海外ドラマ「GRIMM Season3」第十七話『シンクロニシティ/SYNCHRONICITY』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season3 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
モンローに結婚式の付添人を頼まれたニックは悩んだ末に断りに行くが、サングラスで目を隠せばグリムであることがバレないと分かり出席することにする。マイズナーはアダリンド親子と飛行場へ向かうが、情報が漏れていてフェラートに待ち伏せされる。そこを救ったのはレジスタンスが手配した護衛役ケリーだった。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
In all chaos there is a cosmos, in all disorder a secret order.
『混沌の中に調和があり 無秩序の中に 秩序がある』
モチーフとなっているのは『ユングの言葉』
GRIMM/グリム Season3動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason3の第十七話『シンクロニシティ/SYNCHRONICITY』のネタばれになりますので注意してください。
ニックはモンローの結婚式で正体がばれるのではないかと夢にまで見ていた。
ニックはハンクにも相談してみるがやはりリスクが大きいという結論に至るが、ハンクからヴェッセンはどうやってグリムだとわかるのかという疑問も出た。
仕事が終わった後、ニックはモンローの家を訪れた。
そしてリスクが大きすぎるため付添人をすることはできないと正直に話した。
するとモンローはサングラスをかければいいと提案してくる。
その理由はヴェッセンがニックをグリムだとわかる理由は目を見るからだというのである。
実際ヴェッセンがニックの眼を見ると漆黒の闇のような真っ黒の中に醜い自分が見えるのだという。
ニックは本当にサングラスで効果があるのかどうかモンローとロザリーに確かめてもらう。
すると効果てきめんで晴れてニックはサングラスをつけて出席できることに。
ニックはすぐにこのことをジュリエットにも報告し、ニックはかつて自分が彼女に渡そうとしていた指輪を取りだす。
ジュリエットは今は一つの結婚式に集中しようと指輪をおさめた。
一方、マイズナーと無事に脱出できたアダリンドはレジスタンスが手配した場所へと向かった。
だがそこにはすでにフェラートが待ち構えており、マイズナーが敵を排除しているすきにアダリンドが連れて行かれそうになる。
その窮地を救ったのがニックの母親であるケリーだった。
ケリーはアダリンドを飛行機まで誘導しすぐに出国した。
マイズナーとはここで別れ、レナード警部に報告したマイズナーはしばらく姿を消すことに。
飛行機の中でアダリンドはケリーにお礼を言い、名前を聞こうとするがお互いのことは知らない方が良いと言われてしまう。
またケリーはブラジル行きだった飛行機の行き先を独断で変更する。
ケリー曰く、殺せない距離にいない相手のことは信用できないということだった。
そのころアダリンドに逃げられたヴィクトル王子はフェラートの指揮官を殺し、新たな指揮官をすえた。
その男に急いでアダリンドの行方を追うよう指示を出す。
飛行機ではケリーがアダリンドに休息を取るよう言い、赤ちゃんを預かることに。
ケリーはネックレスで赤ちゃんをあやそうとするが、赤ちゃんの力が発現してしまう。
赤ちゃんはただネックレスを取ろうとしているだけのようだったが飛行機の計器などにも異変が見られた。
幸い事故にまでは至らなかったが、ケリーは赤ちゃんの力を垣間見ることになる。
飛行機はケリーの指示でアメリカのオレゴン州に着陸した。
ケリーはその場で車を奪うとある場所を目指す。
アダリンドはポートランドに向かっていることを知りレナード警部のところに行くのかと尋ねるが、ケリーはそんな人物知らないと答える。
そしてケリーはただ安全が保障される場所に行くとだけ告げた。
ケリーが目指しているのは紛れもなく息子の家だった。
一方、ジュリエットはロザリーのドレス選びに付き合っていた。
ロザリーはおばあさんから受け継いだドレスを着用するようで、その姿を見たジュリエットもロザリーの姿に圧倒された。
その夜、ニックは再び結婚指輪を眺めてある決意をしていた。
ジュリエットに食事に呼ばれたニックは指輪をポケットに入れると一階に降りていきジュリエットにある話を持ちかける。
それは無論プロポーズだったが、いいところでドアをノックする音が聞こえてくる。
ニックが扉を開けるとやってきたのはケリーだった。
突然の来訪に驚くニックだったが、一緒に期待人物を見て更に驚くことになる。
それがアダリンドだったからである。
当然アダリンドもニックのもとに連れてこられて「うそでしょ」と口に漏らしてしまうほどだった。
ケリーはニックとアダリンドが知り合いだったことにも驚いたが、ジュリエットをこん睡状態にした張本人であることなどを知り更に驚く。
するとここで地震のようなものが発生する。
それは赤ちゃんが起こしているものだった。
しばらくするとおさまり、ジュリエットはアダリンドと赤ちゃんを2階に連れて行った。
ニックは当然アダリンドを家に置くことはできないと反対するが、ケリーは赤ちゃんの価値がわかっていないからだと反論した。
ケリーはニックに赤ちゃんは王家の血筋であり、ヘクセンビーストの力を受け継いでいるとニックに話す。
それを聞いたニックは力は自分が奪ったからあり得ないと話したが、ケリーはなら取り戻したんだろうと当たり前のように返した。
どうやらヘクセンビーストには奪われた力を取り戻すための”汚濁の儀式”というものだあるらしい。
またケリーはどうするか考えるから数日間だけ置いてほしいとニックに頼み、レジスタン側にも赤ちゃんを渡す気がないことを明かす。
更に「あの子は生まれて数日なのにもう力を表し始めている。あの子には並外れた運命があるの。悪に染まれば大いなる悪を、善に染まれば大いなる善を。」と続け、それを聞いたジュリエットもアダリンド達が来たのは単なる偶然ではないのかも知れなと思うようになる。
だがそれを聞いてもニックの意見は変わらず、アダリンドが力を取り戻したのならなおさら赤ちゃんをレジスタンスに引き渡すべきだと主張する。
しかしケリーは人格形成に影響を及ぼすため赤ちゃんには普通の幼少期を送らせたいと話した。
そして再度ニックたちに置いてもらえるよう頼むがここで家じゅうの扉が突然開き始めた。
ニックはすぐにアダリンドの様子を見に2階に言ったがそこには赤ちゃんの姿しかなかった。
ジュリエットが赤ちゃんを抱きよせると次の瞬間赤ちゃんは枕に代わっていた。
ケリーはこれがあの子の力だと言い、車に行ったと判断しすぐに車の元へ。
だがその時にはすでに車は出た後だった。
ケリーはニックにアダリンドが口にしていたレナードという名前をニックに知っているかを尋ねた。
当然知っているニックは上司で王家の人間であり、更にザウバービーストであると教えた。
ニックとケリーはすぐにレナード警部の住むマンションへと向かった。
ケリーはニックと一緒に行こうとするが、ニックがまずは自分が話し合うと言って一人で警部の元へ向かう。
レナード警部の元へやってきたアダリンドは赤ちゃんにパパに挨拶しなさいと言い、レナード警部の子供であることを明かす。
レナード警部も赤ちゃんを見て優しく微笑んだ。
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ようやく2つの話が一つにまとまりましたね。
それにしてもここでケリーが出てくるとは。
レジスタンスに頼まれたと言っていましたけどレジスタンスに属しているというわけではなさそうでしたね。
あとケリーは相変わらず口数が少なくきつい感じでしたね(笑)。
話が簡潔で助けりますけど(笑)。
最後のグリム2人でヘクセンビーストとザウバービーストを訪れるくだりも面白かったです。
これから赤ちゃんをめぐってひと悶着ありそうですね。
以上がSeason3の第十七話『シンクロニシティ/SYNCHRONICITY』のあらすじと感想のレビューでした。