ここでは実際に映画「ロボコップ(2014)」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ロボコップ(2014)の評価・・・3つ星
原 題: ROBOCOP
製作年: 2014年
製作国: アメリカ
出演者: ジョエル・キナマン ゲイリー・オールドマン マイケル・キートン
: サミュエル・L・ジャクソン アビー・コーニッシュ ジャッキー・アール・ヘイリー
: マイケル・K・ウィリアムズ ジェニファー・イーリー ジェイ・バルチェル
監 督: ジョゼ・パジーリャ
製 作: マーク・エイブラハム エリック・ニューマン ブラッド・フィッシャー
脚 本: ジョシュア・ゼトゥマー
原 作: エドワード・ニューマイヤー マイケル・マイナー
87年の大ヒットSFアクションをブラジルの新鋭ジョゼ・パヂーリャ監督でリブートしたアクション大作。巨大企業のロボット・テクノロジーに支配された近未来のアメリカを舞台に、サイボーグ警官“ロボコップ”として再生した男の活躍と愛する家族との過酷な運命を描く。主演はスウェーデン出身の若手ジョエル・キナマン。2028年。ロボット技術で世界を支配する巨大企業オムニコープ。同社のロボットが世界各地で軍事利用される中、アメリカではその配備が法律で禁じられていた。それでもアメリカ国内での普及を目指すオムニコープは、様々な手段を講じてこの法律の廃止を画策する。そんな中、勤務中に瀕死の重傷を負った警官アレックスが、オムニコープの技術により、最強のサイボーグ警官“ロボコップ”として復活するが…。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
昔のシリーズの記憶はあまりありませんが、ちょっと気になったので見てみました。
率直な感想は思っていたのとはちょっと違ったかなっという感じです。
もう少し人間味あふれるものかと思っていたのですが、かなりロボロボしていましたね(笑)。
見ていてやるせない気持ちになりました。
出演者にはデンジャラス・ランなどに出演しているジョエル・キナマン、ハリーポッターシリーズなどに出演しているゲイリー・オールドマン、バットマンシリーズなどに出演しているマイケル・キートン、アベンジャーズシリーズなどに出演しているサミュエル・L・ジャクソン、エンジェルウォーズやリミットレスなどに出演しているアビー・コーニッシュ、ウォッチメンやダーク・シャドウなどに出演しているジャッキー・アール・ヘイリー 、インクレディブル・ハルクなどに出演しているマイケル・K・ウィリアムズ、ゼロ・ダーク・サーティーなどに出演しているジェニファー・イーリー、魔法使いの弟子などに出演しているジェイ・バルチェルなどが起用されていました。
わりと豪華な俳優陣なんですけど、知らない人も多いと思います。
かく言う私もあまり知りませんでした(笑)。
ロボコップ(2014)予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は体を失った警官がロボットとしてよみがえるというもの。
2028年、オムニコープ社により治安維持のため多くの国でロボットが導入されていた。
しかしアメリカではロボット配備を規制する『ドレイファス法』の存在により、苦戦を強いられていた。
ドレイファス法とは感情のないロボットが人の命を奪うのを断固反対するというものだった。
オムニコープ社のCEOであるセラーズ(マイケル・キートン)はサイボーグ技術の権威であるデネット・ノートン博士(ゲイリー・オールドマン)に協力を求めた。
そしてロボットを警官として使うのではなく、警官をロボットにする「ロボコップ計画」を立ち上げた。
だが被験者には強靭な精神力が求められるため、なかなか人材が見つからなかった。
ところ変わって、アレックス・マーフィー刑事(ジョエル・キナマン)と相棒のジャック・ルイス刑事(マイケル・ケネス・ウィリアムズ)はバロン(パトリック・ガロウ)という男が率いる武器密輸組織の悪行を暴くべく潜入捜査をしていた。
ある時、町のチンピラをシメあげるとチンピラ風情には到底手に入れることができない銃を多数持っていた。
出所を探るとバロンが関係しているという。
またその銃を詳しく調べると、なんとその銃は自分が属している警察内部で使用されている銃と同じものだった。
つまり警察内部に内通者がいることは明らかだったのである。
2人はそのチンピラに仲介させバロンと接触することに成功する。
しかしバロンに警察だとばれてしまい、激しい銃撃戦となる。
これによって相棒のルイスは重傷を負い、入院するはめになってしまう。
更にアレックスは本部長に勝手な行動は慎むようにとくぎを刺されてしまう。
家に帰ったアレックスは家族との団らんを楽しんでした。
すると車の警報機の音が耳に入ってくる。
アレックスは警報器を止めようと車に近づいた。
次の瞬間、車は爆発を起こしアレックスは瀕死の重傷を負ってしまう。
この爆発はバロンが警察にいる内通者に爆弾を仕掛けさせたことによるものだった。
瀕死の重傷を負ったアレックスは通常の治療では回復不可能だった。
ノートン博士はアレックスの妻クララ(アビー・コーニッシュ)に了承をもらい、アレックスをロボコップ計画に利用することに。
3ヶ月後、アレックスは頭から肺以外の全ての部位を機械に入れ替えられていた。
目を覚ましたアレックスは現状を理解できなかった。
自分の体が突然機械になっているのだから当然である。
混乱したアレックスはラボを出て行ってしまうが、遠隔操作によりシャットダウンさせられてしまう。
再び目覚めたアレックスが見たのはおよそ人間とは思えない変わり果てた自分の姿だった。
死なせてほしいとまで言ったアレックスだったが、博士の必死の説得によりロボコップとして生きていくことを決意する。
この計画の発案者であるセラーズも大いに喜んだ。
だがある時から計画の趣旨が変わり始める。
家族に会いたい一心からアレックスは必死に訓練をこなした。
だが、犯罪者を取り締まるシミュレーションでロボットよりも悪い結果を出してしまう。
これはアレックスが自分で判断して引き金を引いているためだった。
セラーズはこれに納得しなかった。
必要なのは絶対的な力を持ったロボコップだったからである。
セラーズはノートン博士に改良するように指示する。
ノートン博士は不本意ながらセラーズの指示に従うことに。
ノートン博士はアレックスの脳内をいじり、知覚情報を改編した。
これにより、アレックスは自分で判断せずに銃の引き金を引くようになった。
ただアレックス自身は自分の判断で引き金を引いているように錯覚するようになっていたため、アレックスが脳をいじられたことを自覚することはできなかった。
後日、アレックスのロボコップとしての試験が行われた。
内容は50人の敵を一掃できるかどうかというものだった。
脳をいじられているアレックスは次々と敵を倒していき、あっさりと試験に合格した。
後は世間にお披露目するだけとなった。
その前にアレックスは家族と会う許可を得ることができた。
家族と会うことを不安に思っていたアレックスだったが、妻のクララと息子のデイビッド(ジョン・ポール・ラッタン)は自分を受け入れてくれた。
後日、アレックスを世間へお披露目する時がやってきた。
アレックスをお披露目の前に警察はアレックスに過去の犯罪データを全てアップロードした。
しかしここで問題が発生する。
自分が重傷を負った爆破事件をアップロードしている際に原因不明のエラーが出てしまったのである。
強制終了されたアレックスだったが、これではとてもお披露目などできなかった。
だがセラーズは何が何でもアレックスを出せと博士に迫った。
博士はエラーが起こった原因を感情と高ぶりによるものだとして、アレックスのホルモンレベルを通常の10分の1以下までさげた。
これによりエラーは起こらなくなったものの、ホルモンレベルを下げられたアレックスは感情を失っていた。
そのためお披露目の前に家族と再会しても何の反応も示さなかった。
もはやアレックスという名前が付いたただのロボットとなり果ててしまったのである。
お披露目のさいアレックスは即座に監修をサーチして犯罪者がいないかを調べ出した。
するとそこには殺人犯が潜んでおり、アレックスの活躍で犯人逮捕につながった。
世間はアレックスの行動を称賛した。
感情を失ったアレックスは淡々と犯罪者を捕まえる日々を送っていた。
だがそんな状態では家族に合わせられるはずもなく、クララは何度もセラーズにアレックスに会わせるよう抗議していた。
何度抗議してもアレックスに会えないクララは自らアレックスに会いに向かった。
しかしクララの問いかけにアレックスは何の返事もしなかった。
ただアレックスの中では変化が起こっていた。
事件の優先順位を自力で変更し、自らの事件を調べ始めたのである。
博士にいじられたホルモンレベルも正常値まで戻っていた。
アレックスはバロンを捕まえるため以前にあったことのあるチンピラのもとを訪れた。
バロンの部下の電話番号を聞き出すと、一直線にバロンのアジトへと向かって言った。
アレックスが向かっていることは警察の内通者からバロンへ通達された。
完全武装でアレックスを迎え撃つバロンだったが、激しい銃撃戦の末一味は壊滅してしまう。
また押収した銃から同僚の指紋が検出されたため、アレックスはすぐに警察へと向かった。
警察署で同僚の刑事二人を問い詰めると、すぐに罪を白状した。
更に二人は本部長の命令で動いていただけだと証言した。
バロンが今まで悪さをしながら逮捕されていなかったのは、警察のトップがバロンと通じていたからだったのだ。
本部長に銃を向けたアレックス。
だがここでセラーズの差し金であるマトックス(ジャッキー・アール・ヘイリー)により強制シャットダウンされてしまう。
アレックスは優秀すぎる捜査能力で汚職警官まで逮捕することができる。
しかしこれを不都合に思う人間は多数いるようだ。
セラーズはアレックスを廃棄することを決定する。
セラーズはラボを襲撃しアレックスを無きものにしようとした。
ノートン博士はセラーズの説得でアレックスの廃棄に納得するように見せていたが、裏ではアレックスを助けることを考えていた。
ノートン博士はすぐにラボまでいき、アレックスをやられる前にラボから逃がした。
アレックスは自分を殺そうとしたセラーズ達を殺人未遂で逮捕することに。
セラーズのいるオムニコープ社にはマトックスと多くの兵隊ロボットが配置されていた。
その中へ一人で乗り込んでいったアレックス。
ボロボロにされながらも助けに来た相棒の協力もありなんとかセラーズの前までたどり着く。
だがセラーズはロボットには決して攻撃されないようにマーカーを身に付けていた。
銃を打とうとしても体が言うことを聞かないアレックス。
しかしアレックスの人間の部分が機械のプログラミングを凌駕し、撃てないはずのセラーズを自力で撃ったのである。
こうしてセラーズによるロボコップ計画は幕を閉じ、アレックスは一人の警官としてこれから生きていくことになるのである。
・・・という感じです。
途中からめんどくさくなったのでかなり割愛していますがあしからず。
ちょっと残念な作品だったので、あまりおすすめはできませんが、ロボコップファンなら見ておくのもいいのではないでしょうか。
以上がロボコップ(2014)の感想とレビューでした。