が持っていたことから彼女を愛しているのかと尋ねてくる。
アラミスは彼女にかごがあるようにと渡しただけだというと、誤解して申し訳ないと言い王妃は去って行った。
どうやら王妃はアラミスのことが忘れられないらしい。
一方、コンスタンスの元にフルールがやってきて、決まっていた結婚を取りやめてもいいと父親が言ってくれたと話した。
フルールはラロック女伯爵が父親を説得したと思っているようだが実はそうではなかった。
コンスタンスが父親を説得したのであり、ダルタニアンだけはそのことに気が付いていた。
ここでダルタニアンはコンスタンスに愛していることを告げ、ついに2人は結ばれることになるのであった。
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アトスの恋愛が描かれるのはちょっと意外な感じでしたね。
アラミスならわかりますが(笑)。
まあそのうちアラミスと王妃の何かしらがあるでしょう。
ついにダルタニアンとコンスタンスも結ばれてしまいましたし、これは亭主とひと悶着ありそうですね。
以上がSeason1の第七話『A Rebellious Woman/美しき反抗者』のあらすじと感想のレビューでした。