ここでは実際に映画「96時間/レクイエム」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
96時間/レクイエムの評価・・・3つ星
原 題: TAKEN 3/TAK3N
製作年: 2014年
製作国: アメリカ
出 演: リーアム・ニーソン マギー・グレイス ファムケ・ヤンセン
: リーランド・オーサー ジョン・グリース D・B・スウィーニー
: ダグレイ・スコット サム・スプルエル フォレスト・ウィテカー
監 督: オリヴィエ・メガトン
製 作: リュック・ベッソン
脚 本: リュック・ベッソン ロバート・マーク・ケイメン
リーアム・ニーソンが最愛の娘を守るためには手段を選ばない無敵の父親を演じる大ヒット・シリーズの第3弾にして最終章となるサスペンス・アクション。娘と元妻を救い出し、家族の絆を取り戻したばかりの主人公ブライアンを待ち受ける最後にして最大の試練を描く。監督は引き続きオリヴィエ・メガトン。トルコで犯罪組織を壊滅させ、住み慣れたロサンジェルスへと戻ってきた元CIA秘密工作員のブライアン。平穏な日常を取り戻したかに思われた矢先、元妻レノーアがブライアンの自宅で何者かに殺され、その容疑者としてブライアンが指名手配されてしまう。窮地に陥った彼は、最愛の娘キムの身を案じつつ、自らを罠にはめた黒幕の正体を暴き、レノーアの仇をとるべく行動を開始するが…。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
96時間のシリーズ第3作目になります。
作品を見ての感想は可もなく不可もなくと言った感じです。
面白さ的には2作目と同じぐらいでしたね。
1作目の面白さにはなかなか届きませんでしたね。
まあ1作目から考えると6年は経過しているわけでリーアム・ニーソンももう62歳ですしね。
出演者には前作同様リーアム・ニーソン、マギー・グレイス、ファムケ・ヤンセン、 リーランド・オーサー、ジョン・グリース、D・B・スウィーニーに加えて新たにミッション:インポッシブル2などに出演しているダグレイ・スコット、スノーホワイトやハート・ロッカーなどに出演しているサム・スプルエル、ラスト・スタンドなどに出演しているフォレスト・ウィテカーらが起用されていました。
同一人物でキャストが変わると違和感がすごいですね(笑)。
96時間/レクイエム予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は家族をなにより愛する男が妻殺しの容疑をかけられるというもの。
家族を愛してやまないブライアン(リーアム・ニーソン)は娘のキム(マギー・グレイス)の誕生日の3日前にプレゼントを買いに出かけた。
いつまでもキムのことを子供だと思っているキムはプレゼントに大きなクマのぬいぐるみを用意していた。
そのころ、キムは家で妊娠検査薬により妊娠していることがわかり動揺を隠せない。
ちょうどこの時、プレゼントを持ったブライアンがやってくる。
誕生日は3日後なのにもかかわらず、いつも意外性がないと言われていたブライアンはサプライズでプレゼントを持ってきたのである。
妊娠のことが分かったキムはそんなブライアンのサプライズに対してもりアクションを取れなかった。
大学生になりいつまでも子供でないキムを見て寂しさを覚えるブライアン。
ブライアンはぬいぐるみを持って帰り、レノーア(ファムケ・ヤンセン)にサプライズの報告をしたが、レノーアにはすべてお見通しだったようである。
ブライアンはレノーアを夕食に誘うがそれも断られてしまう。
夜になりブライアンが一人で夕食を作っていると、突然レノーアが家にやってくる。
レノーアはイスタンブールでの事件以降夫のスチュワート(ダグレイ・スコット)とうまくいっておらず、結婚生活は破たんしていた。
レノーアはスチュワートと離婚したいと考えていたが、スチュワートがそれを拒否し続けているのだという。
またレノーアはイスタンブールでの事件以降ブライアンに惹かれており、それはブライアンも同じだった。
だがブライアンはスチュワートとのいざこざが終わるまでは自分と関係を持たない方が良いとレノーアを諭した。
どこかさびしげなレノーアにブライアンは家の鍵を渡し、3日後から仕事で1ヶ月いなくなるから一人になりたいときは使っていいと言った。
翌日、サム(リーランド・オーサー)達とゴルフをしている時にキムからランチの誘いが入る。
キムは妊娠したことをブライアンに相談しようとしたのだが、いざ面と向かって話すとなると言いだせなかった。
その日の夜、今度はスチュワートが家を訪ねてくる。
スチュワートは今でもレノーアを愛しているため、自分に隠れてこそこそ会うのはやめてほしいと頼みに来たのである。
ブライアンにそのような気持ちは全くなかったが、スチュワートの言うことを了承した。
翌日、ブライアンの携帯にレノーアから連絡が入る。
ベーグルを一緒に食べようとのことだった。
突然のことだったが、ブライアンは外にベーグルを買いに出かける。
家に戻るとレノーアの車があり、すでに家に来ていた。
だが家に入ってもレノーアの気配はない。
家の中を探すブライアンは血の付いたナイフが落ちているのを発見する。
そして自分のベッドの上で首を切られて死んでいるレノーアを発見する。
状況を理解できないブライアンだったが、そこへ誰かの通報を受けた警察がやってくる。
当然警察はブライアンを逮捕しようとするが、誰かにはめられたことを悟ったブライアンは警察を一蹴し逃走する。
大勢の警官に追われながらもブライアンは下水道を通りなんとか逃げ切ることに成功する。
ブライアンはすぐさまキムに連絡を取り、レノーアが何者かに殺されたことを話した。
そして誰も信用するなといい電話を切った。
続いてサムに連絡を取り以前使っていたアジトがまだあるのかを確かめすぐにそこへと向かった。
準備を整えたブライアンは真犯人を探すために独自の捜査を開始する。
ブライアンはまず押収されたレノーアの車に乗り込み、GPSのデータをダウンロードした。
そしてそのデータを解析し、前日の夜レノーアが辺ぴなガソリンスタンドに行っていたことを突き止める。
ブライアンはすぐにそこへ向かい情報収集を開始。
監視カメラの映像からレノーアが何者かに拉致されていることを突き止める。
ここで警察に見つかってしまい連行されてしまうが、これもブライアンの作戦通りだった。
逮捕されたブライアンは隠していた針金のようなもので手錠を外すと、車を乗っ取り警察に自分が得た情報を送りつけた。
その後ブライアンは再びサムに連絡を取り協力してもらうことに。
ブライアンはまずサムにレノーアの葬儀に出たいとお願いし、サムに隠しカメラをつけることで葬儀を見守った。
その後、ブライアンは学校に行くキムの行動を予測し、キムがいつも飲んでいる飲み物に薬を仕込んだ。
そして気分が悪くなってトイレに言ったキムを待ち伏せ、警察に見つかることなくキムと会うことに成功する。
ここでキムは自分が妊娠していることをブライアンにあかし、さすがのブライアンも動揺する。
ブライアンはキムの安全を確認すると再び逃亡した。
しかし逃亡中、ブライアンは車を運転中に後ろから追突され車ごと崖から突き落とされてしまう。
だがさすがのブライアンは途中で車を脱出し事なきを得ていた。
ブライアンはその後通行人から車を奪い、自分を襲ってきた犯人の車を発見する。
そしてコンビニで犯人たちと遭遇し、犯人たちを一蹴する。
その中にはレノーアを拉致した男も含まれていた。
ブライアンは男たちから誰に雇われたかを聞き出した。
すると男たちが上げた名前はスチュワートだった。
まさかの黒幕に驚くブライアンだったが、すぐにスチュワートの元へ向かった。
ブライアンはスチュワートを拘束するとすぐに拷問し、黒幕を吐かせた。
するとスチュワートは借金の催促をされており、マランコフ(サム・スプルエル)という男に家族全員が狙われていると明かした。
ブライアンは次に狙われるのはキムだと考えすぐに保護に向かう。
警察がキムの家を見張る中、ブライアンはサムたちと協力してキムを保護した。
そしてこれ以上家族が狙われないように黒幕であるマランコフを殺しに向かう。
スチュワートを利用し巧みにマランコフのアジトに潜入したブライアンは持ち前の格闘術得次々に護衛を倒していく。
そしてついにボスのマランコフの元へとたどり着く。
激しい抵抗を見せるマランコフだったが、なんとか倒すことに成功する。
するとマランコフは死ぬ間際に驚くべき事実を話す。
それはスチュワートにレノーアを殺すよう依頼されたということだった。
スチュワートは借金が返せずレノーアの保険金を利用することを考えた。
レノーアの保険金が手に入れば借金を返せるし、もし払えなくてもブライアンを利用してマランコフを殺せると考えたのである。
まんまとスチュワートに踊らされたブライアンはすぐにキムの元へ戻ったが、一緒にいたサムはスチュワートに撃たれキムは連れ去られていた。
キムの携帯から現在地を割り出したブライアンはすぐに後を追った。
そして飛行機で逃げようとするスチュワートを車で追突することで阻止。
スチュワートはキムを人質にとり悪あがきをするが、あっさりとブライアンに撃たれる。
だがここへ警察がやってきてスチュワートを殺すことはできなかった。
ブライアンは出所したら必ず探しだして殺すと脅しその場を後にした。
後日、ブライアンは改めてキムと話し出産を応援すると言った。
キムは女の子ならレノーアと名づけようと思うと言い、家族の絆は益々深まっていくことになるのであった。
・・・という感じです。
正直、1作目に比べるとハラハラドキドキ感は全くありませんでしたね。
1作目と2,3作目は監督が違うのでその差も出ましたかね。
まあでもトータルとしてはなかなか楽しめたので、気になっている方は是非1作目からご覧になってみてください。
以上が96時間/レクイエムの感想とレビューでした。