海外ドラマ「Game of Thrones/ゲーム・オブ・スローンズ 第六章 冬の狂風」第二話『Home/故郷』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
第六章 冬の狂風 相関図(クリックで拡大)(スターチャンネル公式サイトより引用)
ブランは三つ目の鴉とかつてのウィンターフェルに立ち、幼少の頃の父ネッドやホーダーの姿を目撃する。トメンは母サーセイに受罰から守ってあげられなかったことの許しを乞う。ミーリーンでは、鎖につながれたままのドラゴンが弱体化するのを危惧したティリオンがある行動に出る。ウィンターフェルではルース・ボルトンと正妻の間に男子が誕生する。黒の城では、ジョンの死を受け入れられないダヴォスがメリサンドルにある依頼をする。(ワーナー公式サイトより引用)
Game of Thrones/ゲーム・オブ・スローンズ 第六章 冬の狂風 動画(これからみようと思っている方に)
以下からは 第五章 第六章 冬の狂風の第二話『Home/故郷』のネタばれになりますので注意してください。
ついに三つ目の鴉のもとへたどり着いたブランは木にアイサイトを使ってその木の過去の記憶をたどっていた。
そこは父親であるエダード・スタークがまだ幼い昔のフィンターフェルだった。
ネッドは叔父のベンジェンと剣の稽古をしており、叔母のリアナの姿もあった。
更にウィリスと呼ばれる過去のホーダーの姿もあり、そこではホーダーは普通に喋っていた。
ブランはその過去の世界にまだまだいたいと思っていたが、三つ目の鴉に無理やり現実に引き戻される。
あまり長くいすぎると元の戻れなくなるからである。
ブランは洞窟の外に出ていたミーラに話しかけるが弟のジョジェンを失ったミーラは暗い雰囲気だった。
ミーラは自分はここには必要ないと思っているようだったが、森の子に「ブランはいずれここを出る、その時にあなたが必要」と告げられる。
そのころ、サンサはブライエニーにアリアに出会ったことを教えられ、生きていることを知る。
ブライエニーはウィンターフェルで何かがあったかサンサに聞いてみるが、サンサは何もしゃべろうとはせずあの時あなたについていけばよかったと後悔していた。
ブライエニーは難しい選択だったと言い、サンサを励ます。
シオンはサンサをカーセルブラックのジョンの元に送り届けたらそこで死んでもかまわないと思っていたが、ブライエニー達が来たことによって自分は別の道を行くと語った。
サンサがどこへ行くのかと問うと、シオンは故郷である鉄諸島に帰ると話した。
鉄諸島ではベイロン・グレイジョイがディープウッド・モットを奪回し、もっと領地を広げろと娘のヤーラに命令していた。
ヤーラは鉄の民は海では無敵だが陸ではそうではない、これ以上領地を広げても守ることができないと反論する。
ベイロンは今は自分が王であるため、自分の指示に従えと返した。
ベイロンはそのまま部屋を出ていき、嵐の中大きく揺れるつり橋を渡ろうとする。
するとそこへ死んだと思われていたベイロンの弟ユーロンがやってくる。
ユーロンは「兄の時代は終わった、別の者に支配させろ」と迫る。
それを聞いたベイロンはジェイド・シーで嵐に遭い正気を失い、飛び降りぬようマストに縛り付けられた話は本当だったのかと驚く。
ユーロンは自分こそが嵐だと言いベイロンを谷底へ突き落した。
翌朝、ベイロンの死体が見つかり葬儀が執り行われる。
ヤーラは塩の玉座に復讐を誓うが、選王民会で選ばれぬ限り王にはなれないと叔父で司祭のエイロンから告げられる。
一方、ウィンターフェルではボルトン公とラムジーがサンサを捜索していた部隊が全滅したと聞かされていた。
ラムジーはサンサがカーセルブラックに行く前に総帥であるジョンを始末するべきだと主張するが、ナイツウォッチの総帥を殺せば北部すべてを敵に回すことになると反論される。
その場にはロブに殺されたカースタークの跡取りもきており、ラムジーはカースタークやアンバーなどを味方につければ他の諸侯はどうにでもなると返すが、ボルトンはラムジーが狂犬のような男だと認識されれば今後もそう扱われることになり、ろくな死に方をしないと警告される。
そこへボルトンの妻であるウォルダが男児を出産したとの知らせが入る。
ラムジーは祝福するふりをしてボルトン公の腹を刺し殺害したのである。
ラムジーは今後は自分がボルトン公で、父親の死因は敵に毒を盛られたことだと諸侯に連絡しろとメイスターに命令する。
更にラムジーはウォルダと生まれたばかりの弟を犬小屋へ連れていき犬に食わせて殺したのである。
キングスランディングでは街中でサーセイを侮辱していた男をマウンテンが殺していた。
サーセイはミアセラの葬儀に出ようとするが、トメンから部屋から出さないよう指示を受けた衛兵に止められる。
聖堂ではトメンがジェイミーに自分は王なのに何もできないと嘆いていた。
ジェイミーはサーセイを呼ぶべきだと話すが、トメンは罪人を連れてくることはできないと言われたと話す。
トメンはそのことを強く悔いており、ジェイミーは母親の元へ行き許しをこえと助言する。
そこへハイ・スパローがやってきてサーセイやマージェリーの罪について話す。
ジェイミーはハイ・スパローと2人になると自分もキングスガードの誓いを破り王を殺した、従弟を殺し、有罪になった弟を逃した自分の罪はどうだと雀聖下に迫り、剣を抜こうとする。
ハイ・スパローはここで血を流す気かと聞くが、ジェイミーは髪はそんなこと気にしないとハイ・スパローを殺そうとする。
だがこの時聖堂はすでに聖兵に囲まれており、ハイ・スパローはわれわれ一人ひとりの力は小さいが団結すれば国をも倒せると警告する。
トメンはジェイミーの助言通り母親の元へ行き、あの時雀達は全員処刑すべきだったと言い涙を流して許しをこうた。
トメンは強くなりたい、そのために助けてほしいと言いサーセイは彼をやさしく抱きしめた。
ミーリーンでは奴隷商人湾は再び奴隷商人の手に収まり、親方たちが力を取り戻していた。
ティリオンがドラゴンについて尋ねると、地下に鎖でつないであると聞かされる。
ティリオンはドラゴンは鎖でつないでおくとやがて死んでしまうといい、自ら鎖をはずしに行く。
ティリオンは警戒するドラゴンに話しかけながら首輪をはずしてやった。
だが金輪際こんなことをするのはごめんだとも話した。
ブレーヴォスでは先日と同じようにアリアの前にワイフがやってきて棒で痛めつけられていた。
するとその日はジャクェンも姿を現す。
ジャクェンはお前は誰だと問い、アリアは誰でもないと返す。
ジャクェンはアリアに誰かを話せば寝床を与え、食事を与え、視力も元に戻してやると話すが、アリアはそれでも誰でもないと返した。
それを聞いたジャクェンはアリアにもう娘は物乞いではないと言いアリアについて来いと話す。
カーセルブラックではサー・アリザーがダヴォスに降伏を迫っていた。
ダヴォスは徹底抗戦の構えをとるが、扉が破られそうになった次の瞬間、エッドが野人を連れて戻ってきたのである。
トアマンドは瞬く間にカーセルブラックを制圧し、ジョンを殺した裏切り者たちをエッドは牢屋に入れた。
その後、トアマンドはジョンの遺体を見て何度も刺されていることを知り、仲間に火葬用の枝を集めさせることに。
だがダヴォスだけはまだジョンのことをあきらめきれないでいた。
ダヴォスはメリサンドルの元を訪れ、ジョンを生き返らせるような魔術はないのかと聞いた。
メリサンドルは炎の中に見たスタニスの勝利やジョンがウィンターフェルで戦う姿は幻だったといい、光の王が信じられなくなっていた。
ダヴォスは神の力などではなく自分に奇跡を見せてくれた者に頼んでいるとメリサンドルを説得しようとする。
メリサンドルはかつてミアのソロスが生き返らせたものに会ったことがあると言ったが、自分にはできないとダヴォスに語る。
それでもダヴォスは可能性があるなら試してくれと言いメリサンドルを説得した。
メリサンドルはジョンの体をふき傷口に手を当て呪文を唱えるが、ジョンは息を吹き返さない。
誰もがあきらめ次々と部屋から出ていった後、ゴーストが何かに反応した。
するとジョンが息を吹き返したのである。
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ジョンの復活キターーー。
やっぱりメリサンドルはこのために戻ってきていたんですね。
重要人物が簡単に死んでいく中、ジョンだけは生き返ることができて本当に良かったです。
これでサンサが壁にやってきても助けてあげることができますね。
鉄諸島では次の王を決めるための選挙のようなものが行われるようですが、シオンが帰ってきたら状況が変わるかもしれませんね。
アリアに関してはジャクェンから許されたっぽいので、また修行を開始するんですかね。
ここへきてようやくブランが登場しましたね。
1シーズンまるまる出てこなかったので、以前よりもだいぶ成長していましたね。
ブランが表に出てくるのが楽しみです。
以上が第六章 冬の狂風の第二話『Home/故郷』のあらすじと感想のレビューでした。