ここでは実際に映画「ラウンダーズ」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ラウンダーズの評価・・・3つ星
英 題: Rounders
公 開: 1998年
製作国: アメリカ
出 演: マット・デイモン エドワード・ノートン ジョン・タトゥーロ
: ファムケ・ヤンセン グレッチェン・モル ジョン・マルコビッチ マーティン・ランドー
: マイケル・リスポリ ゴラン・ヴィシュニック メリーナ・カナカレデス
監 督: ジョン・ダール
製 作: テッド・デミ ジョエル・スティラーマン
脚 本: デヴィッド・レヴィーン ブライアン・コッペルマン
マット・デイモンが名ギャンブラーに扮したスリリングな青春劇。闇のポーカー・ゲームに魅せられた天才的な勝負師(ラウンダーズ)の青年と、その世界に息づく人間模様をクールに捉える。緊迫感漲る心理ゲームが妙味の、男臭い正当派ギャンブル映画。脇を固めるジョン・マルコビッチの怪演が見もの。他の共演にエドワード・ノートン、ジョン・タトゥーロ。NYに住む法学生のマイクは、学費をポーカーで稼ぐカード・ゲームの天才。そんなある日、彼は闇カジノを仕切るロシアン・マフィアのテディKGBに惨敗し、全財産を巻き上げられてしまう。これを機に、ギャンブルから足を洗う決心をしたマイクだったが・・・。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
たまたまTVでやっていたので気になってみてみました。
率直な感想は可もなく不可もなくと言った感じです。
筋書きとしてはよくできていたと思うし、キャスティングも悪くないのですが、いかんせんTV放送だったためカットが多かった・・・。
あと淡々と進んでいくので盛り上がりには少し欠けましたかね。
出演者にはボーンシリーズなどに出演しているマット・デイモン、ファイトクラブやボーン・レガシーなどに出演しているエドワード・ノートン、トランスフォーマーシリーズなどに出演しているジョン・タトゥーロ、ヘンゼル&グレーテルやX-menシリーズなどに出演しているファムケ・ヤンセン、ベティ・ペイジなどに出演しているグレッチェン・モル、REDシリーズなどに出演しているジョン・マルコビッチ、北北西に進路を取れなどに出演しているマーティン・ランドー、ラム・ダイアリーなどに出演しているマイケル・リスポリ、悪の法則やドラゴン・タトゥーの女などに出演しているゴラン・ヴィシュニック、オーバードライヴやパーシージャクソンとオリンポスの神々などに出演しているメリーナ・カナカレデスなどが起用されていました。
わかる人にはわかる豪華俳優陣ですね。
ラウンダーズ予告編動画(これからみようと思っている方に)
http://youtu.be/YFmTaL54btc
以下からはネタばれになりますので注意してください。
ポーカーで生計を立てる人間はラウンダーと呼ばれていた。
法科大学に通うマイク(マット・デイモン)もその一人であった。
ある時マイクはコツコツためてきた全財産3万ドルを持って大勝負に出る。
ロシアのマフィアと繋がっているという噂のあるテディKGB(ジョン・マルコヴィッチ)の運営するポーカールームへ行き、3万ドル全てをチップに換えてしまう。
それを見たプロのラウンダーで友人でもあるキネッシュ(ジョン・タトゥーロ)はやめるよう説得するが、マイクは聞く耳を持たなかった。
高倍率のテーブルに座り、テディKGBと一対一となったマイク。
持ちカードにはフルハウスがそろっており、勝ちは確定だと思われた。
相手をうまく誘い全財産をかけさせたマイクは勝利を確信していたが、なんと相手のカードは自分のカードよりも強いエースのフルハウスだった。
この瞬間マイクは全財産を失ってしまう。
これに懲りたマイクはポーカーをやめることを決意する。
9ヶ月後、マイクは真面目にアルバイトをしながら大学に通っていた。
成績も優秀で教授(マーティン・ランドー)にも気に入られていた。
ある時、マイクが教授に資料を届けに向かった時教授は仲間とポーカーで遊んでいた。
マイクはついつい口を出してしまい、他の教授の手を全て当ててしまう。
だがこれによりマイクは益々気にいられることとなる。
家に戻ったマイクは彼女のジョー(グレッチェン・モル)にこのことを話すが、ジョーはポーカーはやめるという約束を破ったと思い怒ってしまう。
翌日、マイクは旧友のワーム(エドワード・ノートン)が刑務所から出所するため車で向かいに行っていた。
ワームは以前バスケの八百長試合を持ちかけ、逮捕されていたのである。
実はこの八百長にはマイクもかかわっていたのだが、ワームは決してマイクを売らなかった。
そのためマイクはワームに借りができていたのである。
ワームはポーカーの腕はそこそこだったが、いかさまの腕はかなり上達していた。
ワームは出所するなりお金が必要になるということで、知り合いの家でボンボンが集まる中ポーカーに参加していた。
ポーカーはしないと誓っていたマイクだったが、ワームのことが心配ということもありついつい手を出してしまう。
ワームのいかさまも気づかれることなく2人の圧勝で幕を閉じる。
小金を稼いだものの、ワームには多額の借金があるらしく、なじみのポーカールームに案内するようにマイクに頼んだ。
マイクはマフィアの組員などもいるポーカールームだったためワームに決していかさまをしないように忠告ワームは聞く耳を持たない。
後日、マイクの元へキネッシュが訪れる。
用件はワームのことだった。
あれほどいかさまをするなと忠告していたのにもかかわらずワームはマフィア相手にいかさまをしていたのである。
幸いいかさまはばれていなかったものの、それは時間の問題だった。
またペトラ(ファムケ・ヤンセン)という女性が経営しているマイクなじみのポーカールームで、ワームはあろうことかマイクの付けでお金を借りてポーカーをしていたのである。
しかも大勝ちしてもそのお金は返さずマイクの付けにしていた。
そんなワームの元へ一人の男がやってくる。
その男はワームの借金を肩代わりしたと言い、自分に借金2万5千ドルを支払うように迫ってくる。
ワームの手元には1万ドルしかなく残りの1万5千ドルは1週間以内に持って来いとのことだった。
その男の裏にはKGBがいるらしく、ワームに逃げ場はなかった。
そのことを知ったマイクはワームに協力して1万5千ドルを稼ぐ手伝いをすることに。
マイクの協力で手際よく稼いでいくワームだったが7000ドルあたりで頭打ちとなってしまう。
期限は1日しか残っておらず、マイクたちはワームの刑務所時代のつてで公務員が行っているポーカー場へ足を運ぶことに。
ただ公務員とはいっても相手は警察だった。
相手を選んでいる暇などないマイクたち。
マイクはワームにボウリング場ででも遊んでくるように言い、一人でポーカー場へとはいって行った。
順調に勝ち続けるマイクだったが、途中でワームが別の男に連れられてポーカーに参加してしまう。
ワームとマイクが仲間だとは知らない警察連中。
ワームは早速いかさまを行いマイクにいい手札を回すが、それを見たマイクは怪しまれないように適度に降りていた。
しかし途中でワームのいかさまがばれてしまい、マイクもグルだったばれてしまう。
二人はぼこぼこにされたあげく、有り金全部取られてしまう。
マイクは金貸しの男に返済期限を延ばしてくれるように頼んだが、男は了承しなかった。
追いつめられたマイクは元手を得るために、大学の教授に恥を惜しんでお金を貸してくれるように頼みこむ。
ただならぬ事情を察した教授は1万ドルをマイクに渡した。
マイクはそのお金を持ってKGBのところへ向かった。
その理由はお金を返済するためではなく、KGBと勝負して借金の額を全て稼ぐためだった。
KGBとの一騎打ちとなったマイク。
1万ドルを元手に順調に勝ち続け、2万ドルまで稼ぐことに成功する。
マイクはここで切り上げようとするが、KGBはマイクを挑発し負け分を取り返そうとする。
以前の負けを持ち出されたマイクは挑発に乗ってしまい、勝負を受けてしまう。
しかし勝負は甘くなく、徐々にマイクのチップは減っていってしまう。
更にKGBはマイクを誘い出し、全額をかけさせようとする。
だがマイクは以前やられた時と同じ動作をしているKGBをみて危険を察知し、勝負を降りるのだった。
チャンスを待ったマイクの手札についにストレートとなる組がやってくる。
マイクはKGBを誘い出し、KGBもまんまと誘い出されてしまう。
自信満々に全額をかけたKGBだったが、それはマイクの術中にはまっただけだった。
2ペアをそろえたKGBに対しマイクの手札にはストレートがそろっていた。
これによってマイクはKGBのチップを全て奪うことに成功し、金額にして約6万ドルを得ることができたのである。
マイクはワームの借金をすべて肩代わりし、教授に借りていた1万ドルもきっちり返済した。
そしてマイクはラスベガスへ行ってポーカーの世界選手権に出場することを決意するのであった。
・・・という感じです。
最後のポーカー勝負のところはいい感じでしたけど、他はいまいちでしたね。
マット・デイモンはコレもあってオーシャンズシリーズに呼ばれたんですかね??
印象はかなり違いましたけどね(笑)
以上がラウンダーズの感想とレビューでした。