海外ドラマ「Game of Thrones/ゲーム・オブ・スローンズ 第三章 戦乱の嵐-前編-」第五話『Kissed by Fire/炎の口づけ』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
第三章 戦乱の嵐-前編- 相関図(クリックで拡大)(スターチャンネル公式サイトより引用)
アリアにとって宿敵の相手“ハウンド”が裁かれる時が来た。だが、逃がしてしまいアリアは苛立ちを隠せない。一方、“壁”の向こうの地でジョンは野人の信頼を得るため、“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”として立てた誓約を破ってしまう。ハレンホールに連れてこられた囚われのジェイミーはこれまで心の内に秘めてきたある真実をブライエニーに語って聞かせる。リヴァーランでロブは、率いる軍に軋轢(あつれき)が生じ、戦意が損なわれるという危機的状況に陥っていた。そんななか、国の財政を任されたティリオンは王の挙式にかかる費用に頭を抱え、ある人物に相談を持ちかける。(ワーナー公式サイトより引用)
Game of Thrones/ゲーム・オブ・スローンズ 第三章 戦乱の嵐-前編- 動画(これからみようと思っている方に)
以下からは第三章 戦乱の嵐-前編-の第五話『Kissed by Fire/炎の口づけ』のネタばれになりますので注意してください。
アリアの見守る中、ハウンドとドンダリオンの戦いが幕を開けた。
赤の祭祀であるミアのソロスが神に祈りそささげるとドンダリオンの剣が炎に包まれる。
火が苦手なハウンドは苦しい戦いを強いられる。
ドンダリオンの優勢で戦いは進んでいたが、盾を捨てたハウンドの捨て身の一撃がドンダリオンを切り裂いてしまう。
ドンダリオンがやられたのを見てアリアは弱っているハウンドに斬りかかろうとするが止められてしまう。
決闘はハウンドの勝利に終わり、ドンダリオンは死んだと思われた。
だがソロスが祈りをささげるとドンダリオンは生き返った。
その後、ハウンドは危害を加えられることなくブラザーフッドから去っていく。
戦いの後、ジェンドリーはアリアにブラザーフッドに残ると伝えた。
アリアは家族がいないなら自分が家族になると言ったが、ジェンドリーは身分が違いすぎると言い身を引いてしまう。
その夜、アリアはいつものように恨みのある人間の名前を唱えていた。
それを聞いていたソロスがアリアに話しかける。
彼らはネッドを尊敬しており、アリアもリヴァーランに無事に送り届けると言ったが、それは金品と引き換えでていのいい人質だった。
アリアはなぜハウンドを逃がしたのかと尋ねると、神が無罪だと言ったからだと言われ、更にドンダリオンの体にある無数の傷を見せられる。
なんとドンダリオンはこれまでに6度も同じように生き返っているという。
アリアは首がなくても生き返るかと尋ねたが、ドンダリオンは彼は安らかに眠っているからよみがえらせるなと言われる。
そのころ、野人と共に行動するジョンは壁の守備兵の配置を聞かれていた。
ジョンはカースルブラック、イーストウォッチ・バイザシーとシャドウタワーの3か所にしか兵は配置されていない、カースルブラックには1000人の兵がいると嘘をつく。
その後ジョンはイグリットに誘われ洞窟の中へ。
そしてとうとうナイツウォッチの誓いを破りイグリットと寝てしまう。
一方、ドラゴンストーンではスタニスが妻のセリースに会い裏切ってしまったと罪を告白した。
それに対してセリースは全てメリサンドルから聞いている、光の王になるためにやってことは何も罪にならないと語る。
更に自分では与えることができなかった子供を与えてくれたメリサンドルには感謝すらしていると言った。
その後スタニスは一人娘のシリーンと会った。
シリーンはスタニスのことを愛しているが、スタニス自身は娘の顔にあるあざのようなものが影響しているのか申し訳ないという態度だった。
シリーンは玉ねぎの騎士ことダヴォスのことを慕っており、彼が反逆者だと聞いて悲しむ。
だがシリーンはスタニスには内緒で地下に幽閉されているダヴォスに会いに行く。
シリーンは反逆者でも友達なのには変わりないと言い本を渡してあげた。
ダヴォスが字が読めないというと自分が全部教えてあげるとやさしく答えた。
そのころ、軍隊を手に入れたデナーリスはユンカイを目指していた。
その道中、ジョラーとバリスタンと語り合い、デナーリスを殺す命令をロバートが出した時にバリスタンが会議に参加する立場にいなかったことを聞いて安心した。
ただジョラーには後から来たのに大きい顔をするなという気持ちもあった。
デナーリスは穢れなき軍団に指揮官を決めさせようとすると、すでに決まっているようだった。
その指揮官はグレイ・ワームという名前で、それを聞いたデナーリスは生来の名前でも自由な名前をつけていいと言った。
グレイ・ワームは灰色のウジ虫という意味だったからである。
だがグレイ・ワームは生来の名前は奴隷にされた名前だが、グレイ・ワームはデナーリスに解放された名前なのでこのままでいいと語った。
ところ変わって、ハレンホールではジェイミーをむげに扱ったことをボルトン公が怒っていた。
ジェイミーはボルトン公に姉のサーセイはどうなったのかと尋ねると、ボルトン公は戦争に勝ったのはタイウィンでありサーセイはすこぶる元気だと告げた。
ボルトン公はジェイミーをメイスターに見せ治療させると客人として丁重に扱った。
その後、ブライエニーが風呂に入っているとそこへジェイミーもやってくる。
ジェイミーはここはいったん休戦にしようと申し出るが、ブライエニーは信頼関係がなければ無理だと言った。
するとジェイミーは自分がキングスレイやーと呼ばれるようになった原因、つまり狂王エイリス・ターガリエンについて話し始めた。
狂王はワイルドファイヤに取りつかれていた。
気にいらないものがいれば容赦なく火あぶりにしたという。
だがロバート王が反逆した時、父親のタイウィンもロバート側についていたという。
ロバートより先に到着したタイウィンをエイリスはジェイミーに殺すよう指示し、火術師にワイルドファイヤを使って敵を焼き尽くすよう命令を下したのである。
ジェイミーはエイリスに降伏を進めたが彼は聞く耳を持たなかった。
キングスガードとしての誓約を守り、エイリスの命令を聞くか父親を殺すかの選択を迫られたジェイミーは火術師を皆殺しにし、狂王の背中に剣を突き刺した。
背中を刺されたエイリスはそれでもジェイミーに死んでも蘇ってドラゴンになり敵を灰にすると言ったという。
それを聞いたジェイミーは喉をかっ切った。
そこへネッド・スタークが現れたが忠義に厚いネッドに言ったところで自分の言い分を聞くとは思えず黙っていたと語ったのである。
全てを語り終えたジェイミーはそのまま風呂場で倒れてしまう。
同時刻、ロブの陣営ではカースターク公が人質に取っていた2人のラニスターを殺してしまう。
ロブは反逆罪としてカースターク公に死刑を宣告する。
キャトリン、タリサ、エドミュアは公を処刑すれば半分を占めるカースターク軍を失うことになる、戦争が終わるまで人質として生かしておく方が良いと助言するがロブは死刑を敢行。
自らの手でカースターク公の首をはねた。
多くの軍勢を失い途方に暮れていたロブはタリサとの会話でラニスター家に従っていない勢力が残っていることに気がつく。
それはロブが結婚する予定だったフレイ家だった。
ところ変わって、キングスランディングではサーセイがリトルフィンガーを呼び出しタイレル家のことを探ってほしいと頼む。
一方、ティリオンはジョフリーの挙式費用に頭を抱えていた。
そこでタイレル家のオレナに費用の交渉をする。
話し合いは終始オレナのペースで進んだものの、費用の半分をタイレル家が持ってくれることに。
この時サンサはロラスの訓練の様子を眺めていた。
ロラスの従士はオリヴァーという新しい男に代わっており、オリヴァーはロラスの夜の相手もした。
だがこのオリヴァーという男はリトルフィンガーが送り込んだスパイだった。
これにより、ロラスはサンサと結婚するつもりだということがばれてしまう。
その後、リトルフィンガーは再度サンサに接触し近々王都を離れる予定があると話すが、サンサの態度が一変し王都から出るのは見送られることとなる。
サーセイを通じてロラスとサンサの結婚のことを知ったタイウィンはティリオンを呼び出す。
そしてロブの軍が散り散りになった今、次に北部を手中に収めるのはサンサであり、タイレル家にやるわけにはいかないと言い、ティリオンにサンサと結婚するよう命じる。
更にタイウィンはサーセイにロラスと結婚するよう指示。
これはサーセイにとっては予想外のことだったがタイウィンの言うことを聞く以外に選択肢はなかった。
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ジョンはついにやってしまいましたね。
ナイツウォッチに戻ることはできるんでしょうかね。
サンサはロラスと結婚する気満々のようですが、本性に気が付いたら嫌になるでしょうね(笑)。
ただそれもタイウィンの命令で無くなって、しかもティリオンと結婚するはめになりそうですし。
ティリオンって本当に嫌われているんですね(笑)。
しかも高みの見物を決め込んでいたサーセイもまさかのとばっちりw
タイウィン殺されたりして(笑)。
以上が第三章 戦乱の嵐-前編-の第五話『Kissed by Fire/炎の口づけ』のあらすじと感想のレビューでした。