海外ドラマ「ARROW/アロー Season3」第五話『The Secret Origin of Felicity Smoak/フェリシティの過去』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season3 登場人物/キャスト
オリバー・クイーン/アロー → スティーヴン・アメル
ダイナ・"ローレル"・ランス → ケイティ・キャシディ
テア・クイーン → ウィラ・ホランド
モイラ・クイーン → スザンナ・トンプソン
ウォルター・スティール → コリン・サーモン
ジョン・ディグル → デヴィッド・ラムゼイ
クエンティン・ランス警部 → ポール・ブラックソーン
フェリシティ・スモーク → エミリー・ベット・リカーズ
ロイ・ハーパー → コルトン・ヘインズ
スレイド・ウィルソン → マヌー・ベネット
レイ・パーマー → ブランドン・ラウス
スターリング・シティがサイバー攻撃に遭い、大きなダメージを受ける。オリバーとフェリシティは、これ以上の被害を阻止しようと奔走し、限界まで追い込まれる。そんな中、フェリシティの母ドナが突然彼女のもとを訪れる。フェリシティは驚きひどく動揺する。一方、テッド・グラントはフェリシティのある行動について、その動機が分からず不審に思う。テアはマルコムの“遺産”の金でアパートを購入し、オリバーはそれを知って激怒する。ノーラン・ファンクがフェリシティの元ボーイフレンド役でゲスト出演。(公式サイトより引用)
ARROW/アロー Season3動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason3の第五話『The Secret Origin of Felicity Smoak/フェリシティの過去』のネタばれになりますので注意してください。
朝から訓練に精を出すチームアローだったがロイはこのところ不眠症で動きが悪くなっていた。
同じころ、テアもマルコムと共に訓練に励んでいた。
同時刻、フェリシティも家で朝から腹筋をしていたがあまりはかどっていない様子だった。
そこへ会社の上司であるレイが突然やってきて仕事の話しを持ちかけてくる。
続いて今度はなんとフェリシティの母親ドナが突然訪ねてくる。
あまりの突然のことに動揺を隠せないフェリシティ。
空気を呼んだレイは最新のウェアラブルウォッチをドナにプレゼントしその場を後にした。
ドナはとりわけ機械には弱く、携帯のメールでさえもうまく扱えないほどだった。
数時間後、オリバーはテアが新居を構えるということなので部屋を見に行くことに。
オリバーはどこにそんな金があるのかと尋ねるとテアはマルコムの遺産で部屋を借りたと言った。
オリバーはマルコムの金を使って生活するのはよせと言ったが、テアは聞こうとしない。
どうしても納得できないオリバーだったが、この時突然街中で大規模な停電が発生する。
その停電を起こしたのは犯人はブラザーアイと名乗り、これはほんの序の口であると警告してきた。
すぐにアジトに戻ったオリバー。
ただオリバーがアジトに着いた時にはフェリシティがすでに来ており、そこにはドナの姿もあった。
そこへ赤ん坊を抱えたディグルもやってくる。
ドナとのあいさつを済ませたオリバーたちだったが、オリバーはディグルが赤ん坊を下に連れていくのを拒否した。
ディグルはやむなく赤ん坊をドナに預けることに。
ブラザーアイの使ったウイルスは自動消滅しておりさすがのフェリシティでも痕跡をたどるのは不可能だった。
ブラザーアイは次の犯行予告として銀行を狙うと声明を出してくる。
銀行には住民が押し寄せ、ローレルの判断ミスにより警察も投入されてしまい住民は暴徒化する寸前だった。
オリバーはロイと共に暴徒の鎮静化を図る。
アジトではフェリシティがブラザーアイの手掛かりを探っていた。
するとフェリシティはあることに気が付く。
それはブラザーアイが利用しているウイルスが5年前に自分が作ったものだということだった。
動揺するフェリシティ。
オリバーはそのウイルスを他に知っている人物は誰かと聞くと彼氏の友達だったマイロンと答える。
オリバーはすぐにマイロンの元へと向かった。
だがマイロンはブラザーアイではなかった。
アジトに戻ったオリバーは可能性のあるのは彼氏だった男ではないのかと問いただしたが、フェリシティはそれはあり得ないと言った。
フェリシティは彼氏をかばっているわけではなく、刑務所に入れられた彼氏は首をつって自殺したからだと話した。
その話をするとフェリシティはアジトから出ていった。
気分を落ち着かせたいフェリシティは自分のオフィスへと向かったが、そこへ何時間も待たされて機嫌の悪いドナが現れる。
気持ちに余裕のないフェリシティはドナに怒りをぶちまけてしまう。
傷ついたドナはそのままフェリシティのアパートに帰ってしまう。
アジトに戻ったフェリシティ、彼女の様子を見たオリバーは1時間やるから母親と話をして来いと言いフェリシティを行かせた。
アパートに戻ったフェリシティは母親ときちんと話をしようとするがそこへ覆面の男たちがやってきて2人は拉致されてしまう。
フェリシティが連れて行かれた先はブラザーアイのアジトだった。
そしてブラザーアイの主犯はなんと死んだと思っていた元彼氏のクーパーだった。
クーパーは刑務所に入れられた後スパイとしてNSAに雇われていた。
クーパーのように犯罪者を国が雇う時しばしば自殺を装うことがあるようだ。
クーパーの目的はまずは金だった。
クーパーが銀行を標的にしたのには狙いがあり、銀行がサイバー攻撃を受けると財務省が現金を搬入することになっているのである。
クーパーの狙いはその現金を搬入する車を襲うことだった。
ただその車は決められたルート以外を走行するとエンジンが止まるようになっていた。
そこでクーパーはフェリシティにハッキングさせ、その車のルートを自分のアジトに変えさせようとしていたのである。
母親も一緒に人質に取られているフェリシティはクーパーの指示に従うしかなく、数秒でハッキングを終えてしまう。
クーパーたちは輸送車を襲うために表に集まった。
誰もいなくなった時、レイにもらったドナの腕時計が鳴り始めた。
これによりフェリシティはドナの腕時計がwifiの機能を果たすことを思い出し、クーパーに気がつかれる前に急いでオリバーたちに連絡をとった。
クーパーはフェリシティ達を殺そうとするが、ギリギリのところでオリバーが駆け付ける。
クーパーは目標を自動追尾するレーザー銃を用意していたがオリバーには役に立たなかった。
クーパーの意識がオリバーに集中した時隙をついてフェリシティが銃を奪いクーパーを殴り倒した。
外の現金輸送車はクーパーの仲間たちに襲われていたがロイをディグルにより無事に制圧された。
こうして事件は無事に解決した。
その後フェリシティは仕事を休みにしてもらい母親との絆をより深いものにしたのであった。
ところ変わって、自分の判断ミスによりランス警部からも怒られたローレル。
ローレルは少し前から通っているボクシングジムに行き、トレーナーであるテッドに妹が死んだことを打ち明ける。
これによりテッドは本格的にローレルを鍛え始めてしまう。
一方、若干テアとの仲が悪くなっていたオリバーはテアの引越しの手伝いに顔を出した。
テアの言っていたように自分からテアに歩み寄ったのである。
テアは使ったお金はヴァーダントが軌道に乗ったらその分のお金を全額寄付することでオリバーを納得させた。
更にテアは部屋が広すぎて一人で使うのはもったいないからといいオリバーに一緒に暮さないかと持ちかける。
テアからそういう風に言ってくれたことがオリバーには嬉しかった。
ただその様子を遠くから見ていたマルコムにとってはおもしろくない様子だった。
更にところ変わって、ロイは少し前から不眠症に悩んでいた。
それはある夢を見ることが原因だったのだが、その夢ではロイはサラを自分で殺していたのである。
果たしてこれは現実に起こったことなのか、それとも本当に夢なのか?
ここから随所に出てくるオリバーの過去の回想(今回は主にフェリシティの回想)
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
5年前、フェリシティはハッキングを通じて運動を行うハクティビズムだった。
フェリシティはルームメイトのクーパーとマイロンと共にX軸双数アルゴリズム(スーパーウイルス)を開発する。
しかしクーパーはこのウイルスを使って奨学金のデータを消去しようとしてしまう。
これをやってはさすがに刑務所行きはまムがれないと思ったフェリシティは途中でパソコンの電源を抜いてしまう。
だが後日クーパーのもとに警察がやってきてクーパーは逮捕されてしまう。
刑務所に入れられたクーパーはフェリシティにが疑われないようウイルスは自分が作ったものだと嘘をつく。
その後フェリシティは見た目を一新し新たな人生を歩んでいくことを決意する。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
以上がSeason3の第五話『The Secret Origin of Felicity Smoak/フェリシティの過去』のあらすじと感想のレビューでした。