海外ドラマ「GRIMM/グリム」第十八話『CAT AND MOUSE/レジスタンス』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season1 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
マリー・ケスラー → ケイト・バートン
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
何者かに命を狙われている男がポートランドへやってくる。しかし、そこでも追手に追いつかれ銃撃を受け負傷しロザリーの店に侵入する。その男イアンはロザリーの兄フレディの死を知らず、助けを求めに来たのであった。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
'Perhaps some accident has befallen him,' said the king, and the next day he sent out two more huntsmen who were to search for him.
『彼の身に災難が降りかかったのであろうと王様は猟師2人を捜索に行かせました』
モチーフとなっているのは『鉄のハンス』
GRIMM/グリム Season1動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason1の第十八話『CAT AND MOUSE/レジスタンス』のネタばれになりますので注意してください。
ある男がポートランドにやってくる。
その男は何者かに命を狙われていた。
ホテルに付いた男は追ってきた刺客を返り討ちにしたものの、別の男が男を追って再びやってくる。
バスに乗って移動した男だったが、刺客に行動を読まれ、街中で銃弾を浴びてしまう。
男は撃たれながらもその男から逃げることに成功する。
街中で発砲事件があったことからニックとハンクは呼び出される。
現場には銃で撃たれた車と銃弾、それに血痕があるだけだった。
バスの運転手に事情聴取したところ、男の乗車券から顔と名前が判明するが、その名前は偽名だった。
一方その撃たれた男はロザリーの店に侵入し、ロザリーを後ろから突然襲った。
当然ロザリーは抵抗するが、男は自分の名前をイアンと名乗り知り合いであることを明かした。
ロザリーもすぐにイアンだとわかり、銃で撃たれているイアンを病院に連れて行こうとうするがそれはだめだと止められた。
ロザリーはその場で銃弾を摘出することにし、応援としてモンローを呼び寄せた。
銃弾は無事に摘出することができ、ロザリーの話ではイアンはヨーロッパに拠点を持つ、権力欲と世界征服欲にまみれたヴェッセンの王家“フェラート”の反対勢力組織である“ラウファー”のリーダーの一人であるという。
実は前に殺されたフレディもこの組織に属しており、イアンはフレディを頼って店を訪れていたのである。
またロザリーの話では以前ロザリーとイアンは恋人同士だったらしく、モンローは複雑な気持ちだった。
そのころ、イアンを追ってきたフェラートの殺し屋であるヴァルツはある飲食店にいた。
その店はラオズィンシュランガが経営する店であり、その経営者もまたレジスタンスの一人だったのだ。
ヴァルツはイアンの居場所を探るために、レジスタンスにかかわりのある人間を片っ端から殺して回っていたのである。
ヴァルツはそのラオズィンシュランガを殺すと、イアンから奪っていたカバンから彼のパスポートを残し、あたかもイアンが犯人であるかのように証拠を残した。
加えて自らが目撃者となることで、イアンが犯人であると証言した。
現場に残されていた銃弾から、最初の銃撃犯と同一犯であることが分かり、警察はイアンを殺人犯の容疑者として指名手配することに。
一方、手当てを終えたイアンはロザリーとモンローにニックに協力してもらうように提案する。
イアンはグリムの手を借りられるわけがないと断固拒否するが、モンローとロザリーが彼を説得した。
モンローはすぐにニックを呼びよせ、イアンに合わせた。
しかしニックはその顔を見て驚愕することとなる。
なんと自分が殺人の容疑者で追っている男だったのだ。
イアンに対して銃を向けるニックをモンローとロザリーは必死に説得した。
イアンは本当の犯人はヴァルツという男で、自分はその男に追われていると語った。
ニックはしぶしぶその男に協力することにし、ロザリー達が偽造パスポートを用意するのを黙認した。
そのころ、ヴァルツはなかなかイアンを見つけられないことからレナード警部を通じてニックと接触を図ってきた。
グリムである彼を利用するためだったが、ニックは一切の情報を話さなかった。
そのためヴァルツは次なるターゲットをカメラ屋の店主に決めた。
そこではヴェッセン用にパスポートを手配しているところだった。
ヴァルツは店主に家族を殺されたくなければ、指示に従えと言った。
そんなことはつゆ知らず、イアンのパスポートを作りにロザリーがそのカメラ屋を訪れてしまう。
パスポートを受け取ったロザリーはヴァルツに後をつけられ、人質になってしまう。
それを聞いたモンローとニックはすぐにロザリーの店へと向かった。
ニックには作戦があったようで一人で店の中に入っていくが、我慢できなかったモンロー続いてイアンもすぐに入ってきてしまう。
しかし、銃を向けられていたニックたちだったが、ロザリーの機転によりヴァルツは視界をふさがれ、ブルッドバットとなったモンローにより銃を奪われる。
ヴァルツに対して銃を向けるニックとイアンだったが、ニックの制止を聞かず、イアンはヴァルツを撃ち殺してしまう。
普通ならココでイアンを逮捕するのだが、グリムの資料によりフェラートとラウファーの因縁を知っていたニックは、死体の処理をモンローに託し、自分はイアンを国外に逃がした。
その後、ヴァルツの死体が発見されるも、誰に殺されたかは不明で、ニックの説明により正当防衛で返り討ちにあったのではないかということになった。
こうして、フェラートとラウファーの対立関係に巻き込まれた事件は解決するのであった。
以上がSeason1の第十八話『CAT AND MOUSE/レジスタンス』のあらすじと感想のレビューでした。