海外ドラマ「Game of Thrones/ゲーム・オブ・スローンズ 第三章 戦乱の嵐-前編-」第九話『The Rains of Castamere/キャスタミアの雨』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
第三章 戦乱の嵐-前編- 相関図(クリックで拡大)(スターチャンネル公式サイトより引用)
双子(ツインズ)城に到着したロブの一行は城主であるウォルダー・フレイ公に謁見する。ユンカイではデナーリスが傭兵部隊のダーリオらとともにユンカイ陥落の策を練っていた。一方、“壁”を越え、野人らと前進するジョンに彼の忠誠心のありかが問われるような試練が訪れる。そんななか、ブランたちの一行もまた“壁”の近くまで来ており、ブランは偶然にもジョンの姿を確認する。そして、ブランはある決意をもってリコンに別れを告げるのだった。双子(ツインズ)城では、エドミュアとフレイ公の娘の婚儀が執り行われるが、そのあとの祝宴で目を覆わんばかりの血の惨劇が繰り広げられる。(ワーナー公式サイトより引用)
Game of Thrones/ゲーム・オブ・スローンズ 第三章 戦乱の嵐-前編- 動画(これからみようと思っている方に)
以下からは第三章 戦乱の嵐-前編-の第九話『The Rains of Castamere/キャスタミアの雨』のネタばれになりますので注意してください。
デナーリスはジョラー、バリスタン、ダーリオと共にユンカイを攻める作戦を立てていた。
ダーリオは顔見知りの自分なら裏門から入れる、少数精鋭で裏門を制圧し表に回って正門を開け軍を中に入れれば落とすことができると提案。
ダーリオを信用していないジョラーはこの作戦は我々をはめるための作戦なのではと疑うが、デナーリスはこの作戦を受け入れ実行に移す。
夜になると作戦通りダーリオが裏門から侵入し見張りを殺した後ジョラーとグレイ・ワームを中に招き入れる。
後は正門に回って軍隊を呼ぶだけだったが、ダーリオの読みとは違い裏門の警備は厳重で3人は多くの敵に囲まれてしまう。
なんとか第一軍は倒したもののすぐに別の部隊がやってきて窮地に立たされてしまう。
報告を待つデナーリスは帰りが遅いことに不安を覚え始めていた。
しかしそこへジョラーが帰ってきてユンカイを落としたとの報告を聞き安堵する。
グレイ・ワーム、ダーリオも無事だった。
一方、キングスランディングでティリオンとサンサが一緒に歩いているとティリオンがバカにされる。
ティリオンは自分を笑った男たちをしっかりと記憶した。
サンサはその男たちをどうするのかと尋ねると、自分を笑ったことに対して罰を与えるという。
殺すのかとサンサが尋ねると、ジョフリーと一緒にしないでほしいと笑ならが答えた。
サンサはしゃがんでティリオンの目線に合わせると、羊の糞を布団の中に入れてしまえばいいと案を出してくる。
サンサは怒った妹のアリアに何度もやられたと笑顔で語った。
ところ変わって、壁を目指すサムは今は使われていない出撃路から壁を通過できることを本を読んで知っていた。
それを聞いたジリはサムのことを魔術師みたいだと不思議がった。
しばらく歩くとようやく壁に到着する。
ジリはクラスターから壁を見たら死ぬと言われていたため、壁を見れたことに強い感動を覚えた。
一方、壁の反対側ではすぐそばのギフトまでブランたちがやってきていた。
しかしジョジェンが嵐が来ることを悟り水車小屋で雨宿りをすることに。
一方、このすぐ近くでジョンが野人たちと共に農家を襲撃しようとしていた。
ジョンは馬を奪うだけで老人を殺す必要はないと言ったが、野人たちはそれをよしとしない。
人を殺すことを受け入れられないジョンは襲撃の際わざと音をたて農家の主人に襲撃を知らせた。
男は馬に乗って逃げイグリットがそれを弓で阻止しようとするがジョンが止める。
野人たちは男の後を追うことに。
男はブランたちが休んでいる水車小屋のすぐ外で野人につかまってしまう。
水車小屋ではホーダーが雷に怯え声を出しており、それを野人の一人に聞かれてしまう。
ホーダーを必死に鎮めようとするブランはこの時初めてヴォーグの力を使いホーダーの意識を奪った。
しかし外にはまだサマーとシャギードッグが残されており、見つかる可能性があった。
ジョジェンはブランにヴォーグの力を使ってサマーに入るよう指示。
一方、外ではジョンの忠誠心を信じられないオレルが捕まえた男を殺す役をジョンにやらせようとする。
剣を構えるジョンだったが結局ジョンには殺すことはできなかった。
これによりジョンはまだ鴉であると判断される。
ジョンはその場を乗り切るために野人たちと戦い始める。
この混乱に乗じてブランもサマーの中に入り込み野人たちに攻撃を開始する。
その過程でジョンが野人たちと戦っている姿を目撃する。
ジョンはオレルを自らの剣で殺すと馬に乗って逃走する。
ブランたちも野人に襲われずに済んだ。
その後ジョジェンは動物だけでなく人間にも入りこめるブランは特別だと語った。
野人のヴォーグの中にも人間に入り込めるものはいないからである。
ブランは壁の向こうに三つ目の鴉を探しに行こうとするがオシャに反対される。
ブランはジョジェンの言っていることは本当だった、どうしても行かなければならないとオシャを説得。
しかしブランは危険な旅にリコンを連れていくことはできないと言い、オシャにリコンをつれてアンバー家がいるラスト・ハースト城に向かうよう指示。
ブランはリコンにロブと自分に何かあったら家を継ぐのはお前だといい、リコンに別れを告げる。
オシャはジョジェン達にブランを託し、リコンと共にラスト・ハースト城へと向かって行った。
そのころ、ロブはキャスタリーロック攻略の助言をキャトリンに求めていた。
以前シオンの忠告を聞かずウィンターフェルを失うことになってしまったからである。
キャトリンはロブの立てた無謀な作戦に愛する者を奪われる気持ちを思い知らせてやりなさいと後押しをした。
しかしこの作戦にはフレイ公の協力が必要不可欠だった。
ロブはエドミュアの婚礼のためツインズ城を訪れ、フレイ公もパンと塩でもてなす。
ロブがフレイ公に謝罪すると侮辱されたのは自分ではなく娘たちだと大勢の娘を紹介した。
ロブは心から娘たちに謝罪の言葉を述べた。
フレイ公は娘の代わりに王妃となったタリサを前に出させ、妊娠していることを見抜く。
その後、エドミュアとフレイ公の娘ロズリンの婚礼の儀が行われる。
文句ばかり言っていたエドミュアだったがフレイ公の娘がかわいかったことで態度を一変させる。
婚礼は滞りなく終了し、祝宴へと移って行った。
一方、ツインズ城を目指すハウンドとアリアはもう目と鼻の先まで来ていた。
ツインズ城を何度も眺めるアリアにハウンドは「近づくほど恐れている」と指摘した。
これに対してアリアもハウンドが火に弱いことを指摘しドンダリオンとの決闘でビビっていたと指摘した。
ハウンド達はツインズ城へと向かう荷馬車を襲い商人に扮することで城へ入ることに。
祝宴の場では床入りの儀のためエドミュアとロズリン皆に連れられ退出していった。
タリサはこの風習を見て驚きを隠せなかった。
その後突然ラニスター家の歌「キャスタミアの雨」の演奏が始まり、キャトリンにいやな予感がよぎる。
その予感は的中してしまい、キャトリンはボルトン公が服の下に鎖帷子を身につけているのを発見する。
キャトリンはすぐにロブの名前を叫ぶがすでに手遅れだった。
タリサがお腹を何度も刺され、ロブや他の者たちも矢で射られていった。
この時、城の外ではアリアとハウンドがすぐそこまで来ていた。
だが門番に祝宴は終わりだと言われ中には入れない。
それに加えてハウンドの横を大勢の兵士が中へ入っていき、さすがにハウンドも危険なにおいを察知する。
しかしハウンドが振り向くと荷台にいたアリアの姿が消えていた。
一人で城の中に入って行ったアリアは外にいた北部人を見て安堵するが、次の瞬間フレイ公の部下により次々と殺されていった。
アリアは小屋にいたロブのダイアウルフであるグレイウィンドを助けようとするが間に合わなかった。
なんとか中に入ろうとするアリアだったが、ハウンドにすでに手遅れだと言われ意識を奪われてしまう。
ロブは複数の矢に射抜かれながらも立ち上がりタリサの元へ。
しかしすでにタリサの息はなかった。
同じく傷を負っていたキャトリンはフレイ公の若妻を人質にとり、ロブだけは生かしてくれるよう懇願。
だがフレイ公は「お前は前にも誓いを破った、妻なら次のを見つける」といい全く取り合ってもらえない。
キャトリンはロブに何度も逃げるよう叫び声をあげるが、ボルトン公によってとどめを刺されてしまう。
キャトリンはロブの死に絶望し人質に取っていた若妻の首を斬るが、次の瞬間自らの首も切られてしまう。
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うわ~~~まじか~~~~!!
ロブとキャトリンがあんな殺され方するとは。。。
スターク家は悲惨過ぎませんかね??
マジでかわいそうです。
この後スターク家による盛り返しはあるんでしょうか。。
いやあってもらわないと困ります。
アリアは結局家族に会えないし、ジョンとブラン、リコンもニアミスするし。
いったいいつになったら家族は再会できるのやら。
ブランとリコンも別れちゃいましたし、悲しい出来事しかないですね。
以上が第三章 戦乱の嵐-前編-の第九話『The Rains of Castamere/キャスタミアの雨』のあらすじと感想のレビューでした。