海外ドラマ「Game of Thrones/ゲーム・オブ・スローンズ 第七章 氷と炎の歌」第三話『The Queen’s Justice/女王の正義』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
第七章 氷と炎の歌 相関図(クリックで拡大)(スターチャンネル公式サイトより引用)
ドラゴンストーンに上陸したジョンとダヴォスは、頭上を飛ぶ3頭のドラゴンに圧倒されつつデナーリスに謁見する。王都では、ユーロンが奇襲し捕らえたヤーラ、エラリアとその娘タイエニーを連行しサーセイに差し出す。ウィンターフェルでは、サンサのもとにある人物が訪れる。グレイ・ワーム率いる“穢れなき軍団(アンサリード)”がキャスタリーロック陥落に成功した頃、ジェイミー率いるラニスター軍はオレナのいるハイガーデンを攻め落とす。(ワーナー公式サイトより引用)
Game of Thrones/ゲーム・オブ・スローンズ 第七章 氷と炎の歌 動画(これからみようと思っている方に)
以下からは第七章 氷と炎の歌の第三話『The Queen’s Justice/女王の正義』のネタばれになりますので注意してください。
ジョンとダヴォスがドラゴンストーンに到着しティリオンとミッサンディに迎えられる。
ただし武器と船を取り上げられて一抹の不安がよぎる。
ジョンたちの上陸を見届けたメリサンドルはヴァリスにヴォランティすに向かうと宣言しもうウェスタロスには戻ってこない方がいいといわれるが死ぬために戻ってくると宣言する。
デナーリスと面会したジョンはかつてのスタークはターガリエンに忠誠を誓っていたと言われ跪くよう求められるがジョンは父と伯父は狂王に焼き殺されたと反論した。
するとデナーリスはそのことについて謝罪の意を示しこれにはジョンも驚く。
ジョンは死の軍団が迫っており争っており場合ではなくこの場には同盟を結びに来たと話すがデナーリスは自分に忠誠を誓わなければ同盟は結ばないと断言した。
またデナーリスは死の軍団に関する話を全く信じていなかった。
結局話は平行線をたどってしまいジョンとダヴォスはドラゴンストーンにとどまるように指示される。
ここでデナーリスに報告が入り、鉄水軍と敵の海軍が激突しサンドスネークらが死にエラリア達が捕らえられたという知らせが入った。
ジョンは捕虜同然でドラゴンストーンに残されることになりどう説得すればいいか悩んでいたところへティリオンがやってくる。
ティリオンは1度会っただけではお互いを信じあうことなど無理だと言い、島にいる人間にデナーリスについてきいてみろとアドバイスする。
またティリオンは北部の民を救うために立ち上がったジョンと奴隷を解放し民を守るために長い間島にとどまったデナーリスは似ているとも話した。
口下手なティリオンは言葉にしないもののジョンが来てくれたことに感謝しており、ジョンに自分を利用するように促す。
するとジョンはドラゴンストーンに埋まっているはずのドラゴングラスの採掘を行わせてほしいとティリオンに頼み、ティリオンはそれをデナーリスに進言した。
デナーリスにとっては何の得もない話だったがティリオンはここで恩を売っておいて損はないと説得する。
この時デナーリスはダヴォスが心臓に剣が刺さっても・・・と言っていたことを聞きのがしておらずティリオンに質問してみたがティリオンはそれを何かの比喩だと思っていた。
その後ジョンとデナーリスは2人で話をしデナーリスはドラゴングラスの採掘を認め人員も貸してくれた。
デナーリスは同盟を結んだ鉄水軍がユーロン率いる海軍に負けたことで自らがドラゴンに乗って敵を倒しに行くと言いだすがティリオンたちがそれをいさめた。
キャスタリーロックに向かったアンサーリードのことも気になっており、ティリオンもサーセイなら待ち構えているだろうと話す。
だがティリオンは下水道の工事は自分が担当し、娼婦を引き入れるために秘密のルートを作ったためそこを通れば場内に進入できると言い、実際グレイワームたちはそのルートを通って場内に進入し瞬く間に制圧した。
だがグレイワームは敵の数が少なすぎるといい、海を見ると自分たちの船がユーロンによって燃やされているのが分かった。
グレイワームが懸念した敵の主力部隊はジェイミーの指揮のもとタイレル家がおさめるハイガーデン城へ攻めいっていた。
力の差は歴然でジェイミーはついにオレナの元へやってくる。
オレナはサーセイは化け物だと警告し自分はどのように殺されるのかと尋ねた。
するとジェイミーは毒を出しワインの中に入れオレナはそれを口にした。
これで終わったかに思えたがオレナは死ぬ前にジョフリーを殺したのは自分だと告白したのである。
一方、シタデルではサムの治療のおかげでジョラーのグレイスケイルが完治していた。
アーチメイスターも驚きを口にするがサムが禁じた治療法を施したのはバレバレだった。
ジョラーはサムに自分はデナーリスの元へ行くといい命の恩人だといってお礼を言い出ていった。
メイスターに呼び出されたサムは正直に自分のしたことを話したがあまり怒られず命を救ったことをほめられた。
だがきっちりと罰は用意されており、古くなった巻物の描き写しをしろと命じられた。
キングスランディングではユーロンがエラリア、タイエニー、ヤーラに首輪をつけて凱旋しエラリアとタイエニーをサーセイに差し出し海軍総督の座に任命される。
エラリアとタイエニーを捕らえたサーセイはオベリンの話を持ち出しエラリアの感情を揺さぶる。
更にミアセラの話をしてクァイバーンが毒を解析したといってタイエニーにキスをしたのである。
これによりタイエニーの体に毒が入り、サーセイは娘の死ぬ姿を目に焼き付けろと言い部屋を後にした。
その後ジェイミーとベッドを共にし、夜が明けるとブレーヴォスの鉄の銀行からティコが借金の取り立てにやってくる。
ティコは戦が始まれば勝ちそうな方に投資するといいラニスター家から手を引くことをほのめかすが、2週間キングスランディングに滞在しその間に必ずかりを返すと宣言するのだった。
ウィンターフェルでは臨時のリーダーとなったサンサが食糧や備品に目を配らせていた。
リトルフィンガーはサーセイにも目を配るように警告し、あらゆる事態を想定しておくようにとアドバイスする。
そこへある知らせが入りサンサは急いで入口の方へ向かった。
そこにはミーラと弟のブランの姿があったのである。
家族との再会を涙を流して喜ぶサンサだったがブランはいたって冷静だった。
2人になったところでサンサはジョンが知ったら喜ぶというが、ブランは自分もジョンに話さなければならないことがあると口にする。
あまりに様子が変わったブランにサンサが戸惑いながらもジョンがいない間はブランが城主になると話すが、ブランは自分は三つ目の鴉になったためもうスタークではないといい、理解できないサンサにサンサに起こった過去のことを話し始めた。
それはラムジーとの結婚の話であり、まるで見てきたかのように話すブランにサンサは驚きを隠せなかった。
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ついにブランがウィンターフェルに帰ってきましたね。
ただ三つ目の鴉になったことで感情がなくなってしまっており、サンサとの再会にもすごく冷静だったのでちょっと複雑でした。
ジョンに出生に秘密を話すつもりのようですし、これが知れるとサンサとジョンが対立しかねませんね。
どうかそうならないようにお願いしますブラン様。
ドラゴンストーンにやってきたジョンはデナーリスとの同盟を結ぶことはできませんでしたが後半の方は若干いい雰囲気になりつつありましたね。
ドラゴングラスを採掘するのも許されましたしこれなら同盟を結ぶこともできるかもしれませんね。
ただデナーリスとサーセイの戦争はサーセイが優位に進めており、2つの同盟であるタイレルと鉄水軍は早くもつぶされてしまいましたね。
自らでるとか言っていましたけどさすがにそれはまだ早いでしょう。
襲撃されたオレナは結局死ぬことになりましたけど死ぬ間際にジェイミーにジョフリーを殺したのは自分だと明かしていましたので、ジェイミーにはやり場のない怒りが溜まりそうですね。
以上が第七章 氷と炎の歌の第三話『The Queen’s Justice/女王の正義』のあらすじと感想のレビューでした。