海外ドラマ「GRIMM Season4」第十二話『賞金稼ぎ/MARÉCHAUSSÉE』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season4 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
ヴィクトル → アレクシス・デニソフ
占い師の夫婦が殺害される。法に違反したヴェッセンを始末し懸賞金を得る賞金稼ぎの犯行のようだった。評議会絡みだと睨んだニックは、ハネムーンから帰ったモンローたちに相談する。一方ジュリエットは、ヘンリエッタという女性を訪ね、力を貸してほしいと頼むのだが……。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
Everyone sees what you appear to be, few experience what you really are.
『真の自己を体験する者は稀である』
モチーフとなっているのはニッコロ・マキャヴェッリは1469年生まれのイタリア、ルネサンス期の政治思想家で、フィレンツェ共和国の外交官の著書『君主論』
GRIMM/グリム Season4動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason4の第十二話『賞金稼ぎ/MARÉCHAUSSÉE』のネタばれになりますので注意してください。
一般人にヴォーガを見せ信じ込ませていた占い師が突然現れたヴェッセンに殺された。
そのヴェッセンはライオンの顔にサソリの尾をもつマンティコアと言う種族だった。
翌日、連絡を受けたニックとハンクは現場へ行き、ウーから以前サソリ毒による殺人事件と同じ手口だと言い、犯人はマンティコアではないのかと詳しくニックに状況を説明した。
現場を見たニックも被害者の傷を見てマンティコアかもしれないと話す。
現場には占い師の予約台帳が残されていたためニックたちは最後に占ってもらった人物に話を聞くことに。
ニックたちはその人物がマンティコアかもしれないと思っていたのだが、話を聞いてみるといたって普通の人間だった。
だが占いの途中で占い師がヴォーガしていると聞き、もしかしたら評議会がらみかもしれないとニックは話す。
ニックの読み通りマンティコアのジョナソン・ワイルドは評議会に殺害の報告をし、報酬を受け取っていた。
一般人にヴォーガを見せるのはヴェッセンのルールを破ったことになるので、占い師の夫婦は懸賞金をかけられていたのである。
評議会はジョナソン・ワイルドから殺しの報告を受けると、更にケイシー・ダーウェルの殺害許可を求められ承認してしまう。
このころ、ハネムーンからモンローとロザリーが帰ってきていた。
モンローたちは楽しかった旅行の余韻に浸りながらも若干ニックたちのことが気になっていた。
現実に戻りたくないモンローたちだったがタイミングよくニックから電話がかかってくる。
ニックとハンクとウーがモンローの家にやってきて今回の事件について話をすると、ロザリーも評議会がらみかもしれないと話す。
一般人にヴォーガを見せていたと聞いたロザリーは「評議会の法に反してる。リスト次第では処刑もあり得る。評議会は違反者を記録して組織の人間かマレショーセ(報酬だけが目当ての賞金稼ぎ)を送り込む」と教える。
ロザリーは評議会がらみなら関わらない方がいいとニックに言ったが、警察官としてはそうもいかないといわれる。
そこでロザリーは評議会に今回の犠牲者となっている人物がリストに会ったのかどうかを調べてくれることに。
ロザリーが評議会に電話すると質問に答えるかどうか検討すると言われる。
そのころ、ワイルドは次の標的を発見し、手際良く殺した後写真をとってその場を後にする。
ワイルドが評議会に写真を送るとグリムが関与していることを知った評議会はニックの首に10万ユーロの賞金をつけて次のターゲットにしてしまう。
ところ変わって、独自の情報網からヴィクトルとアダリンドとその部下がポートランドにやってきたことを知ったレナード警部は先手を打ってヴィクトルに会いに行った。
ヴィクトルはレナード警部がケリーに赤ん坊を渡したことを知っており、警部はレジスタンスも赤ん坊を追っていることを話した。
ヴィクトルは今までのことは水に流し王家にとっても大事な赤ん坊を取り戻そうとレナード警部に持ちかけ、警察の権限を使って調べろと命じる。
レナード警部は返事をすることなく部屋を後にし、ヴィクトル達が来ていることをニックに知らせた。
それを聞いたニックはすぐにジュリエットにも連絡し急いで家に帰った。
ジュリエットも帰宅するとニックはケリーにメールを送ってみた。
するとダイアナの写真付きで返事が返ってくる。
ジュリエットの安全のため家にいたいニックだったがここで事件の知らせが入ってくる。
ケイシー・ダーウェルが殺された現場へ行ったニックは手口が同じことからマンティコアが犯人であると断定。
ここでモンローから電話がかかってきて、評議会の意向を聞かされる。
評議会はモンローとロザリーに今回の事件に関与すれば罪に問うと脅し、グリムに協力してもだめだと通告した。
またマンティコアの邪魔をすればグリムも同様であると脅されたのである。
警察官として犯人を野放しにできないニックは評議会の指示を無視して犯人を追い続けることに。
ところ変わって、ヘンリエッタの家を訪れたジュリエットは元に戻る方法を問いただすがそれにはまず力を把握する必要があると言われる。
ヘンリエッタがヘクセンビーストにヴォーガするのにつられてヴォーガしたジュリエットは自分で自在にヴォーガできるようになれと言われる。
ヘンリエッタはジュリエットの力を調べるために血を抜き取り複数の試薬と混ぜた。
ヘンリエッタは薬が融合するまでしばらくかかると言い結果が出れば知らせると言いジュリエットを家に帰らせた。
家に帰ったジュリエットはヴォーガの練習をしたりしていたのだが、突然ヘンリエッタから呼び出しを受ける。
ジュリエットが家に行ってみると試薬が置いてあった場所には深い穴が開いており、薬はうまく融合しなかったと聞かされる。
ごくまれに起きる現象のようで、ヘンリエッタはジュリエットはとてつもない力を秘めており誰にもどうすることもできないため今の自分を受け入れるしかないといわれる。
当然納得のいかないジュリエットは家を飛び出していってしまう。
事件を調べるニック達は現場に残っていた携帯に持ち主以外の指紋が付いていたのを発見する。
指紋はワイルドの物で、ニックはすぐにワイルドの持つバイクと車を広域手配した。
するとビーコン・モーテルでワイルドのバイクが発見され、ニックたちはワイルドを確保することに成功する。
だが署に連行していくら尋問してもしらばっくれるばかりでヴォーガもしない。
ニックたちはワイルドを拘留しなんとか証拠を見つけ出そうとすると、ウーがワイルドの持っていたipadのロックを解除したと教えてくれる。
その中には今まで殺されたヴェッセンの手配書と殺しの写真、それにニックの手配書のデータがはいっていた。
ニックが標的だったため悟られないように何もしゃべらなかったのである。
するとここでワイルドが見張りを殺し逃げたという知らせが入る。
ニックはワイルドの標的が自分であったため危険が及ばないようジュリエットに電話をかける。
だがすでにワイルドはニックの家に来ておりジュリエットから電話を奪うとニックを挑発した。
抵抗するジュリエットにワイルドはグリムにはお前ん死体を見せてやると言いヴォーガしジュリエットを攻撃してきた。
これに対してジュリエットもヘクセンビーストにヴォーガし魔力をつかってサソリのしっぽを止めると、そのままワイルドに突き刺したのである。
ニックが駆け付けた時にはワイルドは死んでおり、ジュリエットは運が良かったと言ったが、グリムも手を焼くマンティコアをジュリエットが殺したことに驚きを隠せなかった。
ニックは「二度とこんな目に遭わせない」と言うがジュリエットは「あなたに私は守れない、自分の身は自分で守る」と言いニックに冷たい視線を送ったのだった。
その後ワイルドの死亡報告を聞いた評議会はまた不満をかったなと愚痴をこぼすが、部下はグリムに対してもねと意味深な発言をした。
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名前は忘れましたが評議会のフィリクトロイアーの人はグリムよりの考えを持っているんですね。
評議会がグリムから恨まれる結果となったのをどこか嬉しそうに語っていましたし。
ジュリエットのヘクセンビースト化は誰にも直すことができないと言われてしまいましたね。
これはジュリエットの力がとてつもないからと言っていましたので、ジュリエットはヘクセンビースト界で最強ということなのでしょうw
かなり強いはずのマンティコアも返り討ちにしていましたし。
ニックに知られる時はそう遠くないのではないでしょうか?
ヴィクトルはついにダイアナを取りに行くと宣戦布告してきたので、王家とレジスタンスとグリムの3つ巴の戦いが始まりそうでうね。
ニックママがどういう動きを取ってくるのか楽しみです。
以上がSeason4の第十二話『賞金稼ぎ/MARÉCHAUSSÉE』のあらすじと感想のレビューでした。