海外ドラマ「The Musketeers/マスケティアーズ 三銃士 シーズン2」第六話『Through a Glass Darkly/鏡に映る暗闇』を見ての評価と感想を書いています。
日本では2016年の4月から「マスケティアーズ パリの四銃士」というタイトルでNHKで放送されています。
ちなみに私が見ているのもNHKで放送されているものです。
マスケティアーズ パリの四銃士では1話~10話までがSeason1で11話~20話までがSeason2となっています。
第六話の日本語でのタイトルは「鏡に映る暗闇」となっていますが、NHK版では「選べない選択」となっています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season2 登場人物/キャスト
ダルタニアン → ルーク・パスカリーノ
アトス → トム・バーク
アラミス → サンティアゴ・カブレラ
ポルトス → ハワード・チャールズ
トレヴィル → ヒューゴ・スピアー
ミレディ → メイミー・マッコイ
コンスタンス → タムラ・カリ
ルイ13世 → ライアン・ゲイジ
アンヌ王妃 → アレクサンドラ・ダウリング
ロシュフォール伯爵 → マーク・ウォーレン
評判の天文学者・占星術師であるマルミオンは、古い要塞に日食を観察するための新しい装置を作り、王の一行を招く。銃士隊とロシュフォールが同行するが、そこで誰も予想しえなかった事態が起こる。(NHK Onlineより引用)
The Musketeers/マスケティアーズ 三銃士 Season2動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason2の第六話『Through a Glass Darkly/鏡に映る暗闇』のネタばれになりますので注意してください。
パリに皆既日食が訪れようとしており、国王も今か今かと待ちわびていた。
浮かれ気分の国王は王妃や取り巻き、ミレディなどを連れ出し日食についてウンチクをたれていたが、それは王妃を軽んじるようなものだった。
警護に来ていた銃士隊のアラミスは王妃の扱いに怒りをあらわにし、ミレディが優遇されていることに耐えられないアトスは見るに堪えないと言って隊舎に帰って行った。
その後一行は今話題の天文学者であり占星術師でもあるマルミアオンの館へ行き日食の観察をすることに。
アラミス、ポルトス、ダルタニアン、ロシュフォールが警備を行う中マルミオンの解説を聞きながら日食を観察する国王たち。
だがここで予想だにしない出来事が起こる。
なんとマルミオンが反乱をおこし国王を人質に取りゲームを始めたのである。
警護に来ていた銃士隊もみなつかまってしまい、アラミスは王太子と女性は解放しろと言ったことで窓から突き落とされてしまう。
ダルタニアンとコンスタンスは一緒に縄につながれ、ポルトスとロシュフォールは地下で鎖につながれた。
マルミオンはコインを使って生と死をつかさどるゲームを開始し、コインの表裏によって生き死にを決定した。
マルミオンは王に選択するよう迫るがミレディが代わりに名乗り出て身代わりとなる。
ミレディは死を免れ解放されたが、取り巻きの男は外してしまい殺されてしまう。
ただ王は自分より先に解放されたミレディに不信感をあらわにした。
屋敷の外に出たミレディは急いで銃士隊の隊舎へ行き助けを求めた。
アトスとトレヴィルは急いで隊員を集めてマルミオンの屋敷へ。
一方、窓から突き落とされたアラミスは運よく天幕の上におちていた。
意識を取り戻したアラミスは壁をよじ登り国王たちの救出へ向かった。
屋敷の中ではマルミオンが国王の取り巻きや王妃を別々の場所に幽閉し、今度はどちらかの部屋を選ばせようとしていた。
ダルタニアンは時間を稼ぐためにどうしてこのようなことを行うのか理由を問いただした。
するとマルミオンはかつて自分が住んでいた村でペストが流行し、王の命令で村が封鎖されたことによって病気が治っても飢えで人が死んでいったのだという。
マルミオンの家族も同じように飢えでで死んでいき、その時マルミオンは誰に食事を与えるかを選ばなければならなかったのだという。
マルミオンは国王にも同じように決して選ぶことのできない選択をする苦しみを味あわせたいのだと語った。
マルミオンは国王に部屋の番号を選択させ、選択した部屋の中にいた人間を惨殺した。
その部屋にいたのは王妃たちではなく取り巻きの連中だった。
国王は一時安堵するもののゲームは容赦なく続いて行く。
そのころ、壁をよじ登ったアラミスはマルミオンの部下が部屋の人間を殺しに行くのを目撃していた。
見張りが鍵を持っていることを確認したアラミスは見張りをおびき寄せて気絶させることに成功する。
鍵を手に入れたアラミスは囚われている王妃と王太子、教育係のマルグリットを助け出し急いで宮殿の外へ向かった。
外にはちょうど銃士隊を引き連れたミレディもきており、門の見張りを倒し潜入することに成功していた。
アラミスはアトス達と合流し、王妃たちを外に逃がすことに成功する。
この時ちょうど地下で鎖を解いたポルトスとロシュフォールも合流していた。
屋敷の中ではマルミオンが国王に最後の選択を迫っていた。
だがマルミオンの弟であるロベールはもう十分だと言い逃げるよう進言するがマルミオンは聞こうとしない。
マルミオンはコンスタンスを標的に死ゲームを続け、選択は外れてしまう。
コンスタンスを撃とうとするマルミオンにダルタニアンが代わりに自分を殺せと名乗り出る。
マルミオンはそれも良いだろうと言いダルタニアンを撃つが、やり過ぎだと感じたロベールがダルタニアンをかばい命を落としてしまう。
弟の死を悲しむマルミオンは国王の命をかけた最後の選択を迫ろうとしていた。
ダルタニアンは少しでも時間を稼ぐために国王ではなく全員を殺すか解放するかの選択に変えろと言い、その選択はマルミオン自身で行えと進言。
その結果、選択は全員の死という結果に終わってしまったのだが、ここでようやく銃士隊が助けにやってくる。
銃士隊は瞬く間にその場を制圧するがマルミオンには逃げられてしまう。
マルミオン後はロシュフォールが追い問答無用で命を奪った。
命が助かった国王だったが、先に逃げたミレディや国王の命をないがしろにしようとしたダルタニアンを非難し、マルミオンを殺したロシュフォールだけ英雄扱いした。
なにはともあれ最低限の犠牲で今回の事件は幕を閉じ、コンスタンスを命がけで守ったダルタニアンは再びコンスタンスと結ばれることになる。
アラミスも王妃が無事でいることに安堵し笑顔を見せる。
ただアラミスが身につけている王妃からもらった十字架にロシュフォールが目ざとく気が付いていた。
また今回の事件でミレディは王宮から追放されることになったのだった。
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最近の国王はほんとロシュフォールばかりほめていらいらしてきますね。
今回のミレディに関してはちょっとかわいそうだと思いました。
アラミスと王妃はあんなに堂々と見つめあって、回りの人間にばれそうですけどね。
コンスタンスはついにダルタニアンと一緒に生きていくことを決意。
あのダメ夫が黙っているとは思えませんけど果たしてどうなることやら。
以上がSeason2の第六話『Through a Glass Darkly/鏡に映る暗闇』のあらすじと感想のレビューでした。