ここでは実際に映画「スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイの評価・・・3つ星
原 題: Star Wars: The Last Jedi
製作年: 2017年
製作国: アメリカ
出演者: マーク・ハミル キャリー・フィッシャー アダム・ドライヴァー デイジー・リドリー
: ジョン・ボイエガ オスカー・アイザック アンディ・サーキス ルピタ・ニョンゴ
: ドーナル・グリーソン アンソニー・ダニエルズ
監 督: ライアン・ジョンソン
製 作: キャスリーン・ケネディ ラム・バーグマン
脚 本: ライアン・ジョンソン
世界中で空前の大ヒットとなった「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のその後を描く続編。ついにフォースを覚醒させ、伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーと出会ったレイを待ち受ける驚愕の運命と、ファースト・オーダーとレジスタンスの戦いの行方を描く。主演は引き続きデイジー・リドリー。監督は新たに「LOOPER/ルーパー」のライアン・ジョンソン。レイア将軍率いるレジスタンスはファースト・オーダーの猛攻に晒され、基地を手放し決死の脱出を図る。その頃、レイは伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーを連れ戻そうと説得を試みていた。あるトラウマから心を閉ざし、ジェダイの訓練を請うレイに対しても頑なな態度を崩そうとしないルークだったが…。(TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
ようやくスターウォーズの続編を見ることができました。
率直な感想は「う~ん、思っていたよりもいまいち」といった感じでした。
なんだか展開が退屈なんですよね。
ハン・ソロを殺すも煮え切らないカイロ・レン、卑屈になったルーク・スカイウォーカー、暗黒面をちらつかせるレイ。。
ルーク無双が見られると思いきやそれも全くでしたし。
監督が変わった影響もあったんですかね?
これまでに比べるといまいちといわざるをえませんでしたね。
まあでも最終章につながる話としてはまずまずでしたし、スターウォーズファンなら見逃せない作品であることは間違い名でしょう。
出演者にはシリーズでおなじみのマーク・ハミルとキャリー・フィッシャーに前回から引き続いてアダム・ドライヴァー、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、ドーナル・グリーソンらに加えてモーグリなどに出演しているアンディ・サーキス、それでも夜は明けるなどに出演しているルピタ・ニョンゴなどが起用されていました。
スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
The FIRST ORDER reigns. Having decimated the peaceful Republic, Supreme Leader Snoke now deploys his merciless legions to seize military control of the galaxy.
Only General Leia Organa’s band of RESISTANCE fighters stand against the rising tyranny, certain that Jedi Master Luke Skywalker will return and restore a spark of hope to the fight.
But the Resistance has been exposed. As the First Order speeds toward the rebel base, the brave heroes mount a desperate escape....
ファーストオーダーの支配が強まる。最高指導者であるスノークはいまや銀河の軍隊を掌握し、共和国を滅ぼすため展開していた。
唯一スノークの圧政に抵抗し戦っていたレイア・オーガナ将軍はジェダイマスターであるルーク・スカイウォーカーが帰還し希望の灯火になると信じていた。
しかしレジスタンスはファーストオーダーの脅威にさらされる。ファーストオーダーは抵抗軍の基地へと進行し、レジスタンスは決死の脱出を試みるのだった・・・。
ファーストオーダーの攻撃から逃れるためレイア(キャリー・フィッシャー)は惑星ディカーにある基地を捨てる決意をしていた。
レジスタンスのパイロットであるポー・ダメロン中佐(オスカー・アイザック)は部隊を率いて迫りくるスター・デストロイヤーに攻撃を開始。
追い打ちを受けないようにすべてのキャノンを破壊するが敵機の追撃にあい部隊は全滅の危機に陥ってしまう。
ファーストオーダーのハックス将軍(ドーナル・グリーソン)は新兵器であるドレッド・ノートでレイアのいる戦艦を狙おうとするが、爆破部隊がその命を賭して爆弾を投下しドレッド・ノートを破壊することに成功した。
帰還したポーは素直に戦果を喜ぶが、レイアは多くの犠牲があったことを嘆いていた。
とにもかくにもレジスタンスはハイパースペースを使って遠くに逃げたのだが、ファーストオーダーは“ハイパースペース・トラッキング・ナビゲーション・システム”を開発しており、レジスタンスは瞬く間に窮地に陥った。
そのころ、治療を受け眠りから目覚めたフィン(ジョン・ボイエガ)はポーと再会しレイがここにはいないことを知る。
またポーはレイアの指示を無視して行動したことで中佐から降格されてしまった。
一方、ついにルーク(マーク・ハミル)を発見したレイはライトセーバーを渡すが、ルークはそれを投げ捨ててしまう。
ルークはレジスタンスに協力する気などなくレイの要請も無視してしまう。
それでもレイは必死に説得を続け自分には師が必要だと訴えるがルークは答えようとしない。
業を煮やしたレイはチューバッカと共にルークを説得しようとし、ルークはミレニアム・ファルコンがあるのにハン・ソロがいないことに気が付く。
一人でファルコンに向かったルークはソロに遺品やR2-D2と再会し説得される。
翌日、ルークはレイに修業をつけてやるといいジェダイとして鍛えていくことに。
ルークは3つの修業をつけるといいまずはじめにレイの中にあるフォースをコントロールする術を教えようとする。
そのさなか、レイは暗黒面をのぞき見、それを拒否しようとはしなかった。
それに対してルークは「危険なフォースだ。それを君は、跳ね除けようとしなかった・・・」といい、かつて一人の教え子が同じようなフォースを持っていたと話す。
その教え子とはカイロ・レンのことだった。
一方、カイロ・レンはスノークに呼び出されていた。
スノークはカイロ・レンにのことを特別だと思っていたが未熟な小娘に負けて見当違いだったと話す。
カイロ・レンは自らに激昂しマスクを破壊すると自らTIEサイレンサーに乗りこみレジスタンスに攻撃を開始した。
カイロ・レンは父親を殺したことで迷いが生じていると指摘され、戦艦にレイアの存在を感じたカイロ・レンは照準をレイアのいる機関部に合わせるが引き金を引くことはできなかった。
宇宙空間に放り出されたレイアだったがフォースの力を使ってなんとか戻ってくることができたが重体だった。
昏睡状態となったレイアの代わりにホルド(ローラ・ダーン)が新たな提督となり指揮を取っていくことになった。
ポーはファーストオーダーから逃げきるために作戦を提案するが無謀な作戦であったためそれは却下されてしまう。
そのころ、フィンはレイアがレイが戻ってくるためにつけていた目印となるビーコンを自ら装着すると、レイのために脱出ポッドを使って戦艦から逃げようとする。
このままではレイがかえってくるためのレジスタンスは消滅してしまうからである。
その現場を整備士のローズ・ティコ(ケリー・マリー・トラン)に目撃され、ローズは脱出ポッドで逃げようとしていた船員を3人も気絶させたと話す。
ローズはフィンのことを英雄として見ていたのだが、フィンが脱出ポッドを使って逃げようとしていたことを知るとスタンガンを使ってフィンを気絶させた。
フィンを独房に連れて行こうとするローズだったがそこへポーがやってきて2人にある作戦を提案してくる。
それはファーストオーダーがハイパースペースを使っても追ってくるトラッキングシステムを停止させてその間に逃げるというものだった。
だがそれにはファーストオーダーの戦艦に忍び込む必要があり、それは至難の技だった。
ポーはマズ・カナタ(ルピタ・ニョンゴ)に相談し、「“惑星カントニカ”にあるカジノで栄えてる町“カント・バイト”に、コードブレイカー(暗号解読者)がいる。そいつを見付けな。」と助言される。
フィンとローズはBB8と共にカント・バイトへ向かい赤いブローチをつけたコードブレイカーを発見するが接触する前に警備につかまって牢に入れられてしまう。
2人はそこで謎の男DJ(ベニチオ・デル・トロ)と会い、彼もコードを破れることをしり一緒に脱獄する。
脱獄した2人は途中で厩舎を通りそこで奴隷として働かされているテミリ・ブラッグ(テミルラン・ブラエフ)と出会う。
テミリはすぐに警報を鳴らそうとしたがローズは自分はレジスタンスだといい証拠の指輪を見せ少年に協力してもらうことに。
これによりなんとか追ってから逃げることに成功し、迎えに来たBB8のおかげでDJも連れて惑星から脱出することに成功した。
一方、ルークによって修行をつけられたレイはなぜかカイロ・レンと交信することができるようになる。
カイロ・レンはレイを仲間に引き入れようとし、レイはカイロ・レンを暗黒面から救おうとする。
レイとカイロ・レンが触れるとお互いのことがすべて筒抜けになり、そこへ来たルークがフォースを使って2人を止める。
カイロ・レンの過去を見たレイはルークがカイロ・レンを見捨てて殺そうとしたことを問い詰め真実を教えてほしいと話す。
かつてルークはカイロ・レンを加えた12人子供たちをジェダイにするべく訓練をしていたのだが、ある時カイロ・レンのフォースに触れたルークは彼がすでにスノークに通じていることを知る。
カイロ・レンの闇を見たルークは無意識のうちにライト・セーバーに手を伸ばしていたがそれがすぐに過ちであることに気が付く。
ルークは剣を納めようとするがここでカイロ・レンが目を覚ましてしまい危険を感じてルークに攻撃をしてきたのである。
裏切られたと思ったカイロ・レンは数人の子供を連れて他は皆殺しにしルークのもとを去っていったのである。
真実を知ったレイは「彼はまだ完全に暗黒面に堕ちていない。彼は今も光と闇の道を迷っているの。私なら彼を、もう一度 暗黒面から救い出せるわ!」といいファルコンに乗ってカイロ・レンの元へ飛んで行ってしまった。
自らの過ちを悟ったルークはジェダイの貴重な書物が残る神木を焼こうとするが途中で思いとどまる。
するとそこへヨーダが姿を現しフォースを使って雷を落とし神木を焼いてしまった。
そしてルークに説教をするとやるべきことをやれと諭すのだった。
一方、DJのハッキングによりファーストオーダーの戦艦に侵入したフィンとローズは敵兵に変装しトラッカーがあるところまで潜入するが、直前でファースト・オーダーのキャプテン・ファズマ(グェンドリン・クリスティー)に見つかり拘束されてしまった。
更にここでDJが裏切って自分たちを売っていたことを知る。
同じころ、レイは単独でカイロ・レンのいる戦艦に乗り込んでいき、指導者であるスノークのもとまで連れて行かれていた。
レイはカイロ・レンを暗黒面から引き戻せると思っていたがそう簡単ではなかった。
スノークはレイからルークに関する情報を引き出すともう用なしだとしてカイロ・レンに殺させようとする。
カイロ・レンはライト・セーバーを手に取りレイを殺そうと見せかけて、スノークの横に置いてあったライト・セーバーをフォースで操作し起動させたのである。
ライト・セーバーはスノークを貫き真っ二つになる。
スノークの身辺を護衛していた8人の親衛隊“エリート・プレトリアン・ガード”はカイロ・レンの反逆を察知し攻撃を開始。
カイロ・レンとレイは協力してなんとか8人の親衛隊を倒すことに成功した。
カイロ・レンはレイに自分と一緒に来いと誘惑するが、レイはそれを受け入れず2人の間でフォースが拮抗し炸裂した。
レイはこの隙をついて敵船からの脱出を図る。
一方、ポーが秘密裏に作戦を遂行する中、提督となったホルドは母艦を捨てて脱出艇に乗り込みレジスタンスの秘密の基地がある石の惑星クレイトへ逃げることを提案する。
母艦を捨てては全滅は確実だと考えたポーは反乱をおこし船の実権を握りフィン達の作戦が成功するのを待っていた。
だが通信によりフィン達が捕まったことを知る。
するとそこへ目覚めたレイアがやってきてポーに銃を向け気絶させられてしまう。
ポーは脱出船に詰め込まれレイア達と共に母艦を後にした。
この時ホルドは敵に作戦がばれないようにただ一人母艦に残るのだった。
しかし敵にこの作戦がばれてしまい脱出船が一つ一つ破壊されていく。
母艦に一人残っていたホルド提督は敵のスター・デストロイヤーに照準を合わせてハイパースペースによるワープを決行。
これにより敵船には大きな亀裂が入り壊滅的な被害を受けた。
この時の衝撃で処刑されそうになっていたフィンとローズは拘束を解き脱出を試みるがキャプテン・ファズマが立ちはだかる。
フィンはかつての上官であるファズマと最後の戦いを繰り広げ見事に勝利し、ローズが見つけてきた船で脱出することに成功した。
こうしてレジスタンスは無事に惑星クレイトに非難することに成功したが、敵船ではハックス将軍がスノークの死体を見て何があったのか説明を求める。
ハックスは次の指導者には自分がふさわしいと考えていたのだがカイロ・レンにフォースで首を絞められ指揮権は取られてしまった。
カイロ・レンはレジスタンスを根絶やしにするために惑星クレイトへと進軍を開始する。
惑星クレイトに逃げ込んだレジスタンスは周りの惑星に救難信号を出すがどこも応答してくれない。
仲間を信じて待つしかないレジスタンス。
カイロ・レンは“AT-M6ウォーカー”を率いて最後の攻撃を開始する。
その部隊にはキャノン砲まであり、このままでは基地の扉が破られてしまう可能性があった。
ポーは部隊を指揮してキャノン砲を破壊する作戦を決行し、レジスタンスとファーストオーダーの最後の戦いが始まった。
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突っ込みたいところもいろいろありましたがまあ総じていまいちでしたね。
ですが新キャラのローズが思わぬところで活躍してくれたので今後のさらなる活躍が期待されます。
フィンとの関係は発展するんですかね?
そうなるとレイが取り残されてしまいますが・・・。
ここまでの要点と疑問点を簡単にまとめてみましょう。
- スノークまっぷたつ → 本当に死んだ?結局正体は?
- DJは結局何者?
- ルークがフォースを使いきって死亡 → 体が消えてフォースと一体となる
- レイの両親は結局何者でもない? → フォースが強いのはたまたま?
- 最後に登場した奴隷の子(テミリ・ブラッグ)が普通にフォースを使用
- 最後の流れ星はルーク自身?
ルークは最後に自分は最後のジェダイではないといっていたのでレイは正式にジェダイになったということなのでしょうね。
最後に登場した子供は普通にフォースを使ってローズのレジスタンスの指輪ももらっていたので次に繋がる伏線としてぷんぷんにおいますね。
ジェダイが復活するかはわかりませんが、今後のレイの判断が大きなカギとなるでしょう。
その際にカイロ・レンがどの立ち位置なのかは興味深いですね。
本作は正直いまいちでしたが次につながるという点では伏線もりもりで良かったと思います。
早く次がみたいですね。
そういえばヨーダがちょろっとでてきましたけど、個人的にはクワイガンやオビワンも出てくればいいのにと思う今日この頃でした。
以上がスター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイの感想とレビューでした。