海外ドラマ「The Musketeers/マスケティアーズ 三銃士」第九話『Knight Takes Queen/ナイトとクイーン』を見ての評価と感想を書いています。
日本では2016年の4月から「マスケティアーズ パリの四銃士」というタイトルでNHKで放送されています。
ちなみに私が見ているのもNHKで放送されているものです。
マスケティアーズ パリの四銃士では1話~10話までがSeason1で11話~20話までがSeason2となっています。
第九話の日本語でのタイトルは「ナイトとクイーン」となっていますが、NHK版では「王妃の危機」となっています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season1 登場人物/キャスト
ダルタニアン → ルーク・パスカリーノ
アトス → トム・バーク
アラミス → サンティアゴ・カブレラ
ポルトス → ハワード・チャールズ
トレヴィル → ヒューゴ・スピアー
リシュリュー枢機卿 → ピーター・カパルディ
ミレディ → メイミー・マッコイ
コンスタンス → タムラ・カリ
ルイ13世 → ライアン・ゲイジ
アンヌ王妃 → アレクサンドラ・ダウリング
アンヌ王妃がパリから離れた場所で何者かに命を狙われる。護衛についていたアトスとアラミスは王妃を連れて最寄りの修道院に逃げこみ、ダルタニアンとポルトスは援軍を呼びにパリへ戻る。援軍を待つ間も敵は攻撃の手を緩めない。王妃を守るため、修道女たちも加わり戦い続けることに。修道女たちの中にアラミスのかつての恋人がいた…。 (NHK Onlineより引用)
The Musketeers/マスケティアーズ 三銃士 Season1動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason1の第九話『Knight Takes Queen/ナイトとクイーン』のネタばれになりますので注意してください。
国王であるルイ13世の元へドイツからメレンドルフ伯爵とその娘であるシャルロッテが訪ねてくる。
シャルロッテは自ら狩りに行くなど非常にアクティブな性格をしておりルイ13世ともよく話が弾んだ。
未だに世継ぎが生まれていないルイ13世は酒のせいもあってか、枢機卿にシャルロッテと結婚すれば子供がたくさんできるのにと不満を口にし、アンヌ王妃が死ねばシャルロッテと結婚できるのにと愚痴をこぼす。
この言葉を真に受けた枢機卿はミレディを使ってアンヌ王妃の暗殺を企てる。
そのころ、アンヌ王妃は不妊にも聞くとされる温泉で湯治をしていた。
その警護にはアトスとアラミス、プルとスと新たに銃士となったダルタニアンが付いていた。
そんな中、ミレディに雇われた傭兵のギャラガーが部下を引き連れ王妃の暗殺にやってくる。
銃声が響き、急いで王妃の元へ駆け寄ったアトス達だったが、幸いにも撃たれたのは侍女だった。
アトス達は王妃を馬にのせ急いでその場から逃げた。
逃げる途中、修道院を見つけたアトスはアラミスと王妃と一緒に籠城を行うことに。
ダルタニアンとポルトスには急いで援軍を連れてくるよう指示した。
籠城司守りを固めたアトス達の元へギャラが―がやってくる。
ギャラガーは王妃を渡せば他の人間の命は助けてやると言ってくるがもちろんアトスは拒否した。
その後ギャラガー一派とアトス達の激しい銃撃戦が展開される。
修道院では地下でワインを作っており、修道女もそのワインに火をつけて応戦した。
この時、修道院のワインがかつてアラミスの父親が作ってたものと同じ味であることに気が付く。
その理由はそのワインを作っていたのはかつてアラミスと婚約するはずだったイザベラだったからである。
イザベラが妊娠したことで2人は結婚することになったのだが、その直前にイザベラが流産してしまい結婚の話はなくなってしまったのである。
その後アラミスは銃士隊に、イザベラは修道女になったのである。
アトスとアラミスが必死の抵抗を続ける中、敵は作戦を変えて修道院に潜り込もうとしてくる。
ギャラガーは部下にあらを掘らせて、見事に酒蔵に侵入することに成功する。
するとそこへ酒の補充に来たイザベラが敵につかまってしまう。
胸騒ぎのしたアラミスはイザベラの後を追いかけて地下に行くがイザベラが危険を知らせようと声を出したところ敵に撃たれてしまう。
その敵はアラミスが排除したものの、イザベラは命を落としてしまう。
かつての婚約者を失って落ち込むアラミスを王妃が慰める。
そしてついに2人はベッドインしてしまう。
翌朝、アラミスの様子を見に来たアトスはその様子を目撃し驚く。
王妃を寝とるというのは重罪でありつるしクビにされることになっていたからである。
アトスは見ていなかったことにするといい、それ以上この件に首を突っ込まなかった。
一方、パリに戻ろうとしているダルタニアン達はその途中でギャラガーの部下を待ち伏せ敵を全滅させた。
敵の持ち物の中に現金手形があり、さらに腕には見たこともないタトゥーが掘ってあった。
パリに戻ったダルタニアン達は援軍を要請するが、その時銃士隊は狩りに出た王のお供をしており隊宿にはけがをしたトレヴィル隊長と数人の老人しかいなかった。
ダルタニアン達はまず現金手形からどの換金所を使ったかを割り出しそこへ向かった。
すると店主は口封じですでに殺されていたが、帳簿にメレンドルフ伯爵の名前が書かれていた。
トレヴィルはすぐにこのことを枢機卿に報告した。
店主を殺したのは枢機卿から証拠隠滅を指示されたミレディであり、その時店にいたのをダルタニアンに見られていた。
顔までは見られていなかったが、店主を殺したのは女であることはばれていた。
報告を終えたダルタニアン達は少ない人数でアトス達の援軍に向かった。
狩りから帰ってきた国王はアンヌ王妃が死ねば生きていけないと弱音をこぼすが、それを聞いた枢機卿は話が違うと驚いた顔をした。
修道院で籠城を続けるアトス達は夜中じゅう鳴り響いていた槌の音で敵がトンネルを掘っているのだろうと予想していた。
その予想は的中し、敵はどんどん院内になだれ込んでくる。
防戦一方のアトス達はとうとう弾薬も尽きかけてしまう。
するとそこへようやくダルタニアン達が援軍に現れる。
これにより形勢は逆転し、見事王妃を守り抜くことに成功したのである。
敵の親玉であるギャラガーは最後まで雇い主をしゃべることなくアトスの銃弾により命を落とす。
ただ最後に馬に乗せている金で修道院を直してくれと言い残したため、アトス達はその金をとりにいく。
すると金のはいったケースにはミレディを象徴するわすれな草の文様が入っていたのである。
これによりアトスはギャラガーを雇ったのはミレディであり、その裏で糸を引いていたのはパリの権力者、つまり枢機卿であることに気が付く。
だが一切証拠がないため、今回の件は枢機卿の思惑通りメレンドルフ伯爵が黒幕として扱われた。
その後枢機卿はシャルロッテを救う方法がひとつだけあるとメレンドルフ伯爵に持ちかけ、伯爵に自ら罪を認めさせたのであった。
その後真実を知るアトスは今回の黒幕が枢機卿であることをほのめかしけん制するのだった。
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ルイ13世が王妃が死ねばいいと言っていたのは結局酒のせいだったんですかね?
後から発言を覆された枢機卿はたまったもんじゃありませんね。
枢機卿はミレディを使って証拠隠滅させるのに四苦八苦したことでしょう。
アラミスはとうとう王妃とやっちゃいましたね。
今後問題になることは間違いないでしょう。
次はいよいよシーズン1の最終回ですね。
どのような終わり方をするのか非常に楽しみです。
以上がSeason1の第九話『Knight Takes Queen/ナイトとクイーン』のあらすじと感想のレビューでした。