海外ドラマ「GRIMM Season3」第十五話『古代の神々/ONCE WE WERE GODS』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season3 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
大学で3千年前の棺に入った冥界の神アヌビス形のミイラが見つかり、大喜びした教授はミイラを研究室に持ち込む。それを知った2人組が大学に忍び込むが失敗し、1人は死亡、もう1人は警備員を撃ち殺して逃走する。現場を調べたニックらは、棺の中身はヴェッセンのミイラで、犯人たちは同種のヴェッセンではないかと疑う。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
You shall not become corrupt, you shall not become putrid, you shall not become worms.
『汝 腐敗せず 悪臭を放たず 虫も湧かじ』
モチーフとなっているのは『死者の書』
GRIMM/グリム Season3動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason3の第十五話『古代の神々/ONCE WE WERE GODS』のネタばれになりますので注意してください。
考古学者によりエジプトで王の墓が発見される。
その中にはアヌビスの棺があり、中を見たゲイツ教授は大学へ持ち帰って研究することに。
この発見はすぐにニュースで流されることになる。
だがこの発見をよく思っていない人間もいるようで、テレビを見ていた2人の男は「取り返しに行くぞ」といい大学へ忍び込んだ。
棺がある研究所までたどり着いた2人はすぐに中を確認し、お目当てのものであることを確認。
一人はすぐに持ち帰ろうとするが、一人がスプレーで壁に文字を書き始める。
するとここでもの音に気が付いた警備員が中へ入ってくる。
警備員に見つかった男たちは何かのヴェッセンにヴォーガし警備員に襲い掛かる。
そこへもう一人の警備員がやってきて銃を発砲。
盗みに来ていた男の一人に弾が当たってしまい、残った一人は殺した警備員の銃を使ってもう一人を射殺。
生き残った男は騒ぎが大きくなってしまったためその場から逃げて行った。
その後事件の連絡を受けたニックたちが研究所へやってくる。
現場検証を進めていると研究室の教授であるゲイツ教授がきたためニックたちと共に棺の中のミイラが無事かを確認した。
ミイラは人とは思えないような形をしており、ゲイツ教授はCTスキャンで隅々まで調べるつもりでいた。
更に壁に書いてあった落書きは我は死者を守ると書いてあり、ツタンカーメンの墓碑銘で呪いの言葉と言われているそうだ。
署に戻ったニックたちは残っていた銃からあの場にハーマンという男がいたと突き止める。
ハーマンには博物館や美術館などを狙った窃盗の前歴があり、今回の狙いは棺にあると考えられた。
また警備員の証言から犯人は棺とと同じような顔をしていたということもわかっていたため、今回はミイラにされたヴェッセンと同じ種族のヴェッセンが遺体を取り返すために起こした事件であると推測された。
その後ニックたちはモンローたちに話を聞くためにスパイスショップへ足を運ぶ。
そこでヴォーガしたままミイラ化する方法があるのかなどを聞いた。
更に壁に我は死者を守るという言葉が残されていたと伝えると、2人は顔を曇らせベアティ・パオリと口にした。
ロザリーの話ではベアティ・パオリはヴェッセン文化の保護を掲げるシチリアの復讐組織らしく、ヴェッセン収集家などに制裁を加えているらしい。
モンローたちはベアティ・パオリのやり方は賛同できないが、気持ちは理解できると言った。
その話を聞いたニックたちはモンローたちを残してトレーラーに向かった。
トレーラーで見つけた記述には過去にベアティ・パオリと対峙した記録が残されており、その時の映像まで残してあった。
ニックたちはその映像をみてみるとニックに似たグリムの姿とアヌビスのが写っていた。
一方、閉店したスパイスショップにヴェッセン評議会のアレグザンダーがやってくる。
アレグザンダーはモンローたちにグリムと話がしたいと持ちかけてくる。
家に帰ったモンローたちはすぐにニックに電話をした。
モンローがアレグザンダーに替わると電話でするような話ではないと言われ会う場所を指定される。
ニックはモンローの家でいいと言いすぐに向かった。
ヴェッセン評議会は普段ベアティ・パオリを黙認しているが今回はケアザイタが殺されてしまったためそうもいっていられなくなった。
ヴェッセンの法律でもケアザイタ殺しは重罪だからである。
更にハーマンは評議会に協力を求めてきたのだという。
そのハーマンを止めるために評議会はグリムを利用しに来たのである。
アレグザンダーはハーマンは今夜動くと言っていたと言い残し、飛行機の時間があるからと言って家から出て行った。
ニックは評議会の駒にはならないと言いながらもハーマンを止めるためにゲイツ教授の家に向かった。
その間、アレグザンダーのことが信用できないため入国した日を調べさせ、乗っていた車は広域手配させモンローたちに見張りを頼んだ。
そのころゲイツ教授の家にはハーマンがやってきていた。
ハーマンはゲイツ教授を脅し警備を薄くさせると再び大学に侵入した。
そこへニックたちもやってくる。
ハーマンはヴォーガしニックたちに襲い掛かってくる。
またヴォーガした姿をゲイツ教授に見られてしまう。
なんとかハーマンを逮捕することに成功したニックたちは、その後混乱するゲイツ教授をストレスのせいだと言って納得させた。
だがその後モンローから連絡が入り、棺を調べてみるとミイラがないことが判明。
アレグザンダーが盗んでいってしまっていたのである。
車で逃げようとするアレグザンダーの前にニックが立ちはだかるが、その目的は止めるためではなかった。
ニックとハンクはモンローたちを連れて人気のない場所へ行き、回収したミイラを火葬したのである。
ミイラは紛失してしまったということで処理された。
ところ変わって、アスワングの悪夢に取りつかれたウーは幻覚に取りつかれていた。
そこへジュリエットがお見舞いにやってくる。
ジュリエットは自分がこん睡から目覚めた時のことを話しウーの気持ちを楽にさせてあげた。
ジュリエットはウーに「現実かどうかは気にせず恐怖を捨て去ったの。そしたらよくなった」とアドバイスを送った。
このアドバイスによりウーは見事に回復し、迎えに来たニックたち共に退院していった。
更にところ変わって、ヴィクトル王子は王家の裏切り者がセバスチャンであることを突き止めていた。
ヴィクトル王子はアダリンドの居場所を吐かせるために拷問を始めた。
一方でレナード警部はこの2日間セバスチャンが音信不通になっていることを不安に感じていた。
そのためマイズナーに連絡し一刻も早く隠れ家を離れるよう指示。
ヴィクトル王子はセバスチャンに吐かせた場所から徐々に隠れ家へと迫っていた。
----------------------------------------------------------------------------------------
ヴェッセン評議会がまたもやからんできましたね。
ニックが話のわかるグリムでよかったですね。
ウーもジュリエットのおかげで無事に退院できましたし。
ただアスワングなんていないと言っていたからチームグリムに入るのはまだ先になるんですかね?
マイズナーとアダリンドが若干いい分気になってきたのが気になります(笑)。
セバスチャンはいつかやられると思っていましたけどやっぱり捕まりましたね。
果たして無事に逃げきれるのでしょうか。
以上がSeason3の第十五話『古代の神々/ONCE WE WERE GODS』のあらすじと感想のレビューでした。