海外ドラマ「GRIMM Season3」第十一話『優秀な兵士/THE GOOD SOLDIER』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season3 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
元軍人で、かつてイラクへ派兵されたロン・ハードが自宅で殺された。退役軍人クラブでロンが若い女性とモメていたという目撃証言と、テーブルに残された血の付いた紙ナプキンを入手したニックらは、ロンと戦場で一緒だったロバート・ハモンドも1週間前に殺されていたことを知らされる......。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
Eye for eye, tooth for tooth, hand for hand, foot for foot.
『目には目を 歯には歯を 手には手を 足には足を』
モチーフとなっているのは『報復律』
GRIMM/グリム Season3動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason3の第十一話『優秀な兵士/THE GOOD SOLDIER』のネタばれになりますので注意してください。
VFWという退役軍人専用のバーにいたロン・ハードという男の前にある女性が現れる。
どうやらその女性はロンの知り合いらしいが、女性の方に強い恨みがあるらしく険悪な雰囲気だった。
女は自らの腕に刻まれた傷跡の血を紙に写し取るなど必死な様子だったが、ロンはさっさと店を後にした。
その後自宅に戻ったロンだったが女はしつこく追いかけてくる。
女は認めるまで付きまとってやると言い帰って行ったが、家の中に何者かの気配があった。
銃を持って警戒していた論だったがライオンの顔にサソリのような尾をもった化け物に殺されてしまう。
事件の報告をうけたニックはすぐにハンクと現場に向かった。
ロンは胸を一突きで殺されており、凶器は杭のようなものだと思われた。
第一発見者は警備会社の同僚であるトロイだった。
ロンとトロイは軍人の時からの付き合いだったらしい。
ニックたちがトロイに話を聞いている途中で彼に電話がかかってくる。
どうやら会社からだったようだが、その中の会話で「ロンの話しだとフランキーが街に。用心を怠るな」と話していた。
おそらくフランキーとはロンと争っていた女性のことだろう。
なにやらフランキーとロンたちとの間には大きな因縁があるようだ。
署に戻ったニックたちはロンが昨夜VFWにいたこと、更に同僚のジム・マッケイブに3回電話していることを知る。
ニックたちはまずVFWに足を運んだ。
オーナーの女性に話を聞くと、昨夜は知らない女性が来ていたらしく、更に紙ナプキンに変な模様の血の跡があったと話す。
ニックたちはそのナプキンをゴミ捨て場から回収した。
そのころ、フランキーはトロイの家に来ていた。
トロイとはイラクで一緒に戦った仲だったようだが、ロンと同じく険悪な雰囲気だった。
トロイはフランキーにすぐに出ていけ!通報するぞと警告。
フランキーは罪を認めるまで何度でも来てやると言い出て行った。
一方、ニックたちはジム・マッケイブの経営する警備会社に来ていた。
そこにはイラク時代に取られたマッケイブとトロイ、ロンともう一人が写った写真があった。
ニックは念のためその写真を画像として保存。
昨晩のロンからの電話についてマッケイブは仕事の話で、ロンと争っていた女性に心当たりはないと嘘をつく。
ニックは血の付いた紙ナプキンをマッケイブに見せるが何も知らないと言われる。
署に戻ったニックたちは写真に写っていた男について調べを進める。
すると名前がわからなかったロバートと言う男も1週間前に自宅で殺されていたことが判明する。
これらの情報をレナード警部に報告したニックたちは、生き残っているどちらかが犯人の可能性もあるとし、4人の関係性を探るために当時の上官から話を聞くよう指示される。
その夜、トロイはもうこれ以上秘密を隠し通すことは無理だとマッケイブに話していた。
そして家に帰ったトロイは自白文を作成しそれを妻に見せた。
それを見た妻は驚きを隠せなかったが、こんなもの公表したら大変なことになると言い自白文を破ってトロイに焼き捨てるよう指示。
トロイが暖炉で破られた自白文を焼こうとするとキッチンの方で妻の悲鳴が聞こえる。
すぐに駆け付けたトロイだったが、彼もサソリの尾に刺され殺されてしまう。
暖炉には焼けずに残った自白文が残った。
一方ニックたちは末期がんで入院しているというデサイ大佐とビデオチャットでコンタクトを取っていた。
デサイ大佐は写真に写った4人の男たちを全員覚えており、ロンは兵士だったが残りの3人は軍事会社の人間だったという。
当時軍と軍事会社には取り決めがありもし軍事会社の人間が悪さをしても捕まえることができなかったという。
そしてある女性兵士がロンたちにレイプされるが誰も罪に問われなかったという事件が起こった。
その女性兵士の名前はフランキー・ゴンザレスといい、レイプされた日は2010年11月11日だったそうだ。
紙ナプキンについていた血の跡はこの日付を表したものだった。
ここで話は終了したが、デサイ大佐は入院などしておらずニックたちに嘘をついていた。
その後ウーからロン殺害に使った毒とロバート殺害していた毒が一致していたという情報が入り、その毒はサソリの毒と似たものだったという。
ニックとハンクはジュリエットに協力してもらいトレーラーでそんな特徴のあるヴェッセンがいないか調べることに。
するとローウェンのような頭にサソリの尾が付いた二様性もつマンティコアというヴェッセンに特徴が当てはまった。
ニックたちはフランキーがマンティコアでレイプされた恨みで4人に復讐していると考えた。
そしてフランキーが最後の一人マッケイブのところに現れたところを取り押さえる。
ニックたちは事情聴取でマンティコアで復讐しているのだろうと持ちかけたが、彼女はマンティコアではなくスタインアドラーだった。
更にフランキーは3人が殺されていたことすら知らなかった。
ニックはフランキーに行き先を知っている人物は?と尋ねるとデサイ大佐にだけ4人の居場所を聞いたと話す。
ニックたちはフランキーにデサイ大佐に電話させ逆探知することで居場所を特定した。
その場所はVFWだった。
デサイ大佐はフランキーに助けてやれなくてすまなかったと謝罪した。
VFWにいるデサイ大佐のもとに現れたのはマッケイブだった。
大佐はマッケイブにロンとロバートを殺したのは私だが、トロイ夫妻を殺したのはお前だなと言った。
マッケイブはトロイは自白したがっていたから殺したと白状し、両者はマンティコアにヴォーガし戦い始める。
激しい戦いの末デサイ大佐が破れるが、そこへニックたちがやってくる。
だがニックたちの目の前で大佐はマッケイブにナイフで刺されて殺される。
大佐はレイプの罪では裁けないが殺人の罪なら裁けるだろうと言って息を引き取った。
ところ変わって、ロザリーのもとに母親からの手紙が来る。
内容は父の命日が近いから帰って来いというものだった。
だが7年も家に寄りついていないロザリーは家に帰ることに不安を抱いていた。
ロザリーはモンローも一緒に来ないかと誘い、2人で里帰りすることになる。
実家に帰ってきたロザリーはなかなか玄関まで踏み出せないがモンローが後押しをする。
そしてついに呼び鈴を鳴らすと、母親がでてきてロザリーを歓迎する。
更に姉のディエッタも出てくるが、あまりいい印象ではなかった。
ディナーが始まりモンローはなんとか場を和やかにしようとするが全てディエッタに遮られてしまう。
そしてついにロザリーとの口論が始まり、ディエッタはロザリーが父親の葬儀に出なかったことを強く非難した。
だがロザリーはこの時窃盗で捕まり刑務所に入っていたことを告白し、父親に別れを告げることができなかったつらさをあらわにした。
そしてそのまま家を出て行ってしまう。
モンローはロザリーを追いかけ、平穏にすむとは思っていなかっただあろうと慰める。
しばらくして落ち着いたロザリーはモンローと一緒に家に戻ろうとするが、そこで母親が家から出てきてロザリーをやさしく抱き寄せてくれた。
それを離れた所から見守るモンローだったが、背後にヴォーガしたディエッタの姿が。
ディエッタはモンローに妹を傷つけたら殺してやると警告し、初めて姉らしい姿を見せた。
更にところ変わって、お腹が大きくなってきたアダリンドは時折強い痛みに襲われるようになっていた。
またある時、カフェでお茶をしていると手を触れていないカップが遠ざかったり吸い寄せられたりする不思議な現象が起こる。
更に痛みに苦しむアダリンドの上にあった電球がショートしてしまう。
その様子を見ていたマイズナーはすぐにレナード警部に報告。
レナード警部はアダリンドの力が戻り始めている、王家より先に手を打たなければと焦りをあらわにする。
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マンティコアが大佐だったとはよめませんでしたね。
今回ニックの活躍はほとんどなかったですね。
むしろメインはロザリーの里帰り。
最初はかなり険悪な雰囲気でしたけど、最後はほっこりする話でよかったです。
こりゃ結婚する日も近いのでは!?
以上がSeason3の第十一話『優秀な兵士/THE GOOD SOLDIER』のあらすじと感想のレビューでした。