海外ドラマ「GRIMM Season5」第二十話『運命の夜/BAD NIGHT』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season5 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
アダリンドが消えたと知ったニックはレナードの家に行くが、既にもぬけの殻だった。モンローとロザリーは怒るニックをなだめ、警備の厳重な中、レナードを襲うのは現実的ではなく、マイズナーに相談すべきだと助言する。一方、アダリンドはケリーを連れて、厳重に警備されたレナードの新居に向かう。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
We have to distrust each other. It is our only defense against betrayal.
『裏切りから身を守る唯一の方法は不信よ』
モチーフとなっているのは劇作家テネシー・ウィリアムズによるアメリカ・ニューオリンズを舞台にした1953年発表の戯曲『カミノ・レアル』
GRIMM/グリム Season5動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason5の第二十話『運命の夜/BAD NIGHT』のネタばれになりますので注意してください。
アダリンドからの書置きを握りしめて認めてたまるかと憤るニックはすぐにハンクに電話をかけるが、この時ハンクはズーリとお楽しみの途中だった。
ニックはレナード警部の家に向かったがすでに家は引き払われており誰もいなかった。
ニックはモンローたちの家に行きアダリンドとケリーがブラッククロウにいったこと、更にレナード警部もからんでいることを話し、ニックは今すぐにでも敵の陣営に乗り込もうとしてしまう。
モンローたちはひとまずニックを落ち着かせ一人でいっても返り討ちにあうだけだといってHWに相談してみてはと話す。
ニックはそれに賛成するが、自分には以前からブラッククロウの監視が張り付いているため巻く必要があるといい時間と場所を決めて帰って行った。
ニックはブラッククロウの監視を2人引きつけ手際よく片付けるとモンローたちを回収してHWの司令部へと向かった。
ニックたちはそこでブラッククロウの勢力が拡大の一途をたどっていることを聞かされ、レナード警部も組織の幹部であると聞かされる。
ニックはなぜアダリンドのことが分かったのかとイヴに尋ねると絡まる双子の呪いで混線状態になっていると言われ、ダイアナがアダリンドにコンタクトを取っていたと話す。
ニックはアダリンドはケリーを連れて出ていったといい、レナード警部たちはどこだと聞くとトラブルが北東の方にアジトがあると教えてくれた。
ニックは熱くなり今すぐ殺しに行くと話すが、マイズナーに行けば確実に殺されるといわれる。
またイヴには感情で行動すれば罠に陥ると言われ、ニックは自分の子供じゃないだろうと口にしてしまう。
ニックは怒りがおさまらないまま司令部から出ていき、マイズナーはトラブルに監視しておくよう指示する。
家に帰ったニックの元へトラブルがやってきてマイズナーの指示かと聞くと、トラブルはそうだけどいわれなくてもきたと話した。
またトラブルは自分はニックの味方だといい、なんなら自分がレナードの首をはなると口にする。
ニックは今動くことはできないといい、少しは頭が冷えてきたようだった。
するとそこへレナード警部から電話がかかってきて1時間後に警察署で会いたいといわれ、ニックはトラブルに家で待っているように伝え一人で警察署へ向かった。
そのころ、ズーリの家に止まっていたハンクだったが、ズーリはハンクが寝静まったタイミングでブラッククロウの一員であるトニーを家に入れてハンクの携帯を渡していた。
トニーは外に止めてある車でパソコンを起動しハンクの携帯のデータをすべてコピーしていた。
ズーリがベッドに戻るとハンクも起きてきたが、寒くて暖房をつけただけだとごまかされる。
その後トニーはデータをコピーし終わると家に再び入り携帯を反対のポケットに入れて帰ろうとするが大きな物音を出してしまい、ハンクに気がつかれてしまう。
侵入者はふんころがしのようなヴェッセンにヴォーガするとハンクに襲い掛かってきたが、なんとか取り押さえることに成功しすぐに警察に電話をかけた。
この時なぜか反対のポケットに携帯がはいっていたがハンクは深くは考えなかった。
警察がやってくるとトニーを引き渡し、見えないところに止まっていた車へ案内される。
持っていたのは偽のIDだったが指紋認証で過去の犯罪履歴からトニーという名前であることが分かる。
トランクにはなぜか猫の死骸が入っており、証拠として役に立ちそうなのはパソコンだけだった。
ハンクは警察署へ持って帰りパソコンの中身を調べようとするがパスワードの入力が必要で何が入っているのかはわからなかった。
一方、約束の時間に警察署へやってきたニックはレナードにケリーは無事かと尋ね、アダリンドともども無事だと聞かされる。
なかなか核心を話そうとしないレナードにニックはブラッククロウと手を組んでいることは知っていると話した。
するとレナードは「言っておくがグリムも同類だぞ。世の中の実態を理解してる。人間は世界を腐らせた。我々は原始的で荒っぽいが真の進化が見込める。」と口にする。
レナードを信用していたニックは信じられないといった表情をし、ブラッククロウは人殺しの集団であり自分が手を貸すのはあり得ないと答えた。
レナードはこれは戦争であり、自分が手を貸すことによって流れる血を最小限に抑えることができるといい出し、それを聞いたニックはこの戦争には勝者はいないといって帰って行った。
家に帰ったニックは待っていたトラブルにブラッククロウに勧誘されたと話し、ドイツに行った時の話を聞かせることにした。
ニックはトンネルに隠していた宝を持ってきて中に入っていた布と棒をトラブルに見せた。
ニックはこの棒で重傷だったモンローの傷が治ったと話すと、他の効果もあるかもしれないとトラブルが口にする。
ニックは布には奇跡や危険といった言葉が書いてあったと話し、それを聞いたトラブルは慌てて棒から手を話した。
ニックはトラブルに隠し場所まで教えて、ブラッククロウにはもちろんHWにも知られたくないと話す。
更にニックはトラブルは自分と同じグリムであり自分に何かあったら知っているのはお前だけだとつげた。
翌朝、ハンクはニックにズーリの家でトニーという男が侵入してきたため捕らえたが何も取られていなかったと話す。
ニックもまたアダリンドがケリーを連れて家を出ていきレナードのところにいると話した。
ハンクはトニーの狙いは自分だったのではといい、それを聞いたニックはブラッククロウの可能性があると話した。
取りあえずニックたちは拘留中のトニーがブラッククロウかどうかを調べることに。
ニックはトニーを挑発してヴォーガすればなにも知らないし、もしヴォーガしなければ自分たちのことを知っているブラッククロウだと話した。
ニックたちはトニーを挑発してヴォーガするかどうかを確かめたが、ニックの予想通りヴォーガしなかったためブラッククロウで確定した。
HWに報告する前にまずはトニーがどんな種族なのかを調べるためにスパイスショップへ向かったニックとハンク。
ハンクが特徴を話すとカッケンコプフという種族だとわかり、ロザリーが大嫌いと話すとハンクがトニーはまさにこれだと口にする。
それを聞いたロザリーはカッケンコプフのトニー?と口にし自分の知り合いだということを教える。
ロザリーは以前店にやってきて自分たちを脅したが、ちょうど居合わせたアダリンドを脅そうとして力が戻り左手の指を5本おられたと話した。
またウーから電話がかかってきてトニーの持っていたパソコンの中にはハンクが使っていた携帯のデータがコピーされていたと聞かされる。
それを聞いたハンクはだから何も取られていなくて携帯が反対のポケットに入っていたのかと合点がいった。
ただトニーがどうやって侵入したのかだけがわからず、ニックはズーリが招き入れた可能性は?と質問した。
悲しげな顔をしたハンクにロザリーが偶然かもとフォローを入れるが、ハンクは偶然は信じないといいブラッククロウかどうかを確かめるための作戦を立てることに。
その後ニックはズーリの家を訪れブラッククロウを知っているかと質問すると否定された。
ニックはハンクの知り合いであるため狙われる可能性があるといい、自分たちが保護するといってすぐに荷物をまとめるように伝えた。
ニックは外で待っているが携帯は使うなと言い外の車に戻ったが、ズーリはすぐに仲間に電話をかけてしまう。
その様子をハンクは裏口から入ってしっかりと観察していた。
ズーリはブラッククロウであることがばれるとヴォーガしてハンクに襲い掛かってきたが、ハンクは断腸の思いで反撃し気絶させた。
その後ズーリが目を覚ますと目の前にはマイズナーとトラブルとイヴの姿が。
イヴはズーリに2つの選択肢を与えるが、ズーリはオックルタトゥム・リベラと言って情報提供を拒んだ。
イヴは例によって魔力を使ってズーリの口をふさぐのだった。
この時指令室にはニックがきておりレナードが選挙に勝ったというニュースを見ていた。
レナードは壇上にアダリンドと2人の子供を呼び、幸せな家族であることも支持者に印象付けた。
そんな姿を見たニックは殺したやると口にするのだった。
ただダイアナはレナードとアダリンドの仲を良くしたいと考えていたが、レイチェルがその邪魔になっていることに気が付いており彼女に冷ややかな視線を送るのだった。
ところ変わって、一人で制御すると言ったウーは家に帰って感情を高ぶらせてヴォーガしてみせた。
今回はウーの意識もしっかりしており、気持ちを落ち着かせることでヴォーガ状態から元に戻ることができたのである。
ウーはヴォーガを制御できたことで笑みを浮かべるのだった。
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イヴはニックのことをブルクハルトと呼んだりニックと呼んだり、自分でもわからないような複雑な心境なんでしょうね。
トラブルがイヴにケリーが連れ去られたことをどう思っているのか尋ねた時に、冷たい答えを返していましたけどジュリエットはどう思っているのかと聞かれて危険だからと言って答えていませんでしたもんね。
それってつまりニックへの思いがあるってことですよね。
本当はイヴもはらわたが煮えくりかえっているということですね。
これはジュリエットに戻る可能性があると思ってもいいんでしょうかね?
それにしてもHWやニックたちは後手に回されており、ズーリがHWに連行されたことで司令部の場所が敵にばれそうですが大丈夫ですかね?
まあトラブルとイヴは大丈夫だと思いますので、後は普通の人間であるマイズナーが対処できるかどうかですね。
アダリンドはニックを裏切ったとはいえブラッククロウに協力する気はないようなのでその点は安心できますね。
ただダイアナは子どもゆえに暴走する可能性も充分秘めていますし、取りあえずレイチェルはフラグがたってしまったので死亡確定ですねw
ダイアナは両陣営にとっての不安要素となりそうです。
ライカンスロープになってしまったウーは自力でなんとかするといって制御できていましたので、まさか今後は自分でコントロールして活躍しようとか考えていたりするんですかね?
そうなる前にロザリーに早く治療法を見つけて元の普通の人間のウーに戻ってほしいところですw
以上がSeason5の第二十話『運命の夜/BAD NIGHT』のあらすじと感想のレビューでした。