海外ドラマ「GRIMM/グリム」第十七話『LOVE SICK/恋の病』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season1 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
マリー・ケスラー → ケイト・バートン
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
遺体が2体見つかったとの連絡が入り急きょ現場に向かうニックとハンク。被害者2人は2人とも手に銃を持って倒れていたことから互いに撃ち合ったと推測、また車の下に携帯を見つけ調べることに。捜査の状況を刑事2人に確認したレナード警部は携帯が見つかったことに驚き……。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
Forgive me for the evil I have done you; my mother drove me to it; it was done against my will.
『私の悪い行いを許して。母に無理やりやらされたのです』
モチーフとなっているのは『キャベツろば』
GRIMM/グリム Season1動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason1の第十七話『LOVE SICK/恋の病』のネタばれになりますので注意してください。
ニックはグリムである自分のことを全く知らないことからか、少し焦りを感じ始めていた。
そのため、トレーラーこもってひたすら何かを探していた。
その時ふいにインクがこぼれマリーにもらった鍵についてしまう。
しかしこれによりニックは鍵に何かが彫ってあることに気が付く。
ところ変わって、レナード警部が警察署から帰ろうとした時、何者かが後をつけレナード警部をある場所へと連れて行く。
そこにはレナード警部の親戚の者がおり、一族が今の事態を憂いていると語った。
そのためすぐにでもグリムの持っている鍵を手に入れるようレナード警部に指示する。
しかしレナード警部はコレに逆らい、その場にいた2人の男を殺してしまう。
そのころ、ニックはハンクに誘われてジュリエットと共に食事に出かけていた。
ハンクが恋人を紹介したいからということだった。
レストランについたニックはその恋人を見て驚愕する。
相手はあのアダリンドだったからである。
アダリンドの目的はハンクを虜にしてニックから鍵を奪い取ることだった。
アダリンドの正体を知っているニックはハンクに手を出さないよう警告するが、不安はぬぐえなかった。
そんな時、殺人事件の連絡が入り食事会は中断してしまう。
その殺人事件とはレナード警部が殺した2人の男についてだった。
現場は2人の男が撃ち合ったように細工されており、レナード警部を思わせるものは何もなかった。
しかし現場には携帯電話が残されていたため、それを持ち帰って解析することに。
またニックは別のものを見て驚愕することとなる。
アダリンドの作った媚薬を食べて死にかけたウー巡査部長が目の前でリップクリームを食べてしまったのである。
ニックはウーに問いただすが、そんなものは食べてないと否定する。
警察署に戻り、ニックたちは拾った携帯電話の解析をしようとしていた。
ただハンクは仕事中であってもお構いなしにアダリンドの会話をニックにふってくる。
ハンクはアダリンドに食事会の埋め合わせとして花を送ると言い、携帯の解析をニックに託して帰ってしまう。
ハンクが帰ったその直後、ウーがニックに最近胃の調子が悪いと話しかけてくる。
ニックは悪いものでも食べたのではないかと冗談交じりに言うがウーは真面目に取り合わない。
しかしそう思った矢先ウーが突然倒れてしまう。
またこの騒動の時に証拠品だった携帯電話をレナード警部が持ちかえってしまう。
倒れたウーの診察結果はいわゆる異食症と呼ばれるもので、胃洗浄をした結果大量の遺物が摘出された。
だがコレで治ったわけではないのでしばらくは誰かが様子を見ないといけないと医者は語った。
またこの騒動のおかげで携帯電話の証拠はレナード警部によって消されてしまったのである。
その後、ニックはモンローのもとを訪れ人間がヘクセンビーストに恋をすることはあるのかと尋ねた。
モンローはそんなことがあるとすればツァウバートランクス(ドイツ語で魔法の薬)を飲まされたときだけだと語り、これについてはロザリーが詳しいと言ってスパイス店へ行くことに。
もしアダリンドがツァウバートランクスを作ったのであれば、店に訪れて何かを買っているかも知れなかったためロザリーはそれを調べることに。
すると明らかにツァウバートランクスを作る目的で買っていったであろうメモが残してあった。
ニックはロザリーとモンローに頼み、どんな種類のツァウバートランクスを作ったのかを調べてもらうことに。
そのころレナード警部はアダリンドに最後の指示を出していた。
それはハンクを完全に虜にし、そのハンクを人質にニックに鍵を要求するというものだった。
アダリンドはすぐにハンクに電話をしハンクを呼び寄せた。
そのころようやくロザリー達がツァウバートランクスの種類を突き止めていた。
すぐに解毒薬を作り、まずはウーにこの薬が効くかどうかを試した。
薬を服用して怪しい反応はあったものの、ウーはすぐに良くなった。
ニックはすぐにハンクにも薬を与えようとするが、ハンクはすでにアダリンドの家まできていた。
ニックたちがハンクの家に着いたころにはアダリンドはすでにおらず、ハンクはこん睡状態に陥っていた。
ハンクはアダリンドと体の関係を持ってしまったため、ツァウバートランクスの種類に変化が起こり、解毒薬は意味をなさなくなっていたのだ。
ハンクを治す方法はヘクセンビーストとしてのアダリンドを殺すことだけだった。
その方法はヘクセンビーストにグリムの血を飲ませることだった。
ニックは一人でアダリンドの元へ向かい、アダリンドを挑発して戦うことに。
そしてニックの機転によりアダリンドに血を飲ませることに成功する。
するとアダリンドの中のヘクセンビーストは消滅してしまった。
普通の人間になってしまったアダリンドはレナード警部から捨てられるのであった。
こうしてなんとかハンクの命は救えたものの、殺人事件については迷宮入りとなってしまった。
最後に、ニックは気になっていた鍵の彫刻を紙に写し取ってみた。
そこには何やら文字や絵が書いてあったがニックには何なのかわからなかった。
以上がSeason1の第十七話『LOVE SICK/恋の病』のあらすじと感想のレビューでした。