3つ星 ドラマ

映画ミケランジェロ・プロジェクトのあらすじと感想をレビュー

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ここでは実際に映画「ミケランジェロ・プロジェクト」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

ミケランジェロ・プロジェクトの評価・・・3つ星

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原 題: THE MONUMENTS MEN
製作年: 2014年
製作国: アメリカ
出演者: ジョージ・クルーニー マット・デイモン ビル・マーレイ ジョン・グッドマン
    : ジャン・デュジャルダン ボブ・バラバン ヒュー・ボネヴィル ケイト・ブランシェット
    : ディミトリー・レオニダス ユストゥス・フォン・ドーナニー
監 督: ジョージ・クルーニー
製 作: ジョージ・クルーニー
脚 本: ジョージ・クルーニー グラント・ヘスロヴ
原 作: ロバート・M.エドゼル

あらすじ

ダ・ヴィンチ、ゴッホ、ルノワールにピカソなど、ナチスが略奪した美術品の数々を“モニュメンツ・メン”が奪い返すべく奮闘する。芸術家や歴史学者らで結成された男たちの実話を、ジョージ・クルーニー監督・主演で映画化。 (TUTAYA Onlineより引用)

 

感想/レビュー

おもしろそうだったので気になってみてみました。

率直な感想はまぁまぁと言った感じです。

見る前に仕入れた情報でオーシャンズに近い内容のものだと思っていたのですが全然そんなことはなかったですね。

ただ実話をもとにしているだけあって歴史的背景を想像しやすかったです。

実際に何が起こったのかその片鱗だけでも知ることができて良かったと思います。

ふんだんに盛り込まれているユーモラスな部分も見所ですね。

出演者にはオーシャンズシリーズに出演していたジョージ・クルーニーマット・デイモン、ジャングル・ブックなどに出演しているビル・マーレイ、アルゴなどに出演しているジョン・グッドマン、ウルフ・オブ・ウォールストリートなどに出演しているジャン・デュジャルダン、未知との遭遇などに出演しているボブ・バラバン、海外ドラマダウントン・アビーなどに出演しているヒュー・ボネヴィル、ロード・オブ・ザ・リングシリーズなどに出演しているケイト・ブランシェット 、センチュリオンなどに出演しているディミトリー・レオニダスらが起用されていました。

ベテランが多く起用されており、知っている顔は半分ぐらいでした。

ミケランジェロ・プロジェクト予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

内容は第2次世界大戦でヒトラーに奪われた美術品を奪還しに行くというもの。

1943年、第2次世界大戦中のヒトラー率いるナチス・ドイツの占領下になったヨーロッパ各国で美術品が強奪されていた。

ナチス親衛隊士官のヴィクトール・シュタール(ユストゥス・フォン・ドホナーニ)は強奪した美術品を占領した美術館に集め、ヒトラーの側近であるヘルマン・ゲーリングなどに渡していた。

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その美術館ではクレール・シモーヌが(ケイト・ブランシェット)秘書として働いていたが、シュタール達には良い顔をしていなかった。

ナチス・ドイツは貴重な美術品の置いてあるモンテ・カッシーノ修道院を破壊したり、戦闘で敗れて撤退する際美術品をわざと破壊したりと好き勝手に暴れていた。

このままでは重要文化財が失われてしまうと危惧したハーバード大学付属美術館長のフランク・ストークス(ジョージ・クルーニー)は世界美術学者を戦線に向かわせ文化財を保護するよう大統領に直訴したが戦時中で人手が足りないと言われてしまう。

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大統領はストークス自身にその役目を担うよう指示した。

1944年、ストークスは知り合いで優秀な美術専門家のジェームズ・グレンジャー(マット・デイモン)、リチャード・キャンベル(ビル・マーレイ)、ウォルター・ガーフィールド(ジョン・グッドマン)、ドナルド・ジェフリーズ(ヒュー・ボネヴィル)、プレストン・サヴィッツ(ボブ・バラバン)、ジャン=クロード・クレルモン(ジャン・デュジャルダン)を呼び集め美術品救出作戦を実行する部隊「モニュメンツ・メン」を結成する。

ストークスはまず戦線で活動するため仲間たちに訓練をするよう指示。

それが終わると仲間たちを引き連れて連合軍がナチス・ドイツと戦っているノルマンディーに赴く。

ストークスはノルマンディーの司令官に美術品を壊さないよう要請するがそんなことできるかと拒否されてしまう。

この時グレンジャーだけは別行動を行い、友人であるパリの国立美術館館長から美術品の手がかりを得るため先にフランスのドーヴィルへ向かった。

そのころ、シュタールのもとで秘書をしているシモーヌはシュタールから弟がレジスタンスとして殺されたと聞かされる。

シュタールはレジスタンスが美術品を強奪しようとしていたことから情報源がいるはずだと疑っており、シモーヌが情報を流したのではないかと思っていた。

だがその後戦況の悪くなったシュタールは大量の美術品を持ってパリから逃亡してしまう。

シモーヌは秘書をしていたことから投獄されてしまう。

一方、ストークスは仲間を3つに分け、美術品が隠されている可能性がある場所を探るよう指示を出した。

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またここで運よく知り合いのサム・エプスタイン(ディミトリー・レオニダス)に再会し、車を持っていたことから移動が楽になる。

ストークスはサムを連れてフィールディング少佐の許を訪れ、少佐がドイツ兵の列車を押さえてヨハネス・フェルメールなどの絵画作品1ダースを回収したことを知る。

ドイツ語を話すことができるサムは黙秘を続けるドイツ兵の会話を聞きとりジーゲンという場所に運ぼうとしていたことを突き止める。

一人フランスへ行ったグレンジャーはようやく美術館館長と会うことができ、美術品の行方が知りたければシモーヌと言われる。

グレンジャーはすぐに投獄されていたシモーヌに会いに行き協力を要請するが、シモーヌは美術品が持ち去られることを危惧して情報を教えてくれない。

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このころ各地へ散った仲間たちも有力な情報をつかむことができていなかった。

ドナルドは停戦協定を結んだ戦線に降り、聖母子像があるブルージュの教会に行きたいと申し出るが指揮官に拒否されてしまう。

そこでドナルドは命令を無視して一人教会にもぐりこんでしまう。

だがそこへナチス・ドイツの兵がやってきて聖母子像を強奪してしまう。

聖母子像を守ろうと戦ったドナルドだったがあえなく殺されてしまう。

ドナルドの死を知ったストークスたちは仲間の死を悼んだ。

ベルギーのヘントにきていたサヴィッツとリチャードはたまたま行った歯医者でそこの医者と仲良くなる。

すると男は美術館に勤めていた息子が帰ってきたという話を聞かせてくれた。

その息子とはシュタールであり、家には数多くの絵画が飾られていた。

その絵画を見たサヴィッツ達はその絵が複製ではなく本物であることを見抜き、シュタールがナチス・ドイツの重要人物であることを見抜く。

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2人はそこで美術品が運ばれたであろう場所を示す地図を手に入れる。

ただいいことばかりではなかった。

ガーフィールドと組みアーヘンへいったクレルモンが連合軍とドイツ軍の銃撃戦に巻き込まれて死んでしまったのである。

コレで犠牲者は2人目となってしまった。

サヴィッツ達に正体がばれてしまったシュタールは逮捕されることになりそれは新聞にも載るほどだった。

その記事を見たシモーヌは笑顔を見せ、何度も会ううちに信用できると思ったグレンジャーを自宅に招き入れる。

そこでシモーヌは盗まれた美術品を示した台帳をグレンジャーに渡した。

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一方、シュタールの家から持ち帰った地図により、ヒトラーは美術品を天然資源のある場所に隠していることが明らかとなる。

George Clooney;Matt Damon;John Goodman;Bob Balaban

ストークスたちはその地図の場所にある鉱山へ行き16000点もの美術品を発見する。

そしてその後ヒトラーの隠し財産も発見し全世界に報道された。

だがこれに対してヒトラーも黙ってはいなかった。

ヒトラーは自分が死んだら全ての美術品を始末する命令書を出しており、戦線が不利になった各地で美術品が処分され始めたのである。

ストークスたちがやってきた時にはすでに手遅れになっている場所もあった。

そんな中でソビエトの占領地域になろうとしている鉱山に出向いたストークスたちだったがそこはすでに爆破されていた。

しかし聞き込みにより爆破したのは炭鉱夫だということがわかり、グレンジャーは美術品を盗まれないために入口を爆破しただけだと推測。

がれきを撤去し中に入ってい見るとそこには無数の美術品があった。

その中にはヘントの祭壇画や聖母子像など貴重なものも含まれていた。

ストークスたちはソ連軍が来る前に3万点以上の美術品を押収し、素早く立ち去ったのである。

その後ストークスは美術品を奪還したことを大統領に報告した。

大統領は犠牲に見合う成果があったのかと尋ねるとストークスはあったとはっきり答えた。

30年後、ストークスは孫をつれて自分たちが守った美術品を眺めるのだった。

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ストーリーの展開上場所が次々に変わるのでちょっとわかりにくかったですね。

軍隊もドイツ軍とソ連軍と連合軍でよくわかりませんでしたし。

もう一回見ればよくわかると思いますが、もういいですかねw

まあ実際にあった話を映画にしているということなのでこんなものでしょう。

悪くはないと思いますので興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。

以上がミケランジェロ・プロジェクトの感想とレビューでした。

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