海外ドラマ「GRIMM/グリム」第二話『THE KISS/くちづけ』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season2 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
古い製材所でFBIの遺体を見つけたニックの背後から“モヴェ・ドン”が襲いかかった。ケリーと2人で格闘しボスを聞き出そうとするが、“モヴェ・ドン”は自ら命を絶ち何も聞き出せず、ニックたちは慌ててそこを立ち去る。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
If a man of pure heart were to fall in love with her, that would bring her back to life.
『純真な男が姫に恋をすればー姫は目覚めるだろう』
モチーフとなっているのは『眠り姫』
GRIMM/グリム Season2動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason2の第二話『THE KISS/くちづけ』のネタばれになりますので注意してください。
ジュリエットの薬を特定したロザリーとモンローは、ジュリエットを助けるための薬を完成させていた。
しかしその薬は作ってから45分しか持たないとのことで、2人は病院に向かいながらニックにすぐに来るように連絡をとった。
一方、モヴェ・ドンに呼び出されたニックは母親のケリーと共に指定の場所へ向かっていた。
ケリーは来ていることがばれないように裏手に回り、ニックは正面から建物の中へ。
するとすぐにFBIの死体を発見することに。
一人は女性捜査官、もう一人は男性捜査官のようだったが顔が見えない。
ニックがモヴェ・ドンを探してあたりを見渡した次の瞬間、倒れていた男が起き上がってニックに襲い掛かった。
モヴェ・ドンは死体に化けて潜んでいたのである。
不意打ちによりニックは銃で発砲するもよけられてしまい、銃をはじかれて落としてしまう。
ただ肉弾戦になってもこれまでのニックとは違い、モヴェ・ドンとも互角の戦いを見せる。
しかしやや形勢不利になったところで、ケリーが助太刀に入りコレで形勢は逆転。
黒幕を吐かそうとするがモヴェ・ドンは自ら命を絶ってしまう。
ニックたちは自分たちがいた形跡をできる限りなくし、その場を立ち去りすぐに病院に向かった。
病院の関係者に止められながらも、ロザリー達が作った薬をなんとかジュリエットに与えることができた。
しかしこの薬はジュリエットの記憶の消去を食い止める効果しかなく、目覚めさせるには別の薬が必要だった。
病院から帰ろうとすると、ニックのもとへ死体発見の電話がかかってくる。
ニックは母親をモンローたちに任せて、自分はモヴェ・ドンに呼び出された現場に戻った。
車の中でモンローたちとケリーは微妙な空気になるが、ロザリーとは女同士どこか通じるものがあったようである。
一方ニックが現場に向かうとそこにはFBIもいた。
ここでニックは重大なことを思い出す。
それは自分の銃を回収していないことだった。
タンクの下に落ちた銃をそのままにしており、他の気が違うところに集中したスキに銃を回収した。
しかし薬きょうはFBIに回収されており、その銃からニックが関与していることが判明する可能性があった。
警察はモヴェ・ドンがFBIと相打ちになり死亡したと結論付け、すぐにその場を立ち去った。
ただFBIは捜査官の携帯を発見し、最後にかけていたところにリダイアルをした。
すると電話に出たのはニックだった。
ニックは帰り道、銃から関与がばれないように近くの湖に銃を捨てた。
次の日、警察署へ向かうとFBIがやってきて、ニックに電話がかかってきたことを確認する。
ニックはその電話を引き継ぎの資料が他にはないかの確認の電話だったとその場はごまかす。
しかし銃を持っていなかったことから、FBIは更に疑いを強める。
銃を持っていなかったことにハンクも不思議に思ったものの、ニックを信用しているため何かあれば助けになるとニックを励ました。
しかし家に帰るとFBIの張り込みの車がやってきていた。
家にはケリーもいたためニックは注意するように促すが、ケリーはとっくに気が付いていた。
ケリーと相談したニックはアダリンドの母親のもとへ再度向かい薬を作るようかけ合うことに。
アダリンドの母親のもとへはケリーが向かうことに。
ニックはFBIの目をごまかすために警察署へと向かった。
アダリンドの母親のもとを訪れたケリーは先客がいたため外で様子を見ていた。
その先客とはレナード警部であり、彼はジュリエットを治すための薬を受け取っていたのである。
一人になったところでケリーは家に侵入する。
しかし交渉は決裂し、母親同士の戦いになる。
激しい戦いの末、アダリンドの母親はガラスで首を切ってしまい死んでしまう。
死のまぎは、アダリンドの母親はジュリエットを直せるのは王族の彼だけという言葉を残し、ポートランドに王族がきていることをケリーに示唆する。
一方、警察署に来ていたニックは再び訪れたFBIに連行されてしまう。
そこで様々な尋問を受けるが、予備の銃を携帯し、現場に残されていた髪の毛もケリーのものだったため、DNAも一致することなく、証拠不十分で釈放された。
釈放されたニックはその足でハンクと共に連絡のあった殺人現場に向かうことに。
そこで死んでいたのはアダリンドの母親だった。
それを見たニックは瞬時に状況を理解した。
家に戻ったニックは母親に王族がポートランドにいることを知らされるがまるで見当もつかない。
王族のことを確認するために、ニックはケリーと共にアキラキムラがつかまっている警察署へと向かう。
しかし警察署につくと、アキラキムラは何者かに毒を盛られ殺されていた。
コレで手掛かりは0になってしまった。
ただアダリンドの母親を殺してしまったことからケリーの存在がばれるのは時間の問題だった。
そこでニックはケリーにザキントスのコインを渡し、ケリーと別れることに。
そのころ、薬を受け取ったレナード警部はアダリンドの母親の言葉に不安を抱きながらも薬を口にする。
その薬とは心をきれいにする薬で、人間ではないレナード警部にはちょっとしたスリルが味わえるものだというのだ。
案の定、薬を飲んだレナード警部は想像を絶する苦しみに襲われる。
ようやく苦しみが治まったレナード警部はそのままジュリエットのもとへと向かい、ジュリエットにキスをした。
眠ったお姫様を目覚めさせるのは本当に心のきれいな王子様のくちづけだけだったのだ。
レナード警部はそのままジュリエットが目覚める前にその場を立ち去った。
そのころ、ニックも母親を駅へと送っていた。
そして母親をおろしてそのままジュリエットの病院へ向かった。
車を降りたケリーは飛行機に乗るのかと思いきや、車を盗みどこかへ向かってしまう。
おそらく王族のことを調べるために残ったのだと思われる。
病室についたニックはジュリエットが目覚めていることに驚きながらも安堵する。
しかし目覚めたジュリエットは薬の後遺症でニックのことを覚えていなかったのである。
以上がSeason2の第二話『THE KISS/くちづけ』のあらすじと感想のレビューでした。