海外ドラマ「The Musketeers/マスケティアーズ 三銃士 シーズン2」第八話『The Prodigal Father/父との再会』を見ての評価と感想を書いています。
日本では2016年の4月から「マスケティアーズ パリの四銃士」というタイトルでNHKで放送されています。
ちなみに私が見ているのもNHKで放送されているものです。
マスケティアーズ パリの四銃士では1話~10話までがSeason1で11話~20話までがSeason2となっています。
第八話の日本語でのタイトルは「父との再会」となっていますが、NHK版では「親父の真実」となっています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season2 登場人物/キャスト
ダルタニアン → ルーク・パスカリーノ
アトス → トム・バーク
アラミス → サンティアゴ・カブレラ
ポルトス → ハワード・チャールズ
トレヴィル → ヒューゴ・スピアー
ミレディ → メイミー・マッコイ
コンスタンス → タムラ・カリ
ルイ13世 → ライアン・ゲイジ
アンヌ王妃 → アレクサンドラ・ダウリング
ロシュフォール伯爵 → マーク・ウォーレン
父の正体を明かされたポルトスは、真相を問うため父親であるベルガール侯爵(リアム・カニンガム)会いに行く。王家の警備隊長だった時に前王が暗殺され、トレヴィルたちに裏切られ軍法会議にかけられたのだと主張する。母マリー=セセットはスラム街の広場に捨てられたとポルトスが告げるとベルガールは知っていれば助けたという。 (NHK Onlineより引用)
The Musketeers/マスケティアーズ 三銃士 Season2動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason2の第八話『The Prodigal Father/父との再会』のネタばれになりますので注意してください。
トレヴィルから自分の父親がベルガール侯爵であることを聞いたポルトスはアラミスと共にベルガールの屋敷へと向かった。
すると屋敷の外の敷地内で2人の少女が男に追われているのを発見する。
アラミスが事情を聞くと盗みを働いたため罰を受けているのだという。
一応納得したアラミスもその場は引き下がりポルトスと共に屋敷の中へ。
そこでベルガールに会いポルトスが息子であると話すと2人で話したいと言われアラミスは待つことに。
ベルガールはポルトスに昔は警備隊長をしていたが前国王が暗殺されたことにより軍法会議にかけられ責任を追及され解雇されたと話す。
しかもそうなったのはトレヴィルとフォア将軍のせいだという。
つもり話もあるためポルトスはアラミスと共に夕食に招待されることに。
そのころ、夫を亡くしたコンスタンスは複雑な思いを抱いていた。
ダルタニアンはこれを機に幸せになるべきだと主張するがコンスタンスはまだ割り切れない様子。
そんなコンスタンスにいら立ちを隠せないダルタニアン。
更にルメー医師までもがコンスタンスに思いを寄せていたらしく、突然告白してくる。
ただただ驚くばかりでコンスタンスははっきりと返事をすることができなかった。
一方、夕食に招かれたポルトスはそこで母親違いの妹であるエレアノールとその夫であるレヴェックと会う。
ベルガールは使用人であったポルトスの母マリー・セセットと恋に落ちて密かに結婚したが、ポルトスが生まれた後に父にばれて猛反対されたのだという。
そして父親はトレヴィルとフォアと共謀しポルトスと母親を誘拐し貧民街に置き去りにしてしまったと話す。
居場所を知っていれば探し出したのにと話すベルガール。
その一方で妹夫婦はポルトスに対して良い感情を持っていないようでやたらと噛みついてくる。
侮辱されたポルトスはレヴェックと争いになってしまうが、ポルトスの圧倒的勝利に終わる。
王宮ではミレディが再びロシュフォールに接触していた。
ミレディはロシュフォールがスペインのスパイであることを知っており、それをネタにして脅そうとする。
ロシュフォールはミレディを味方につけていた方が得だと思ったのか、アラミスと王妃の仲を探るよう指示する。
その後ミレディはアトスを呼び出しロシュフォールの失脚に関する情報があるともちかけ20リーブルを要求するが、アトスはミレディの話を信用しようとせず全く取り合わなかった。
アラミスがベルガールの屋敷を出ようとした時、来た時に見た少女のうち一人が死体となって運び出されているのを目撃する。
エレアノールは馬にけられて死んでしまったと話したが、明らかに殺された様相だった。
怪しい空気を感じ取ったアラミスは残った一人がレヴェックに連れ出されるのを見て後をつけることに。
屋敷にいるポルトスは自分たちを探さなかった理由をトレヴィル達から死んだと聞かされたからだと聞かされる。
更にベルガールはトレヴィルがポルトスを銃士隊にしたのは罪悪感からだと話し、本人に確認してみろと話す。
ポルトスはすぐにトレヴィルの元へ行き、自分たちを貧民街に捨てたのは事実かと尋ねた。
トレヴィルは真実だと話し、ポルトスは自分を銃士隊に入れたのは罪悪感からだったのかと聞いた。
それに対してトレヴィルは実力があったから銃士隊に入れたのだと罪悪感を否定した。
だがその言葉をポルトスは信じることができず、銃士隊の腕章を置いて出て行ってしまう。
一方、レヴェックの後を追ったアラミスは少女が立派な屋敷に連れて行かれるのを目撃する。
アラミスは屋敷の中に入り少女と接触し連れ出そうとするが、少女はレヴェック達を怖がり逃げようとしない。
そこへエレアノールがやってきたため、アラミスはそこで開催される催し物に興味があると言い情報を聞き出す。
隊舎に戻ったアラミスはアトス達に相談し、入場料を払って催し物に潜入することに。
そこでは汚れのない少女たちの人身売買が行われていた。
潜入していたアトスとダルタニアンは激怒し少女たちを全員助け出し隊舎に連れ帰った。
その後少女たちは家に帰されることに。
ただこれだけでは今後も同じことが行われるため、アトス達は元凶となっているレヴェック達をとられることに。
しかしこの件にベルガールが関与しているかがわからなかったため慎重に動く必要があったが、もし関与しているならポルトスの身に危険が迫っているためことは急を要した。
そのころ、ポルトスは再びベルガールに会いに行っていた。
ただベルガールはポルトスに対して警戒心を抱いており銃に手をかけていた。
ベルガールはポルトスに真実を聞いたか確認すると、自分に不利な情報は与えられていないことを知り銃から手を離す。
更にエレアノール夫妻は自分の遺産が狙いであるためポルトスのことを邪魔に思っており、必ず何か仕掛けてくるという。
ベルガールはポルトスにやられる前にあの夫婦を殺せと指示した。
話を信じたらいいかわからないポルトスが屋敷を歩いていると扉を叩いている音が聞こえている。
ポルトスがそこへ行くとその扉は厳重に封鎖されており出られないようになっていた。
ポルトスは扉を壊し中に入ると一人の少女が監禁されていた。
ポルトスが少女から事情を聞こうとするとそこへベルガールがやってくる。
ベルガールは娘夫婦があくどい商売に手を出しており、自分は全く知らなかったとしらを切った。
そこへエレアノール達がやってきて銃を向けてくる。
ベルガールはポルトスにエレアノール達を殺せと指示するが、エレアノールは何を言っているのかという雰囲気。
どうやら一連の人身売買にはベルガールもからんでいるようだったが、あくまでもベルガールは知らなかった風を装う。
更にレヴェックがポルトスに向けて銃を発砲しようとした時、ベルガールが銃を構えてレヴェックを撃ったのである。
するとここでトレヴィル達が到着し、エレアノール達と銃撃戦になってしまう。
この隙にベルガールは逃げ出し、ポルトスとトレヴィルが後を追った。
ベルガールはトレヴィルに銃を向けるがポルトスがベルガールに銃を向けお互いにけん制し合う形となる。
ポルトスは真実が知りたいだけだと言いトレヴィルに真相を訪ねた。
トレヴィルの話によるとポルトスを貧民街に捨てたのは真実だったがそれはベルガールに頼まれたからだという。
ベルガールは父親にばれた時相続権を失うことを恐れてトレヴィルとフォアに頼み込んだのである。
2人がそのような頼みごとを聞いたのは、困った時はお互いに助け合うと近いあっていたからだという。
だがトレヴィルはすぐにそのことを後悔して2人を探しに行ったが見つからなかったという。
またトレヴィルは重ねてポルトスを銃士隊に入れたのは罪悪感からではないと話した。
話をし終わったトレヴィルとベルガールが撃とうとするが先にポルトスがベルガールの銃を撃って阻止する。
ポルトスは母親の絵だと言われ小さな置物に書かれた黒人の女性の絵をもらっていたのだが、その女性が母親でないことに気がついていた。
ポルトスはその女性が書かれた置物をベルガールにつきつけトレヴィルと共に帰って行った。
その後アトスに今後どうするのかと聞かれこれまでと何も変わらないというポルトス。
ただアトスにお前の屋敷よりでかいとちょっと自慢げだった。
そのころ、コンスタンスは喪服に身を包み王妃と王太子の元へやってきていた。
王妃はコンスタンスに父親に合わせてあげたいと話し、コンスタンスが陛下ならあちらに・・・と話すと本当の父親、アラミスよと言われる。
困惑するコンスタンスに王妃は「私には特権はあっても自由はない、一人の女性になれたたったひとつの大切な思い出を支えに生きているの、あなたは私と違う、自由がある、幸せになると誓って」と話した。
この言葉をコンスタンスは服を着替えてくると言い部屋を出ても服からいつものドレスに変えた。
そしてルメー医師の元へ行き自分には愛する人がいると伝え、ダルタニアンの元へ。
コンスタンスはダルタニアンに愛していると伝え王宮へ戻って行った。
この時、一人になった王妃の元へロシュフォールがやってきていた。
そしてついにロシュフォールは自分が王妃を愛していることを明かす。
困惑する王妃に無理やり迫ってくるロシュフォール。
そこへコンスタンスが現れるもロシュフォールややめようとしない。
すると王妃は髪留めをはずしてロシュフォールの目を一突き。
ロシュフォールは王妃が自分になびくことはないと悟り、愛情が一気に憎しみへと変貌していく。
そして「王妃とアラミスのことを陛下に報告させていただく、反逆罪だ」と言い部屋を出て行ったのである。
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ロシュフォールついにやっちゃいましたねw
せっかくポルトスの父親が出てきたのに最後のインパクトですべて吹き飛びましたね。
これから王宮で王妃対ロシュフォールの戦いが始まるのでしょうが、アラミスとのことがある分王妃の部が悪そうですね。
王は完全のロシュフォールのことを信じているポンコツですからいったいどうなることやら。
以上がSeason2の第八話『The Prodigal Father/父との再会』のあらすじと感想のレビューでした。