海外ドラマ「GRIMM/グリム」第五話『THE GOOD SHEPHERD/善き羊飼い』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season2 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
教会の資金が銀行から消えたとカルヴィン牧師が警察に届け出る。35万ドル以上入っていた口座の金がキュラソー島のある口座に送金されていた。送金は教会の会計係をしているノーマン・ブルースターのパソコンから行われており、行方不明のノーマンが金を持って逃走したと思われた。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
Dressed in the skin, the wolf strolled into the pasture with the Sheep. Soon a little Lamb was following him about and was quickly led away to slaughter.
『オオカミが羊の皮をかぶりー 牧草地へ忍び込んだ。そして懐いた子羊を瞬く間に連れ去った』
モチーフとなっているのは『ヒツジの皮をかぶったオオカミ』
GRIMM/グリム Season2動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason2の第五話『THE GOOD SHEPHERD/善き羊飼い』のネタばれになりますので注意してください。
ある教会の会計係をしているノーマン・ブルースター。
ノーマンはいつも通り仕事を追え帰宅しようとしたその時、何者かに襲われ破砕機の中に入れられ殺されてしまう。
後日、教会のカルヴィン牧師が資金が全てなくなっていると警察に届け出る。
カルヴィン牧師はノーマンがお金を持って海外逃亡したのだと主張していた。
ニックとハンクはノーマンについて調べることに。
しかし経歴はきれいなもので、同僚からも信頼されていた。
そんな中、ノーマンの職場の近くで破砕機に人が入っているのが見つかり、人工股関節からノーマンであることが判明する。
ニックとハンクは教会へ行き横領事件ではなく殺人事件であることをカルヴィン牧師と信者に伝えた。
その教会の信者は全員ゼーレングートという羊型のヴェッセンで、カルヴィン牧師はなんとブルットバッドだった。
オオカミが羊に教えているという何とも奇妙な関係になっていたのである。
ニックたちはカルヴィン牧師に当日のアリバイを聞くが、秘書の証言からその時間は仕事をしていたことが分かるが、ニックはなんだか腑に落ちなかった。
ニックとハンクはモンローを訪ね、ゼーレングートとブルットバッドの関係性について話を聞くことに。
モンローの話ではそんな関係はあり得ず、餌としてならあるとのことだった。
ニックはカルヴィン牧師の正体を暴くためにモンローに潜入捜査を依頼する。
その後の調査で、カルヴィン牧師が以前にいた教会でも同じような事件が起こっており、横領犯は行方不明となっていた。
しかもその教会には同じ秘書が務めていたことも分かった。
ニックたちは秘書を警察署まで呼び尋問するが、手掛かりは得られなかった。
しかし実は裏では秘書と牧師は恋仲にあり、二人で口裏合わせをしているのだった。
後日、モンローは教会へ行き、牧師の正体を見極めることに。
モンローの印象では牧師は本当に改心しており、本気でゼーレングートを導こうとしているように見えた。
モンローは牧師に気にいられそのまま教会に泊まることに。
しかしこれは牧師の罠だった。
ノーマンを殺した際に奪っていた彼のパソコンをモンローの荷物の中に忍ばせ、モンローを殺人犯に仕立て上げようとしていたのである。
教会にとまったモンローは翌朝、ゼーレングート達が菓子などを作り売ろうとしているところに顔を出した。
そんな中、ひと組のカップルが何やら言い争っていた。
女の方は子供を身ごもっているようで、彼の言い分ではその子供は自分の子供ではないということで激怒していた。
カルヴィン牧師の秘書が彼女から事情を聞くと、なんとその子供はカルヴィン牧師の子供だという。
裏切られた秘書はゼーレングート達の前で全てを暴露することに。
ノーマンを殺し、金を奪った張本人がカルヴィン牧師であるとしったゼーレングート達は一致団結してカルヴィン牧師を追いやることに。
モンローも同じように被害を受けそうになるが、間一髪のところでニックたちが駆け付け難を逃れる。
しかしそこに秘書の姿はなかった。
キュラソー島に雲隠れしていたのである。
しかし事前の調査でカルヴィン牧師と秘書が10回以上キュラソー島に行っていることを知っていたニックたちはすぐに足取りを追うことができた。
こうして一連の横領事件は幕を閉じた。
ニックはトレーラーに行きゼーレングートについてまとめていた。
すると突然ナックラヴィーが襲いかかってきたのである。
ニックはトレーラーの武器を使いなんとか撃退することに成功する。
持ち物からナックラヴィーは鍵を狙っていたこともわかった。
後日ナックラヴィーの死体は川で発見され、レナード警部はニックにやられたのだと直感するのであった。
以上がSeason2の第五話『THE GOOD SHEPHERD/善き羊飼い』のあらすじと感想のレビューでした。