ここでは実際に映画「オーシャンズ12」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
オーシャンズ12・・・3つ星
原 題: OCEAN'S TWELVE
製作年: 2004年
製作国: アメリカ
出演者: ジョージ・クルーニー ブラッド・ピット マット・デイモン ドン・チードル
: バーニー・マック ケイシー・アフレック スコット・カーン シャオボー・チン
: エディ・ジェイミソン エリオット・グールド カール・ライナー
: ジュリア・ロバーツ アンディ・ガルシア キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
: ヴァンサン・カッセル ブルース・ウィリス アルバート・フィニー
監 督: スティーブン・ソダーバーグ
製 作: ジェリー・ワイントローブ
脚 本: ジョージ・ノルフィー
ラスヴェガスのカジノから1億6000万ドルが盗まれて3年。カジノのオーナー、ベネディクトは事件がオーシャン一味の仕業によるものと知る。事件後、盗んだ金を山分けし、それぞれ犯罪から足を洗い、まっとうな人生を歩もうとしていたオーシャンとその仲間たち。ところが復讐を誓うベネディクトは彼らの居所を突き止め、一人ひとり訪ねて回り、2週間以内に利子を付けて返済するよう脅迫するのだった。追い詰められたオーシャンたちは再び集結し対策を練る。結局彼らは返済のために再び大きなヤマに挑むべく、アムステルダムへと向かう…。 (TSUTAYA online より引用)
感想/レビュー
大ヒット人気映画オーシャンズの第2作目になります。
シリーズの中では最も残念な作品ですね。
私の評価も3作品中最下位です。
悪くはないんですけどよくも無かったですね。
あとTVで見たためにカットされているところが多かったです。
ちなみに今作のオーシャンズのメンバーはこのようになっています。
大泥棒ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)
詐欺師ラスティー・ライアン(ブラッド・ピット)
2人の恩師でラスベガスの有名人ルーベン(エリオット・グールド)
スリのライナス・コールドウェル(マット・デイモン)
メカ・爆発物を扱うバシャー・ター(ドン・チードル)
イカサマ賭博師フランク・カットン(バーニー・マック)
電気専門のリビングストン・デル(エディ・ジェイミソン)
雑伎団出身のイエン(シャオボー・チン)
潜入担当のマロイ兄弟、バージル(ケイシー・アフレック)とターク(スコット・カーン)
最年長のソール(カール・ライナー)
ダニーの妻テス・オーシャン(ジュリア・ロバーツ)
また今作では前作に続いての登場となっているテリー・ベネディクト(アンディ・ガルシア)や初登場のローマン・ネーゲル(エディー・イザード)、フランソワ・トゥルアー(ヴァンサン・カッセル)、イザベル・ラヒリ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)などが登場します。
さらに本人役としてブルース・ウィリスやトファー・グレイスも出演しています。
かつてないほどの豪華キャストとなっていますね。
なのにシリーズでは一番おもしろくないという何とも残念な感じに。
オーシャンズ12予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は前作で金をとられたベネディクトがオーシャンたちに返金を迫ってくるというもの。
前作から3年後、ベネディクトはある男からかつてのカジノ強盗はオーシャンたちの仕業であったと知る。
ベネディクトは1人1人に接触し2週間以内の返金を迫る。
盗んだ金を返さなければ殺されるため、ダニーたちは再度チームを結成する。
アメリカでは顔を知られ過ぎているため、オランダのアムステルダムで仕事をすることに。
アムステルダムにはラスティーのかつての恋人で刑事でもあるイザベラが住んでいた。
ダニーたちはまずはじめにある屋敷に泥棒に入る計画を立てる。
屋敷に侵入するためにラスティーはイザベラから話に聞いていた家を持ちあげるという方法を使って屋敷の警備システムを解除し、目的の物を盗みに入る。
しかしそこには物はなく、黒い狐の置物と「再生しろ」と書かれたレコーダーがあるだけであった。
また次の日強盗に入った屋敷の捜査に来たのはイザベラであった。
イザベラは手口からラスティーの仕業であるとわかり、すぐにラスティーの元を訪ねる。
そこでダニーとイエンはイザベラに顔を見られてしまい、さらにラスティーは携帯をイザベラにとられてしまう。
しかしここで今回の首謀者はナイト・フォックスことフランソワ・トゥルアーであることが分かる。
トゥルアーは今世紀最大の泥棒であるといわれているギャスパー・ルマークの弟子であり、ルマークが今No.1の泥棒はダニーであるといったことに腹を立てていた。
そこでダニーに挑戦状を送ったのだった。
ダニーがトゥルアーのもとを訪れると、No.1の座をかけて勝負をしようと言われる。
そしてダニーが勝ったらベネディクトへの借金を全て自分が持つとも言い放つ。
実はベネディクトに情報を漏らしたのはトゥルアーだったのだ。
ダニーはこれに乗り、トゥルアーと勝負することに。
盗む対象となったのはローマの美術館で展示される「ファベルジェの卵」。
オーシャンズはまた綿密な計画を立てるが、計画が成功する可能性は0%だった。
計画実行の時、トゥルアーの通報によりライナス、バシャー、ターク以外は全員つかまってしまう。
なんとしても計画を「ファベルジェの卵」を盗まなければベネディクトに殺されてしまうため、仕方なくライナスはテスを呼び寄せ計画を手伝わせることに。
その計画とはテスが女優のジュリア・ロバーツに変装し美術館を貸し切り、その間に「ファベルジェの卵」を盗み出すというものだった。
しかしここでブルース・ウィリスに出くわしてしまう。
緊急事態に陥るものの、途中で抜けていたソールが機転を利かし戻ってきたため、なんとかばれずに「ファベルジェの卵」を盗み出すことに成功する。
しかしそれを監視モニターで見ていたイザベラにつかまってしまい、結局オーシャンズは全員つかまってしまう。
そしてそこへFBIのモリー・スターになりすまし、ライナスの母親がオーシャンたちを国外へ連れ出す手助けをしてくれる。
見事に逃げおおせたダニーは再びトゥルアーの元へ。
トゥルアーはダニーに勝っていると思っているため上機嫌で「ファベルジェの卵」を盗んだ手口を教えてくれる。
鼻高々に語ったトゥルアーにダニーは勝った時にもらえることになっていたお金を要求する。
わけのわからないトゥルアーはダニーを問い詰め、自分が盗んだのはレプリカであったことを知る。
実はダニーたちは「ファベルジェの卵」が美術館に展示される前に卵をすり替えていたのであった。
そこに一枚かんでいたのはトゥルアーの師匠であるルアークであった。
ルアークはトゥルアーがダニーたちに絡んでしまったのに責任を感じて、ダニーに情報を提供していたのであった。
こうしてオーシャンズは見事に勝ちを収めたのであった。
ちなみにラスティーはその後イザベラを連れてルアークの元を訪れる。
実はイザベラの父親は大泥棒のルアークだったのだ。
こうしてイザベラも晴れてオーシャンズの仲間入りに。
しかし続編では残念ながら出演していなかった。
前作に比べるとやはりもの足りなさを感じた作品ですね。
やはり最大の見せ場である盗みの場面がしょぼかったせいでしょう。
トリックが単純だったのが残念でしたね。
以上がオーシャンズ12のあらすじと感想のレビューでした。