海外ドラマ「The Musketeers/マスケティアーズ 三銃士 シーズン2」第七話『A Marriage of Inconvenience/不都合な結婚』を見ての評価と感想を書いています。
日本では2016年の4月から「マスケティアーズ パリの四銃士」というタイトルでNHKで放送されています。
ちなみに私が見ているのもNHKで放送されているものです。
マスケティアーズ パリの四銃士では1話~10話までがSeason1で11話~20話までがSeason2となっています。
第七話の日本語でのタイトルは「不都合な結婚」となっていますが、NHK版では「姫の秘め事」となっています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season2 登場人物/キャスト
ダルタニアン → ルーク・パスカリーノ
アトス → トム・バーク
アラミス → サンティアゴ・カブレラ
ポルトス → ハワード・チャールズ
トレヴィル → ヒューゴ・スピアー
ミレディ → メイミー・マッコイ
コンスタンス → タムラ・カリ
ルイ13世 → ライアン・ゲイジ
アンヌ王妃 → アレクサンドラ・ダウリング
ロシュフォール伯爵 → マーク・ウォーレン
王のいとこのルイーズ姫が、銃士隊の護衛でマントヴァ公国から移動する途中に襲われる。ルイーズ姫はフランスの国益のために、スウェーデンの王族との政略結婚が決まっていた。銃士隊は犯人の特定を急ぐが…。(NHK Onlineより引用)
The Musketeers/マスケティアーズ 三銃士 Season2動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason2の第七話『A Marriage of Inconvenience/不都合な結婚』のネタばれになりますので注意してください。
国王のいとこであるルイーズ姫は政略結婚でスウェーデンに嫁ぐこととになっていた。
姫はスウェーデンに行く前に国王に挨拶するためや儀式を行うためにパリにやってくることに。
国王の命令で銃士隊がルイーズ姫を迎えに行ったのだが、道中何者かに襲われてしまう。
なんとか姫は無事だったが、犯人が持っていた金貨がスペインものもだったことから、フランスとスウェーデンが手を組むのをよしとしないスペインの手の物の犯行だと思われた。
その頃、ロシュフォールは執務室に王室顧問会議のメンバーの一人であるバーヴィル公爵を呼び出していた。
ロシュフォールは自分を5年間もスペインの牢獄にほったらかしにしていたパリを恨んでいた。
ロシュフォールを助けなかったのは枢機卿の指示であり、枢機卿はロシュフォールの精神状態が正常でないと判断していたのである。
それを聞いたロシュフォールはルイーズ姫の政略結婚はなくなると告げバーヴィル公爵を刺し殺したのである。
パリに来たルイーズ姫は銃士隊の隊舎でいったん休息をとった後、結婚の祝福を受けるために教会へ向かった。
教会の大司教から祝福を受けた姫だったが、背後からクロスボウで狙われ偶然足を滑らせたことで大司教が命を落としてしまう。
犯人の後を追ったダルタニアンだったが逃げられてしまう。
アトス達は犯人が狙ったのはルイーズ姫だと考え武器の出所を調べることに。
現在フランスでそのレベルの武器を作れる職人は数人しかおらず、その中でもスペイン人のために作るのはブーシェという職人だけだった。
そのころ、ロシュフォールはマルグリットを呼び出し、アラミスとの関係をばらされたくなかったらアラミスの身につけている十字架をとって来いと命令する。
マルグリットはアラミスと会い別れを告げられるも十字架を奪い取ることに成功する。
一方、コンスタンスは夫に別れを告げるために王宮に呼び出していた。
夫はようやく国王からお呼びがかかったと思っていたのだが、コンスタンスから別れを告げられ激怒しコンスタンスを殴り帰ってしまう。
コンスタンスの傷を見たダルタニアンは激怒し夫の元へ行こうとするがコンスタンスに止められてしまう。
ダルタニアンは王宮でルイーズ姫の警護をしており、政略結婚のつらさなどを聞かされていた。
このころ、王宮では王妃が姫にあげる祝いが届いていないとロシュフォールに相談し、ロシュフォールはトレヴィルに行かせればいい進言する。
連絡を受けたトレヴィルはこれではロシュフォールの使いっぱしりだと文句を言いながら祝いの品をとりに行くことに。
この時トレヴィルは次の隊長にはアトスが適任だと言い推薦すると言い残した。
祝いの品をとりに来たロシュフォールは玄関先でルイーズ姫の従士に撃たれ重傷を負ってしまう。
王宮を追いだされたミレディは偶然これを目撃していた。
このことはすぐに銃士たちに伝えられ、王宮にいたアラミスにはコンスタンスから伝えられた。
医者でもあるアラミスは傷口を見てすぐにルメー医師を呼んでくるようコンスタンスにお願いする。
ルメー医師はコンスタンスを助手にし、アラミスと協力してトレヴィルの治療に当たった。
アラミスが体の中に残っていた銃弾を摘出すると、ルメー医師は出血で肺が圧迫されているとし、脇腹を切開し管をさして血液を抜いた。
これによりなんとかトレヴィルの容体は安定し命は助かった。
治療が終わった後、アラミスは再び王宮へ足を運ぶがここで十字架がなくなっていることに気が付く。
アラミスはマルグリットに知らないかと聞いてみるもシラをきられる。
マルグリットは探しておくと言い、アラミスからとった十字架をロシュフォールに渡した。
ロシュフォールはその十字架を見て肌身離さず身につけると言っていたのに・・・と愚痴をこぼし、マルグリットはアラミスが王妃に向けるまなざしは自分にはなかったと涙をこぼす。
それを聞いたロシュフォールはアラミスと王妃の関係を探るよう命じ、十字架はアラミスに帰しておくよう指示した。
一方、トレヴィルを撃った犯人を探すためにアトスとポルトスはトレヴィルが祝いの品をとりに行った家を訪ねていた。
そこは画家のアトリエであり、トレヴィルはルイーズ姫の絵をとりに来たのだという。
だがアトス達が中に入ると画家は殺されており、ルイーズ姫の絵を見たアトスは今来ている姫が本人ではないことに気が付く。
これによりアトスは祝福の儀の際に狙われたのは姫ではなく大司祭だったのではと思いなおし、大司祭は顧問会議のメンバーであり、同じくメンバーであるバーヴィル公爵が行方不明になっていることに気が付く。
更に同じくメンバーであるデュプレ大法官が会議に出るために宮殿に向かっていることに気が付く。
アトスとポルトスは今回の一連の殺人が顧問会議のメンバーを狙ったものであると確信し、急いでデュプレ大法官の元へ向かった。
そのころ、偽物のルイーズ姫の元へロシュフォールがやってきていた。
今回の騒動の黒幕はロシュフォールであり、偽物のルイーズ姫と従士を装ったフランチェスコは暗殺者だったのである。
最後の仕上げに宮殿の内部からデュプレ大法官を狙う偽のルイーズ姫。
するとそこへコンスタンスを連れ戻しに来た夫と出くわす。
偽のルイーズ姫は今日はもう無理だと言い夫を返すと、その場所から大法官を狙った。
だがそこへ忘れ物を取りに来た夫と再びはち合わせてしまい、夫はクロスボウで撃たれてしまう。
デュプレ大法官が馬車から下りようとしたその時、アトスとポルトスがやってきて警告し、矢は当たらなかった。
すると今度は外で待ち構えていたフランチェスコが銃撃してくるもポルトスが応戦。
矢を撃った偽のルイーズ姫はダルタニアンが追い、ポルトスに追い詰められたフランチェスコは自害した。
偽のルイーズ姫はソフィア・マルティネスという名前の殺し屋であり、ダルタニアンはあと一歩のところで逃げられてしまう。
だがこの時ソフィアはダルタニアンのことは気にいっていたためお礼にちょっとしたことをやってあげたと話した。
ソフィアはこのまま逃げおおせると思っていたようだが、裏からアトスとアラミスがやってきて結局つかまってしまう。
ソフィアがいた場所に戻ったダルタニアンはそこでクロスボウで撃たれた夫を目撃する。
ダルタニアンは夫を助けようとするが、夫はお前とコンスタンスが幸せになれないよう呪ってやると言い息を引き取った。
ダルタニアンは自らの口でこのことをコンスタンスに報告した。
一方、捕まったソフィアの元へミレディがやってくる。
ミレディは逃がしてあげる代わりに雇い主を教えろと取引を行い、黒幕がロシュフォールであることを知る。
それを聞いたミレディはソフィアを殺し全ての真実を闇に葬ったのである。
命を取り留めたトレヴィルはポルトスを呼び、傷が回復したらポルトスの父親について話すと約束した。
その後、国王は長く空席だった宰相にロシュフォールを任命してしまう。
宰相の証である指輪を授かったロシュフォールはその指輪を見せびらかし回りをかしずかせたが、銃士隊だけはロシュフォールに頭を下げなかった。
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ロシュフォールが権力を逃げるために行動を起こして、見事成功してしまいましたね。
宰相ということはおそらく現時点で国王に次ぐ権力者だと思われるので、これで王宮は破滅の一途をたどりそうですね。
唯一の望みはロシュフォールに頭を下げなかった銃士隊でしょう。
ただ王妃とアラミスの関係に目をつけられているため今後どうなることやら。
コンスタンスに関しては夫が死んでしまったけどこれからどうするんでしょうかね?
すぐにダルタニアンと結婚というわけにもいかないと思いますし。。
ポルトスはようやくトレヴィルから父親の話を聞けそうですね。
ミレディは裏で暗躍して、見事重大な事実を突き止めましたね。
まあミレディだからそれを悪い方に使うと思いますけどねw
以上がSeason2の第七話『A Marriage of Inconvenience/不都合な結婚』のあらすじと感想のレビューでした。