海外ドラマ「GRIMM/グリム」第十話『THE HOUR OF DEATH/死の烙印』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season2 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
ドナという女の子が誘拐された事件を捜査するニックたち。なかなか成果を挙げられずに行き詰っていたある日、ドナと同じビルで働くエイドリアンという男の家を訪れたところ、ニックはストーブでドナの写真が燃やされているのに気付き、またエイドリアンが魔物に変身するのを目撃して署に連行する。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
And branded upon the beast, the mark of his kin. For none shall live whom they have seen.
『獣に焼き付けられたのは一族の印 その姿を見て生き延びた者はいない』
モチーフとなっているのは『アルプトラオム・フューア・ヴェッセン・キンダー(フィクション)』
GRIMM/グリム Season2動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason2の第十話『THE HOUR OF DEATH/死の烙印』のネタばれになりますので注意してください。
ドナという女の子が誘拐された事件を担当していたニックたち。
捜査は難航し、ニックも焦りを隠せないでいた。
その様子を見て心配に思ったのか、レナード警部はジュリエットに連絡を取りニックについて話し合いたいと持ちかけた。
後日レナード警部はジュリエットをカフェに呼び出し、ニックの話に加えて個人的な話をしていた。
ただ不穏な空気を感じたのか、ジュリエットはすぐに席から立ち去ってしまう。
テーブルにはジュリエットがかけてきたサングラスが忘れられていた・・・。
一方、ニックたちはドナが誘拐されたビルに勤めている従業員全員に事情聴取していた。
その中で、エイドリアンという男の家でドナの写真が燃やされているのをニックが発見する。
エイドリアンは見間違いだと言い張るが、その正体はヴェッセンであり、ニックがグリムであることに気が付くと一目散に逃げ出した。
ニックは逃げるエイドリアンを捕まえ署に連行するが、証拠不十分で釈放されてしまった。
ニックはエイドリアンが犯人である証拠を得るため、ヴェッセン用の自白剤を用意し夜中エイドリアンの自宅に忍び込んだ。
しかしそこで見た物は、ひどい拷問の末殺されたエイドリアンの姿だった。
その直後、ニックを止めに来たハンクが現場に到着する。
ハンクは最初、ニックがやったのだと思ったが、すぐに誤解だとわかる。
現場には謎の印が残されており、ドナの行方もこのまま謎に包まれるかと思われた。
しかしその直後、呼んでもいない警察の応援が駆けつけ、ドナが保護されたと伝えられる。
なんとエイドリアンは拷問されながら警察に連絡させられており、自分が誘拐犯であることとドナの監禁場所もしゃべらされていたのである。
更にその日の夜、今度はエイドリアンが拷問されている動画がネットにアップされてしまったのである。
その動画がテレビで流れると、モンローとバドがニックに電話をかけてくる。
どうやら印はヴェッセンに関係のあるもののようだ。
ニックはハンクと共にモンローの家へと向かった。
そこでモンローは印についてニックに説明した。
その印はグリムを表すGを意味しており、過去に起こったヴェッセン大量虐殺の象徴だったという。
つまり一部の過激なグリムによる犯行だということだった。
モンローは一刻も早く正体を突き止めるようニックたちにお願いした。
ニックとハンクはさらなる証拠を得るため、ドナに話を聞いた。
その中でドナはバンに乗せられ誘拐されたことが分かる。
防犯カメラからバンを特定し、持ち主の家へと向かった。
証拠こそなかったものの、持ち主を署に連行し拘束することに。
男を署に残したまま、バンを捜索すると、ドナの持ち物が複数発見された。
男がクロであることは間違いなかった。
しかし署に戻ると男の姿はなかった。
誰かが釈放してしまったのである。
男はその後遺体で発見される。
犯人が分からないまま、時間だけが過ぎていき、例のマークに不安を抱いていたバドが署を訪れる。
そしてニックに早く犯人を見つけるよう頼んだ。
その後、ウー巡査が男が釈放された時の画像を解析し、誰が行ったかが判明する。
なんとインターンで来ていたライアンだった。
すぐにライアンを探すが、署の中には見当たらない。
すると先ほど来ていたバドの後をついていったという情報が入る。
状況を理解したニックはすぐにバドが働いている工場へと向かった。
間一髪のところでバドが拷問されるのを防いだニックは、逃げたライアンをすぐにおった。
ニックはライアンの正体がグリムであるのかどうか確かめると、ライアンはヒルのような姿に変身した。
リーベンザウガーというヴェッセンだったのである。
こうして犯人は無事に逮捕され、ヴェッセンを震え上がらせた一連の騒動は幕を閉じたのである。
ところ変わって、サングラスを忘れたジュリエットのため、レナード警部は家まで届けに出向いていた。
それだけではなく、レナード警部はおもむろにジュリエットにキスをしたのである。
しかしこれによってジュリエットは目覚めた時に何が起こったのかを理解したのである。
理性と本能の間で揺れ動くジュリエットはレナード警部をつき返すも、心の中で激しく動揺しているのであった。
以上がSeason2の第十話『THE HOUR OF DEATH/死の烙印』のあらすじと感想のレビューでした。