海外ドラマ「ARROW/アロー Season3」第二十一話『Al Sah-him/アル・サーヒム』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season3 登場人物/キャスト
オリバー・クイーン/アロー → スティーヴン・アメル
ダイナ・"ローレル"・ランス → ケイティ・キャシディ
テア・クイーン → ウィラ・ホランド
モイラ・クイーン → スザンナ・トンプソン
ウォルター・スティール → コリン・サーモン
ジョン・ディグル → デヴィッド・ラムゼイ
クエンティン・ランス警部 → ポール・ブラックソーン
フェリシティ・スモーク → エミリー・ベット・リカーズ
ロイ・ハーパー → コルトン・ヘインズ
スレイド・ウィルソン → マヌー・ベネット
レイ・パーマー → ブランドン・ラウス
オリバーが恐ろしいまでの変貌を遂げる。時期を同じくして、ナイッサがローレルをトレーニングするためスターリング・シティへ戻ってくる。だが暗殺者同盟はナイッサを標的にし、彼女を確実に捕らえるための計画を練っていた。一方、暗殺者同盟に狙われていることを知ったナイッサは、武装して一人で彼らに立ち向かう決意をする。だが、彼女の友達はそれを許さなかった。ローレルがフェリシティとディグルに援助を頼み、新しい友ナイッサを助けるために立ち上がる。 (公式サイトより引用)
ARROW/アロー Season3動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason3の第二十一話『Al Sah-him/アル・サーヒム』のネタばれになりますので注意してください。
オリバーはラーズとなるべく厳しい訓練を受けていた。
その中にはオリバーを洗脳するような儀式や薬品も含まれていた。
訓練の仕上げにはラーズにより相手が大切な人間に見える薬が投与される。
オリバーが見たのはディグルの姿だった。
しかしオリバーは全く躊躇することなくディグルを殺したのである。
ラーズにはかつて同志でありラーズの座を争ったダミアン・ダークという男がいた。
ダミアン・ダークはラザラス・ピットの水を持って部下と逃げ、ハイブのような組織を作り上げた。
先だってのマルコムの地震発生装置を狙ったのも、ゴレム・カディルを逃しショーにARGUSの名簿を盗ませたのも裏で糸を引いていたのはダミアン・ダークだったという。
ラーズは後継者のひとりだったダミアンを殺す事をためらったせいで大勢が死に危険に晒されたとオリバーに話す。
ラーズはオリバーには同じ過ちは繰り返してほしくないと言い、後継者の刺客を持っているナイッサを殺せと命を下した。
同じころ、ローレルは相変わらず一人で活動を続けていた。
腕は上がっていたが、この日も相手がナイフを持っていたことによりやられそうになってしまう。
そこへ現れたのはナイッサだった。
ナイッサはローレルの訓練に付き合っていたのである。
ローレルはナイッサを連れてファーストフード店へ足を運ぶ。
そんなたわいもない日常もナイッサにとっては新鮮だった。
ただここでローレルはナイッサにオリバーがラーズを継ぐためにナンダ・パルバットに残ったことを明かした。
するとナイッサの表情は一変する。
ナイッサは食事を切り上げアジトへと戻ってしまう。
その理由は簡単で、オリバーがラーズを継ぐということは自分を殺しにくるということだとわかっていたからである。
ローレルはこのことをディグルたちに話し協力を頼むが、ディグルやフェリシティにはオリバーが殺しにくるということが信じられなかった。
ナイッサによるとオリバーは特別な方法で洗脳されているため、今までのオリバーとは別人になっているという。
それを受け入れる覚悟がないなら来ない方がいいと言い、一人で出て行ってしまう。
ナイッサが向かったのはサラが殺された場所だった。
そこへオリバーもやってきてナイッサをとらえ連れ帰ろうとする。
だがここでローレルに説得されてナイッサを助けにディグルたちが現れる。
オリバーはディグルたち見るとそのまま立ち去って行った。
オリバーと向き合ったディグルにも、それをモニター越しに見ていたフェリシティにも今見たことが信じられなかった。
新たにアジトにした会社の一角でフェリシティは一人オリバーの変わりように悲しんでいた。
そこへテアがやってくる。
フェリシティはテアにオリバーが洗脳されていることを明かした。
家に戻ったテアはマルコムを呼び、自分ならオリバーを説得できると言い協力するよう言った。
その後、ディグルは安全を考えフェリシティを連れて家に戻った。
だが何か様子がおかしい。
家にはライラの姿が見えず子供がいるだけだった。
そこへオリバーから連絡が入り、ライラを返してほしければナイッサを引き渡せと要求してくる。
さすがのディグルもこれには怒り心頭だった。
ディグルはすぐにでも取引に応じようとしたがローレルがそれを許さない。
だがナイッサは自分のせいで家族を危険にさらして済まないとディグルに誤り人質交換に応じることに。
ディグルたちが交換場所へやってくるとオリバーも部下を引き連れやってきていた。
人質交換は何の問題もなく行われると思われたがここでディグルたちが用意していた奇襲攻撃が行われる。
だがリーグの戦力の前にやられそうになってしまい、あろうことかオリバーはディグルにまで刃を向ける。
オリバーがディグルを殺そうとしたその時、オリバーの腕を弓矢が貫く。
現れたのはテアだった。
負傷したオリバーはナイッサを連れて引き上げていった。
リーグに連れ戻されたナイッサは死を覚悟していた。
ただラーズの目的はナイッサだけではなかった。
ラーズはナイッサの剣を手に取るとつかを外し中から何かを取り出した。
ラーズは中身を確認するとこれ以上血を流す必要はないとオリバーを制止し、オリバーにナイッサと結婚するよう命じた。
一方、家に戻ったテアは一人落ち込んでいたがそこへフェリシティがやってくる。
テアはフェリシティに自分を死なせてくれていたらオリバーはあんなことにならなかったと弱音を吐くが、フェリシティは前に進むしかないと励ます。
そしてロイが生きていることをテアに教える。
ラーズがナイッサから取り戻したもの、それはかつてオリバーたちが香港で拡散を食い止めようとした生物兵器アルファオメガだった。
ラーズになるためには過去をすべて捨てる必要があり、最後は故郷を滅ぼさなければならない。
ラーズはオリバーにアルファオメガを渡しスターリングシティを滅ぼせと命じるのであった。
ここから随所に出てくるオリバーの過去の回想
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
アルファオメガの拡散を止めることができなかったオリバー。
ウイルスは瞬く間に広がっていった。
ワクチンのおかげで感染しないオリバーたちはアキオを連れて香港から逃げることに。
オリバーたちがアキオを迎えに行く途中、陸軍が治療薬と偽って人々にウイルスを感染させていた。
オリバーたちはその陸軍のトラックを爆破しこれ以上のウイルス拡散を阻止。
だがアキオを連れて香港を出ようとした時、ワクチンを打ったはずのアキオがウイルスに感染したのであった。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
以上がSeason3の第二十一話『Al Sah-him/アル・サーヒム』のあらすじと感想のレビューでした。