海外ドラマ「GRIMM/グリム」第二十話『HAPPILY EVER AFTERMATH/幸せの余波』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season1 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
マリー・ケスラー → ケイト・バートン
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
大金持ちのアーサーは詐欺に遭い全財産を失う。妻ルシンダの継母メイヴィスに援助を求めるがきっぱりと断られてしまう。その夜メイヴィスはコウモリのような魔物に襲われ、高周波の音にやられて耳から血を流し目玉が飛び出した状態で2階から転落死する。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
And they lived happily ever after.
『2人はいつまでも幸せに暮らしましたとさ』
モチーフとなっているのは『シンデレラ(灰かぶり姫)』
GRIMM/グリム Season1動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason1の第二十話『HAPPILY EVER AFTERMATH/幸せの余波』のネタばれになりますので注意してください。
巨額詐欺事件に関与していた男が自殺する。
アーサーはその男に投資してしまっていため、巨額の損失を出してしまった。
アーサーは妻ルシンダの後見人であるスペンサーに相談し、2人はお金持ちであるルシンダの母親に援助を求めることに。
しかしルシンダは母親からは嫌われており、あっさりと断られてしまう。
その夜事件は発生してしまう。
眠りにつこうと思ったルシンダの母親は自分しかいないはずの寝室で何やら物音を耳にする。
ベッドの下を探ってみるとそこにはコウモリのような姿をした魔物が。
逃げる母親だったが、高周波のようなものを浴びて目は破裂し耳は鼓膜が破れ、2回から落下し死んでしまう。
現場についたニックとハンクはルシンダの腹違いの姉に当たる2人の女性に話を聞くことに。
するとその夜、アーサーとスペンサーがお金の無心にきていたことが分かった。
ニックとハンクはすぐにアーサーの家に向かうことに。
そこには妻のルシンダとスペンサーもきていた。
ここでニックはスペンサーが何かのヴェッセンであることに気が付く。
ただ殺人現場には何の証拠もなかったため、犯人の特定には至らなかった。
スペンサーがなんのヴェッセンなのか気になったニックはモンローをトレーラーに呼び一緒に調べることに。
するとムルシエラゴあるいはガウータブリッツと呼ばれるコウモリ型のヴェッセンであることが分かり、何もかも破壊する高周波の音、いわゆる超音波を出すことができることが分かった。
対抗するには専用の武器が必要であり、モンローはこんなの準備できるわけがないと言うが、なんとトレーラーにはすでにその武器が納めてあった。
遺体の特徴からニックは犯人がスペンサーだと確信し、彼の動向を探ることに。
すると、ルシンダの母親が死ぬとその遺産はルシンダ以外の娘に分配されることが判明する。
しかし姉の2人が死ねばその遺産は全てルシンダの手元に入ることもわかる。
ニックとハンクは2人の姉が危ないと思い、急きょ家へと向かうことに。
しかし着いた時にはすでに姉は殺されており、その現場にはスペンサーもいた。
だが本当に殺しを行っているのはスペンサーではなくルシンダの方だった。
なんとスペンサー同様ルシンダもガウータブリッツだったのだ。
ルシンダは自分へひどい仕打ちをした家族を恨んでいたのである。
そんなことはつゆ知らず、ニックたちはスペンサーを逮捕し尋問することに。
ただスペンサーはハンクがいる場でニックの正体について言及するような発言をし、場を混乱させた。
ハンクが席をはずすと、スペンサーはルシンダが犯人であることをニックに告げ、急がないともう一人犠牲者が出ると語った。
ニックはすぐにルシンダのもう一人の姉の元へ向かった。
この時、ガウータブリッツに対抗するためにモンローに武器を持ってくるように頼んだ。
警察署に残されたスペンサーは超音波を使い窓を破壊し、警察署を脱走しルシンダの元へ向かった。
現場についたニックはモンローと合流し、例の武器でルシンダをあぶり出すことに。
その効果は絶大でルシンダはすぐに窓を突き破って外に出てきた。
しかしニックたちが駆け付ける前にスペンサーがその場にやってきて、全てにけりをつけてしまった。
駆け付けたニックたちが見た物は無残な姿になったルシンダとスペンサーの亡骸だった。
こうして一連の謎の殺人事件はニックが持っていた武器が凶器になったということで幕を閉じた。
一方、ニックは捜査中にかつての両親の事故についても調べていた。
その中であの事故に関与したと思われる容疑者が4人いることが判明した。
そのうちの3人はかつてザキントスのコインをめぐって死んだ3人の男たちであった(第13話参照)。
そして残りの一人は「アキラ キムラ」という名前の日本人であることが判明する。
以上がSeason1の第二十話『HAPPILY EVER AFTERMATH/幸せの余波』のあらすじと感想のレビューでした。