海外ドラマ「The 100/ハンドレッド Season4」第十三話『Praimfaya/プライムファイア』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season4 登場人物/キャスト
クラーク → イライザ・テイラー
ベラミー → ボブ・モーリー
オクタヴィア → マリー・アヴゲロプロス
ジャスパー → デヴォン・ボスティック
モンティ → クリストファー・ラーキン
マーフィー → リチャード・ハーモン
アビー → ペイジ・ターコー
ケイン → ヘンリー・イアン・キュージック
ジャハ → イザイア・ワシントン
レイヴン → リンゼイ・モーガン
ロアン → ザック・マクゴーワン
プライムファイアが始まり、ヒーローたちは自分たちが生き延びるために、ほとんど不可能なほど困難な道を選ぶことを強いられる。シーズン・フィナーレ、迫り来る世界の終わりへの時間との闘い。(公式サイトより引用)
The 100/ハンドレッド Season4動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason4の第十三話『Praimfaya/プライムファイア』のネタばれになりますので注意してください。
リーダーとなったオクタヴィアは無線でベラミーと会話していた。
ベラミーは選抜を勝ち抜いたことでオクタヴィアはリーダーとして認められたため皆が安心して生きていけるように導けと話す。
オクタヴィアは自分はリーダーの器ではないためそんなことはできないと不安をあらわにするが、ベラミーはオクタヴィアなら絶対にできると口にする。
別れを惜しむ二人だったがここで死の波の影響でシェルターの電子機器が壊れてしまい連絡が取れなくなってしまった。
そこへクラークがやってくるがベラミーは無線が壊れたためアビーに別れを言えなくなったと申し訳なさそうに言い、クラークも涙を流した。
ここでマーフィーが2人を呼ぶ声が聞こえ行ってみるとポリスが死の波にのまれていく映像が見えるが、その直後に映像は途切れてしまった。
オクタヴィアはインドラからもベラミーと同じように皆を導けと話し、これからは総帥の時代でもなくフレームの時代でもなくオクタヴィアの時代だと話す。
そしてインドラはレクサがつけていたおでこの紋章のようなものを渡し、それをつけたオクタヴィアはシェルターの人間を1つの部族としてまとめ上げ困難を乗り越えていくことを宣言するのだった。
一方、レイヴンはポリスからラボまでの距離を計算し、残された時間が90分しかないと話す。
また大変なのはこれからで、90分の間に灯台のシェルターから酸素を作り出す装置を回収し、2人乗りの宇宙船を8人乗りに改造し、アークについてからの食糧なども考える必要があった。
モンティとマーフィーは灯台のシェルターの酸素供給装置の回収に向かい、クラークとベラミーは食糧や水などの計算を行い、残った人員でロケットの改造を行うことに。
モンティとマーフィーが灯台へ向かう途中、モンティは過去にマーフィーが行ってきたことに対して憤りをあらわにするが今はそれどころではない。
灯台につくとすぐに装置の回収にはいったが、手袋が邪魔で装置を外すことができない。
モンティは決死の思いで手袋をはずして装置を取り外すが、見る見るうちに手は焼けただれていく。
なんとか装置を外すことに成功するがモンティの手はひどい状態だった。
急いで手袋をつけ直し、2人は協力して装置を運んで行くが、途中でモンティが意識を失ってしまう。
マーフィーは一人で装置を持ちあげるとモンティを置いてラボへ向かうのだった。
そのころ、必死に船の改造を行うレイヴンだったが焦りのあまり回路がショートしてしまう。
故障個所を調べてみると通信機器が修復不可能な状態になっており、レイヴンはこれですべてが無駄になったと話す。
状況が理解できないベラミー達だったが、レイヴンはアークは電源が入っておらず外から入れる必要があったが、通信機器が壊れたせいでそれができなくなったのだという。
電源が入っていない場合は外から扉を開けることができないからだ。
生存をあきらめるレイヴンだったがベラミーがこれまで何度もピンチを救ってきただろうといってレイヴンを励まし、冷静さを取り戻したレイヴンは衛星塔のアンテナを利用してアークの電源を入れることを思いつく。
クラークとベラミーがレイヴンの指示を受けて衛星塔へ向かおうとするが、そこへ酸素供給装置を持ったマーフィーが一人で戻ってくる。
マーフィーはモンティが途中で倒れたことを伝え、ベラミーと一緒にモンティを助けに戻った。
衛星塔へはクラークが一人で行くことになったのだが、往復するための時間はギリギリだった。
酸素供給装置を中に持ってはいったレイヴンはエコーにも手伝うように言うが、エコーはどこに行ったかわからない状態だった。
この時エコーはレイヴン達の目が届かない部屋に隠れており、死化粧のようなものを施していた。
なんとか意識を取り戻したモンティの元へマーフィーとベラミーが助けにやってきて、マーフィーが一人で機械を運んだことを知るとモンティはマーフィーに対する考えを改める。
一方、衛星塔へ向かったクラークはなんとか時間内にたどり着くが、レイヴンの言っていた通りに作業をしてもエラーが出てアンテナの向きを変えられない。
ラボに戻るための10分もきってしまい、クラークは無線でレイヴン達に呼び掛け、これが聞こえていたら自分を待たなくていいとメッセージを残した。
クラークは「私の戦いは終わった」とつぶやき、アンテナの向きを手動で変えるべく塔をのぼりはじめたのである。
ベラミー達もなんとか時間内にラボに戻ることができたが、残された時間は3分もない。
ベラミーはエコーがいないことを聞き施設の中を探して回ると、腹を切って自殺しようとしているエコーを発見する。
エコーは誇り高き氷の民が空の民に助けられ、あまつさせ宇宙に行こうとしている自分が許せなかったのである。
ベラミーはアークに行っても試練の連続で楽しいことなど何もないが、誰よりも強いエコーがいれば生き延びる可能性が高くなるといってエコーを勇気づける。
これによりエコーもアークへ行くことを決意するが、クラークが帰ってこないまま刻一刻とタイムリミットは迫っていた。
そしてとうとうクラークが訪れないままタイムリミットが来てしまい、ベラミーはクラークを見捨てるという苦渋の決断をする。
エモリはあと1分だけ待てないのかと声を荒げるが、死の波はすぐそこまで迫っており待つことはできない。
レイヴンは宇宙船を発進させ7人を乗せた宇宙船は無事に宇宙へと上がって行くのだった。
その様子を塔をのぼりながらクラークも見つめていた。
宇宙へやってきたレイヴン達はこれからまだいくつも試練が残っていることを確認するが、アークの電源が入っていないことに気が付く。
このままではアークに入ることができないが、ベラミー達はクラークを信じて船外作業の準備に取り掛かる。
宇宙船を見送ったクラークは塔の頂上にたどり着き再びアンテナ調整のコマンドを入力するが受け付けない。
クラークはアンテナのところまで移動し力でアンテナの向きを変えてようやくコマンドを受け付けるようになった。
だがコマンドを送信する前に死の波の影響でタブレットが壊れてしまう。
クラークは失意の中タブレットを投げ捨て死の波で焼かれて死ぬ前に急いで塔を降りた。
クラークはダッシュでラボまで戻ろうとするが、途中でこけてしまいマスクが破損してしまう。
それでも懸命に走ってラボにたどり着いたクラークだったが、放射線の影響で顔はただれ血を吐いていた。
そしてクラークはそのまま意識を失ってしまう。
宇宙ではレイヴンが船外活動をして電源のはいっていないアークの扉を開けようとするがやはりあかない。
酸素量も少なくなりあきらめかける一同だったがここでついにアークの電源が入る。
レイヴンは急いで扉を開けてアークの中に入り、宇宙船の人間も中に入れた。
酸素量が少ない中ベラミーはモンティの指示を聞いて酸素供給装置をつなぎ合わせるが、防護服の酸素はなくなり用意していた酸素缶も尽きていく。
ベラミー達も意識が遠のいていく中なんとか酸素供給装置をつなぎあわせてブレーカーをあげることに成功した。
レイヴン達は呼吸ができなくなりすでに意識を失っていたが、ようやく酸素が出始めてギリギリのところで呼吸することができたのだった。
ベラミーがステーションから地球を見ると死の波により全土が覆い尽くされていた。
レイヴンはまた助けられたといいクラークなしでも大丈夫かとベラミーに尋ねると頑張るしかないと口にするのだった。
そして6年と7日が過ぎた。
なんとクラークはあの状態から生還しており、更にその傍らには生き残った闇の血を引き継ぐマディーという名前の少女の姿が。
クラークは1年7日から日課にしている宇宙へアンテナを向けて無線での交信を行う。
クラークはシェルターの人間とも連絡が取れなくなっており、ポリスに行ってみたが瓦礫に埋まっておりどうすることもできなかったことを話す。
クラークはベラミー達に戻ってくる時は地球で唯一残っている緑の大地を目指してと伝えるが、ここで大きな音が聞こえ空から宇宙船が地球へやってきているのを目撃する。
当然クラークはその宇宙船はベラミー達だと思っていたが、近くまで来るとマディーが聞いていたよりも大きいと言いだす。
クラークが確認してみると明らかに形の違う宇宙船で、その宇宙船には「エリギウス社」、「ガガーリン囚人移送船」と書いてあった。
果たしてその宇宙船に乗っているのは誰なのか?
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正直6年7カ月後って出た瞬間このシーズンで終わるのかと思いましたけど、そこはさすがハンドレッド。
いつも予想のななめ上を行きますよね。
先ず今シーズンを振り返るとアリーの支配から脱してからはどこが支配権を握るのかという血なまぐさい話しが延々と続きましたね。
更に死の波が押し寄せてくることがわかってからもどこがシェルターを使うのかという争いが続きました。
最終的には選抜によりオクタヴィアが勝ち抜きましたが、リンカーンの思いを受け継いだオクタヴィアはすべての部族に生き残るチャンスを与えました。
ただしその中にベラミー、モンティ、レイヴン、マーフィー、ハーパーと言った主要メンバーの姿はなく、更にクラークは地球に取り残される始末。
当然突っ込みたいところも満載でしたが広い心で見守り、ベラミーたちはアークへ帰還、クラークはラボで気を失い生死不明。
そしていきなり6年7日が経過し、闇の血によってクラークが生存。
まあここまでは予想できましたけど、闇の血を引くマディーという謎の少女が傍らに。
何者??
というのはおそらく次のシーズンで明らかにされるのでしょう。
それだけでなくシェルターもアークも生死不明になっており、更にガガーリン囚人移送船と書かれた宇宙船が。
私も覚えていませんでしたがエリギウス社はエピソード5でジャクソンとアビーに会話に出てきているとのこと。
エピソード5というとちょうど闇の血を作ろうとしていたところですね。
何でもこの会社のためにベッカは闇の血を開発したのことらしいのですが、はて?
そんな会話ありましたっけ?
更にガガーリン囚人移送船という名前から、普通に考えればソビエト出身の宇宙飛行士であるユーリイ・ガガーリンかその子孫なのではと予想されます。
ということはソビエトでも秘密裏にアークのようなステーションを作って生き延びていたってことになるんですかね?
個人的には月のステーションで暮らしていたのではと思ったところもありますが、予想の斜め上を地で行くハンドレッドなのでそこはまた予想外の設定になっているんでしょう。
シーズン5は2018年の初頭に放送予定とされているようなので、日本では半年後ぐらいに放送になるでしょう。
シェルターから出てくるオクタヴィア達や宇宙から帰ってくるベラミー達がどのようになっているのか楽しみですね。
以上がSeason4の第十三話『Praimfaya/プライムファイア』のあらすじと感想のレビューでした。