海外ドラマ「ARROW/アロー Season2」第八話『The Scientist/来訪者』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season2 登場人物/キャスト
オリバー・クイーン/アロー → スティーヴン・アメル
ダイナ・"ローレル"・ランス → ケイティ・キャシディ
テア・クイーン → ウィラ・ホランド
モイラ・クイーン → スザンナ・トンプソン
ウォルター・スティール → コリン・サーモン
ジョン・ディグル → デヴィッド・ラムゼイ
クエンティン・ランス刑事 → ポール・ブラックソーン
フェリシティ・スモーク → エミリー・ベット・リカーズ
ロイ・ハーパー → コルトン・ヘインズ
スレイド・ウィルソン → マヌー・ベネット
シャドー → セリナ・ジェイド
イザベラ・ロチェフ → サマー・グロー
サラ・ランス/ブラックキャナリー → ケイティ・ロッツ
クイーン社の応用化学部門から遠心機が盗まれる。犯人は、通常ではありえない怪力の持ち主であることが判明するが、事件調査のため、セントラル・シティ警察からバリー・アレンが派遣される。事件解決のために並々ならぬ情熱を傾けるバリーを見て、彼には隠された動機があるということに気づいたオリバーは、この事件と以前リアン・ユー島で起きた出来事との間に奇妙な共通点があることを発見する。一方、シンは、行方不明になった友人を捜すためロイの協力を求めるが、捜査中に、重傷者が出てしまう。 (公式サイトより引用)
ARROW/アロー Season2動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason2の第八話『The Scientist/来訪者』のネタばれになりますので注意してください。
何らかの生体実験を終えたブラッド議員。
ブラッド議員は実験に生き残った人間を使ってあることを始める。
同時刻、クイーン産業の応用化学部門に何者かが侵入する。
侵入者はチタン合金製の扉をぶち破り警備員をなんなく殺した。
その侵入者はブラッド議員の被検体であり、防犯カメラには信じられないほどの怪力である様子が映っていた。
この事件を受けてセントラル・シティ警察からバリー・アレンという男がやってくる。
バリーはセントラル・シティでも似たような事件が発生したことがあり、その事件を解決するために同じような不可思議な事件を追っていると説明した。
バリーは腕利きの科学者であり、どこかフェリシティと通じるものがあった。
犯人が何の目的で侵入してきたか調べていると、バリーは遠心機が盗まれていると説明した。
資材表と照らし合わせても確かに無くなっているのは遠心機だけだった。
ただその遠心機は何百キロもするもので到底一人では運べないものなのだが、防犯カメラに写っている犯人は一人だけだった。
その映像を見たオリバーは何か嫌な予感がしていた。
バリーは引き続き犯人の手掛かりとなる物を探しに行き、フェリシティはそれを協力しに行った。
だがディグルはオリバーがすでに犯人に心当たりがあるのではないかと予想していた。
オリバーはかつてリアン・ユーで体験した現象に似ていることに気が付き、そうであってほしくないと願うばかりだった。
フェリシティと一緒に手掛かりを探すバリーはアローのことに興味深々だった。
コスチュームが緑色の理由は矢がカーボン製の理由などバリーなりに理由を考えていたが、かなり的を得ていた。
フェリシティがどうしてアローに興味があるのかを尋ねると、バリーは母親が死んだことを話した。
犯人は捕まっておらず、もしあの時アローがいれば犯人を捕まえてくれただろうと思っているのである。
そんな話をしているとオリバーとディグルがやってくる。
オリバーはバリーにセントラル・シティで起きた事件も同じような被害が出たのかと尋ねると、なぜかバリーは口を濁した。
その様子を見たオリバーはバリーが何かを隠していると感づく。
オリバーはディグルにバリーについて調べるよう指示した。
ひとまず家に帰ったオリバーは帰ってきたモイラを早速会社に連れて行き、社長として復帰させた。
これに対してイザベルはもっと会社のCEOとして考えて行動するようくぎを刺される。
だがそんなことはオリバーには関係無かった。
またオリバーはモイラが帰ってきたことを祝うパーティを開催することを決める。
準備はすべてオリバーが行うことに。
そのころ、バリーは犯人が靴に付けていた土の中に砂糖が入っているのを発見する。
更にある砂糖製造工場でトラックが盗まれているのを発見する。
加えて数分前に同じトラックが血液バンクを襲ったことがフェリシティに調べで分かる。
オリバーは現在地を特定させ、急いで現場へと向かった。
トラックに追いついたオリバーはすぐに男を引っ張り出そうとするが、あまりの怪力に返り討ちにあいそうになる。
オリバーは必死の抵抗で足に矢を突き刺したがトラックの扉ごと車外に投げ飛ばされてしまう。
アジトに戻ったオリバーはフェリシティに治療をしてもらい、かつてリアン・ユーで体験したことを話し始めた。
第2次世界大戦の時に日本軍が作ったミラクルという血清についてである。
オリバーは今回の事件もそのミラクルがからんでいることを確信していた。
オリバーはミラクルを使うのにあと鎮静剤が必要であることを知っていた。
オリバーは敵に刺した弓を持ち帰っており、その弓に付いた血液からどの成分が検出されるかで鎮静剤がわかると言った。
フェリシティはすぐにその血の分析に取り掛かる。
一方、バリーはフェリシティにクイーン家のパーティーに一緒にいかないかと誘われる。
だがここでオリバーがやってきて、バリーが嘘をついていたことをフェリシティの前で明らかにしてしまう。
バリーの母親が殺された事件で犯人は捕まっていないと説明したが、実はその事件で逮捕されていたのは父親だったのだ。
だがその日のことを鮮明に覚えているバリーはそのことをオリバーに話した。
母親が殺された日、風を身にまとった何かが家にやってきた。
その正体不明の者に父親は立ち向かっていったが、自分はその風により何十メールも吹き飛ばされた。
気付いた時には母親は殺されており、犯人として父親がつかまってしまったのだとバリーは語った。
当時バリーは12歳で子供の証言だとして警察は本気で捕らえてくれなかったそうだ。
またバリーは実はセントラル・シティ警察の命令で来ていたのではなく、自分の母親が殺された事件につながるものを探すために独断で調べに来ていたのである。
嘘がばれたバリーはその事件から身を引いたが、フェリシティは本当のことを隠すのは悪いことなのかとオリバーに迫った。
そのころ、シンがロイに助けてほしいと連絡を入れてくる。
なんでもシンの友達が行方不明になったのだという。
ロイはテアと一緒にその行方不明の友達の家に向かった。
そこにはブラッド議員が開いた献血イベントの資料が置いてあり、シンが言うにはその友達がいなくなったのもその献血イベントの日だそうだ。
何やらきな臭く感じてきたロイ。
数日後、その友達は遺体となって発見される。
警察は薬物の過剰摂取として片づけようとしていたが、シンはその友達が金欠でお金を得るために献血をしていたため薬物を摂取しているはずがないと抗議した。
だが警察はその意見を無視した。
シンは急いでロイを呼び、ロイはその遺体の写真を取ってその場を後にした。
ところ変わって、クイーンズ家ではオリバーが開いたパーティーが行われていた。
だがオリバーの思惑通りにはいかず全く人が集まらなかった。
オリバーは逆に母親を気づ付けたのではないかとモイラの身を案じた。
モイラも自分の現状をちゃんと把握しており、そのようなことは一切気にしなかった。
ただパーティー会場で会ったイザベルに対してはどこか敵対心を抱いており、お互い知っているような雰囲気だった。
またオリバーはフェリシティへのお詫びのつもりでバリーをパーティーに招待していた。
だがフェリシティと少し踊るとバリーの上司から連絡が入り、ずる休みしていることがばれてしまう。
バリーはすぐにセントラル・シティに戻ってくるよう命令され、仕方なくパーティーを切り上げ駅へと向かった。
パーティーも終わり、オリバーが頼んでいた血液の分析結果も出た。
それにより何の鎮静剤が使われているかがわかり、大容量の鎮静剤を保管している場所が1か所しかないことを突き止める。
オリバーはすぐにそこへと向かうが、フェリシティは折れ曲がった弓を見て相手の筋肉密度がコンクリート並であるとオリバーに警告した。
またここでロイがアローに連絡するための矢を刺しているのを発見する。
オリバーはまずロイの元へ向かうことに。
オリバーはロイが持ってきた写真などのを見てミラクルに関わっていることを瞬時に把握する。
そのためロイにこれ以上詮索するなと警告するが、ロイは聞こうとしない。
オリバーはロイが自分で捜査を続けようとしたため動けないよう足を弓で撃った。
その後現場にやってきたオリバーはすぐに男を発見する。
そして激しい戦いとなる。
途中までオリバーが優勢だったが、相手の圧倒的なパワーの前に徐々に劣勢になっていく。
そしてついに決定的な一撃をもらい気を失ってしまう。
更に悪いことに、飛ばされた先には薬品を入れた箱があり、オリバーの脚には何かの薬品を入れた注射が刺さっていた。
オリバーがやられたことを知ったディグルとフェリシティはすぐにオリバーの元へ向かった。
だがやられているだけでなく脚に注射が刺さっていることに気が付く。
しかしその薬品はフェリシティにもわからないものだった。
なすすべのないディグルは救急車を呼ぼうとするが、オリバーの正体がばれると言いフェリシティが止める。
そしてフェリシティはオリバーを救うために再びバリーを呼び戻すことに。
駅で列車に乗り損ねたバリーにアロー特製の麻酔針が刺さる。
目を覚ましたバリーの目の前には気を失ったアローとディグル、フェリシティがいた。
フェリシティはバリーにオリバーを助けてくれと懇願した。
ところ変わって、家に戻ったモイラの元にマルコムは何度も足を運んでいた。
マルコムはテアが自分の娘であることを明かすようモイラに迫った。
モイラはそのマルコムの要求を頑として聞き入れなかった。
数日後、マルコムが再びモイラの元へやってくる。
だがモイラはいつものようにマルコムを恐れていなかった。
実はモイラはマルコムが口を滑らせたことから、彼がリーグ・オブ・アサシンの一員であることを突き止めていた。
そしてリーグ・オブ・アサシンのボスにマルコムが生きていることを知らせたのである。
マルコムがやったことは組織の理念に反することであり、マルコムは組織に狙われる身になるのだった。
ここから随所に出てくるオリバーの過去の回想
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サラを連れて逃げたオリバー。
オリバーは矢じりはアジトにあると言ったが、実はシャドーが身に付けていた。
その矢じりには日本軍がミラクルを隠した潜水艦の座標が書いてあった。
スレイドは顔にやけどを負い瀕死の重傷だった。
このまま何もしなければ命はない。
オリバーたちはミラクルを使ってスレイドを助ける賭けに出る。
道中、シャドーはサラについてオリバーに質問したが、ローレルの妹だということを聞いてただただあきれるだけだった。
矢じりに書いてある座標に向かうとそこには本当に潜水艦があった。
中に入るとミラクルと書かれた薬品が多数見つかる。
だがサラの話ではミラクルを使う前に鎮静剤を使わないと死んでしまうとのことだった。
だが探しても鎮静剤は見つからない。
ミラクルを打たなくても放っておけばスレイドは死んでしまう。
オリバーはミラクルを打ってスレイドが生還する可能性にかけた。
だがその賭けもむなしくスレイドの心臓は止まってしまう。
悲しみにくれるシャドーとオリバー。
そこへ後をつけてきたドクター・アイボがオリバーたちに銃を向ける。
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以上がSeason2の第八話『The Scientist/来訪者』のあらすじと感想のレビューでした。