海外ドラマ「ARROW/アロー」第十四話『The Odyssey/オデュッセイア』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season1 登場人物/キャスト
オリバー・クイーン/アロー → スティーヴン・アメル
ダイナ・"ローレル"・ランス → ケイティ・キャシディ
テア・クイーン → ウィラ・ホランド
モイラ・クイーン → スザンナ・トンプソン
トミー・マーリン → コリン・ドネル
ウォルター・スティール → コリン・サーモン
ジョン・ディグル → デヴィッド・ラムゼイ
クエンティン・ランス刑事 → ポール・ブラックソーン
オリバーは撃たれた後、思いも寄らない人物、フェリシティに助けを求める。ディグルは、死にそうになっているオリバーを引きずって隠れ家まで連れてきたフェリシティを見て愕然とするが、フェリシティと力を合わせてオリバーの命を救おうとする。そして、オリバーは生と死の間をさまよいながら、島で起こった重大な事件のフラッシュバックを見ている。それは、新しい友人スレイド・ウィルソンと試みた大胆不敵な脱走劇だった。 (公式サイトより引用)
ARROW/アロー Season1動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason1の第十四話『The Odyssey/オデュッセイア』のネタばれになりますので注意してください。
ついに母親に弓を向けたオリバー。
モイラはアローに子供がいるからまだ死ぬわけにはいかないといい必死で命乞いをする。
その様子を見たオリバーは情にほだされ弓を下ろしてしまう。
そんなオリバーの隙をついてモイラは隠してあった銃を手に取りオリバーを銃撃した。
銃弾はオリバーの胸のあたりに直撃し瀕死の重傷を負ってしまう。
隠れていたモイラが恐る恐るオリバーの方を見るとそこにはもう姿はなく血痕だけが残されていた。
銃弾を浴びたオリバーは重傷を負いながらある人物の車に乗り込んでいた。
その人物とはフェリシティである。
オリバーはフェリシティが車にやってくるとアローの正体を明かし工場まで連れて行くようお願いする。
病院に行った方がいいのではというフェリシティに絶対に工場に連れて行くと約束しろといいそのまま気を失った。
状況を理解したフェリシティはすぐにオリバーを工場まで運んだ。
工場にはディグルが一人でオリバーを待っていた。
ディグルは背後から不意にフェリシティに声をかけられ驚くがオリバーの姿をみて一刻を争う事態であることを理解する。
ディグルはフェリシティと協力してオリバーを治療することに。
ディグルはまず保存してあったオリバーの血液を使い輸血を行った。
そして傷口から銃弾を取り出し、縫ったのである。
ひとまず容体が安定したオリバー。
フェリシティはディグルにオリバーについていろいろなことを聞いた。
だが途中でオリバーの容体が急変する。
発作が起こり心臓が停止してしまったのである。
ディグルはすぐにAEDを取りだし電気ショックを与えた。
幸いにもオリバーの心臓は再び動き始めた。
しばらくしてオリバーの目が覚めた。
オリバーはディグルとフェリシティに感謝し、フェリシティに一緒に活動しないかと誘いをかける。
厄介事に巻き込まれたくないフェリシティは一度は断るものの、ウォルターの捜索に関しては手伝うと申し出る。
かくしてオリバーの秘密を知る人間がまた一人増えたのであった。
家に帰るとモイラとランス刑事が話していた。
モイラの会社にアローが出たためであった。
オリバーは罪悪感に悩まされるも、今後絶対そんな危険は起こらないとモイラに言った。
ここから随所に出てくるオリバーの過去の回想
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スレイドと共に行動することになったオリバー。
スレイドはもともとオーストラリアの諜報部隊であるASISに所属していたという。
島に来たのは1年前でその時は相棒もいたという。
また島での任務はヤオ・フェイを救出することだったのだとか。
だが現実的にそれは無理になったため数日後に来る輸送機を奪いオリバーとともに脱出する計画を立てる。
スレイドはまずオリバーが足手まといにならないように鍛えることに。
オリバーは好きな武器を使っていいと言われたが正直どれもピンとこない。
更に武器を入れた箱にはオリバーを拷問した男のマスクが入っていた。
オリバーはスレイドがあの男の正体だと勘違いするが、真実はそうではなかった。
スレイドは島に来たとき相棒とともにそのマスクをかぶり任務についていたと話した。
だがファイヤーズに捕まった時に相棒は裏切ったのだという。
つまりオリバーを拷問したあの男こそスレイドの相棒だったのである。
足手まといにならないようオリバーの特訓が始まった。
オリバーは銃を持った敵を相手に房で訓練しても意味がないと泣き言を言いだす。
だがスレイドの洗練された動きを見て考え方が変わった。
数日後、オリバーは完ぺきというまではいかなかったがある程度動けるようにはなった。
いよいよ明日輸送機がやってくるため訓練を切り上げ明日に備えた。
スレイドとオリバーは輸送機を奪うために管制塔を占拠する作戦を立てる。
オリバーの役目は管制塔の中にいる敵を一人殺すだけだった。
だがいざとなるとオリバーは体が動かない。
見かねたスレイドは加勢にやってきてなんとか管制塔を占拠することに成功する。
管制塔を占拠するとオリバーを残しスレイドは外の後片付けに向かった。
一人になったオリバーは何を思ったのか電話をかけ始める。
その相手はローレルだった。
ただローレルの声を聞いただけでオリバーは何もしゃべらなかった。
オリバーの行動に気が付いたスレイドもすぐに引き返して来て電話を切った。
起こるスレイドだったが、そこへ輸送機から管制塔へ無線が入る。
その無線で輸送機側から暗号確認が行われた。
当然スレイドにはその暗号が分からない。
だがその一節にオリバーが聞き覚えがあった。
それはギリシャ神話のオデュッセイアという話の一説だった。
オリバーはその一説をスレイドに伝え、なんとか暗号はクリアできた。
輸送機は数時間後に着陸するとのことだった。
オリバーはスレイドにヤオ・フェイを助けに行こうといいだすが、スレイドは聞き入れない。
オリバーは命の恩人を見捨てることができないといい一人でヤオ・フェイを助けに行った。
ヤオ・フェイが一人になったところを見計らってオリバーは彼に接触した。
だがヤオ・フェイは一緒に逃げることはできないという。
オリバーがなんでだと尋ねるとなんでではなく誰だが正しいといいだす。
そうこう話しているとファイヤーズのボスがやってきてしまう。
ヤオ・フェイはとっさにオリバーを殴り気絶させた。
目を覚ましたオリバーは皆の前で公開処刑にされることに。
しかも今度の相手はヤオ・フェイではなくあのマスクをかぶった男だった。
オリバーも必死に抵抗するが相手の強さに圧倒されるだけだった。
もう駄目だと思われたがそこへスレイドが駆け付けオリバーを助けてくれる。
スレイドはかつての相棒と一騎打ちをし見事恨みを晴らすことに成功する。
だが敵に撃たれて重傷を負ってしまう。
オリバーはスレイドを連れてその場から離脱した。
そしてアジトに戻ってスレイドの治療を行った。
オリバーの命は助かったものの、輸送機を強奪することはできず島から脱出することはかなわなかった。
だがスレイドとオリバーの間に確かな絆ができつつあった。
一方、ヤオ・フェイはオリバーを捕らえた功績である人物に会うことが許された。
それはファイヤーズに捕らえられたヤオ・フェイの実の娘だった。
娘の方には何か意味のあるであろうタトゥーが入っていた。(現代で生死の淵をさまよったオリバーにも同じものが入っていた)
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以上がSeason1の第十四話『The Odyssey/オデュッセイア』のあらすじと感想のレビューでした。