海外ドラマ「GRIMM Season3」第十八話『犠牲の法則/THE LAW OF SACRIFICE』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season3 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
アダリンドを守ると決めたレナードは、子供を奪おうとすれば相手を殺す覚悟でニックと対峙する。ニックは子供を救いたいなら手を組むべきだと告げる。アダリンドがポートランドにいることをつかんだヴィクトルは、協力者のFBI捜査官ステュワードにレナードの部屋を確認し子供を奪えと命令し、自らもポートランドに向かう。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
The Queen was terrified and offered the little man all the riches of the kingdom, if only he would leave the newborn child alone.
『国中の宝をやるから 赤ん坊を奪うなと 王妃は頼んだ』
モチーフとなっているのは『ルンペルシュティルツヒェン(がたがたの竹馬こぞう)』
GRIMM/グリム Season3動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason3の第十八話『犠牲の法則/THE LAW OF SACRIFICE』のネタばれになりますので注意してください。
我が子と対面を果たしたレナード警部。
彼はアダリンドに2人を守ると約束する。
一方、ヴィクトル王子はアダリンドがポートランドにいることを突き止めていた。
ヴィクトル王子は王家の手下であるFBI捜査官のステュワードにレナード警部を殺し赤ちゃんを奪い取るよう指示し、自らもポートランドへ向かった。
レナード警部の部屋にニックが一人でやってくる。
アダリンドは赤ちゃんを奪おうとするなら殺してとレナード警部にいい、警部もそれを承諾。
銃を持って出迎える警部にニックは中で話してもいいかと持ちかける。
ニックはアダリンドに赤ちゃんを守りたいなら手を組むしかないと説得を試みるが、ニックの言うことは信じてもらえない。
ニックは落ち着いたらまた話そうと言い家を出て行った。
そのころ、一人残っていたケリーは怪しい人物がやってきたのを発見する。
その人物とはヴィクトル王子の命令を受けたステュワードであり、ケリーは後をつけ彼の目的がなんなのか探った。
スチュワードは入り口でアダリンドが来ていることを確認すると、手下のフントイェーガーをレナード警部の元へ向かわせた。
車に戻ったステュワードをケリーは容赦なく襲い気絶させ身分を確かめる。
そこへニックが戻ってきてトラブルが起きたことを教える。
FBI捜査官だったことに驚くニックだったが、刺客が向かったということを聞いてすぐに警部に電話した。
ニックから知らせを受けた警部はアダリンドと子供を連れてすぐに家を出ようとし、エレベーターへ向かったがそこへ登ってきたニックもやってくる。
だが次の瞬間、非常階段から刺客がやってきてニックたちは襲われてしまう。
ニックは襲ってきたフントイェーガーを倒すと、盾にして銃から身を守った。
身を隠したもう一人のフントイェーガーだったが、非常階段を上ってきたケリーに殺される。
なんとか無事にレナード警部達を保護したニックは、ある場所へ電話をかける。
それは例によってモンローの家だった。
ロザリーをいちゃいちゃしていたモンローはニックの電話に答え問題が起こったことを知らされる。
ニックは母親が帰ってきたこと、更にアダリンドが赤ちゃんを連れてポートランドに来たこと、更にその父親はレナード警部であることを話した。
驚きを隠せないモンローとロザリーだったが、ひとまず続きは置いといてニックたちがやってくるのをまった。
モンローの家にやってくると家に入る直前でまたもや赤ちゃんの力が発動する。
赤ちゃんは興味を持っていたケリーのネックレスを自分の手元に引き寄せた。
家に入ると驚きを隠せないモンローたちだったがレナード警部やアダリンドを歓迎してくれた。
ロザリーはアダリンドと赤ちゃんを休ませるために奥へ誘導した。
モンローはいきさつをニックからきちんと聞き、危険が迫っていることを知る。
またケリーはレナード警部に姉を狙っていたことやニックから鍵を奪ったことなどに対する怒りをあらわにするが、レナード警部は今の自分なら違う対処ができたと言い敵でないことをアピールした。
ともあれ、赤ちゃんを守るという意見では一致しているため皆は力を合わせることに。
そのためにまずニックとケリー、それとレナード警部は自分たちを襲ってきたFBI捜査官のステュワードの家に向かうことに。
ステュワード自身もフントイェーガーだったが、3人が協力し難なく捕らえることに成功する。
そして王家の指示で動いていたことや、ヴィクトル王子がポートランドにやってきていることなどをはかせた。
ニックたちは赤ちゃんを守るためにある作戦を立てる。
そしてヴィクトル王子にここへ来いと伝えろと言いメモを渡した。
ニックはもっと人手がほしいといハンクに協力してもらうことに。
話を聞いたハンクはアダリンドの子供が自分の子供なのではと焦るが、警部の子供だと聞いて驚きを隠せなかった。
その夜、モンローの家で休んでいるアダリンドだったが赤ちゃんが夜泣きを始めてしまう。
焦るアダリンドとその鳴き声を聞いてベッドから起きていたモンローたちだったが、次の瞬間モンローの家にある時計の針が一斉に動き始めた。
何が起きているかわからず動揺する一同だったが、その現象がピタッと止まった。
赤ちゃんの視線の先にいたのはケリーだった。
なぜケリーが来たことで泣きやんだのか不思議に思うモンローたちだったが、ケリーは当たり前だという態度で「意外?」と返した。
翌日、ポートランドにヴィクトル王子がやってくる。
ニックの指示でハンクがヴィクトル王子の偵察にやってきており写真をとっていた。
その後警察署でニックと合流したハンクは写真を見せるが、どれが王子だと疑問が残った。
だがすぐにその疑問は解決されることになる。
なんとヴィクトル王子が警察署までやってきたのである。
当然用件は赤ちゃんを引き渡せというものだった。
ヴィクトル王子は「2時間以内に赤ん坊を届けないとお前とアダリンドとお前の母を抹殺する。よく考えろ。追われ続ける一生がいいか。」と言いレナード警部を脅してで言った。
すぐに警部の部屋に行ったニックはかねてより感がていた作戦を実行に移すことに。
警部はニックに「逮捕しろ」と命令を出す。
その後モンローの家に大量の警察官がやってくる。
そしてアダリンドの母親を殺した容疑でケリーが逮捕されてしまう。
それを聞いてただただ驚くアダリンドだった。
レナード警部は事情聴取のためアダリンドを警察署まで呼び出す。
当然赤ちゃんも一緒に連れてきたアダリンドは、レナード警部に会うとこの子の名前はダイアナに決めたと報告する。
レナード警部がダイアナを預かるとアダリンドは供述室に連れて行かれた。
だがそこにいたのは警察官ではなくケリーだった。
更に外からはニックとハンクが見守っていた。
ケリーは「私は立場上息子を手放した。息子を守る為仕方なくよ。許しは求めていない。理解してほしいだけよ。」とアダリンドに言った。
この時、赤ちゃんを預かったレナード警部は一人外へ行っていた。
その先にいたのはヴィクトル王子であり、レナード警部は赤ちゃんをヴィクトル王子に渡してしまう。
ケリーの発言でこのことを理解したアダリンドはすぐに外に出てレナード警部の後を追ったがすでに赤ちゃんは引き渡された後だった。
アダリンドはヴォーガし子供を取られたことを嘆き悲しんだ。
だがこの作戦にはまだ続きがあった。
ヴィクトル王子は赤ちゃんを手に入れて上機嫌で出国しようとしていた。
そこへマスクをかぶったレジスタンスを名乗る男たちがやってくる。
男はヴィクトルから赤ちゃんを奪うと、ヴィクトルが乗ってきた車で逃走した。
車の中で犯人がマスクを外すと、犯人はニックたちだった。
つまり今のまま赤ちゃんを守ることができないと判断したニックたちは、いったんヴィクトル達に赤ちゃんを渡し、それをレジスタンスのせいに見せかけ奪い取ることで自分たちに危険が及ばないようにしたのである。
ケリーはこれが最善だったとレナード警部に話し、その後一人でダイアナを連れてポートランドを出て行った。
その道中、ダイアナは力を使いおもちゃの鍵を宙に浮かせていた。
それを見たケリーは人前でやらないように教えなければと優しく微笑んだ。
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ケリーが逮捕された時は驚きましたが、あれも含めて作戦だったんですね。
それにしてもモンローとロザリーの順応は早かったですね~。
さすがニックと長く付き合っているだけあります。
結局赤ちゃんはケリーが育てることになるんでしょうかね?
まあ事情を知らない人間には育てることは無理なので、落ち着くところに落ち着いたということでしょうかね。
王家との騒動はひと段落したためこれから3シーズン終わりにむけてどうなっていくんでしょうかね。
取りあえずモンローたちの結婚で締めくくりでしょうかね?
以上がSeason3の第十八話『犠牲の法則/THE LAW OF SACRIFICE』のあらすじと感想のレビューでした。