海外ドラマ「DC's Legends Of Tomorrow/レジェンド・オブ・トゥモロー Season2」第九話『Raiders Of The Lost Art/失われた記憶』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season2 登場人物/キャスト
ミック・ロリー/ヒートウェーブ → ドミニク・パーセル
レイ・パーマー/アトム → ブランドン・ラウス
サラ・ランス/ホワイトキャナリー → ケイティ・ロッツ
リップ・ハンター → アーサー・ダーヴィル
マーティン・シュタイン/ファイヤーストーム → ヴィクター・ガーバー
ジェファーソン・"ジャックス"・ジャクソン/ファイヤーストーム → フランツ・ドラメー
ネイト・ヘイウッド → ニック・ザーノ
ダミアン・ダークとマルコムは、1967年にいるリップ・ハンターを捕らえようとするが、歴史が決まった道筋から大きく外れてしまう。それに気づいたレジェンドのチームが現場に着くと、リップ・ハンターは過去の記憶を失っており、リージョン・オブ・ドゥームが捜し求めている強力な聖遺物、運命の槍を所持していた。一方、ロリーはシュタインにある協力を求めるが、チームには内密にすることを約束させる。(ワーナー海外ドラマ公式サイトより引用)
DC's Legends Of Tomorrow/レジェンド・オブ・トゥモロー Season2動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason2の第九話『Raiders Of The Lost Art/失われた記憶』のネタばれになりますので注意してください。
タイムシップでシュタイン教授が飲み物を取りに来るとミックが何やら話していることに気が付く。
ミックは少し前からスナートの幻覚が見えるようになったことを明かし、教授に皆には秘密で原因を突き止めて治してほしいと持ちかけた。
一方、ダークとマルコムはアミュレットの導きにより1967年に現れ、移動が困難だという理由で人を殺してバイクを奪っていた。
ネイトは殺された男はバイクの新型のキャブレターを発明するはずだった男だとサラに話すが、サラはその程度なら歴史に影響はないのではと話す。
ネイトは問題はそこではなく男の殺され方で、それはリーグの殺し屋が行う手口だったのである。
マルコムらがそこにいるとわかったサラはすぐに船を1967年に向けて出発させた。
またチームはなぜダークらがアミュレットを盗んでいったのかを考えるが歴史を調べても何もわからない。
するとここでアマヤが2つのアミュレットはもともと一つなのではと口にし、それを見たネイトはロンギヌスのメダルであることに気が付く。
ロンギヌスとはキリストに槍を突き刺した人物で、その時の返り血で槍とメダルは超常的な力を得たのだという。
槍には現実を書き変える力が備わっており、一度それで現実を書き換えるともう修正ができないとのこと。
1967年に着くとサラたちはダークらの手掛かりを求めて歩き回るが、そこでダークらに襲われているリップを発見する。
だがリップはこれまでの記憶を失っており、映画監督としてレジェンドを題材に扱った作品を作っていたのである。
サラたちとダークらの争いになってしまい騒ぎが大きくなりすぎたため警察がやってきてしまう。
サラたちは一度撤退したのだが、リップは警察に逮捕されてしまった。
この時リップの傍らにはジョージと呼ばれる友人の姿があった。
ジョージは映画界にいることに身の危険を感じ大学をやめてしまう。
一旦船に戻ったサラたちは逮捕されたリップを助け出すための作戦を考える。
サラはシュタイン教授に精神科医に変装してもらい主治医を装ってリップの面会に向かった。
サラたちは暴れるリップを無理やり気絶させ連れ出そうとするが、そこへダークとマルコムもやってきてしまう。
サラたちは見つからないように屋上へ行きレイにタイムシップを屋上に回してくれるよう頼んだ。
目が覚めたリップは自分は君たちが思っているような人間ではなく、タイムトラベルのことも信じられないと口にするが、目の前にタイムシップが現れると気を失ってしまった。
リップのことをかぎつけたダークとマルコムもやってきて攻撃を仕掛けてくるが無事に逃げきることに成功した。
タイムシップでリップの脳を調べてみると新たな人格が再プログラムされていることが判明する。
シュタイン教授たちは強い負荷がかかればあり得ない話ではないと言い、リップが船から脱出するためにタイムドライブに直接触れて強い負荷がかかってしまったと推測した。
またギデオンはリップが船から脱出する前に何やら木の棒みたいなものを床下から取り出していたと話し、サラたちはそれが運命の槍であると考える。
レイとネイトはタイムドライブの設計図を見てなんとかリップを元に戻す方法を考えようとするが、レイには本来あるべき記憶が失われていた。
それはネイトも同じであり、リップらの撮影場を訪れたころから違和感を覚え始めたのだという。
原因を探ってみるとリップと一緒にいたジョージが映画監督ではなく保険外交員になっており、その結果生まれるべき作品が生まれていなかったのである。
ジョージとはまさにジョージ・ルーカスのことで、レイはスター・ウォーズを見て発明家になろうと思い、ネイトはインディ・ジョーンズをみて歴史家になりたいと思ったからだった。
レイとネイトとアマヤはジョージの元へ向かい、大学を退学してしまったジョージを説得することに。
アマヤはジョージに自分たちがタイムトラベルして未来から来たことを明かし、ジョージが作った作品は多くの人間に影響を与えることになると話す。
一方、タイムシップではシュタイン教授がミックの脳を調べみると重力波検知装置が埋め込まれていることが分かる。
シュタイン教授はスナートはオキュラスの爆発で死亡したためエネルギー波と何らかのつながりができてしまい、その信号をミックがキャッチすることによってスナートが見えるようになったのだと仮説する。
ミックはタイムマスターに囚われた時に埋め込まれたのだと話しすぐに取り出してくれるように頼む。
ジャックスはリップが書いた脚本がレジェンドを題材にしたものであると気が付き、サラは抑圧された記憶を頼りにリップが脚本を書いているのだと考えた。
ギデオンから運命の槍はリップが持ち出したと聞かされていたサラはそのようなものが映画の中に登場しないかとリップに聞いてみた。
するとそんな感じの力がある木の棒が出てくるとわかり、更にそれは小道具係だったジョージが持っていることが分かる。
そのころ、アマヤの説得で学校に残ることにしたジョージだったが、そこへダークとマルコムが現れる。
2人は運命の槍を奪いに来ており、それはすでにジョージの手によって捨てられていることが判明する。
ダークらは役立たずになっているレイとネイトを捕らえ、アマヤからはトーテムを奪って無力化すると運命の槍を探すために集積場へ連れて行った。
レイたちはそこでごみあさりをやらされ、更に圧縮機でつぶされそうになってしまう。
レイはスーツで対抗しようとしネイトはスティールの力を使おうとするがどちらも使えない。
ジョージが映画界に戻ることを決意していないため未来が徐々に別の物にかき変えられようとしていたのである。
レイたちはジョージに君の作った作品はこの先多くの人間に影響を与えるようになるといい、その場で映画監督になる決心をするように促した。
これによりこれまでの歴史に修正され、レイの手元にはスーツが戻りネイトもスティールの力を使えるようになった。
更にそこへタイムシップが現れサラも参戦しダークらに反撃を開始したのである。
アミュレットと運命の槍を回収し撤退しようとするがそこへ今度はイオバードが現れ形勢は逆転してしまう。
船の中でその様子をじっと見ていたリップは自分にも何かできることはないのかと考えハッタリでリップになり済ましてサラたちを救おうとするがうまくいかず、結局リップはイオバードに連れ去られてしまった。
サラはリップを救えなかったことを悔やむがシュタイン教授が彼女を励ます。
サラは必ずリップを助け出すと決意するのだった。
一方、シュタイン教授によって頭から受信機を取り出してもらったミックだったが、その受信機は機能していないことがわかり、シュタイン教授は見ていた幻覚はミック自身の葛藤によるものだと話した。
レイとネイトとアマヤは今の自分あることに幸せを感じ、ジョージの作った作品を夜通し見るのだった。
だがそのころ連れ去られたリップは他の運命の槍のパーツのありかを話せと言われダークらから拷問を受けるのだった。
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まさかここでジョージ・ルーカスが出てくるとは。
スターウォーズのネタが満載の回だったので好きな方は気がついたのではないでしょうか。
それにしても映画がなかったらレイは心臓外科医でネイトはヨガのインストラクターってw
無事にジョージが元の道に戻ってよかったですね。
ただレイもネイトもハワード・ダックに関しては否定的でしたねw
リップは槍を使って人格が代わったのかと思いきやタイムドライブに直接ふれた影響で変わっていたんですね。
これならどうにかして元のリップに戻せそうな気もしますが、拷問されるのはかわいそうですね。
ミックの幻覚は結局精神的なものでしたが、出てこないと思っていたスナートが見れたのはうれしかったですね。
以上がSeason2の第九話『Raiders Of The Lost Art/失われた記憶』のあらすじと感想のレビューでした。