海外ドラマ「ARROW/アロー Season2」第十六話『Suicide Squad/スーサイド・スクワッド』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season2 登場人物/キャスト
オリバー・クイーン/アロー → スティーヴン・アメル
ダイナ・"ローレル"・ランス → ケイティ・キャシディ
テア・クイーン → ウィラ・ホランド
モイラ・クイーン → スザンナ・トンプソン
ウォルター・スティール → コリン・サーモン
ジョン・ディグル → デヴィッド・ラムゼイ
クエンティン・ランス刑事 → ポール・ブラックソーン
フェリシティ・スモーク → エミリー・ベット・リカーズ
ロイ・ハーパー → コルトン・ヘインズ
スレイド・ウィルソン → マヌー・ベネット
シャドー → セリナ・ジェイド
イザベラ・ロチェフ → サマー・グロー
サラ・ランス/ブラックキャナリー → ケイティ・ロッツ
スレイドが “オリバーの愛する者たちを殺す”という約束を果たそうとして、オリバーを恐怖に陥れる。スレイドとの戦いに備えて意識を集中するオリバー。サラは援助を申し出るが、オリバーに断られる。そんな中、アマンダ・ウォラーとA.R.G.U.S.(アーガス)が、ある最高司令官の行動を阻止するためディグルに協力を要請する。その司令官は、アフガニスタン時代からディグルを知る人物だった。だが、アーガスのメンバーに紹介されたディグルは衝撃を受ける。そこにいたのはデッドショット、タイガー、そして“榴散弾”だったのだ。 (公式サイトより引用)
ARROW/アロー Season2動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason2の第十六話『Suicide Squad/スーサイド・スクワッド』のネタばれになりますので注意してください。
スレイドに宣戦布告されたオリバー。
スレイドへの恐怖からかオリバーはシャドーの悪夢にうなされることになる。
スレイドなんとかして止めたいオリバーはブラトヴァのアレクセイの元へ行きスレイドの情報を集めるよう頼んだ。
だがアレクセイはブラトヴァは持ちつ持たれつだと言い、自分たちが追っている男を捕まえるよう条件を出してきた。
スレイドのことで頭がいっぱいのオリバーはアレクセイの部下をぶちのめし、すぐに情報を集めるよう指示した。
アジトに戻ったオリバーは自分を心配するサラのことをなぜか遠ざけようとする。
オリバーはスレイドが自分の仲間や身内を狙うことを何より恐れていたからである。
悩みを打ち明けてくれないサラはどこかさびしい気持ちになったが、以外にもローレルがアドバイスをくれた。
またローレルは一人で全てを抱え込もうとしているオリバーにもアドバイスをした。
その後、オリバーはブラトヴァからスレイドに関する銀行口座の情報を手に入れるが掟にそむいたオリバーはアレクセイから縁を切られることになる。
そんなことにかまっている余裕のないオリバーは手に入れた情報をフェリシティに渡し、すぐに持ち主の住所を特定するよう指示した。
そして住所が判明するとフェリシティの反対を押し切り、一人でスレイドの元へ向かってしまう。
だがスレイドの方が一枚上手だった。
スレイドのアジトには右目を矢で貫かれ殺されたアレクセイとシャドーの映像が映し出されていた。
スレイドはオリバーに精神的ダメージを与える術を心得ていた。
アジトに戻ったオリバーは待っていたサラに自分はスレイドにはかなわないと弱音を吐く。
それを聞いたサラは自分も一緒に戦うとオリバーを励ました。
ようやくオリバーにも仲間とともに闘う覚悟ができたのである。
ところ変わって、ディグルは元妻のライラといい感じになっていた。
そこへライラの上司であるアマンダが仕事の依頼にやってくる。
ディグルに依頼した仕事は1mlで半径16kmの人間を皆殺しにできるほど強力な神経ガスを奪取してくることだった。
この仕事をディグルに依頼した理由は2つあった。
1つはその神経ガスを保有しているのが、かつてアフガニスタンで命を救ったゴレムだったからである。
もう一つの理由は、今回の作戦で作られたチームが全員ディグルに関係のある人物だったからである。
そのメンバーとはデッドショット、ブロンズ・タイガー(第2話と12話に登場)、榴散弾(第10話参照)だった。
チームはスーサイド・スクワッド(自殺部隊)となずけられ、まさに死地に送られることとなる。
最終目的はゴレムが所有する神経ガスを持ち出すことだった。
そのためにまずディグルはゴレムに接触することに。
美術オークションに来ていたゴレムに偶然を装い接近。
デッドショットに仲間を打たせて、あたかもゴレムの命を救ったかのように演出した。
この時榴散弾ことシュラプネルがチームから逃亡を図ったが、頭に埋め込まれた爆弾により処刑されてしまう。
アジトに戻ったディグルはデッドショットに治療してもらい、少しの間会話をした。
デッドショットにゾーイという子供がいることなども知り、ディグルは以前のような恨みが消えつつあった。
ライラが戻ってくると、人道に反した作戦にディグルは反発するがライラは仕事だから割り切れと説得する。
だがどうしても納得のできないディグルはゴレムからの慈善パーティーの誘いが来たことを報告すると部屋から出て行ってしまう。
後日、A.R.G.U.S.はゴレムの屋敷にチームを潜入させる作戦を立てる。
ディグルはパーティーにライラと一緒に潜入した。
その際、ライラの登録が間に合わなかったといい指紋認証なしで会場へ入った。
それを利用してあらかじめディグルの指紋をつけていたデッドショットがディグルの名義でパーティーに参加。
ブロンズ・タイガーは外で待機となった。
パーティーが進む中、デッドショットは神経ガスの捜索に向かう。
すると地下に隠し扉があり、その奥には大型の神経ガスの装置があった。
アマンダの話しではポケットサイズのもので盗んで帰還するという作戦だったため、さすがのデッドショットも手の施しようがなかった。
だがアマンダには想定内・・・というか最初からこのサイズであることは把握しているようだった。
アマンダはデッドショットにその場に待機命令を出し、ディグルたちには離脱するよう指示した。
だがディグルはゴレムにつかまり避難することができない。
アマンダが屋敷にミサイルを撃ち込もうとしていることが分かると、ディグルはゴレムが神経ガスを保持していることを参加者に暴露し避難させた。
そして自分はデッドショットを救出に向かう。
しかしデッドショットはミサイルが向かっているのにもかかわらず、その場を動こうとはしなかった。
デッドショットはもう死にたいと言ったが、ディグルがゾーイはどうするんだと言うとデッドショットも生き残る選択をした。
ブロンズ・タイガーと合流し、4人は急いで屋敷を離れることに。
だがミサイルを搭載した無人偵察機は標的を変えて、ディグルたちを追手きた。
無人偵察機の目標はゴレムの屋敷ではなくデッドショットの頭に埋め込んである爆弾だったのだ。
ディグルにはどうしようもできなかったが、ここでライラがデッドショットから爆弾を取りだしなんとかミサイルを回避することができた。
その後、アマンダに呼ばれたディグルたちは任務失敗により隠ぺい工作が大変だったと愚痴を聞かされる。
ディグルは今後こんなことになるのを防ぎたければ自分を呼ぶなと警告した。
アマンダはライラにどうして爆弾を取り外すことができたのだろうかとわざとらしい牽制をした。
更に今後は取り外しができないよう脊髄の中に埋め込むことにすると言いだす。
これにはさすがのライラも戸惑いを隠せなかった。
だが今回の任務を通じて、ライラとディグルの絆はより一層深いものになったのだった。
そのころ、仲間を共にスレイドと戦うことを決意したオリバーはローレルの食事の誘いを断り古い友人に会いに行くと言った。
その友人とはなんとA.R.G.U.S.のアマンダだった。
しかもアマンダはスレイドのことを知っているようだった。
オリバーはアマンダにスレイドに関する情報を教えてほしいと持ちかけると、アマンダは最近屍の山を築きながらスターリングシティに入ってきた「デスストローク」というコードネームの男がスレイドかもしれないと語った。
ここから随所に出てくるオリバーの過去の回想(今回は主にディグルの回想)
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ディグルがライラと出会ったのはアフガニスタンで戦争に参加している時だった。
ディグルは同僚と共に人民の避難の任にあたっていた。
そこにライラも一緒にいたのである。
同僚は軍隊に女は必要ないと文句を言っていたが、ライラの働きにより紛れ込んでいたブラックリストの人間を確保することができた。
男はゴレム・カディルといい、武器の売買から麻薬の売買、果ては人身売買にまで手を出している人物だった。
ディグルたちはゴレムを殺さず生け捕りにすることに。
だが途中敵に襲撃を受け、そのすきをついてゴレムは逃げようとする。
しかしゴレムが敵に射殺されそうになり、狙撃手をディグルが殺しゴレムを守った。
このことからゴレムはディグルのことを命の恩人と思い感謝した。
命を救われたゴレムは心を入れかえアメリカ軍に情報を提供し、多くの命を救うこととなる。
ゴレムを守った功績からディグルは勲章を授与された。
この時からライラとディグルの距離がだんだん縮まることになる。
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以上がSeason2の第十六話『Suicide Squad/スーサイド・スクワッド』のあらすじと感想のレビューでした。