海外ドラマ「GRIMM Season5」第二話『今そこにある危機/CLEAR AND WESEN DANGER』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season5 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
事務員ウェムリンガーが会社の金を横領していることがバレそうになり、ヴォーガして社長を殺し目撃者を装い通報。ハンクはニックの休暇中、ポーグと組んで事件を担当することに。ウェムリンガーは偽名で横領罪で手配中であることが判明、保安官2名が護送のため彼を引き取りに来る。ニックは用心するよう警告するが……。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
Cherish those who seek the truth but beware of those who find it.
『真実の探求者を慈しめ だが真実の発見者には用心せよ』
モチーフとなっているのは『ヴォルテールの名言』
GRIMM/グリム Season5動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason5の第二話『今そこにある危機/CLEAR AND WESEN DANGER』のネタばれになりますので注意してください。
ある会社で社長が横領が起こっていることに気がつく。
社長は残業していた従業員のウェムリンガーに横領されていると話し、すぐに警察に電話をするがそこへウェムリンガーがやってきて犯人に心当たりがあるといいファイルを差し出す。
社長がファイルを受け取ろうとするとウェムリンガーは鱗におおわれたヴェッセンにヴォーガし社長を殺してしまう。
ウェムリンガーは自分で警察に連絡して虚偽の報告を行い捜査をかく乱しようとする。
そのころ、病院にやってきたモンローたちにチャベスがいっていたことを話し、すぐに証拠を集めるために倉庫へ向かった。
だが現場にあるはずの死体はすでにかたずけられており、謎のマークも見られないように隠されていた。
人が来る前にその場から離れたニックたちだったが、その様子をチャベスの仲間であるマイズナーがひっそりと見つめていた。
警察署に戻ったハンクは一人で捜査を行おうとするが警部から普通の警察官であるポーグとコンビを組むようにいわれる。
ハンクは何も知らないポーグと組むのは勘弁してくれと反対したが警部の命令には逆らえなかった。
そしてすぐに死体が発見されたという知らせが入る。
訪れたのはウェムリンガーから通報があった会社だった。
ウェムリンガーは残業していたら突然社長の悲鳴が聞こえ、駆け付けたら2人の男が逃げていったとしらじらしい嘘をついた。
ハンクはウェムリンガーが怪しいと思っていたがポーグは殺された社長の傷跡から物理的にウェムリンガーには無理なのではと考えていた。
現場検証に来ていたウーと話したハンクはヴェッセンの仕業だろうと予想した。
その後、犯行直後にウェムリンガーが電話していた秘書のベティに来てもらい話を聞いたが怪しい点はない。
犯行があった時間だけ監視カメラの映像がなくなっていることから犯人はウェムリンガーだと確信するハンクだったが、それを普通の警官のポーグに説明することができなかった。
そのころ、アダリンドは子供と一緒に退院することになり、ニックはアダリンドを家に連れて帰り子供と一緒に面倒を見ることに。
モンローとロザリーも準備を手伝ってくれたのだが、モンローはこの家はいろいろあり過ぎて縁起が悪いため引越したらどうだとニックに提案する。
アダリンドは自分と子供を見捨てなかったことを感謝し、ニックは複雑な思いに駆られることになる。
翌朝、ニックはアダリンドにもサンドイッチを作ってあげたのだがここでハンクから電話がかかってくる。
その内容は犯人だと思われるウェムリンガーがヴェッセンかどうか確認してほしいというものだった。
またウーの調べで現場に残されていた指紋からウェムリンガーがサイモン・キンケイドという名前で、以前にサクラメント銀行というところに勤務していて横領をしたことがあることを突き止める。
ハンクはポーグと一緒に取り調べを行い呼ばれたニックはその様子をマジックミラー越しに見ていた。
ハンクはウェムリンガーにサイモン・キンケイドのことをつき付け動揺させ、とどめにポーグにはわからないようにヴェッセンなのだろうとカマをかけた。
すると動揺したウェムリンガーはヴォーガしニックはそれを確認した。
取調室から出たハンクはニックからキハダ・ヴィールというヴェッセンだと思うと聞かされ犯人である確信を得るがここで警部から呼び出される。
ニックは警部から休暇中だろうと言われて反論もせずに家に帰って行った。
また警部の部屋には連邦捜査局の人間が2人来ており、横領事件を起こしたサイモン・キンケイドを引き取りに来たのだという。
ハンクは今回の事件は殺人の可能性があるといい連れて行くのを待つよう求めるがその意見は無視されてしまう。
ハンクはサイモン・キンケイドが連れて行かれれば確実に捜査官の2人が殺されてしまうと警告するが警部にもどうすることもできなかった。
外で話を聞いたニックは捜査官に充分過ぎるほどの警告をするがまともに受け取ってもらえない。
その後ニックが家に戻るとそこにはFBI捜査官が来ていた。
話はもちろんチャベスのことで、前日からチャベスが行方不明になっており原因がニックにあるのではと疑っていたのである。
その通りなのだがニックはその日は息子が生まれたため病院いたといいごまかしその場を乗り切った。
アダリンドはニックのことを心配するがニックは大丈夫だとアダリンドを励ました。
一方、2人の捜査官がサイモン・キンケイドを移送中にガソリンスタンドに立ち寄るとトイレに行きたいといわれる。
手錠をはめたまま用を足させるが、油断しきった捜査官にサイモン・キンケイドはヴォーガして襲い掛かり殺してしまう。
様子が変だと気がついたもう一人の捜査官も急いでトイレに行くが同じく殺されてしまう。
知らせを受けたハンクとポーグはすぐに現場へ行き悲惨な現場を目撃する。
またトイレの鏡にはチャベスが殺された時につけられていたのと同じマークが付けられていた。
ハンクはすぐにニックにこのことを伝え現場に残ったポーグの代わりに一緒にサイモン・キンケイドを探すことに。
サイモン・キンケイドは以前に横領していたため今回も同じように横領している可能性があった。
会計士に調べさせると案の定横領が発覚し、金の流れを調べさせると毎回同じところに電話をしていることが分かる。
ウーが独自の方法で調査すると電話の相手は秘書にベティであることが分かる。
ベティとサイモン・キンケイドは初めからグルだった可能性が浮上し、現在はベティの家に潜伏している可能性が高まったためニックとハンクとウーはすぐにベティの家に向かった。
家に押し入るとそこには大量のパソコンがありサイモン・キンケイドの姿も確認された。
裏口から逃げられてしまったためすぐに後を追う3人。
狭い場所でサイモン・キンケイドから反撃に会い、遅れてきたウーが襲われそうになったため、ウーはやむなく射殺した。
ベティの部屋に戻るとベティがパソコンを操作しデータをすべて削除していた。
その中にはレナード警部の写真もあったのだがニックたちは気がつかなかった。
ベティは「グリムにも止められはしない!、オックルタトゥム・リベラ!」と口にすると窓から飛び降り自殺してしまった。
その後ニックたちはベティが言っていた言葉の意味をモンローに聞くと「隠された物か人を解き放て」という意味だということが分かるが、それが何をさしているのかは不明のままだった。
現場に残されていたマークの意味も不明なためニックたちは協力してグリムの書を調べるのだった。
その後ニックは家に帰りケリーの顔見て何かを思うのだった。
この時家はモンローのアドバイス通り売りに出されていた。
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ここへきて謎の勢力が活発になってきましたね。
削除していた写真の中にはレナード警部が映っていたので、今の王家を倒してレナード警部を新たな王に据えようとしているのですかね?
でもそれならチャベス達と敵対する必要もなかったように思うのでレナード警部を殺そうとしている勢力なんですかね?
それならマイズナーがチャベスと仲間だったことにもつじつまが合いますし。
まあいずれにしても今シーズンの台風の目になるのは間違いないでしょう。
一方でニックとアダリンドが同棲始めちゃいましたけどこのままいくんですかね?
この感じだとおそらくジュリエットは死んでいないっぽいのでさらなる修羅場が訪れるような気もしますが。
まあ家は売りに出しましたし、ダークサイドに落ちたジュリエットにはもうどうすることもできないと思いますが。
後はニックが未練を断ち切ってアダリンドにはしれるかどうかですね。
個人的にはニックとアダリンドがくっつくのには反対ですが・・・。
以上がSeason5の第二話『今そこにある危機/CLEAR AND WESEN DANGER』のあらすじと感想のレビューでした。