海外ドラマ「THE FLASH/フラッシュ Season2」第一話『The Man Who Saved Central City/新たな脅威』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season2 登場人物/キャスト
バリー・アレン/フラッシュ → グラント・ガスティン
アイリス・ウェスト → キャンディス・パットン
ハリソン・ウェルズ/リバース・フラッシュ → トム・キャヴァナー
ケイトリン・スノー → ダニエル・パナベイカー
シスコ・ラモン → カルロス・バルデス
ジョー・ウェスト → ジェシー・L・マーティン
エディ・ソーン → リック・コスネット
ヘンリー・アレン → ジョン・ウェズリー・シップ
ジェイ・ギャリック → テディ・シアーズ
ロニー・レイモンド/ファイアーストーム → ロビー・アメル
マーティン・シュタイン教授/ファイアーストーム → ヴィクター・ガーバー
エディ(リック・コスネット)の死に対して今も自責の念に駆られているバリーは、仲間たちを危険から守るために彼らを突き放し、一人でセントラル・シティを守ろうと決意していた。だが、アトム・スマッシャーというメタヒューマンがセントラル・シティに襲いかかったとき、アイリスは、セントラル・シティの市民を救うためには仲間の助けが必要だとバリーに言う。そんな中、シスコはメタヒューマン対策本部でウェストを手伝っていた。(ワーナー海外ドラマ公式サイトより引用)
THE FLASH/フラッシュ Season2動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason2の第一話『The Man Who Saved Central City/新たな脅威』のネタばれになりますので注意してください。
セントラル・シティに時空の特異点ができてからすでに6ヶ月が経過していた。
街はセントラル・シティを救ったフラッシュを英雄と称え、フラッシュ・デイという記念日を作りフラッシュを表彰しようとしていた。
だが当の本人は自分はヒーローなどではないと言い仲間たちも遠ざけ一人孤立していた。
特異点ができたのは自分の選択のせいで、そのせいで大切な人たちが死んでしまったと責任を感じていたのである。
そんな時、原子力発電所で溶接作業員のアル・ロススタインが何者かに殺されるという事件が発生する。
科学捜査官として現場にやってきたバリーは死体を見て何者かによる絞殺だと分析するが有力な情報を得ることはできなかった。
またその様子を謎の人物がひっそりと観察していた。
一方、シスコはスターラボを離れ警察に力を貸しており、メタ・ヒューマンを捕らえるための装置を開発していた。
だがなかなか警部には認めてもらうことができず警察バッチはもらえていなかった。
フラッシュ・デイが翌日に迫る中、バリーはジョーたちの意見を無視して記念日を欠席しようとしていた。
バリーは特異点の発生でボロボロになったシッターズにやってきて片づけを行っていたがそこへアイリスがやってくる。
アイリスはジョーたちと共にこの6ヶ月間バリーが立ち直るのを待っていたのだが、これでは状況は改善しないと考え無理やりバリーに近づいたのである。
バリーは夜な夜な密かに破壊された街を直しているようで、それはアイリスも知っていた。
アイリスはバリーの選択により失われた命もあるが、それは決してバリーのせいではなく自分で決めたことだと話し、フラッシュは今でもヒーローだと話した。
6か月前の特異点が発生した時、バリーはなんとか特異点を抑え込もうと空へ駆け上がりエネルギーを抑え込もうとした。
シュタイン教授は特異点が安定したのを確認すると、自分たちが特異点まで行き分離することでエネルギーを放出できると考えた。
ケイトリンは危険すぎるとロニーを止めようとするが他に選択の余地はなく、ロニーとシュタイン教授はファイヤーストームとなり特異点に飛び立ってしまう。
ロニーは特異点の中心までやってくるとそこで分離を行いエネルギーを放出させた。
これにより特異点は消え去り、吹き飛ばされたシュタイン教授をバリーが救ったのだが、ロニーの姿はどこにもなかった。
この日、バリーはエディとロニーが死んでしまったことに責任を感じていたのである。
アイリスはフラッシュ・デイに参加するようバリーに促し帰って行った。
その後、フラッシュ・デイが開催され多くの人が集まっていた。
市長はフラッシュを表彰し、鍵を進呈しようとしていたがなかなかフラッシュが現れない。
祭典にはジョーやシスコ、今はマーキュリー・ラボで働いているケイトリンも来ていた。
そこへようやくバリーも現れ表彰されるという時になって何者かに襲われてしまう。
仮面をかぶった敵は問答無用でバリーに襲い掛かってくるが、バリーもこれに応戦。
だが敵の圧倒的な怪力の前にバリーは吹き飛ばされてしまう。
シスコは新たに作ったメタ・ヒューマン用の装置を使って敵を捕らえようとするが、突然敵は巨大化して装置は意味をなさなかった。
その男はメタ・ヒューマンだったのだが、その正体は先の事件で死んだはずのアル・ロススタインだったのである。
警察が集まってきたためロススタインもその場は退却したのだが、バリーたちには何がどうなっているのか理解できなかった。
バリーがスター・ラボに戻るとアイリスやシスコ、シュタイン教授にジョーまで来ていた。
バリーは皆と一緒にいるとまた仲間を失ってしまうと思っているため、すぐに出ていくように言ったが誰も聞こうとしなかった。
アイリスはロススタインが巨大化した時に付近のX線装置がすべて壊れてしまったことをシスコが作った装置にあると考えたが、シスコは違うことを証明すると言ってケイトリンのいるマーキュリー・ラボへ向かった。
ケイトリンはロニーを失ってしまった悲しみからスター・ラボを離れていたのである。
シスコはケイトリンに手伝ってくれるだけでいいといい、X線装置が壊れた原因や発電所被害者の放射線値が0になっていた原因を調べてほしいと頼んだ。
一方、バリーのもとには弁護士がやってきていた。
現在のスター・ラボはバリー一人で修復もできていない状態だった。
ウェルズ博士はバリーを後見人としていたようだが、このままではスター・ラボは不良債権として没収されてしまうとのこと。
弁護士は生前ウェルズ博士から受け取っていたというUSBをバリーに渡し、それを見た後スター・ラボのことを決めさせてもらうと話すが、バリーは裏切り者であるウェルズ博士の遺言など聞く気もなかった。
スター・ラボではシュタイン教授やシスコがロススタインのエネルギー源が放射線であることを突き止めていた。
2人は現在放射線値が0になっている場所にロススタインがいると予測し放射線の値を調べることに。
シュタイン教授は放射線をエネルギー源としているロススタインをアトム・スマッシャーと名付け、名付け役は自分だと文句を言うシスコも良い名前だと認めざるを得なかった。
アイリスはセントラル・シティを救うには皆の助けが必要だとバリーに話すが、アトム・スマッシャーが特定されるとバリーは無線機を置いて一人で敵地へ向かってしまう。
バリーはスピードで圧倒しようとするが巨大化したアトム・スマッシャーに追い詰められてしまう。
シスコは監視カメラをハッキングしバリーのピンチを悟ると警報システムを作動させ、この隙にバリーは逃げたのだった。
スター・ラボに戻ってきたバリーだったが体はぼろぼろでそのまま倒れてしまう。
バリーが目を覚ますと目の前にはバリーを心配したジョーの姿が。
ジョーはこのまま一人でやっていてはいつか死んでしまうと言い、バリーも自分には仲間が必要だと認める。
またエディやロニーが死んだのはバリー一人の責任ではなく、皆で負うべき責任で一緒に前に進もうと説得した。
仲間の重要視を再認識したバリーはマーキュリー・ラボのケイトリンに会いに行き、ロニーを失った時の話をすることに。
ケイトリンはロニーが死んだのは一緒に街を出ていこうという誘いを断った自分のせいだとバリーと同じように自分を責めていたのである。
バリーがケイトリンにハンカチを渡そうとしたとき、ウェルズ博士が残したUSBが落ちてしまう。
バリーが見る気はないと話すと、怖いなら一緒に見ようといい中身を確認することに。
メッセージではウェルズ博士が自分が死んでしまったことを残念げに話し、その後バリーの母親を殺したのは自分であることを自白していたのである。
バリーはすぐにジョーに連絡しスター・ラボに皆を集めてもらった。
ジョーの話ではウェルズ博士の自白はかなり有効で、バリーの父親を釈放できる可能性はかなり高いという。
これによりケイトリンもスター・ラボに戻ってくることになり、アトム・スマッシャーの対策を一緒に考えてくれた。
ケイトリンは放射線を吸収するならそれを利用するのはどうかと提案しバリーはある作戦を決行する。
夜になるとバリーはフラッシュ印のライトでロススタインをおびきだし発電所に誘導した。
そして炉心に閉じ込めると大量の放射線を浴びせたのである。
ロススタインも全てを吸収することはできずその場に倒れてしまう。
ロススタインは死ぬ間際に「フラッシュを殺せば家に帰れるとズームから言われた」と言い残す。
その後、バリーの父親であるヘンリーがアイアン・ハイツから釈放された。
皆はジョーの家に集まってヘンリーが帰ってきたことを大いに喜んだ。
バリーはこれからヘンリーと一緒に暮らそうと考えていたが、ヘンリーはそうではなかった。
ヘンリーは自分と一緒に住むことでバリーがヒーローとしての自分を捨ててしまうのではないかと危惧していたのである。
それを悟ったバリーは父親と離れて暮らすことを決意する。
その後、スター・ラボではセキュリティシステムも一新しこれで不審者ははいってこれないと力説していたのだが、早速謎の人物がやってくる。
その男はバリーを監視していた人物であり、自分はジェイ・ギャリックだと名乗ると君たちの世界が危ないと警告したのだった。
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シーズン2の最初にしてはなんだかわかりにくい構成になっていましたね。
最初に特異点が発生した話をしてくれれば混乱せずに済んだんですけどね。
それにしてもロススタインが2人いる謎は明かされないままでしたね。
最後に出てきた新キャラのジェイ・ギャリックの発言から君たちの世界が危ないと言っていたので、また未来からでも来たんですかね?
でもそれだと死んだはずのロススタインが未来から来ることはできないはずだから・・・。
結局よくわかりませんね。
まあおいおい明かされていくことになると期待しましょう。
以上がSeason2の第一話『The Man Who Saved Central City/新たな脅威』のあらすじと感想のレビューでした。