海外ドラマ「The 100/ハンドレッド Season4」第三話『The Four Horsemen/第四の騎士』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season4 登場人物/キャスト
クラーク → イライザ・テイラー
ベラミー → ボブ・モーリー
オクタヴィア → マリー・アヴゲロプロス
ジャスパー → デヴォン・ボスティック
モンティ → クリストファー・ラーキン
マーフィー → リチャード・ハーモン
アビー → ペイジ・ターコー
ケイン → ヘンリー・イアン・キュージック
ジャハ → イザイア・ワシントン
レイヴン → リンゼイ・モーガン
ロアン → ザック・マクゴーワン
アルカディアとポリスで緊張が高まり、ジャハは、クラークとベラミーを助かる可能性がある道へと導いていく。(公式サイトより引用)
The 100/ハンドレッド Season4動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason4の第三話『The Four Horsemen/第四の騎士』のネタばれになりますので注意してください。
ハイドロジェネレーターが手に入らなかったことによりアルファ・ステーションを修理しても生き残ることができるのは100人程度であるとレイヴンは話す。
クラークはレイヴンに食料の管理を頼んでいたが、最近では放射線の影響なのか狩りに出ても獲物が見つかりにくくなっていた。
レイヴンはクラークにアルファ・ステーションに入る100人のリストを作っておくように話すが、人の命を左右することに覚悟ができていないクラークはまだその段階ではないと断った。
するとここで外が騒がしくなりクラークたちが外に出てみるとそこにはナイコとルナ、子供たちの姿があった。
ナイコは病気にかかってしまったため空の民の薬がほしいと話すが、ルナたちに出ている症状は放射線によるものだったのである。
アビーは取りあえずルナたちを医療室へ運び手当てをすることに。
ナイコの話では最初は魚などの小さな生物が死んでいったということで、レイヴンが残された期間を計算してみると半年ではなく2カ月程度しかないことが分かる。
レイヴンは改めてリストを作るようにクラークに話すが、ここで外からローバーのエンジン音が聞こえてきた。
使用許可は出していないことから不審に思ったクラークたちが様子を見に行くと運転していたのはジャハだった。
理由を尋ねると元エンジニアのジャハはアルファ・ステーションを修理しても100人程度しか生きられないことを悟っており、他の可能性の確認に行くのに必要だと答えた。
ジャハはある宗教団体が非公式にシェルターを作っている可能性があると話す。
その宗教団体の理念は終末を生き抜くというものであり、教祖のカドガンはシェルターを作っている可能性が高いのだという。
レイヴンは眉唾ものの情報をうのみにして時間を浪費するのに反対だと話すが、クラークはもし本当にシェルターがあればステーションを修理する必要もなくなるといって意見が対立してしまう。
そこでクラークはもしシェルターがなかったらリスト作りを始めるといってレイヴンも納得した。
クラークとベラミーとジャハの3人はカドガンが残したと思われるシェルターを探しに行くことに。
一方、ポリスにいるオクタヴィアのもとにロアンがやってきた。
ロアンはフレームが盗まれたことを明かし、それをオクタヴィアに探してほしいのだと話す。
フレームがなければロアンの影響力が弱まり空の民の安全が脅かされるためオクタヴィアはこれを了承した。
この時ポリスでは樹海の民がテクノロジーを破壊する運動を行っており、フレームもその対象となっていた。
オクタヴィアはロアンから犯人は女性だといことを聞いており、怪しげな女を一人発見する。
女は総帥の引き継ぎなどを行う聖域へとはいっていきオクタヴィアはその女がフレームを盗んでいることを確認する。
女は自分がフレームキーパーであると主張しフレームを返そうとしない。
オクタヴィアはやむなく実力行使に出たのだが、相手を追い詰めた時にインドラがやってきた。
インドラはその女は自分の娘のガイアだと言いオクタヴィアを止めた。
インドラとガイアは以前に仲たがいをしていたのだが、それでも娘であるためインドラはガイアを殺すことができなかった。
そこへフレームを求めて樹海の民が押し寄せてくる。
樹海の民のイリアンはガイアからフレームを奪うとそれを斧で破壊したのである。
だがこれはオクタヴィアの考えた作戦であり、壊されたのはガイアが身につけていたただのお守りだった。
フレームは守られたがその事実を隠ぺいするためにオクタヴィアは樹海の民の一人の首をロアンに差し出し、破壊された偽物のフレームを差し出し止めることができなかったと報告するのだった。
一方、シェルターを目指すクラークたちはジャハからカドガンの詳しい情報を教えてもらっていた。
カドガンは10以上の物件を所有していたのだがそれを1件だけ残して売却していたという。
残っていたのはカドガンの生家であり、ジャハはそこの地下にシェルターがあるとにらんでいた。
カドガンの生家につくと3人は地下への入り口を探し始めクラークが見つけた。
そこにはカドガンの宗教団体の紋章が書いてあり、扉の外には11と書かれたメダルと白骨化した死体が転がっていた。
カドガンの教義では救われるためには12段階のステップを踏む必要があり、11段階目の人間だったためシェルターに入れてもらえなかったのだと推測された。
クラークたちは密封された扉を発見し叩いてみるが中から応答はない。
そこでローバーを使って扉をこじ開けたのだが、中には汚染によって死んでしまった大量の死体が転がっていた。
そのシェルターの密閉は完ぺきではなかったのである。
そのころ、マーフィーとエモリは2人で生き延びようとしていたが食糧難に陥っていた。
いつもならいるはずの小動物や昆虫が姿を消していたからである。
マーフィーは食料を得るためにアルカディアへと足を運んだ。
レイヴンが作業している隙をついて食糧を盗もうとするマーフィーだったがそこへアビーがやってくる。
アビーはルナたちを治療するために薬を使いたいと話すが、その薬は被爆してから24時間以内に投与しないと効き目が薄く、大切な物資を無駄遣いするわけにはいかないとレイヴンは反対した。
アビーは子供の分だけでも使わせてほしいと頼むがそれもレイヴンに反対され、それならその宣告を自分で行ってみればと言われレイヴンは涙を流す。
その様子を見ていたマーフィーはレイヴンに見つからないように薬を盗みそれをアビーに渡した。
物資を無駄にすることができないとわかっているアビーはまずは子供に薬を与えてみて効果があれば他の患者にも与えるとルナに話す。
しばらくしてレイヴンは薬がなくなっていることに気が付き治療室へ向かったがマーフィーに止められる。
薬をのんだ子供が息を引き取ろうとしていたのである。
救えなかった無力感に襲われるアビーとそれを複雑な思いで見守るレイヴン。
ルナやナイコに見守られ子供は静かに息を引き取った。
その後、調査から戻ってきたクラークは約束通り100人のリストを作っていた。
ベラミーは自分の名前を書く必要はないと話していたがクラークは99人目にベラミーの名前を書いた。
だがどうしても自分の名前を書くことができずクラークは涙を流す。
すると休んでいたベラミーが目を覚まし自分の名前があるならクラークの名前をも書くべきだと話す。
クラークが無理だというとベラミーは自分が書くといって100人目にクラークの名前を書いた。
しばらく睡眠をとったクラークが治療室へ行ってみるとルナ以外の患者は全員死んでいた。
だがルナに現れていた症状は一晩で改善していたのである。
これはルナの中に流れる闇の血の作用であると考えられた。
一方、エモリの元に戻ったマーフィーは2人だけでは生きていけないと話し、アルカディアに戻ることを伝えるのだった。
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中間管理職のレイヴンは板挟みにあって大変でしたね。
マーフィーはちゃっかりアビーに恩をうって居場所を確保していますし。
やっぱりああいった人間が最後まで生き残るんでしょうね。
オクタヴィアはすっかり殺し屋のような感じになっていましたけど、ここでまさかの新キャラであるインドラの娘が出てくるとは。
フレームキーパーとして出て来たってことは今後もちょくちょく出てくることになるんでしょうね。
クラークたちはせっかく見つけたシェルターがダメになっていて残念でしたね。
ストーリー展開的にはあの話は必要なかったと思いましたけど、それでもあえて入れて来たってことは何か意味があったんでしょうね。
ただクラークがリストを作るためだけの話しじゃないのでしょう。
ルナもさらっと出てきましたけど闇の血をうまく利用すればプライム・ファイアにも耐えられるかもしれませんね。
どう利用するかはアビーの腕の見せ所ですね。
以上がSeason4の第三話『The Four Horsemen/第四の騎士』のあらすじと感想のレビューでした。