海外ドラマ「Sleepy Hollow/スリーピー・ホロウ Season2」第十話『The Golem/無敵の剣』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season2 登場人物/キャスト
イカボッド・クレーン → トム・マイソン
アビー・ミルズ → ニコール・ベハーリー
ジェニー・ミルズ → リンディ・グリーンウッド
カトリーナ・クレーン → カティア・ウィンター
アンディ・ブルックス → ジョン・チョー
フランク・アーヴィング警部 → オーランド・ジョーンズ
モロクを倒せる武器を捜そうとするアビーとイカボッド。アビーの母親の助言通り、先祖が残したノートを調べるが、一向に手がかりがつかめず、2人は悪戦苦闘するが、やがて2人はノートに秘められた暗号から、ある結論にたどり着く。カトリーナはモロクがまだこの世に存在し、力を増していることを、鏡を使ってイカボッドたちに知らせる。だがその連絡が思わぬ方向にカトリーナとイカボッドを導いていくことに…
Sleepy Hollow/スリーピー・ホロウ Season2動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason2の第十話『The Golem/無敵の剣』のネタばれになりますので注意してください。
アビーの母親の助言通りノートの記述を調べるイカボッド達だったが武器に関する情報は一切ない。
生きずまった2人はアビーの提案で人物当てゲームを行うがイカボッドはこんなことをしている場合ではないとゲームをやめてしまう。
カトリーナからの連絡はなにもなくモロクを倒せたのかどうかもわからないイカボッドはイライラが募っていたのだが、カトリーナを思い出したことでノートに暗号が隠されていることに気が付く。
“選ばれし言葉”をアナグラムで並べ替えると「エノクの剣」と書かれていた。
エノクとは外典に出てくる人物であり、イカボッドが本を読むとエノクが息子のメトシェラに剣を与えていたことが分かる。
その剣はあらゆる生き物を殺せる剣であり1000体もの悪魔を殺したのだという。
またその外典に出てくる紋章はベンジャミンが描いた「団結か死か」の蛇の絵に酷似しており、彼はこの時からすでにモロクと戦うことを想定していたのである。
更にアビーはその蛇の絵が川の地図と一致していることに気が付く。
この時カトリーナから鏡を通して連絡が来たのだが手こずっているという知らせだった。
カトリーナは人が来たと言って通信を切るのだが、そこへヘンリーがやってきてイカボッド達のと会話が筒抜けになってしまう。
更にヘンリーは鏡を通してイカボッド達の様子を観察しており剣があることもばれてしまう。
ヘンリーはエイブラハムに剣をとってくるように指示を出す。
そのころ、アビーはアーヴィングを連れてカナダへの国境を越えようとしていた。
だがアビーから検問が始めるという知らせが入り、国境近くではすでに検問が始まっていた。
アーヴィングは途中で車から飛び降り後で落ち合おうと話すが、ジェニーがいくら待ってもアーヴィングは来ない。
しばらくするとアーヴィングから知らせが入り自分は地下にもぐって戦いに備えるとあった。
イカボッド達も地図を頼りに剣を探し始めある廃墟にたどり着く。
その廃墟はアビーが夢で母親にあった廃墟だった。
手掛かりを探す2人だったがそこへエイブラハムが現れてしまう。
だがすぐに日の光が差してきたためエイブラハムは手掛かりになりそうな紋章をもって去っていった。
アビーはその紋章の形を覚えており、それをイカボッドに見せるとウロボロスであることが分かる。
剣を見つけるには自分を知る必要があると書かれており、イカボッドは今の自分があるのはエイブラハムのおかげであることを思い出す。
イカボッドはウロボロスが意味するのは天と地だとアビーに教え、地面に別の紋章があることに気がついた。
レンガをどけるとそこには隠し階段があり、2人は中へとはいっていく。
するといろいろな人種の石像が立てられており驚く二人だったが、そこにはアビーの先祖の石もありイカボッドは石像ではなく生きた人間であることに気が付く。
つまりそこには人を石に変えるギリシャ神話の怪物ゴルゴーンがいたのだ。
ゴルゴーンはイカボッド達にも襲い掛かってくるがなんとか外に逃げることに成功した。
イカボッドは数多くの人種の石像があったことから新世界の設立は剣を探すための物だったことを悟る。
どうにかしてゴルゴーンを避ける必要があるのだが、アビーは目を見なくて済む人物が一人だけいると言って首なし騎士に相手をさせることを思いつく。
日が落ちるのを待ち2人は首なし騎士が現れたのを確認するとゴルゴーンの元へ誘導した。
狙い通りゴルゴーンと首なし騎士の戦いが始まったためそのすきに奥へと進んでいく二人。
祭壇のような場所を見つけるがそこには何本もの剣が刺さっていた。
イカボッドは本物探しをアビーに託して自分は首なし騎士の足止めに向かった。
そのころ首なし騎士とゴルゴーンの戦いの決着がついており、首なし騎士がゴルゴーンの首をはねて終わった。
首なし騎士とイカボッドが対峙し、洞窟の魔法の影響によって本当の姿が映し出された。
首なし騎士に顔が付いてエイブラハムの姿見えるようになったイカボッド。
銃を手に取るエイブラハムだったがイカボッドはこれまでの因縁に決着をつけたいと言って剣での戦いを望む。
エイブラハムもそれにこたえ2人の決闘が始まった。
エイブラハムは自分は悪役ではなく英雄だと主張するが、イカボッドはモロクを選んだ時点でカトリーナの愛を失ったのだと反論する。
アビーが意を決して一本の剣を握ると全てが蛇に変わってしまう。
その中に本物はなかったのである。
そこへイカボッドとエイブラハムがやってきて、剣を差し出せというがそこには本物はない。
するとここで突然ラッパの音が鳴り響きイカボッド達が苦しみ始める。
それは黙示録のラッパの音だった。
エイブラハムはモロクが甦ったといい上機嫌でその場を去っていった。
イカボッドは先ほどなったものが黙示録のラッパであることに気が付き、自分を知らないから剣が見えないと気づく。
祭壇には水がたまっていると思っていたのだが、イカボッドが触ると油であることが分かる。
イカボッドはそこに火をつけることで剣が現れると思い火をいれるがあっさりと消えてしまった。
数々の冒険者がやってきたのにもかかわらず剣が見つからなかったのは相棒がいなかったからだといい、イカボッドはアビーと同時に油に火を注いだ。
すると炎が燃え上がり水の中から剣が現れたのだった。
一方、ヘンリーはカトリーナが毒を使ってモロクを殺そうとしていたことに気がついていたが情けが邪魔をしたのだと指摘する。
甦ったモロクは死の騎士と戦争の騎士を収集し復活を祝うのだった。
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聖書でもわからないのに外典とかいわれてもピンときませんよね。
ただメトシェラという名前は何かできいたことがありましたね。
黙示録のラッパの部分も漫画で読んだことがあったのでなんとなくわかりました。
洞窟に入った時はメデューサだと思っていたのですがゴルゴーンの方でしたね。
まあ違いは全くわかりませんが。
エイブラハムとイカボッドの因縁はなんだか今さら感がありましたが、本人たちがやりたそうだったのでそっとしておきましょう。
剣もすべて偽物ってかなりベタな展開でしたね。
無事に見つかってよかったですがあれで本当にモロクを殺せるんですかね?
カトリーナが情けを見せずに殺しておけば苦労せずに済んだんですけどね~。
以上がSeason2の第十話『The Golem/無敵の剣』のあらすじと感想のレビューでした。