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海外ドラマ「GRIMM Season4」第十五話『ダブルデート/DOUBLE DATE』のあらすじと感想

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海外ドラマ「GRIMM Season4」第十五話『ダブルデート/DOUBLE DATE』を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

Season4 登場人物/キャスト

ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
ヴィクトル → アレクシス・デニソフ

 

第十五話/エピソード15のあらすじ

バーで出張中のビジネスマンが夫に捨てられたというステイシーと知り合い、直後に殺される。死因は壊死性筋膜炎を引き起こす人食いバクテリアと同様の寄生性酵素による窒息で、ヴェッセンの犯行が疑われる。一方レナードは撃たれた夢を繰り返し見てうなされていた。(公式サイトより引用)

 

モチーフとなったグリム童話

冒頭のテロップ:
One could have called that shape a woman or a boy: for it seemed neither and seemed both.
『その姿は 女性のようにも 少年のようにも見えた』

モチーフとなっているのはギリシャ神話で、オウィディウスの『変身物語』第4巻に登場する『ヘルマプロディートス』

 

GRIMM/グリム Season4動画(これからみようと思っている方に)

以下からはSeason4の第十五話『ダブルデート/DOUBLE DATE』のネタばれになりますので注意してください。

ニックは家を出ていったジュリエットに何度も電話をかけるがそのたびに留守番電話に伝言を残すだけだった。

そのころ、あるバーで一人のビジネスマンが酒を飲んでいたところに涙を流す美女がやってくる。

ビジネスマンは大丈夫かと声をかけると美女は夫が出ていったと口にする。

2人は一夜の思い出を作ろうと彼女の家に向かったのだが、服を脱いだところででていったという夫が銃を持って帰ってくる。

ビジネスマンは財布の金を渡しすぐに出ていったのだが、この時携帯を家に落してきてしまう。

携帯がないことに気が付いたビジネスマンはすぐに家に引き返したのだが、どうやら男と女はグルでいわゆる美人局に引っかかったらしい。

女がキャリーバックを持って急いで家を出ようとしたところでビジネスマンが戻ってきて口論になる。

ビジネスマンは警察に突き出してやると脅すと女性はサナダムシのようなヴェッセンにヴォーガし分泌する液体を男の顔につけると、男の顔はとけるようにただれていき死んでしまう。

翌日、事件の報告を聞いたニックとハンクは現場で男の死体を見て人間業ではないと推測する。

遺体の体を調べると財布が残っていたが金はなく、コーディ・カーソンという出張中のビジネスマンだということが分かる。

ハンクは「壊死性筋膜炎を招く人食いバクテリアと同様の寄生性の酵素がありました」とレナード警部に報告し、ニックは「そのような分解酵素を持つのはクモ、ミミズ、カタツムリ、ナメクジ、昆虫。植物ではハエトリグサです。」と付け加えた。

レナード警部もヴェッセンの疑いを強め、ウーが携帯のGPS発見したと報告してくる。

ニックたちはすぐに発信元へ向かいある家にたどり着く。

家のオーナーに付き添ってもらい中に入ってみるが、家は生活感がまるでなく人が住んでいるようには思えなかった。

携帯は椅子の下から見つかりウーが持ち帰って解析を行うことに。

家を借りていたのはアレクシス・トインビーと言う女性ということもわかるが、その女性は60歳で1年前から別の人間に貸していたという。

犯人はアレクシス・トインビーの名義を利用しているとわかるが手掛かりとなるものが全くなかった。

ここでウーが部屋に残されていた指紋がライナス・バルージアンという男だということを突き止める。

ライナス・バルージアンは詐欺師としての前歴があり、女性もグルだと推測しライナス・バルージアンを広域手配することに。

ニックは仕事の合間を縫ってジュリエットに電話をかけていたがでてもらえない。

トレーラーでヴェッセンの正体について探っているとグリムの医学書のようなものを発見し、フンタ・ラミ・ムアジという特徴が一致するヴェッセンが見つかった。

グリム書には「他のヴェッセンと違いフンタ・ラミ・ムアジがヴォーガした姿はグリム以外の人間でも見えるが、その姿を見て生き延びた者はいない。記録は1917年にまで遡り、かつてフンタ・ラミ・ムアジに遭遇したグリムはフンタ・ラミ・ムアジが雌雄同体であることを知らず、常に男女1組で移動すると見ていた。男は極めて危険なため、すぐに首をはねる事が望ましいとされ、常にヴォーガした男を始末していた。そのため女の捕獲・退治例がなく、またその危険性からグリムですら及び腰で情報収集が進まずこれ以上の事は判明していなかった。」と記載してあった。

ニックたちはウーから周辺のレストランやバーについての情報をもらいフンタ・ラミ・ムアジについて詳しく知るためにスパイスショップへ向かうことに。

フンタ・ラミ・ムアジについてはロザリー達もよく知らないとのことで、結局おとり捜査を行うことになるのだがロザリーの許しを得てモンローにおとり役をやらせることに。

ニックたちが外で見張りを行いモンローが一人で飲んでいると標的の女が現れる。

モンローがニックたちに釣れたことを報告するととんとん拍子に話が進みアレクシス・トインビーの名義で借りていたアパートへ連れ込まれる。

モンローもだめだと思いながらも女性の下着姿に目を奪われてしまう。

すると女がバスルームに姿を消した後男が現れ銃を向けてくる。

外から男が侵入した形跡はないためニックたちは外で見張りを行っているためモンローは大ピンチの陥る。

モンローはなんとかニックたちに男が現れたことを伝え、自分はブルットバッドにヴォーガしてその場から離脱した。

ニックたちがやってきたところで男は窓から逃げてしまったためニックは急いで後追った。

なんと男は来ていた服を脱いでヴォーガすると女性の姿に変身したのである。

当然そのことに気が付かないニックは女を見過ごしてしまい逃げられてしまう。

脱ぎ捨てられた男の服を拾ったニックはポケットの中に女性もののピアスが入っているのを発見する。

後でモンローに確認してみるとそのピアスは女性がつけていたものだという。

ニックは女性が捕まったことはないという記述から男と女は同一人物であると推測する。

女性のステイシーの状態では犯罪歴が何もないためニックたちは男の状態で逮捕する必要があった。

ロザリーはテストステロンなどホルモン注射を行えば男性にできるのではないかと推測し、早速薬を調合した。

薬を撃つ込む武器としてニックはクロスボウを提案し、すぐに薬を矢の中に詰めた。

一方、引っかけた相手がブルットバッドだったことで言い争うステイシーとライナス。

2人はもうひと稼ぎするためにもう一度犯行を行うことに。

準備を進めるニックたちの元へライナスの車が見つかったという知らせが入り急いで現場へ向かった。

ステイシーが男をひっかけているのを発見し、ウーが男に事情聴取を行いステイシーを孤立させた。

ステイシーは一人で逃げようとするがそこへニックとハンクがやってきて捕らえようとする。

ステイシーはフンタ・ラミ・ムアジにヴォーガし襲いかかってこようとするが、ニックがクロスボウで薬を打ちこむとライナスにもどり、それ以上ヴォーガすることができなくなった。

女の服を着たまま逮捕されたライナスは自分を逮捕することなどできないと余裕を見せるがステイシーに変わろうとしても薬が効いて変わることができない。

ステイシーになれないことにひどく動揺するライナス。

ライナスは観念して調書にサインをし事件はこれで幕を閉じた。

ところ変わって、レナード警部は撃たれた時のことが夢に出てきて、目が覚めると血まみれになっていた。

傷跡が開いたわけでもなく病院で検査をしても何の異常もない。

レナード警部は母親が施してくれた魔術の副作用であると考え、ロザリー達を訪ねてくる。

事情を聞いたロザリー達はレナード警部にアダリンドの本を渡すが、それを開くには魔女の血が必要でレナード警部には開くことができない。

どうしようかと悩んでいるとそこへニックからの再三の連絡を無視したジュリエットがやってきて泊めてくれと言いだす。

レナード警部はここにとどまることはあまりお勧めしないと言い、止まる場所が欲しければ本を開いてほしいと交換条件を持ちかける。

ジュリエットはしぶしぶ包丁で手を切り血を垂らすと本が開いた。

何の本なのかとジュリエットが聞き、レナード警部がアダリンドの残した本だと説明するとジュリエットも興味深々だった。

更にところ変わって、ヘンリエッタに妊娠のことを言われ妊娠検査薬で調べたアダリンドは陽性反応を示したことに焦りを示す。

アダリンドは妊娠がばれる前に既成事実を作ればいいと考えヴィクトルに狙いを定めるが、なんと陛下(ヴィクトルの父親)が直々にやってきてヴィクトルをウィーンに帰してしまうのだった。

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ジュリエットはニックと話し合いをする気はないみたいですね。

だんだんにックがかわいそうになってきました。

レナード警部が単独でロザリー達の元を訪れるのは非常に珍しいですね。

タイミング良くジュリエットが家出してきたため本も開くことができましたし。

警部がヘクセンビーストとザウバービーストは別物だと言っていた部分は面白かったです。

あとロザリーが帰ってきたモンローにどうだったと聞いていた部分も笑えましたね。

アダリンドはやっぱり妊娠していたみたいなのでどんな子供が生まれてくるのか楽しみでもありますね。

以上がSeason4の第十五話『ダブルデート/DOUBLE DATE』のあらすじと感想のレビューでした。

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