海外ドラマ「THE FLASH/フラッシュ Season3」第二十三話『Finish Line/ゴールライン』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season3 登場人物/キャスト
バリー・アレン/フラッシュ → グラント・ガスティン
アイリス・ウェスト → キャンディス・パットン
ハリソン・ウェルズ/リバース・フラッシュ → トム・キャヴァナー
ケイトリン・スノー → ダニエル・パナベイカー
シスコ・ラモン → カルロス・バルデス
ジョー・ウェスト → ジェシー・L・マーティン
ヘンリー・アレン/アース3のジェイ・ギャリック → ジョン・ウェズリー・シップ
ジュリアン・アルバート → トム・フェルトン
ウォーリー・ウェスト → キーナン・ロンズデール
ジェシー・ウェルズ/ジェシー・クイック → ヴァイオレット・ビーン
「もう失うものは何もない」バリーが、ついにサビターとの最後の決戦へ。壮大な結末を迎えるサード・シーズン・フィナーレ。(ワーナー海外ドラマ公式サイトより引用)
THE FLASH/フラッシュ Season3動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason3の第二十三話『Finish Line/ゴールライン』のネタばれになりますので注意してください。
サビターに心臓を貫かれたアイリスを抱きかかえるバリーだったがその傍らにはHRのスティックが転がっていた。
なんと殺されたと思っていたアイリスはHRが姿を変えた身代わりだったのである。
HRはシスコと別れた後誰にも言わずにサビターの鎧を持ってアイリスの救出に向かっていた。
HRは自分のせいでアイリスが捕まってしまったと責任を感じていたからである。
サビターにばれずに救出できるかと思われたが、鎧が勝手に飛んで行ってしまいHRが来たことがばれてしまう。
サビターはキラーフロストに殺せと命じ、逃げたHRとアイリスは追い込まれてしまう。
ここでHRは顔変換気を使って自分をアイリスに、アイリスを自分にすることでキラーフロストの目を欺き自らが身代わりになったのである。
HRはバリーにシスコへの伝言を託し静かに息を引き取り、せっかく結ばれたと思っているトレイシーもその場に泣き崩れるのだった。
遅れてやってきたHRの姿をしたアイリスはバリーと抱き合うが、悲しんでばかりもいられず、更にサビターがスピード・フォース・バズーカを持ち帰っていたことが分かる。
サビターは今にもシスコにとどめを刺そうとしているキラーフロストの元へ行きそいつにはまだやってもらうことがあるといってアジトへ連れ帰ってしまう。
更にここでサビターは記憶が更新されアイリスが死んでいないことが分かる。
サビターは持ち帰ったスピード・フォース・バズーカを次元内量子スプライサーに作り変えろとシスコに命じた。
それによってサビターは過去、現在、未来すべての時間軸に存在できるようになり、これから起こるタイムパラドックスで消滅しなくても済むのだという。
当然断るシスコだったがキラーフロストの命を人質に取られてしまい従わざるを得ない状況になった。
スターラボに戻ったバリーはジュリアンからケイトリンのための治療薬が完成したと報告を受ける。
どうやらジュリアンがいなかったのはケイトリンの母親の元へ行って治療薬を作っていたためだったようだ。
バリーは皆にタイムパラドックスが起こりサビターの存在が消えるまで数時間あり、その間に確実に何か仕掛けてくるだろうと話す。
ウォリーにシスコとケイトリンの探索に向かわせていたものの見つけることは出来なかった。
またバリーはタイムボルトに行き未来の記事を書いたのがアイリスになっていることも確認した。
バリーはサビターをどうするべきかを悩みスナートの言葉を思い出し、アイリスにサビターのこと救いたいといいアイリスもそれに同意する。
バリーは一人である場所へと向かいそこへサビターもやってくる。
そこでバリーはもう争いは止めようと提案し、サビターに君のことをも救いたいと話した。
そう簡単にバリーのことを信じないサビターだったが、バリーは自分だけが知っている昔の話をしてサビターの中にもかすかに自分が残っていることを確認する。
サビターもどんな案があるのか確認してやるといいバリーと一緒にスターラボへとやってくる。
サビターを見た皆は警戒するがアイリスだけはサビターに近づいていき目を見てあなたを救ってあげると話す。
ただ現時点ではサビターを救える案はなく、バリーたちはトレイシーに協力してもらおうとするがHRを殺した悲しみからトレイシーは協力を拒む。
アイリスはトレイシーを説得できそうな人物を一人だけ知っているといいアース2のハリーに説得を頼んだ。
ハリーを見たトレイシーは一瞬HRが戻ってきたかと思ったがハリーはすぐに別人であることを話し、HRがいたならバリーたちに協力していただろうと話す。
サビターはバリーやアイリスといろいろな会話をして少しずつ昔のことを思い出していき、ついにシスコとキラーフロストを連れてくるといい自分のアジトへ帰って行った。
サビターにもわかってもらえたと思ったバリーたちだったがここで警報が鳴り始める。
サビターはバリーたちと和解したように見せていたが実はそれらはすべて演技であり、スターラボに賢者の石を残しておりそれがエネルギーを放出し始めたのである。
バリーはウォリーと手分けしてスターラボの皆を避難させた。
一方、アジトの戻ったサビターはキラーフロストに思ったとおりだったと話し、シスコに今頃賢者の石で皆吹き飛んだと話す。
シスコの作業も終わり次元内量子スプライサーが完成するとサビターはキラーフロストにシスコを殺せと命じる。
だがそこへジプシーが現れシスコを助けてくれた。
シスコはなぜ自分のピンチが分かったのかと尋ねるとジプシーは恥ずかしそうに自分たちは繋がっているのだと話す。
シスコはバリーたちの元に送り届けられこれからサビターがなにをしようとしているのかを説明した。
そのころ、準備が整ったサビターはキラーフロストを連れて次元内量子スプライサーを使って神になろうとしていた。
サビターがワームホールを開くと中から時間軸が乱されるのを嫌うブラック・フラッシュが現れるがキラーフロストの冷気により撃退することに成功する。
サビターいわくブラック・フラッシュの弱点はキラーフロストの冷気だということ。
そしてサビターはシスコが作った次元内量子スプライサーを使ってすべての時間軸に自分を存在させようとするが、今度はワームホールの中からジェイが現れそれを阻止した。
そこへバリーたちもやってきて、シスコは次元内量子スプライサーを作るふりをしてスピードフォースに接続する機械を作っていたと話す。
これによりサビターが神になるすべはすべて絶たれてしまい、サビターは一人でも道ずれにしようと最後の戦いを仕掛けてくる。
シスコとジプシーがキラーフロストと、ジェイとウォリーとバリーの3人がサビターと対決する。
シスコとジプシーは見事な連携によりキラーフロストを倒すが、シスコはキラーフロストにとどめを刺すことはしなかった。
そしてジュリアンが作った治療薬を渡しケイトリンに戻るか選択肢をやるといいその場を離れたのである。
一方、4人のスピードスターにより熾烈な戦いが繰り広げられるがやはりサビターの方が一枚上手だった。
皆を振りきったサビターはシスコの元へ行き彼を殺そうとするが、キラーフロストに打ち勝ったケイトリンがシスコを助けてくれる。
そこへバリーがやってくるがサビターはバリーを抑え込むと自分が消える前にお前の愛する者たちを皆道ずれにしてやると口にする。
バリーは必死に抵抗し、体を振動させ物体を通り抜けできる能力を使って自らサビターの鎧に入り込みサビターを追いだしたのである。
バリーが鎧の中に入ると青白く光っていた部分が赤い色に変わった。
バリーはサビターを殴りつけとどめを刺そうとするが「自分は絶望や苦しみで変わったりはしない」といい殺すのを踏みとどまると鎧を破壊した。
サビターを見逃しシスコとケイトリンの方へ歩み寄ろうとするバリーだったが、サビターはバリーを背後から襲おうとする。
ここで銃声が鳴り響き、バリーが振り返ると銃を手に持ったアイリスがサビターを撃っていたのである。
そしてついにタイムパラドックスが起こり、サビターの姿は跡形もなく消えてしまった。
ついに長い戦いに決着がついたのである。
その後バリーら関係者だけでHRの葬儀が行われ、命を救われたアイリスはジョン・レノンの逸話を出してHRをたたえた。
バリーはシスコにHRの伝言である「この勇気は君からもらった」という言葉を伝えた。
すると葬儀を遠いところから見守るケイトリンがいるのがわかり、シスコとジュリアンは皆がいる家に帰ってこないかと誘うが、ケイトリンは自分が帰る家はないといい皆の元へ戻るのを拒否する。
更にケイトリンは自分の中のケイトリンは死に、今はキラーフロストでもなくなったといい、自分が何者になったのかを考えるといってジュリアンに治療薬を返すのだった。
その後家に戻ったバリーとアイリスだったがHRを失った悲しみよりも笑いがこみあげてきた。
それは長かったつらい時間が終わったからだろう。
アイリスはようやくこれを配ることができるといい結婚式の招待状を出すと、バリーがあっという間に届けてしまう。
だがここで突然大きな地震のようなものが発生し、街の様子がおかしくなっていた。
バリーはアイリスを連れてスターラボまで行くが、ハリーはこれは地震ではないと話す。
ジェイはこれだけ巨大なエネルギーを放出するものはスピード・フォースしかないと話し、自分が出てきたことで生贄を欲しがっているのだと話す。
スピード・フォースを安定させる方法は一つしかなくバリーもそれを理解していた。
バリーはこれしか方法はないといい皆に別れを言い始める。
更にスピード・フォースの中からはバリーの母親の姿をしたものが現れ、ここがバリーにとっての終着地だと話す。
バリーは泣いて悲しむアイリスに自分がフラッシュポイントを作ったことによる起こってしまったことであるため自分が罪を償わなければならないといい、母親の姿をしたスピード・フォースと共に姿を消すのだった。
----------------------------------------------------------------------------------
アイリス死んだと思っていたけど実はHRだっただと?!
それはさすがに予想できなかったなぁ。
いろいろ予想していただけになんだか恥ずかしいですね。
サビターがゲートを開いた時に出てきたブラック・フラッシュっていったいなんだったんでしょうね?
ケイトリンはハンターと呼んでおり、ズームの姿をしていたためタイムレイスに連れて行かれたズームが番人として利用されているということなのでしょうか?
ズームはケイトリンといい感じになっていましたからそういう意味で弱点ってことだったんですかね?
結局ケイトリンはキラーフロストの呪縛から逃れたようですが、自分ではケイトリンでもキラーフロストでもないって言っていたので今度どう変わっているのか気になりますね。
ジェイは普通にスピード・フォースの中から出てきましたけど、生贄は?って思っちゃいましたね。
そこもシスコの装置でうまいこといったんでしょうかね?
せっかく全て元通りになったと持ったら今度はスピード・フォースが暴走しちゃいましたし、バリーは普通にあの中に入って行っちゃいましたね。
別れ際にバリーはハリーに残ってほしいと言っていたので今後はハリーが出てくることになるんですかね?
まあシーズン4が始まったらすぐに出てくることになるでしょう。
って言うかバリーはウォリーがいるから安心とか言っていましたけど、サビターが消えたことによってウォリーは力を失うことになるのではと思ったのは自分だけですかね?
まあその辺の都合がいいのがヒーローものなんでしょう。
シーズン4はアメリカでは2017年10月01日から放送されているようなので、日本ではもしかしたら2018年の4月ぐらいに上陸するかもしれませんね。
ちなみにシーズン4のトレイラーは以下のようになっています。
フラッシュ シーズン4の予告動画
これを書いている時は残念ながら日本語はなかったんですけど、これを見る限りではケイトリンが復帰していますし、ウォリーとシスコが協力して頑張っているようですね。
シスコはバリーを救い出す方法を思いついたというような発言もしていますが、気になるハリーの姿はありませんしトレイシーもいないようですね。
どのような展開になって行くのか非常に楽しみです。
以上がSeason3の第二十三話『Finish Line/ゴールライン』のあらすじと感想のレビューでした。