海外ドラマ「GRIMM Season4」第五話『幻覚の果て/CRY LUISON』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season4 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
ヴィクトル → アレクシス・デニソフ
ニックをグリムに戻す方法が判明するが、ニックはジュリエットの身を案じ快諾できずにいた。一方、豪邸に住むエヴァ・ディアスが人をはね、壁に激突するという事故が発生する。夫ガブリエルの話では、彼女は半年ほど前から精神を病みオオカミ男の幻覚を見るようになり、事故の日も症状が現れていたようだったという。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
A liar will not be believed, even when he speaks the truth.
『嘘つきは真実を話しても疑われる』
モチーフとなっているのはアイソーポス(イソップ)が作ったとされる寓話を集めた寓話集で、日本でも「イソップ物語」「イソップ童話」などと称される物語の一編『嘘をつく子供』『オオカミ少年』
GRIMM/グリム Season4動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason4の第五話『幻覚の果て/CRY LUISON』のネタばれになりますので注意してください。
エリザベスの協力によりアダリンドが作った薬を再現しグリムの力を取り戻す方法が完成する。
最後の鍵となるのはジュリエットで、アダリンドとまったく同じことをすればいいと説明を受ける。
ニックはそれなら簡単だというがジュリエットは何か引っかかることがあり何かを隠していないかと尋ねる。
するとニックと寝ている間ジュリエットは薬の効果によってアダリンドの姿になっていると言われ、それを聞いたニックはジュリエットを巻き込めないといいその方法を拒否した。
もちろん姿は変わっても中身はジュリエットのままなのだが、そう簡単には割り切れない。
だがこれ以外に方法はないためニックはしばらく考えさせてくれと言い、エリザベスは自分がこっちにいる間に結論を出してくれと言われる。
そのころ、資産家の娘で豪邸に住むエヴァは半年前からオオカミの顔をした男の幻覚に悩まされていた。
夫のガブリエルはエヴァに薬を飲ませて落ち着かせると一緒にベッドに入り夜を明かした。
だが途中でエヴァの目が覚めてしまい、不安にかられたエヴァは下の階に下りて様子をうかがってみた。
すると幻覚として現れるオオカミ顔をした男が現れエヴァを救いたいのだと話しかけてくる。
恐怖にかられたエヴァは車のキーをとって夜中にひとりで逃げ出してしまうのだが、運悪くジョギングをしていた青年を引いて殺してしまう。
翌朝、ニックはトラブルからグリムに戻る気がないのならこれ以上世話にはならない方がいいかもしれないと言われる。
するとここでバドがやってきて困ったことがあるためグリムであるトラブルに力を貸してほしいと頼む。
なんでもバドの子供が別のヴェッセンにいじめられているのだという。
ニックはトラブルに解決を任せ仕事に向かった。
だがニックがいなくなるとバドはトラブルに今までの話は全てうそで、ニックがグリムでないことを別のヴェッセンに話してしまい、それが伝わりに伝わってニックを恨んでいるクラウストライヒのジョーに伝わってしまったのだという。
このままだとジョーがニックのことを言いふらし、今までの恨みを晴らしに来るかもしれないと言われトラブルはバドにジョーのところまで案内させる。
ジョーを見つけたトラブルはジョーをぼこぼこにした後なたで脅し、次に同じことが起こったら首をはねると警告した。
ニックとハンクが現場へ到着するとウーから状況を説明され、車を運転していた女性はオオカミに話しかけられたと言っていると聞かされる。
エヴァは病院治療中のためニックたちはすぐに病院へ向かった。
エヴァは鎮静剤で眠っていたため夫のガブリエルから話を聞くことに。
エヴァは半年前から精神を病んでおり、精神病医にも通院していたと教えられる。
当日も薬を飲んで寝ていたところ、ガラスが割れる音が聞こえ駆け付けた時にはすでにエヴァは車で走り去った後だったという。
ニックたちはガブリエルに付添ってもらい家の中を調べることに。
ガブリエルによるとこの家はエヴァの生家で、半年前にサンパウロから引っ越してきたのだという。
それまでは医者をしていたガブリエルだったが、外国人と言うこととエヴァの病気が重なりこっちでは開業できていないとのこと。
3代続く貿易商のエヴァは仕事がらブラジルに行くことが多く、ガブリエルとはチャリティーで知り合ったらしい。
夫の話に別段怪しい点はなく、犯行がオオカミのヴェッセン、つまりブルットバッドがエヴァを苦しめているのかも知れなかったが今のニックには判断ができなかった。
次にニックたちはエヴァが治療を行っていた精神科の医者に話を聞くことに。
そこでエヴァが書いたというオオカミの絵を見せてもらい、医者はエヴァを逮捕するつもりなら心神喪失状態だったと診断するつもりだと言われる。
その絵がヴェッセンなのかを調べるためにニックたちはモンローの元へ行き正体を教えてもらうことに。
するとブルットバッドではなくルイソンという種族で間違いないと教えてくれる。
夫がルイソンかもしれないのだが現在のニックではそれを判別することができず、それではエヴァを救うことができない。
ただニックはトラブルをこれ以上危険なことに巻き込むことに反対だったため、見かねたモンローが自分が手伝うと言ってくれた。
するとここでエヴァが目覚めたという知らせが入ったため、取りあえずは病院に行って話を聞くことに。
エヴァの話を聞くと、紳士的に接してくるオオカミだが自分を殺そうとしているのが分かる、また逃げても逃げても先回りされたようにどこにでも現れると言われる。
ニックたちは警察署に戻り、今回の事件にはルイソンが関係している可能性が高く、夫がエヴァの財産を狙って犯行に及んでいる可能性があり、しかも協力者がいるかもしれないとレナード警部に話した。
明日の審問次第で財産管理権は夫へうつってしまうため、警部はすぐにルイソンかどうかを確かめるよう指示。
レナード警部は今のニックでは確かめることができないだろうといい、テレサに手伝ってもらうのか?彼女もグリムなんだろうと聞いた。
ニックはいずれ話すつもりだったといい、まだ未熟なテレサを危険に巻き込むことはできないため今回はモンローに協力してもらうと話した。
それを聞いたレナード警部は個人的にはニックにグリムに戻ってもらいたいが人に人生に口出しするつもりはない、ウーも疑っているためなんとかしろとニックに忠告した。
翌日、審問の時間になるとニックたちはガブリエルに付添い、その間にモンローにエヴァの家を調べさせることに。
ガブリエルが家に帰ったらすぐに知らせるように言っていたのだが、モンローがルイソンの臭いをかぎ怪しい服を見つけたところでガブリエルが帰ってきてしまう。
すぐにニックに電話を入れたモンローだったがガブリエルはまだ目の前にいると言われる。
モンローはガブリエルらしき男に見つかる寸前でなんとか逃げることに成功する。
ニックと合流したモンローは自分が見たのも間違いなくガブリエルだったといい、彼らは双子だという結論に達する。
夫のガブリエルが犯人には違いないのだがこれをエヴァに説明する方法がない。
そこでニックは仮面を使って一芝居うつことに。
退院したエヴァは自宅で療養するため薬を飲んで眠りについた。
この時、モンローたちは外で見張りをしておりガブリエルたちを捕まえるための作戦を開始した。
モンローがガブリエルの兄弟らしき男にガブリエルの双子だなと話しかけルイソンの正体を暴くと逃げようとする男をハンクと協力して殴り倒す。
すると中から「フリオ、誰と話している?」と声がし、モンローたちは物かげに隠れた。
中からはガブリエルにそっくりな男が2人も出てきて、彼らは双子ではなく四つ子だったことが判明する。
ニックたちは3人を取り押さえ、家の中にいたガブリエルも取り押さえた。
この時ニックはガブリエルの家にルイソンにそっくりな仮面を置いてきており、犯罪を立証するのは不可能だといいはるガブリエルにそれはどうかなと余裕を見せる。
ニックは四つ子彼らが仮面を使ってエヴァを陥れようとしていたと説明し、エヴァも悪夢から解放されたことに安心していた。
事件が解決するとニックたちはモンローの家に集まり食事会を行った。
モンローはニックにグリムに戻る覚悟はできたかと尋ねるが、ニックはまだだと話す。
ニックは「ジュリエットに不安を強いる暮らしは嫌だ。周りの者も危険だし。考えたんだが…別の土地に越そうかと。そこで家庭を築く。でも俺は…グリムでいたい。迷いはあったが力を取り戻したい」と話した。
ここでロザリー達が料理を運んできて皆で乾杯を行ったのだが、次の瞬間外で炎が上がるのが見えた。
外に出てみると別種婚を嫌う組織がヴォルフスアンゲルに火を放っていた。
ただ結婚しただけで危険にさらされるモンローたちを見たジュリエットはニックに「決めたわ。グリムに戻って。」と決意を表明した。
ところ変わって、謎の男に脱出口まで案内してもらっているアダリンドは次々と不可解な現象に襲われる。
ある部屋に通され反対側の扉が出口だと聞かされたアダリンドだったが、出ようとした時ゆりかごの中に娘のダイアナを見つける。
安心するアダリンドだったが娘は豚に変わりアダリンドは穴に落ちてしまい最初の牢獄に戻される。
そこへヴィクトルがやってきて望みは何と聞くアダリンドに君と同じだ、娘をとり返すぞと話した。
更にところ変わって、グリムだった父親の位牌を持って自宅に戻ってきたジョシュ。
だが家は何者かにあらされており、2人の男が何かを探していた。
ジョシュは一目散に逃げ出し、ニックにどうすればいいか電話をかけた。
ニックはとにかく街から出て安全なホテルを見つけて待機しろと伝えた。
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ニックの知らないところでトラブルが活躍していましたね。
トラブルもニックがグリムに戻るのを望んでいるようですが、危険が及ぶことも気にしているようですね。
ジョシュがいきなり出てきて最初誰かわかりませんでしたね。
父親の遺灰を躊躇なく投げたのは面白かったです。
モンローたちを見てようやくニックをグリムに戻す覚悟ができたジュリエット。
アダリンドと寝るってかなり違和感ありますね。
無事に終わればいいですけど果たしてどうなることやら。
以上がSeason4の第五話『幻覚の果て/CRY LUISON』のあらすじと感想のレビューでした。