海外ドラマ「GRIMM Season3」第四話『人魚姫/ONE NIGHT STAND』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season3 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
ダンとジェイクが釣りをしていると、アナとサラという姉妹が現れ、4人は一緒に過ごすことに。だがその様子を妹エリーがのぞき見しているのに気付いたサラは、エリーに帰るように告げる。その後、4人は川の中で絡み合い始めるが、ダンが何者かによって水の中へと引きずり込まれる…。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
More and more she grew to love human beings and wished that she could leave the sea and live among them.
『姫は人間への憧れを募らせ――地上で暮らしたいと願いました』
モチーフとなっているのは『人魚姫』
GRIMM/グリム Season3動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason3の第四話『人魚姫/ONE NIGHT STAND』のネタばれになりますので注意してください。
ダンと友人のジェイクは釣りをしていると2人の女の子と遭遇する。
女の子はサラとアナという名前で、ダンはアナと川に入り楽しんでいた。
サラはビールを取ってくると言いその場をたつと、茂みに隠れていた少女に「何覗いてるのよ!」と話しかけた。
どうやら2人は知り合いらしく、更にのぞいていた女の子は耳が聞こえない様子で、2人は手話で会話を始めた。
のぞいていた女の子はサラに私はあの人に恋をしたからあの人はダメだと言ったが、サラは家に帰りなさいと追い返した。
ジェイクの元に戻ってきたサラはビールはと聞かれ気が変わったと答えると水着を脱いで川の中へはいって行った。
ジェイクもそれを追いかけ、2人は川の中でヤリはじめてしまう。
ダンも同じようにヤッていたが、ことが終わるとダンが何かに足を引っ張られ水の中に引きずり込まれてしまう。
助けに行こうとするジェイクだったが、彼も同じように引きずり込まれる。
おぼれたジェイクを例ののぞいていた女の子が助けてくれる。
だがその姿は人間ではなくヴェッセンだった。
女の子はジェイクに心肺蘇生を施すと、ジェイクは一命を取り留める。
ジェイクは意識がもうろうとする中女の子が人間ではない別の何かに見えた。
その後女の子は人間に戻りその場を走り去ってしまった。
翌日、ニックたちのもとに事件の連絡が入る。
発見されたのは水死体となったダンだった。
遺体を見たニックとハンクはダンの足についた傷を見てヴェッセンの仕業ではないかと考えた。
ニックたちはダンの捜索願を出していたジェイクの家に足を運んだ。
ニックたちは先日ジェイクに何があったのか話を聞いた。
ジェイクはサラとアナの姉妹と出会いとんとん拍子に話が進み性的な関係になったことを話した。
その後ダンが水中に引きずり込まれ助けようとしたが自分も引っ張られ、気が付いたら目の前に女の子がいたと話す。
ハンクがジェイクの足を見てその傷はどうしたのかと尋ねると、何かに引っ張られた時についたと答えた。
ニックが何かとは?と尋ねるとジェイクは必死で見る余裕がなかったと答えた。
ニックたちはジェイクを連れて事件が起こった現場へ向かうことに。
現場につきジェイクの証言を聞いていると、ニックだけが何かがこっちを窺っている気配を感じる。
ニックが気配のする方へ行ってみると女の子が逃げだした。
ニックが後を追ったが少女は川の中に飛び込むと人間とは思えないようなスピードで去って行った。
警察署に戻ったニックとハンクは種族はわからないがヴェッセンの可能性があるとレナード警部に報告。
その後2人でモンローの家を訪れる。
モンローの家ではロザリーが引っ越してきたため荷物の整理をしていた。
ニックたちの話を聞いたロザリーはナイアッドという種族ではないかと教えてくれる。
ナイアッドについて更に知るためにニックたちはトレーラーに向かうことに。
操作に興味を持ったモンローもロザリーの許しを得て一緒に向かった。
先祖のグリムの記録でナイアッドの記述を見つけたモンローが内容を読んでくれた。
1755年に東インド会社に勤務していたグリムは船員がいなくなったのをきっかけに海を調査しているとナイアッドと呼んでいる種族が網にかかった。
船の甲板にあげるとその女性は人間の姿になったが、数時間もたつと皮膚が乾きはがれ始めた。
グリムはいなくなった男をどうしたのかと尋ねたが一族の秘密だと言い答えようとしなかった。
翌日様子をうかがいに行くと脱水症状で死んでいたと書いてあった。
するとここでウー巡査部長から電話が入り、無くなっていたジェイクの携帯の電波をキャッチしたと報告が入る。
その場所はアンデルセン・マリーナでジェイク達が襲われた場所のすぐ近くだった。
ニックとハンクはジェイクを連れてその場所へと向かった。
現場につくとハンクはジェイクに望遠鏡を渡し、知っている顔がいたら教えろと言いあたりを捜索しだした。
ウーが携帯の電波を探知していくとあるボートハウスにたどり着く。
そこには一人の男がいたが携帯電話になど身に覚えがないという。
ハンクが携帯を鳴らすと家の中から着信音が聞こえたため中を捜索することに。
ソファーの上から電話が発見され、ニックは家族写真を発見する。
そしてその中に写っている少女が逃げた女に似ているとニックが言った。
家に中には誰もいなかったが、ニックたちに気がついたジェイクを助けたエリーは見つからないように隠れていた。
そこへサラとアナが帰ってくる。
その様子を見ていたジェイクは2人に話しかけダンが死んだことを伝えるが、知らないふりをされる。
ジェイクはニックたちにあの時一緒にいた姉妹はこの二人だというと、2人は連行されることに。
すると隣から2人組の男が出てくるがニックが警察だ、邪魔をしたら連行するぞと脅し制止した。
サラとアナの父親はやったのは2人ではないと必死に訴えたがニックたちは聞く耳を持たない。
興奮した父親はニックの前でヴォーガしてしまい、父親の方もニックがグリムだと気がつく。
ニックたちが去った後、サラたちの父親に2人組の男のドミニクがこうなったのはエリーのせいだと言い斬るしかないと言いだす。
サラとアナを連行したニックたちは事情聴取を行ったが2人は何も話そうとはしない。
ニックはナイアッドだということはわかっている、このまま死にたいのかと迫ったがそれでも何も話そうとはしない。
埒が明かないためニックは姉妹を留置場に入れることに。
レナード警部にこのことを報告し、このままでは夜は越えられず死んでしまうと伝えたが、特別扱いはするなと言われる。
しばらくすると、警察署に父親がやってきて自分が犯人だと言いだすが、そうではないとわかっているニックたちは父親を質問攻めにして本当のことを言えと迫るが、やはり何も言わない。
一方、ジェイクに魅かれているエリーは彼の家を訪れる。
そして自分がナイアッドであることを明かしてしまう。
驚くジェイクだったが、そこへボートハウスにいた2人組のドミニクとジェシーがやってくる。
ドミニクはジェイクを気絶させるとエリーを連れ去って行ってしまう。
そのころ、父親が自供したというネタを元にニックは、サラとアナにこれを伝え釈放しようとした。
そうすることで2人が父親をかばい真実を語ると思ったからである。
案の定サラが本当のことを話し始めた。
2人を襲ったのはドミニクとジェシーで自分たちは関係していないという。
ニックがなぜ襲ったのかと尋ねると、ナイアッドの女性は水中でしか妊娠、出産ができないのに加えて男性は生まれつき種を持っていない、種の存続のため女は他種のオスと関係をもち、それを男性も女性も不満に思っている、父親は他人の子を育てなきゃならないからだと話した。
ただ相手の男を殺すのは200年以上も前に行われていたことであり、ドミニクとジェシーは古い慣習を重んじていた場所で育ったと話した。
するとここでニックにジェイクからの電話が入る。
ジェイクはあの家にいた2人組の男に襲われエリーが連れ去られたと話した。
そのことをサラに伝えると慣習にならって一族の裏切り者を斬るつもりなんだと言い、ニックがどこでやるつもりなのか尋ねると見せしめにするために家でやると答えた。
ニックとハンクはすぐにボートハウスへと向かった。
2人が着いた時エリーは斬られる寸前だった。
ドミニクはエリーを海に沈めるとニックたちの相手をするがぼこぼこにされ手錠につながれる。
ニックは急いで海に飛び込みエリーを助け出した。
ニックが海から出てくるとエリーはすぐに意識を取り戻したが、少しも息が乱れていないのに加えて顔色の悪いニックをハンクは心配した。
なにはともあれ事件は無事に解決し、ドミニクが逮捕された。
そのころ、ジュリエットはニックの身体検査の結果がメールで届いたためそれを見ていた。
内容は「検査結果は異常なし。代謝率が常人の半分しかなく不可解ですが支障はないかと、驚異的な持久力を備え健康体です」と書いてあった。
安心するジュリエットだったがそこでもう一通メールが届く。
そのメールも開いてしまったジュリエットは「処刑人より 金が使いきれない 王族の暗殺は波乱を招いている もはや安全ではない 発たないと 愛してる M」と書かれていたことに動揺してしまう。
ところ変わって、レナード警部はフラウペッチが王族の子供を誰と取引するか探るよう部下に指示を出していた。
だがどんなに探してもフラウペッチは見つからない。
もぬけの殻となった家にも言ってみるがメモが見つかっただけだった。
そのメモの中にホテルの名前と部屋の番号が書かれていたのを発見する。
その部屋を訪れてみると中にいたのはアダリンドだった。
その報告を聞いたレナード警部は王族の子供を身ごもっているのはアダリンドなのでと思うようになる。
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最後のメールは誰から来たんでしょうかね?
Mってだれ?
処刑人って出てきたことのある人間?
母親だと思ったんですけど名前ケリーでしたよね。
Mってだれだ?
レナード警部はアダリンドが身ごもっている予想をしていましたね。
そりゃ自分に心当たりがあるから当然ですけど(笑)。
以上がSeason3の第四話『人魚姫/ONE NIGHT STAND』のあらすじと感想のレビューでした。