海外ドラマ「GRIMM Season4」第十四話『幸運のお守り/BAD LUCK』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season4 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
ヴィクトル → アレクシス・デニソフ
町はずれに住む高校生ピーターが森で斧を持った男に足を切断され死亡、足は持ち去られる。ピーターがヴィラハラという種族のヴェッセンであることを知ったニックたちは、レポーラム・ヴェナトルと呼ばれる狩人が犯人だと睨む。一方ジュリエットを見たニックは驚愕するのだった。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
No one is so thoroughly superstitious as the godless man.
『誰よりも迷信深いのは 神を信じぬ者である』
モチーフとなっているのは1852年発行、ストウ夫人(ハリエット・ビーチャー・ストウ)による、初老の黒人奴隷トムの半生を描いた小説『アンクル・トムの小屋』
GRIMM/グリム Season4動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason4の第十四話『幸運のお守り/BAD LUCK』のネタばれになりますので注意してください。
ある夜、一家3人で暮らす幸せな親子の元に不幸が訪れる。
息子のピーターが夜中に家を抜け出し恋人とあっていると斧を持った男に遭遇する。
ピーターはウサギのようなヴェッセンにヴォーガすると相手の男も狐のようなヴェッセンにヴォーガした。
必死に逃げるピーターだったが何やらアコーディオンの音が聞こえてきて、近づいてみると背後から男に襲われる。
男は何の躊躇もなくピーターに斧を振り下ろすのだった。
息子の叫び声を聞いた母親は銃を持ってピーターを探すが、見つけた時には左足が切断されて大量の出血をしていた。
母親は左足を縛って血を止めようとするが時すでに遅しだった。
一方、ジュリエットのヴォーガを見たニックはアダリンドがまた変身しているのだと思い銃を向けてしまう。
ジュリエットはニックにプロポーズされたことや指輪のことなど2人しか知らない情報を話しニックに本人だと信じさせた。
困惑するニックに初めは妊娠したのかと思ったけど激しい頭痛にも悩まされて、しばらくするとその姿になったのだという。
必ず元に戻すというニックにジュリエットは無理だと話す。
ジュリエットはヘクセンビーストであるヘンリエッタに直すのは無理だと言われたこと、更にヘンリエッタを紹介してくれたのはレナード警部だと話した。
ニックはなぜ自分に相談してくれなかったのかと聞くと、ジュリエットは殺されるかもしれないと思ったと悲しそうに話す。
ニックは自分を頼ってくれなかった悲しさと自分がジュリエットをヘクセンビーストにしてしまった複雑な気持ちになり家を出ていってしまう。
ニックは過去を振り返り自分がジュリエットを変えてしまったことを悔やんでいた。
するとここで事件の電話が入りニックは気持ちの整理が付かないまま現場へ向かうことに。
現場に到着したニックたちはすぐに母親から事情を聞き、家族構成などについて尋ねた。
ニックは父親のことも尋ねるが過去に交通事故で死んだと聞かされるも、母親は何かかくしているようだった。
するとここで母親がウサギ型のヴェッセンにヴォーガしているのを目の当たりにする。
そのころ足をきり取った男の元へ若い夫婦がやってきて大金を払いその足を買取っていた。
どうやら男はビジネスのために足を切り取って行ったようだ。
その日は家に戻ったニックだったが複雑な気持ちを整理できないままソファーで一夜を過ごした。
起きてきたジュリエットに皮肉を言われながらもニックはヘンリエッタの住所を聞き彼女を訪ねることに。
ヘンリエッタの家に来たニックはジュリエットを元に戻したいと話すが無理だと言われる。
ニックはグリムの血を使えば可能なはずだと話すが、ジュリエットはグリムの血の影響を受けたアダリンドに影響を受けているためグリムの血では戻せないと言われる。
魔女を消したいなら殺すしかないと言われ、それが無理なら受け入れるしかないと聞かされるニック。
ヘンリエッタは魔女の力を使ってニックを誘惑し、これが魔女の力でジュリエットの力は更に強力なため気をつけた方がいいとニックに警告する。
一方、ジュリエットにやられたアダリンドはレナード警部の車に乗り込み接触を図る。
アダリンドはヴィクトルは確実にダイアナにたどり着くため、2人で協力して娘を取り返そうと持ちかける。
またジュリエットの話になりアダリンドはヘンリエッタが関与していることに気が付く。
アダリンドは警部の手を握り協力しようと申し出るが、レナード警部は相手にしなかった。
警察署へ行ったニックは以前にも同じような事件があったことを聞き、どうしてヴェッセンの左足を持っていくのかと疑問を持っていた。
それを聞いたウーがどんなヴェッセンだったのかを聞くとニックは種族はわからないがウサギ型だったと話す。
するとウーは幸運のウサギの足が狙いか?と口にし、年伝説のようなものを聞かせた。
真相を調べるためニックたちはトレーラーへ行き、ヴィラハラというウサギ型のヴェッセンの特徴が一致するのを発見する。
グリム書には「長らく神聖な存在とみなされてきた。多産のヴェッセンであるため、幸運と子孫繁栄の象徴とされ、新婚夫婦に恩恵を与えるという風習“スペディグベレンデス”に利用される。子供を授かりたいと望む夫婦が、切り落としたヴィラハラの足を寝床の下に置いて子作りに励むとほぼ3日以内に懐妊する、という風習で、彼らの左足は幸運とされ、さらに足が新鮮であるほど効果は高いと信じられている。」と書いてあった。
更に足を狩るヴェッセンであるレポーラム・ヴェナトルの記述も発見した。
ニックはもしかしたらピーターの父親もただの事故死ではなかったのかもと言いウーに調べるように頼んだ。
ニックたちは犯人の手掛かりを得るためにモンローたちを訪ねることに。
ロザリー達に話すとヴェッセン専門の不妊治療院があると聞かされ、付近には3件あると聞かされる。
ロザリーは犯人を捕まえるために潜入捜査をしてくれると言い、気になることがあったらニックに連絡すると話した。
犯人が切りとった足を顧客に渡すために不妊治療院をりようしているかもしれないためだ。
怪しい治療院はレッドフィールド医師の経営する病院だったため、2人はすぐに相談へ向かった。
レッドフィールド医師は2人から話を聞き治療記録を見せるよう求めたが当然そんなものはない。
2人は話をごまかし奇抜な方法でも構わないと話すと、レッドフィールド医師は「あのおぞましい風習か」と怒り出し2人は帰るよう求めた。
どうやらレッドフィールド医師ではなかったようだが、ここで看護士が2人に話しかけてきて1万ドルで用意してもらえると持ちかけてくる。
ロザリーは1万5000ドル用意するから順番を先にしてほしいと頼み、看護士が犯人に電話すると後日メールで連絡すると言われる。
ロザリー達はすぐにニックに電話した。
このころ、ニックはもう一度母親から話を聞くために自宅を訪れていたがすでに引越しをした後だった。
親子はモーテルで部屋を借り1日過ごそうとしていたようだったが、車にはレポーラム・ヴェナトルが仕掛けた発信機が付いており居場所はばれていた。
レポーラム・ヴェナトルは娘が一人になった時を見計らって拉致したのである。
通報を受けたニックたちは急いで現場へ向かいヴィラハラであることを知っていると話し自分はグリムだと明かした。
母親は犯人については何も知らないと話すと、ここでロザリー達から電話がかかってくる。
看護士が仲介人をしていることを知ったニックはロザリー達に看護師の足止めを頼んだ。
病院では看護士が帰ろうとしているところをロザリーが話しかけるがとりあってもらえない。
やむを得ずロザリーは実力行使に出てヴォーガする看護士を殴って気絶させた。
病院にやってきたニックたちは犯人についての情報を聞き出そうとするが一度会ったことがあるだけで名前も知らないと言われる。
ニックは最近足を買った夫婦についての情報を聞き出しすぐに家に向かった。
その夫婦はマウズハーツでニックはグリムとして対応するぞと脅し、ヴィラハラの足を買ったことを問い詰める。
とぼける夫婦にニックは寝室まで行き斬り取られた足を発見する。
ニックは評議会にこのことを言ったらどうなるかなと言い足を受け取った小屋の場所を聞いてすぐにそこへむかった。
小屋ではレポーラム・ヴェナトルがさらった娘の足を切り落とそうとしてたが、ギリギリのところでニックたちがやってくる。
レポーラム・ヴェナトルは娘を別の場所に隠すとニックたちに襲い掛かってくる。
だがヴェッセンに後れを取らないニックは返り討ちにし、逃げるレポーラム・ヴェナトルを娘のところまで案内させた。
すると娘は自力で拘束を解いており、自らレポーラム・ヴェナトルに攻撃を加えたのである。
怒ったレポーラム・ヴェナトルは娘を殺そうとするが、ハンク達が追いつき射殺することで幕を閉じた。
家に戻ったニックは一生をかけてジュリエットを元に戻してみせると話すが、ヴォーガしたジュリエットは目も合わせてくれないニックに一生は軽くないと気持ちをぶつける。
ジュリエットはヴォーガしてから自分を見る目が変わったことがないよりショックだった。
ところ変わって、アダリンドはヘンリエッタの元へ行きジュリエットに協力したことを問い詰めようとしていた。
だがヘンリエッタは突然お祝いを言わせてと言ってくる。
何のことかわからないアダリンドにヘンリエッタは子供ができていると教える。
誰とも寝ていないというアダリンドだったが、数か月前にジュリエットに姿を変えた時にニックと寝たことにより子供ができていることを悟りショックを受けるのだった。
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ヴェッセン界にも幸運の足の話があったんですねw
斬られた方はたまったもんじゃないですけど。
ジュリエットはヴォーガした姿でニックに迫っていましたが、ニックが目をそらしたい気持ちもわかります。
最近ジュリエットが怖くなってきましたね。
アダリンドはニックとの子供を妊娠していることが判明しましたね。
やっぱりという感じですが、この場合はどっちが生まれるんですかね?
グリムとヘクセンビーストのハイブリッドが生まれることになったらそれはそれで面白いですね。
以上がSeason4の第十四話『幸運のお守り/BAD LUCK』のあらすじと感想のレビューでした。