ここでは実際に映画「オーバードライヴ」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
オーバードライヴの評価・・・3つ星
原 題: Snitch
製作年: 2013年
製作国: アメリカ
出演者: ドゥエイン・ジョンソン バリー・ペッパー ジョン・バーンサル
: マイケル・K・ウィリアムズ メリーナ・カナカレデス ナディーン・ヴェラスケス
: ラフィ・ガヴロン デヴィッド・ハーバー ベンジャミン・ブラッド スーザン・サランドン
監 督: リック・ローマン・ウォー
製 作: ナイジェル・シンクレア マット・ジャクソン ジョナサン・キング
: ドウェイン・ジョンソン ダニー・ガルシア アレックス・ブルナー トビン・アームブラスト
脚 本: リック・ローマン・ウォー ジャスティン・ヘイス
「ワイルド・スピード EURO MISSION」のドウェイン・ジョンソンが、無実の罪で捕まった息子を取り戻すため、麻薬取締局に協力して危険な潜入捜査に挑む男を演じるサスペンス・アクション。共演はスーザン・サランドン。監督はリック・ローマン・ウォー。運送会社を営むジョンは、別れた妻に引き取られた18歳の息子ジェイソンが麻薬密売容疑で逮捕されたとの知らせを受ける。売人の容疑をかけられた友人が、自らの刑を軽くするために、ジェイソンをハメたのだった。無実のジェイソンは、このままだと最低10年の禁固刑となってしまう。なんとかしてジェイソンを救いたいと願うジョンは、連邦検事のキーガンに掛け合い、息子の代わりに麻薬犯罪者の逮捕に協力することになるが…。(TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
いかにもおもしろそうだったので見てみました。
率直な感想は、思っていたのとはちょっと違っていたという感じです。
バリバリのアクション映画だと思いきやそうでもなかったです。
しかもあのドウェイン・ジョンソンが弱い・・・。
かなり残念でしたね。
出演者にはワイルド・スピードシリーズのドウェイン・ジョンソン、トゥルー・グリッドやローンレンジャーなどに出演しているバリー・ペッパー、ウルフ・オブ・ウォールストリートやリベンジ・マッチなどに出演しているジョン・バーンサル、インクレディブル・ハルクなどに出演しているマイケル・K・ウィリアムズ、パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々などに出演しているメリーナ・カナカレデス、フライトなどに出演しているナディーン・ヴェラスケス、ラブリーボーンやクラウドアトラスなどに出演しているスーザン・サランドンなどが起用されていました。
どちらかというと脇役で活躍している俳優さんが多く出ていた感じですね。
オーバードライヴ予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は実際に起こった麻薬組織逮捕に隠された真実を描いたもの。
ジェイソン(ラフィ・ガヴロン)はどこにでもいるごく普通の青年だった。
そんな彼に友人からある頼みごとをされる。
それは自分の代わりに麻薬を受け取って1日だけ保管してほしいというものだった。
ジェイソンはそんな危ないことはできないと一度は断るものの、結局依頼を受けてしまう。
しかしこれが不幸を招いてしまう。
後日小包を受け取ったジェイソンが箱を開けると、中には発信機のようなものが入っていた。
そしてすぐに麻薬取締官が押し寄せてきた。
事態を把握したジェイソンはその場から走って逃げようとするが、結局つかまってしまう。
ジェイソンの母親であるシルヴィー(メリーナ・カナカレデス)は、今は離婚しているジェイソンの父親であるジョン(ドウェイン・ジョンソン)に連絡をとり、状況を説明した。
2人が警察署へ呼ばれると、ジェイソンは自分は友人に頼まれただけで、麻薬の売人ではないと説得したが、もはや実刑判決は免れなかった。
麻薬の売買では初犯でも最低10年の実刑判決が出ることが確定していた。
しかし麻薬の売人などの逮捕に協力すると刑が軽くなるという制度になっていた。
ジェイソンの友人はこの制度を利用してジェイソンを売人に仕立てて利用したのである。
ジョンはジェイソンに同じように友達を騙して刑を軽くするよう求めるが、ジェイソンは友達を騙すようなことはできないと断固拒否した。
しかしこのままでは息子は10年の実刑判決を受けてしまう。
ジョンはジェイソンの刑をなんとか軽くできないかと、その権限を持つキーガン検事(スーザン・サランドン)に接触を試みた。
キーガン検事は刑を軽くするためには最低500g以上麻薬を押収する必要があるとジョンに説明した。
後日ジョンはジェイソンの刑を軽くするために自ら麻薬の売人を捕まえに繰り出した。
しかし作戦は見事に失敗し、自身も暴行を受けてしまう。
再びキーガン検事の元を訪れたジョンはそこで別の方法で売人を捕まえるから協力するよう言った。
ジョンの次の作戦は自らが経営する会社の従業員で、犯罪歴があるものを利用するというものだった。
ジョンの会社にはちょうど麻薬売買で捕まった経歴を持つジェームズ(ジョン・バーンサル)が勤めていた。
ジョンはジェームズに接触し、麻薬の売買の手助けをしてほしいと依頼するが、すでに足を洗ってまっとうに生きているジェームズはあっさりと拒否した。
しかしジェームズ自身もお金には苦労していたため、ジョンの提示する金額は魅力的だったためやむなく協力することに。
ジョンは知り合いのマリーク(マイケル・K・ウィリアムズ)の元へジョンを案内した。
マリークは付近の麻薬売買を取り仕切っているなかなかの大物だった。
マリークの元へ行ったジョンは信頼のあかしに、まずは自らが運び屋をするようにジョンに命令した。
ジョンは警察の監視の元、麻薬の運び屋をすることになる。
この時、ジェームズもジョンと一緒に仕事をする羽目になってしまう。
ジョンとジェームズはまずトラックに乗りエル・トポ(ベンジャミン・ブラット)という男が支配する組織の元へ行き、麻薬を受け取った。
しかしその帰り道、別の麻薬組織という連中に襲撃されてしまう。
だがジョンとジェームズの見事な判断で無傷でその場から逃げることに成功する。
戻ったジョンたちはマリークに麻薬を渡すために取引の場へと向かった。
この時、ジョンは警察に電話してその場を押さえるように言っていた。
しかしいざ取引の時間になっても、警察は動かなかった。
そのまま取引は終了してしまい、マリークはその場から去ってしまった。
後日、ジョンは怒りをあらわにして検事の元を訪れた。
マリークを検挙しなかったのはその背後にいる麻薬カルテットの足掛かりになるかもしれないからだった。
事実、ジョンは大型麻薬カルテットを率いるエル・トポに気にいられて、さらなる仕事を任されるようになっていたのである。
エル・トポに呼び出されたジョンは、厳重なチェックを受けて彼の元へと通された。
そしてメキシコまで現金を運ぶように指示された。
この話をジョンは検事たちに話すと、この仕事を受けると生きて帰れないと言われた。
それでもやるしかないジョンはある作戦を立てた。
それはメキシコに入る前にエル・トポ一味を一網打尽にしてしまうというものだった。
ジョンはこの計画を成功させるために、ジェームズにもある依頼をしていた。
それはマリークからエル・トポの携帯電話の番号を手に入れるというものだった。
取引が終わる前にエル・トポの電話番号を手に入れて、それを警察に知らせることでその電話番号を追跡し逮捕してしまおうと考えたのだ。
現金を運ぶ日、ジョンはショットガンなどを準備し、作戦に備えた。
メキシコまでの道のりには当然のようにエル・トポの手下が付いてきていた。
現金を運んでいる途中、ジョンの情報が漏れてしまい、ジョンの息子のジェイソンが刑務所につかまっていることがエル・トポにばれてしまう。
エル・トポはすぐにジョンを殺すように指示した。
そのころ、ジェームズはマリークのアジトを襲撃し、番号を手に入れることに成功していた。
その番号を受け取ったジョンは警察に携帯番号を追跡するように指示する。
そしてエル・トポは見事警察によって逮捕される。
一方のジョンは、エル・トポの部下と壮絶なカーチェイスを繰り広げていた。
ショットガンを片手に、どんどん相手の車を吹っ飛ばして行くジョン。
しかし高速に乗ってしばらく走ったところで、ついに車がやられてしまい横転してしまう。
そしてジョンの元へ駆け寄る一人の人物。
それはエル・トポの部下・・・・ではなくて、任務を遂行した警察官だった。
こうしてジョンの命は無事救われ、エル・トポの逮捕に協力したことによりジェイソンはすぐに釈放されることとなった。
ジョンは協力してくれたジェームズに10万ドルの報奨金を退職金代わりだと言ってそっくりそのまま渡し、無事事件は解決するのであった。
という感じです。
最後の方は楽しめましたが、終始暗い映画で見ていて疲れましたね。
やっぱりドウェイン・ジョンソンと言えば肉体を使ったアクションがいいですね。
次はそういうのを見ることにしよっと。
以上がオーバードライヴの感想とレビューでした。