海外ドラマ「The 100/ハンドレッド Season4」第九話『DNR/未来へ向けて』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season4 登場人物/キャスト
クラーク → イライザ・テイラー
ベラミー → ボブ・モーリー
オクタヴィア → マリー・アヴゲロプロス
ジャスパー → デヴォン・ボスティック
モンティ → クリストファー・ラーキン
マーフィー → リチャード・ハーモン
アビー → ペイジ・ターコー
ケイン → ヘンリー・イアン・キュージック
ジャハ → イザイア・ワシントン
レイヴン → リンゼイ・モーガン
ロアン → ザック・マクゴーワン
ジャスパーとベラミーが探索を続ける中、ジャハが発見したことが広まり、クラークは平和を維持しようと奮闘する。(公式サイトより引用)
The 100/ハンドレッド Season4動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason4の第九話『DNR/未来へ向けて』のネタばれになりますので注意してください。
ジャハがシェルターを発見したことによりもうこれ以上実験する必要がなくなり、ラボでは地上に出れるようになるまでの5年間を過ごすための物資を整理していた。
ミラーたちは先にシェルターに向かいラボにはエモリとマーフィーとレイヴンだけが残っており、エモリは本当に迎えに来てくれるのか心配になっていたが、レイヴンが自分がいるから大丈夫だと話す。
だがここでレイヴンの脳に再び異変が起こり始める。
突然ロケットが起動する音が聞こえてきて、マーフィーに確認したところでそれが幻覚であることが分かる。
レイヴンがロケットの中を調べてみるとそこにはベッカの姿が。
ここでレイヴンに発作が起きてしまい意識を失ってしまう。
一方、樹海の民の村でイリアンと静かに暮らしていたオクタヴィアだったが戦いを放棄した自分に疑問を抱いていた。
イリアンは最後の時がわかっている自分たちは幸せだというが、村の人間は戦士であるイリアンを戦わせようとしていた。
だがイリアンはそれを拒否しオクタヴィアと過ごすことを選択する。
その後オクタヴィアが一人で畑を耕してると樹海の民が3人やってくる。
オクタヴィアは穏便にやり過ごそうとするが自分がスカイリーパーであることがばれており、仲間を殺された恨みから樹海の民たちは襲い掛かってくる。
オクタヴィアはやむを得ず応戦してしまうが、次第にかつての残忍さを取り戻していく。
オクタヴィアが皆殺しにした後イリアンがやってくるが、オクタヴィアはこれが本当の自分だといってポリスに向かってしまうのだった。
そのころ、アルカディアではジャハが主導しシェルターへ避難するよう指示していた。
皆が準備を進める中、ハーパーは自分がルイスを見殺しにしたことに罪悪感を抱いており、もうこれ以上戦えないとモンティに弱音を吐いた。
モンティは生きることをあきらめたハーパーに臆病だと言い、自分が好きな人間はみんな死にたがるといって部屋を出ていった。
ジャハは夜明けまでに準備を済ませるように伝えたが、ジャスパーをはじめとする若者たちが酒を飲んで騒いでいた。
ジャスパーは夜明けまでには準備すると言ったがジャハがいなくなったところで、今なら生きるか死ぬかを自由に選ぶことができるといってどうするかを皆に迫った。
その中の誰一人として避難の準備を始める者はおらず、そこへハーパーも加わってしまう。
クラークとロアンとアビーはローバーの荷台に乗り一足早くシェルターを目指していた。
だがアビーはロアンがいなくなったところで予定が変わったと言いシェルターへの避難はインドラが主導権をにぎっているため氷の国を加えることができないといわれてしまう。
このことはケインも知っており、ポリスにつくとロアンを罠にはめようとインドラの軍隊が当たりを囲んだ。
だが更にそこへエコーの軍が現れケイン達の画策は失敗に終わる。
ロアンは捕らえていたクラークだけを部屋に呼び、今回の画策を知っていたのかと問いただした。
クラークは知ったのはついさっきだと言い戦争ではなく話し合いをするべきだと主張した。
ロアンもそれに納得し合議を開くことに。
しばらくしてロアンとインドラとクラークによる会議が開かれた。
クラークは和平協定を結んでシェルターをシェアするべきだと主張するがインドラはそれは無理だと拒否した。
インドラは剣によって決着をつけるべきだと主張し、クラークはレクサが生きていたら全員を助けようとしたはずだと口にする。
それを聞いたインドラはレクサならそうしただろうというが自らの主張は曲げず、戦争は不可避の状態に。
インドラが部屋を出た後クラークはロアンに再度協定を結ぶように持ちかけるが、総帥がいない今部族をまとめるのは不可能だと口にする。
これを聞いたクラークは最後の手段を取ることに。
クラークはガイアの元へ行きオクタヴィアからフレームを受け取っていることは知っていると言い、総帥の即位式を行ってほしいと話す。
ガイアは闇の血がなければ無理だと話すが、クラークは自らの手を切り闇の血になっていることを明かしたのである。
その後、ロアン達が戦争の準備を進めていると総帥の即位を知らせる角笛が鳴った。
選抜もせずに儀式を始めるなんてと口にするエコーにロアンは誰が闇の血かはわかっていると話す。
ガイアは総帥の間で即位式を始めており、皆の前でクラークが闇の血になっていることを明らかにした。
それを見た者たちはクラークを総帥としてあがめたが、クラークが闇の血になっていることに驚くインドラ。
更にそこへロアンもやってきてこんな儀式は茶番だといって中断させた。
ロアンは治療師としてアビーを呼び寄せ、クラークの闇の血は科学によってつくられたものだといわせた。
ロアンは誰でも闇の血になれるならそれに意味などないといって儀式がやめさせたが、クラークの言うことも一理あるといって戦争でどの部族が生き残るか決めるのは愚かだと話す。
そしてロアンは各部族から最強の戦士を一人出して選抜を行い、最後まで生き残った部族がシェルターを利用する権利を手に入れればいいと提案する。
インドラもそれに賛成し、各部族による選抜が行われることになってしまった。
そのころ、ラボではレイヴンの様子がおかしくなっているのにエモリが気が付いており、迎えのローバーも遅れていたため見捨てられたのではないかと考え始めていた。
エモリとマーフィーはポリスに行くことをあきらめ灯台の隠し部屋に避難する作戦を立て始め、レイヴンは幻覚ベッカからすでに脳は手遅れの状態になっているため、今シェルターに避難しても皆に世話を焼かせるだけだといわれる。
それなら一人で宇宙へ行って宇宙遊泳でも楽しんで死ねばいいといわれレイヴンはそれに納得してしまう。
エモリとマーフィーは迎えが来るのをあきらめていたが、ようやくジャクソンとミラーが戻ってきた。
マーフィーはレイヴンを呼びに行ったが、レイヴンは宇宙へ行くため宇宙服の改造を行っていた。
マーフィーはシェルターに避難するぞと話すが、レイヴンは自分は行かないといい、宇宙へ行くことを明らかにした。
レイヴンはもう自分の頭は手遅れで痛みを背負って生きていくことはできないと話すと、マーフィーは自分がレイヴンを傷つけたことを謝罪したのである。
レイヴンは足が痛むのは我慢できるが頭が使えなくなるのは我慢できないと言い、自らの決意が揺るがないものであることをマーフィーに話すと、マーフィーは何も悪くないといってハグしたのである。
レイヴンの気持ちを汲んだマーフィーはレイヴンを置いて避難を始めた。
アルカディアではジャスパーたちが扉を固く閉ざし、避難はしないと主張していた。
モンティはドアの外からハーパーを説得しようとするが聞く耳を持たない。
ジャハは爆弾を使って扉をこじ開けようとするが、ベラミーは彼らの選択が死ぬことならそれは仕方ないと話す。
それを聞いたジャハは救いを拒む者は救うことができないと口にし、ジャスパーたちの選択を尊重することに。
皆が避難を始める中、モンティはジャスパーたちのもとに残りハーパーに愛を伝えた。
ジャスパーが心変わりしたのかと尋ねると、モンティは君たちの考えが変わるかもしれないだろうといって最後まであきらめない姿勢を示した。
ポリスではベラミーとクラークが考えを巡らせていたがどう考えても戦いは避けられず、今のままでは勝ち目もなかった。
時間だけが過ぎていく中、ヘリオスに乗ったオクタヴィアがポリスにやってきたのだった。
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今回はそれぞれにつらい決断がありましたね。
モンティはジャスパーたちを救うために残る決意をし、マーフィーはレイヴンと和解し彼女を置いていくことに。
レイヴンとマーフィーの会話はちょっと感動しましたね。
ただそのあとエモリと顔を合わせて笑ったのにちょっと引っかかりましたが。
ジャスパーも何かやらかすと思っていましたけど、あんなに大勢で避難を拒むとは。
ハーパーまで加わってしまい、モンティは彼らを救いたいがために一人残ってしまいましたけど、確実にやばいですよね。
モンティには生き残ってもらいたいところですが果たしてどうなることやら。
クラークは思っていた通り総帥になろうとしましたけど、予想と反してあっさり止められましたね。
部族どうしの争いになってしまいましたけど、空の民からはオクタヴィアが出るんでしょうね。
普通に考えれば勝てるはずありませんが、そこはドラマなのでオクタヴィアが勝つんでしょう。
ただオクタヴィアが勝った後に他の部族が納得するかは疑問ですね。
以上がSeason4の第九話『DNR/未来へ向けて』のあらすじと感想のレビューでした。