海外ドラマ「GRIMM Season3」第十三話『凶事の前触れ/REVELATION』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season3 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
違法な焚火を調査していた森林局員がバラバラ遺体で発見された。局員は死ぬ前にウォーデンが盗んだトラックのほかにジープがあると報告しており、共犯者がいる可能性が考えられた。ニックが頭皮剥ぎ殺人の件で相談に来たと知ったモンローは急いで連絡を取り、ハンク抜きで来いと伝えてきた......。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
Still, after a short time the family’s distress again worsened, and there was no relief anywhere in sight.
『だがすぐにまた 一家は閉塞感に襲われた』
モチーフとなっているのは『ヘンゼルとグレーテル』と『サムソンとデリラ』
GRIMM/グリム Season3動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason3の第十三話『凶事の前触れ/REVELATION』のネタばれになりますので注意してください。
最悪のタイミングでやってきてしまったニック。
父親はニックに襲い掛かってしまい、ニックも父親を殴ってしまう。
大事になる前にモンローが仲裁に入りニックは親友で特別なグリムなんだと説明した。
だが怒った父親はフクスバウと結婚する上にグリムが親友だと?といって家を出て行った。
母親ももうあなたがわからないと言って父親の後を追って出て行った。
モンローはニックに用事は何だと聞いて、ニックは事件について聞きたいことがあったんだがというが、感情的になっているモンローは俺にはそれしかとりえがないからなとニックに八つ当たりをしてしまう。
ニックは後で電話すると言い家を後にした。
その夜モンローはスパイスショップに行ってしまったロザリーの元へ向かった。
そしてロザリーに謝罪すると認めてもらえないなら両親と絶縁するしかないと口にする。
それを聞いたロザリーは自分も7年間家族と離れていた時期はつらかった、絶対後悔することになるとモンローを諭そうとするが決意は変わらなかった。
翌朝、モンローは母親に電話し話をしようと持ちかける。
両親もそれに応じたためモンローは一人で両親が滞在していたホテルへ足を運ぶ。
モンローは自分と両親の価値観が違うことなどを必死に訴え、わかってくれるよう話すが父親は意見を全く変えない。
モンローは絶縁されてでもロザリーと結婚する、さようならといい部屋を出て行った。
父親は「仕方がない。帰ろう」と諦めモードに入るが母親は「私は帰らないわ。あなた一人で帰って。モンローは息子なの。諦められないわ」と言ってポートランドに残ることに。
一方、家に帰ったニックは今までモンローに頼り過ぎていたかもしれないとジュリエットに話す。
そして当分はモンローに頼らずやっていくことに決める。
そのころ、ある森でたき火を見つけた森林局員のマートは違法キャンプかもしれないと言い無線で連絡を取る。
周りに人気がなかったことから単独で捜査してしまい、止められた2台の車を発見する。
一台は例の連続殺人犯に盗まれた車だった。
マートが無線で報告しているとそこへ犯人がシカを担いで現れる。
マートは銃を構えるが男はヴィルデスヘーアにヴォーガする。
更にマートの後ろにはもう一人別のヴィルデスヘーアが潜んでおり、マートは無残に殺されてしまう。
翌朝、事件の連絡を受けたニックとハンクが現場にやってくると四肢をもがれたマートの死体が。
マートの報告から二台の車があったということから共犯者がいると断定。
そのころジュリエットは一人でスパイスショップを訪れていた。
ロザリーを励ますためである。
ロザリーは「悲しみと怒りが混じった愉快な感じよ」と言った。
ジュリエットはついニックの事件のことを口にしてしまい、それを聞いたロザリーの様子が一変する。
そこへモンローもやってきて、ロザリーはモンローに何のヴェッセンの捜査をしているか聞いたかと尋ねる。
モンローがいやと答えると頭皮を剥ぐヴェッセンだと教える。
するとモンローの様子も変わり「カッチャ・モルタ…あり得るか?でもらしいな…」と言い、店を出て行った。
モンローはすぐにニックに電話し、「カッチャ・モルタのことだが…普段のヴェッセン事件より複雑だ。話がしたいから来てくれ。でも一人で来い。ケアザイタ・シュリッヒ・ケネンには危険すぎる。まず倒し方を探ろう」と話した。
一方、モンローの母親は一人でロザリーの店を訪れていた。
そこで「息子を愛してる。失いたくない。あなたも愛してるでしょ?ねぇ、何が正しいか二人で決めて。たとえ間違っていることだとしても。あ、これが間違いとは言ってないの。同種同士でも結婚は大変だから…」と話す。
ロザリーがなぜきたのかを尋ねると、母親はフェアトラオトハイテンを試してみましょうと言った。
ロザリーは効果があると思う?と疑問を投げかけるが、やってみても損はないと言い2人はヴォーガした。
そして頬と頬を寄せ合いそれを繰り返した。
ニックに連絡したモンローが家に帰ると玄関には父親がいた。
父親は母さんがついてこなかった、ここに来ているかと思ったがきていないと不安を口にする。
そんな父親にモンローは今は忙しい、これからニックが来るが第2ラウンドを始めるのはごめんだと言った。
2人は家の中に入り「父さんたちに宗旨変えしろなんて言わない。だが俺の生き方を変える気もない。」と続けた。
それに対して父親はロザリーのことよりもむしろグリムのことの方が問題だと言った。
モンローは自分たちの出会いも最悪だったと説明し、でも今では親友で命を救われたこともあるし救ったこともある、ニックは特別で今からまた助けると話した。
これを聞いた父親は「グリムと一緒になって狩りをするのか?ブルットバッドを?フントイェガー?たとえバウアーシュヴァインでも許さんぞ!」と怒りをあらわにする。
これに対してモンローは「カッチャ・モルタだ」というとここでニックがやってくる。
モンローは父親を家から追い出すとカッチャ・モルタの本を取り出しニックに説明。
それによるとカッチャ・モルタは最強の戦士であるグリムを追って来るため待っていてもやってくる、つまり戦う場所を選ぶことができると言い見晴らしのいい場所を選択しようと話した。
また伝説ではカッチャ・モルタが現れる時風が吹き雷が鳴るのだという。
ただ倒し方は乗っていなかったためトレーラーに行き記録がないか確かめる。
すると「戦場では頭皮の外套があらゆる武器から連中を守る。おそらく弱点はサムソンと同じで髪を奪うことができれば力をも奪えるはずだ。だが近づくことができず仮説は検証できなかった」と書いてあるのを見つける。
ニックたちはナイフを持って見晴らしのいい採掘場へ向かうことに。
だがトレーラーの中で伝説通りの風と雷が鳴る音が聞こえる。
恐る恐る外に出てみると2体のカッチャ・モルタが襲いかかってくる。
外套に守られたカッチャ・モルタには銃もきかずニックとモンローでも手も足も出ない。
相手が2人のため1対1の構図で相手を倒そうとするが、そこに3人目のカッチャ・モルタが現れる。
数で不利になったニックたちはカッチャ・モルタにやられそうになるがそこへモンローの父親がやってきて加勢してくれる。
コレでようやく相手の隙をつくことができたニックはナイフで髪を切り取った。
すると髪から血が吹き出て人間に戻ったのである。
父親はモンローに戦う相手はよく考えろ、たとえグリムと一緒でも見殺しにはできない、まさかグリムと手を組んで戦うことになるとはと自分で自分に驚いていた。
更に父親はカッチャ・モルタが現れるのは凶事の前触れだと言い、世界の覆すほどの出来事が起こっているのかもしれないと語った。
その後、ニックとジュリエットにモンロー、ロザリー、更にモンローの両親とそろって食事をすることに。
ジュリエットは悪気もなく結婚式が楽しみですねと話しかけてしまいモンローの父親はヴォーガしてしまう。
それに呼応するように回りも皆ヴォーガしてしまう。
ニックはナイフを持って皆に落ち着けと話し、モンローの父親は慣れるまで時間がかかると愚痴をこぼすのだった。
ところ変わって、ヴィクトル王子のところへステファニアがやってくる。
スパイのセバスチャンはすぐにこのことをレナード警部に報告。
これを聞いたレナード警部はアダリンドは力を取り戻すためにフラウペッチを裏切ってステファニアと手を組んだはずだが裏切られたかと話した。
更にセバスチャンとマイズナーに急いでアダリンドを保護するよう指示した。
その後すぐにアダリンドに連絡し2人が向かうことを告げると今が仲間を選ぶ時だと選択を迫る。
そしてセバスチャンとマイズナーがやってくる。
だが出発の準備をしている最中にフェラートまでやってきてしまう。
マイズナーはアダリンドの恋人のふりをしてフェラートに奇襲し一人を銃殺。
もう一人はアダリンドの不思議な力により殺された。
その後セバスチャンの車で逃げるアダリンド達だったが、途中でマイズナーはセバスチャンだけ引き返させた。
そして誰も知らない身内の別荘に身をひそめた。
だが安心もつかの間、アダリンドが産気づいてしまう。
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最後の食事の風景は笑えましたね~。
まあでもモンローの両親と和解できてなによりでしたね。
ニックは久々にヴェッセンとの戦いで苦戦しましたね。
ゾンビ化していれば簡単に勝てたような気もしますが、それだとモンロー父との和解もなかったですしね。
アダリンドは結局ステファニアに裏切られていましたね。
レナード警部の指示に従ったってことはレジスタンス側に属することになるんでしょうかね。
以上がSeason3の第十三話『凶事の前触れ/REVELATION』のあらすじと感想のレビューでした。